太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

与えるほど乾くのは

2020-08-23 14:23:54 | 日記
職場が、月火水は店をcloseすることになった。
パールハーバーや、他の観光地は既に数週間前に営業日を減らしていたが、
いよいよウチの番か。
週に1日働くペースになるけれど、週末の土日のどちらかが仕事になるので
夫と過ごせる休日は、依然として週に1日のみ。
今日は貴重な週1日の二人の休み。
やっぱりビーチで朝は始まる。

朝7時のビーチ

ヤル気満々




保湿シートの話。

遅まきながら、顔に乗せる保湿シートにはまっていたのだけれど
ここのところ、使うのをやめてしまった。
ほぼ毎日、あの保湿シートを乗せてテレビを観たり、本を読んだり。
そのあとは確かにしっとりするので、肌が若返るような気がしていた。
でも、シートを乗せるのを忘れると、すぐに乾いた感じがする。
あわててシートを顔に乗せると、潤う。

あるとき、在庫がなくなってしまい、洗顔したあと、ローズウォーターだけをたっぷりつけて、部屋の掃除を始めた。

インディアンマーケットで買った

気が付いたら、肌が乾いていない。
ローズウォーターは水なので、それだけでは潤わないと思うから
自前の潤い成分が出てきたのかも。
その日から、保湿マスクをやめてみた。
洗顔後は、ローズウォーターをつけ、しばらく様子をみてから
潤い成分入りの化粧水をスプレーし、
またしばらく様子をみて、必要なら保湿クリームを塗るようにした。
そして2週間。
なんか、全然問題なし。
保湿シートを毎日使っていたとき、使わないとあんなに乾いた感じがしていたのが嘘のよう。

84歳になる実家の母は、いまだにとてもきれいな肌をしている。
白くて、ふっくらとしていて、とてもその年齢の肌には見えない。
母はいつも、洗顔のあと、水をしっかりと肌にしみこませていたのを思い出した。
それから、「ソーマ化粧品」の化粧水を、そっとのせる。
母はこのソーマを何十年も愛用しているのだ。



私の結論。
ぬるぬるした潤いより水、そしてぬるぬるの潤いは与えれば与えるほど乾く。


身体の細胞は、定期的に生まれ変わっているのだから
手入れをするのに遅すぎることはないと思う。
一休みしていた間にも買いこんで大量に余った保湿シート。
夫がけっこう使ってくれている。
額や、頭のハゲたところに乗せて
「かわいくなぁれ」
と念じている。
効果はともかく、無駄にならず、幸い。







念飛ばし

2020-08-22 07:50:21 | 不思議なはなし
想念は見えないけれど、瞬時に飛び、確かに届く。
私は1度、怖い思いをしたことがある。

2009年頃だったか、今はないが、当時描いていたブログを通じて知り合った仲間と東京で会った。
スピリチュアル感満載な人達ばかりで、そのうちの一人の家に集まった。
誰かが友達を連れてきて、それを仮にAさんとしよう。
Aさんは美人で、いかにも霊感が強そうな、でもどこか暗い雰囲気があった。
Aさんとは、直接には大した話はしなかったと思う。
私たちは楽しく過ごして、私はその晩はその家に泊まり、翌日家に帰った。
その晩、寝ていたら、左の胸が痛くなって目がさめた。
生理の時に胸が張るときがあるが、それをかなり強烈にしたような感じ。
なぜか左側だけ。
昼間、仕事をしていても痛いし、しばらく様子をみて、痛みが取れないようなら病院に行こうと思った。

数日後、どういう理由か忘れたが、Aさんと連絡を取る機会があった。
この前は楽しかったね、というような流れから、

「次の日からあなたにずっとエネルギー送ってたのよ」

とAさんが言うではないか。
私は背筋がゾゾォー・・・っとした。
それって、エネルギーというより念で、
送るというより、飛ばしてたんじゃ・・・・?
たとえばレイキを人に送る場合には、必ず相手の承認を得るという約束事がある。
Aさんに悪気はないのだとは思うが、勝手に送られても困る。
それも、どう見ても良からぬものではないか。
その後、Aさんは念飛ばしに飽きたか、胸の痛みは消えた。



