Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

多聞山 常念寺(2017年11月11日参拝)

2018年01月16日 | 仏閣


続いて参拝するのが、またしても常念寺というお寺。

先に精華町にある常念寺は参拝しましたが、
京都非公開文化財公開にはもう一寺参加されています。

こちらの常念寺は木津川市にあります。

お寺の山門前に4,5台分の無料駐車場がありました。


所在地:京都府木津川市加茂町里小田22
宗派:天台真盛宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:延徳年間(1489-1492)
開基:盛憲上人
開山:真盛上人(円戒国師)



【山門】





【本堂】


平成8年(1996)に再建された本堂へ。

綺麗なお姉さんがボランティアガイドとして説明していただく。

他のお寺はおっちゃんが多かったので、
嬉しかったわ~。(^^


【阿弥陀三尊像】


案内板を撮影したもの。

高さ2メートルの御本尊の阿弥陀三尊像は、
実際に見るととても迫力があって威厳がありました。

嬉しい事に近くに寄って拝む事が出来ます。

内陣もとても綺麗です。

左右の脇段には地蔵菩薩半跏像、十一面観音菩薩立像が、
御本尊の後ろには釈迦三尊像や薬師三尊像が祀られていました。

その全てを説明していただいて大満足。

ここを参拝して本当に良かったと思います。

事前予約すれば拝観可能とのこと。


【境内】




新しいお堂の建設や庭園整備がされていました。


【舎利堂】


ここは檀家さんの為のお堂ですので、
一般人は参拝しなくていいです。


【平和観音】


上に大きな観音像があるので行ってみた。


【紅葉】



【平和観音】








【レリーフ】






釈迦三尊像や十六善神像の大きな石板のレリーフが、
平和観音の後ろにありました。








かなり大きなレリーフで大金が必要だったでしょうね。
檀家さん頑張ったね。(笑)


【平和観音】





【紅葉】





【風景】



【紅葉】






庫裏前の紅葉。

結局、今年の紅葉は個人的にこれが最後でした。(^^


【菊】









【蹲踞】



【御朱印】


地蔵菩薩の御朱印もいただけますが、
今回は御本尊をいただきました。

西念寺(2017年11月11日参拝)

2018年01月15日 | 城南西国三十三所観音霊場


続いて西念寺というお寺へ。

典型的な田舎の集落という場所に西念寺はあります。

近くになればなるほど路上駐車の車ばかり。




車のナビはこんな道をまだ案内する。

これはヤバいと危険を感じ、
駐車場を探すも見当たらない。

あー、だから路上駐車ばかりだったのね。




仕方なく少し離れた邪魔にならない場所に、
車を停めさせてもらい徒歩でお寺へ向かう。


所在地:京都府木津川市鹿背山鹿曲田65
宗派:西山浄土宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:元禄6年(1693)
開山:不明
札所:城南西国三十三所観音霊場



【縁起】
ここは恭仁京と至近の鹿背山の山中で、もともと異国の僧が修業し、
後に行基が堂塔を建立し薬師如来を本尊として浄勝寺と言われましたが、
元応3年(1321)焼失してしまいました。

その後、城山の峰に移転するも鹿背山城と共に戦乱に巻き込まれて再び焼失、
天正17年(1585)に現在の地に移されたといいます。

元禄6年(1693)浄土宗として正式名称鹿山医王院西念寺となり、
阿弥陀如来を本尊とし、薬師如来は薬師堂に収められることになりました。



【山門】




やはりこのお寺には無料駐車場はありませんでした。


【案内板】


写っているのが御本尊の阿弥陀如来です。


【鐘楼堂】



【不動明王】



【山門】


境内から山門を撮影したもの。



【本堂】


拝観料を受付で支払い堂内へ。

堂内はそんなに広くありませんが、
あったかい雰囲気を感じる堂内です。


【阿弥陀如来坐像】


こちらは普段裏堂に祀られている阿弥陀如来で、
案内板に写っているのが御本尊です。

画像は全てネットで拾ったものです。


【十一面千手観音菩薩】


小さい仏様でしたが綺麗でしたね。

御本尊の後ろには裏堂というのがあり、
高僧の坐像は本堂外陣から見えました。


御朱印を書いていただいている間に薬師堂へ。


【境内】





【池】



【紅葉】



【石仏】





【薬師堂】


こちらでもボランティアガイドさんの説明を聞く。




薬師堂には薬師如来、月光・日光菩薩、十二神将が祀られていました。

画像はネットで拾ったものです。


【御朱印】


御朱印は他に十一面観音菩薩があり、
今回は阿弥陀如来と薬師如来をいただきました。

素朴なお寺でしたが良いお寺でした。

御霊神社(2017年11月11日参拝)

