太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

ヘビロテ「ぽたぽた焼き」

2022-07-19 07:45:43 | 食べ物とか
私は困っている。
ぽたぽた焼きが、止まらない。


1986年に発売開始されたというから、36年も売られ続けているロングセラー。
日本食スーパーに行かなくても、近所にあるスーパーで買える、貴重な日本のおせんべいだ。
そこは地元スーパーだが、数年前にドン・キホーテが買収し、少しずつ日本の商品が並ぶようになった。
とはいえ、青シソを知らない人がほとんどの場所で青シソを売っても売れるわけがなく、しなびた青シソが悲しそうに並んでいる。
だから、もっぱら生鮮品ではないもの、調味料やお菓子類が少しずつという感じ。
それも、売れ行きを見ながら仕入れているのか、喜んで買っていると、いつのまにか店頭から消えてしまう。
それで気に入ったものは、なるべく頻繁に買っているというわけ。
(ショコラケーキにハマった話はコチラ

醤油せんべいがなかったので、懐かしい「ぽたぽた焼き」を買ったら、見事にハマった。

亀田製菓のサイトを見たら(どこまで熱心)、1986年の発売から、何度も甘さや食感の改革をしており、最近では2010年に「すっきりした甘さ」にしたのだという。
さすが大御所の亀田製菓。
ヘタなものは作ってない。
スーパーに行くと、これを二つか三つ買ってくる。
夫が一人でスーパーに行くという時は、必ず買ってきてもらう。

「ああ、あのグランマのせんべいだね」

夫は食べないが、食品庫に常備してあるので、パッケージを覚えてしまった。


子供の頃、残ったお正月のお餅を香ばしく焼いて、砂糖と醤油を混ぜたのにつけて食べたのを思い出す。
海苔と醤油の磯辺焼きもいいし、きなこの安倍川餅もいい。
大根おろしと醤油の、辛み餅もなかなか乙な味。
静岡市の安倍川のほとりに、「せきべや」という老舗の安倍川餅専門店がある。
そこでは、きなこ、餡子、辛み餅の3種類が食べられるのだが、商売っけのない家族が、にこりともしないでお客に接するので、安倍川は食べたし、不愛想に負けない心の準備をせねば行かれぬし、というところだった。
でも、そこの出来立ての安倍川は本当に美味しい。
今はどうなっているだろうか。


そんなことを思い出しながらぽたぽた焼きを食べていると、かなり強く自制しないと止まらなくなる。
食品庫に予備のぽたぽた焼きがなくなると、不安になる。
完全に中毒。
ぽたぽた焼きにはなにか、中毒にさせるようなものが入っているのではないか。(なわけない)