そんな私も、過去、あのとき念を飛ばしたのだなと思うことがあった。

前の結婚11年が過ぎた頃。
突然なにもかもが嫌になり、身の回りのものだけカバンに詰めて家出をした。
私は離婚したい意志は固かったが、前夫は絶対に離婚を認めようとしなかった。
自分は変わるから、やり直すの一点張り。
変わらないのはわかっていたし、変わったとしても、もうその人とは何を始める気持ちもなかったから、どうでもよかった。
11年、耐えて耐えて臭いものに蓋をし続けてきた私には、もう何の情の欠片も残っていなかった。

私は実家に身を寄せて、寝る前に、前夫のいる家に「エネルギーで」行った。
目を閉じると、門が見えた。
私が気に入って選んだレンガの階段をのぼり、玄関ドアを抜けて中にはいる。
玄関ホールには、私が好きだったクリムトの大きな額がかかっており、
リビングのドアを抜け、テレビの前に置かれた二つのリクライニングチェアの前に立つ。
前夫がいつも座っている椅子に向かって、
『ただもう別れてくれたらそれでいい、別れて、別れて』
土下座でもするような激しさで、毎晩毎晩訪れて、言い続けた。

私には長く感じたけれど、家を出てから3か月で離婚が成立した。
向こうに決定的な落ち度があったから、法廷に出ることもなかった。
あとになって、私はあのとき、生霊ぐらいにはなっていたんじゃないかと思う。
ドロドロー・・と毎晩来られて、相手はすっかり疲労したのかもしれない。



想念は目に見えないだけで、常に外に向かって飛ばしているものであり、
知らずに受け取ってしまっているものなのだろう。
今の夫に、背中をマッサージしてと頼まれて渋々やっていたら
急に夫の具合が悪くなったことがあった。
私の渋々の想念が、そのまま夫に影響したのだと思う。


重苦しい想念が湧いてきてしまったと気づいたら、
できるだけ早くリセットするように心がけている。
誰かを心配する気持ちも、重い。
1度送信したメールを取り戻せないように、送信し続けていれば、
それと同じ波動のものを自分に集めることにもなる。



飛ばすなら、良いものを。










お知らせ機能

2020-08-21 09:23:37 | 日記
青シソを長持ちさせる方法を発見、という記事に賛同してくださった方々、ありがとうございました。嬉しいなァ。
夏を、青シソで少しでもさわやかに過ごしたいものです。



画期的なジッパー「Zippro」が、アメリカで開発されたという。
ジッパーの頭の、指で持って動かす部分。

Zipproがついたバッグを開けたままにしておくと、
「開いてますよ」というお知らせがスマートフォンに表示され、スリから身を守れるらしい。

また、Zipproがついたジーンズなどを履いていると、
「普段よりもトイレに行く回数が多めですよ」というお知らせがスマートフォンに表示され、身体の不調を知ることができるらしい。

・・・・・・・・・・・・


それって、ほんとに便利なの?


バッグの開閉や、トイレの頻度までお知らせされたくないわい、と思うのは私だけか。
それに、バッグの口が開いたままだというお知らせがスマートフォンに表示されたとしても、
スマートフォンはバッグの中で、着信に気づくかどうかわからない。
私の場合、携帯電話を持たずに出かけることもよくあって、
家でひっそりそんなお知らせがあっても仕方がない。


結婚したばかりの頃、張り切って最新家電を揃えたら

ご飯が炊けたといってはピーピー、
お風呂が沸いたといってはピーピー、
電子レンジの中に物が入ったままだといってはピーピー、
冷蔵庫のドアが開いているといってはピーピー、
洗濯が終わったといいえはピーピー、
加湿器の水がなくなったといってはピーピー、
ファンヒーターの灯油がなくなったといってはピーピー。

仕事からバタバタ帰ってきて、座る間もなく家事をしているときに
あっちでこっちで同時にピーピー鳴るので私はブチ切れた。
「ピーピーピーピーうるさいんだよっ!!!!!!!」

人間はクローンも作るし、宇宙にだって行く。
ピーピーなる代わりに、そっと灯油を足してくれるとか、冷蔵庫のドアを閉めてくれるとかしてくれたっていいと思う。



キッチンのオーブンや電熱ストーブを、たまに消し忘れることがある。
オーブンは物を出したあとで、ストーブは鍋が乗っていない状態なので火事にはならないけれど、
何もないのに加熱し続けていたら、奥ゆかしくピーと鳴ったあとで、
そっと消してくれるようなテクノロジーが開発されるのを待っている。