2018年01月14日 | 神社
大智寺から次のお寺に向かって47号線を走っていると、
なかなか立派な鳥居を発見。

見つけてしまったからには参拝しなければなるまい。(^^


所在地:京都府木津川市木津宮ノ裏48
御祭神:天穂日命、天津彦根命、活津彦根命
創建:貞観18年(876)
勅願:清和天皇


【由緒】
社殿によれば平安時代の貞観18年(876)清和天皇により、
天下泰平悪気防護の守護神として創建。

木津郷の産土神として永く祀られてきました。

その後、いく度と戦火に会った為、
江戸時代の享保年間(1716~1736)に再建され、
御霊神社と改称されました。

毎年10月後半には江戸時代、五穀豊穣を祈願し、
御輿を担いだのが始まりといわれる木津御輿太鼓祭が行われ、
御霊神社、田中神社、岡田国神社で布団太鼓台が、
拝殿を三周廻り宮出する拝殿廻りが行われる。


【鳥居】


駐車場らしきものはありませんが、
鳥居の横に適当に停める事は可能です。


【境内】



【立砂】



【拝殿】





【仮屋】






岡田国神社にもありましたが、
祭りの時に宮座達が座する場所なんでしょう。


【稲荷社】



【本殿】


拝殿裏手に本殿があるのは当然として、
近くまで行けるようです。





【狛犬】



【境内社】



【蔵】


予想以上に立派な神社でしたが、
普段は無人のようです。

御朱印は恐らく無いと思われます。

大智寺(2017年11月11日参拝)

2018年01月13日 | 城南西国三十三所観音霊場


木津川を渡り次に参拝する大智寺へ。

24号線からナビで進むと必ずトラップに引っかかります。(^^;

土手沿いの下にお寺が見えていて、
もうすぐ到着だと安心していたら、
どう見ても車が通れ無い細い道をナビは案内するんですよ。(泣)

仕方なくグルっとまわって地図を見ながら何とか到着。

狭い道だから不安だらけでしたが。(^^;



所在地:京都府木津川市木津町木津雲村42-1
宗派:真言律宗
御本尊:文殊菩薩
創建:弘安年間(1277~1278)
開基:慈心(慈真)和尚
開山:興正菩薩叡尊商人
札所:城南西国三十三所観音霊場


【縁起】



【山門】


山門横に無料駐車場がありました。


【本堂】



【文殊菩薩】

(画像はネットで拾ったもの。)

境内から文殊菩薩が見れて拝めたので、
今回は堂内に入って拝観しませんでした。

事前予約すれば拝観出来るし400円で済むので。(^^;

正直拝観料800円は高い。
400円が妥当だと思いますね。

拝観予約は下記のHPで確認してください。

http://www.daichji.com/information/


【鐘楼堂】



【地蔵尊】



【十三重石塔】



【御朱印】


書置き対応でした。

祝園神社(2017年11月11日参拝)

2018年01月12日 | 神社
常念寺の菩薩立像はかつて祝園神社の境内にあったという、
薬師寺の本尊でありました。

常念寺から祝園神社まで車で数分の場所に鎮座しているので、
急遽参拝することにした。

祝園と書いて「ほうその」と読みます。

漢字だけ見るとおめでたい名前ですが、
全く反対の意味があるからたまらない。

日本書記によると武埴安彦の叛乱により多くの戦死者の屍が、
この地に投げ捨てられたことから羽振苑(はふりその)と呼ばれ、
後世になって祝園と付けれたそうです。

そして武埴安彦が鬼神となりてこの地域の人々を苦しめた為、
それを鎮める為に春日大神を勧請し創建されたのが祝園神社です。



所在地:京都府相楽郡精華町大字祝園小字柞ノ森18
御祭神:健御雷命、経津主命、天児屋根命
創建;不明
社格:式内社、郷社



【由緒】
人皇第10代崇神天皇の御代、第8代考元天皇の皇子、武埴安彦が、
朝廷に反逆を企て遂に此の地に於いて討伐されたが、
亡魂、柞ノ森に止まり、人民を悩ませしを第45代聖武天皇神亀年中に、
これを撲滅せんとするも鬼神の所業なれば、人力にては如何ともなり難く、
後年48代称徳天皇の御代、神力を以てこれを撲滅せよとの勅命により、
大中臣池田六良広綱、宮城七良朝藤が、祝部となり、
神護景雲4年の春日の大神を御勧請し創祀された。

