Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

湧出宮<和伎座天乃夫岐賣神社>(2017年11月11日参拝)

2018年01月20日 | 神社
木津川には意外にも式内社が幾つかあり、
これから参拝する湧出宮も式内社です。

湧出宮は通称であって正式名は和伎座天乃夫岐賣神社。

普通読めませんが「わきにますあめのふきめ」と読みます。


木津川市独自で開催された2017秋の社寺秘宝・秘仏特別開扉では、
踊り絵馬や三十六歌仙図が10月25日~31日まで公開されたそうです。


JR奈良線棚倉駅前に鎮座しており、
電車だと便利ですが車を停める駐車場がありません。

一瞬、神社の隣の駐車場が神社専用かと思ったけど月極でした。

仕方なく鳥居前の邪魔にならないスペースに停めて参拝開始。



所在地:京都府木津川市山城町平尾里屋敷54
御祭神:天乃夫岐売命、田凝姫命、市杵島姫命、湍津姫命
創建:天平神護二年(766)
社格:式内社、郷社


【由緒】
創建は今より1200年余り前の、称徳天皇の天平神護2年(766)に、
伊勢国渡会郡五十鈴川の畔より、御祭人として此の地に、
勧請申し上げたと伝えられている。

社蔵の文書(和伎座天乃夫伎賣大明神源縁録)によれば、
御祭神天乃夫伎賣命とは天照大神の御魂であると記されている。

恐れ多く神秘なるが故にかく称し上げたとある。
後に田凝姫命、市杵島姫、瑞津姫命を同じく、
伊勢より勧請して併祀したとある。


平成3年には氏子、崇敬者の浄財拠出により、
神楽殿・社務所が全面改築新装された。
 
涌出森境内一帯は弥生期の居住跡として、
弥生式土器・石器等が出土し、社無所改築前の発掘調査で、
竪穴式住居跡も確認されました。


【鳥居】



【狛犬】



【参道】


意外と奥深い参道です。


【鳥居】



【神門】



【拝殿】



【社務所】


木津川市の式内社は由緒ある神社であっても、
普段は無人のようです。


【御神馬】



【幣殿・本殿】






本殿は元禄5年(1692)に再建されたもの。


【御朱印】



【境内社】




熊野社、天神社等。


【春日社】



【稲荷社】



【布袋尊】


何故か布袋尊が祀られていました。

これにて湧出宮の参拝終了。

御朱印はありません。