ウベ

2020-08-20 11:58:04 | 食べ物とか
ウベは日本でも認識されているんだろうか。
ハワイに住むようになってから知ったもののひとつで、
フィリピン原産の、紫色の芋である。
オキナワンと呼ぶ、紫のサツマイモはこちらでも売っているが
見た目は似ていても、ウベと紫芋は別物。
ウベの色は、赤みの強い紫で、紫芋は、青みが強い紫。
紫芋は甘味があるが、ウベには甘味はなく、ねっとりしている。



ウベのパフクリーム

ウベには味という味がないので、さまざまな料理に使える。
特に、デザートはいろいろある。
紫になるのは、紫外線から守るため(うろ覚え)だそうで、
ハワイのタロ芋もしかり、ウベもしかり、
紫外線が強い土地で育つ芋は紫色なんだと納得。









一人さんの教え

2020-08-20 09:10:14 | 日記
今朝、玄関先で水やりをしていたら、義両親が外出先から戻ってきた。
「おはよう、どこ行ってきたの?」
と聞くと
「車買ってきたの」
とシュートメ。
義父の車の用事があってディーラーに寄ったら、
シュートメが乗っている車が、もう生産しないことになったと聞き、
それじゃあなくなる前にひとつ買っておくか、ということらしい。
茄子買ってきたの、みたいなノリで。
彼らは優雅な老後を満喫してる。


銀座まるかんの斎藤一人氏は、飯田史彦氏と並んで私のスピリチュアルの入り口だった。
飯田史彦さんが、大学の先生みたいだ(実際そうなんだけど)としたら
斎藤一人さんは、近所のオジサンという感じの(失礼)親しみやすさがあって
土に水がしみ込むように、一人さんの言葉が心に響いた。

人の幸運を心から喜べない、ちっさい自分を見つけたとき、思い出す話がある。


友人が、親のお金で家を建てたとします。
「なんだよ、あいつは何の苦労もしないで親の金で家を建てやがって」と舌打ちする人がいます。
でもそこは、
何の苦労もしないで家を建てられて、よかったね、と思っていればいいんです。


私は心の狭い人間なので、
アート仲間の作品が売れると、なんだか自分はダメなような気がしてしまう。
大きなオーダーももらったし、オリジナルだってこの3か月で3つも売れたのに、
些細なことで、人の幸運を喜びたい気持ちと、比べて卑屈になる気持ちがせめぎあう。

転職を繰り返していた夫が無職の時期は、辛かった。
会う人全員、「ちゃんとした仕事もってるんだろうな」などと思ってしまい、
また、そう思ってしまう卑しさが自分を傷つけた。

誰かにあるものが、自分にはない。
「ない」の視点から見たら、ないものだらけだ。
けれどこれは、「ある」ことにフォーカスして感謝しよう、ということではない。
誰が何をもっていようが、自分には関係がない。
誰でも、あるものもあるし、ないものもある、ただそれだけ。


妹の子供が幼稚園のときだったか、運動会の競走は、みんなで手をつないでゴールする、というのを聞いて、私は嘆いた。
1番とかビリを作らないのが目的だと聞いて、あきれた。
負けるくやしさ、勝つ喜びを知らずに育ったら、社会で生きてゆく間に挫折してしまうと思った。

それは大きな勘違いだった。

物心ついたときから、ずっと比べて比べられて育った者は、それが当たり前だと思って生きている。
テストの成績が廊下に貼り出される、校庭を何周走ったかがシールでわかる、
描いた絵に点数がつく、営業の成績がグラフになる、志望校に落ちて死にたくなる。

受からなかった学校や会社は、あなたが受からなくてもいい学校や会社なんです。

一人さんは、そういっている。

競争なしに生きてゆける世界に、そろそろ行こう。
良い悪いではなく、違うだけだということを知る聡明さをもちたい。


幸運な人が、自分が憧れるような人が近くにいるということは、
同じことが自分にも起こる可能性があり、前触れなのだという。
なぜなら、類は友を呼ぶ、のであり、似たような波長の人が近しくなるのだから。
だから、人の幸運をやっかんで、自分の幸運を遠ざけるのはもったいない。


ということは、
茄子を買うように車を買って来る世界が、私を待っているのである。
楽しみだなあ。
心は狭いが、単純にできていてよかったと思う。