かくして斎戒沐浴精進祈願により、神力の加護の基に遂に悪霊撲滅の難業なり。
広綱、朝藤の功と相俟って揃って漸く悪病平癒、人民安堵、農家の繁栄、
商工業の隆盛を見るに至った。

かかる霊験灼かなる神なれば貞観元年正月に神階位従五位下を授け、
後年延喜式内大社に列せられる。天正4年には天下泰平の国宣あり。

院參の官人及び武門武将の尊崇深く、
社殿の修造に寄進の事がしばしば見受けられ、
慶応3年には有栖川官家より御寄進を賜り、同官家の御祈願所となる。

明治6年郷社と定められ祝園村の産土神と決定の旨達せられる。


【鳥居】


駐車場が無かったので鳥居前に停めさせていただきました。


【神門】



【境内】


少し薄暗い雰囲気の境内です。


【社務所】



【割拝殿】





【本殿】





【狛犬】




キン〇マでは無く、誰かが置いた梨です。(笑)


【境内社】








天気が曇りということもあるけど、
この神社の雰囲気は余りよろしくないですね。

やはり古に屍が山積みになった地であり、
武埴安彦の悪霊を鎮める為に建立された神社だけある。


御朱印は鳥居横の宮司さんのお宅でいただけるようですが、
ピンポン押してまでいただこうとは思いませんでした。

慈親山 常念寺(2017年11月11日参拝)

2018年01月11日 | 城南西国三十三所観音霊場
今年の京都非公開文化財は京都市内より、
木津川市や精華町が充実しています。

京都市内から相楽郡精華町へ移動し常念寺へ。

薬師菩薩、吉祥薬師如来と称される菩薩形立像に、
お会い出来るのが楽しみです。
 



しかしナビは最後の最後でこんな細い道を案内する。

車は通られへんちゅうねん。(泣)

仕方ないので三角コーナーに車を停めて徒歩でお寺を探す。

するとすぐにお寺が見つかり駐車場もあることが判明したので、
ぐるっと廻って何とか車を無料駐車場に停めれました(^^



所在地:京都府相楽郡精華町大字祝園小字神木段55
宗派:融通念仏宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:不明
開山:不明
札所:城南西国三十三所観音霊場



【縁起】



【全景】


よくある檀家寺ですね。


【山門】


ここから先は撮影不可でした。

まずは本堂にお参りです。

小さな本堂で内陣も狭いですが、
椅子に座りボランティアガイドさんの説明を聞く。

厨子に安置された御本尊の阿弥陀如来立像は、
残念ながら垂れ幕によって、お顔がよく見えませんでした。

向かって左の脇段には創建時の御本尊である阿弥陀如来坐像や高僧の坐像、
反対の右脇段には如来を思わせる水難供養地蔵尊がが祀られていました。

本堂の次は境内にある薬師堂へ。


【菩薩形立像】


重要文化財。
(画像はネットで拾ったものです。)

如来のような気品があるわけで無く無骨なお顔でした。

こちらでも檀家さんと思われるガイドさんがいて、
詳しく説明していただきました。

この菩薩形神像は薬師菩薩だそうですが、
薬師とくれば如来が普通ですが菩薩というのは初めて見ました。

これは非常に珍しいですね。

でも、手には薬師如来にはあるべきはずの薬壺がありません。
その事についてもガイドさんから説明がありました。


【薬壺】




画像はネットで拾ったものです。

戦後の修理の際に薬師如来が菩薩形ではおかしいということで、
菩薩として左手を新しく造り変えられたとのこと。

以前の左手は今もお寺に保存されています。


しかしその後の調査により旧薬師寺の御本尊であった事や、
脇段に十二神将が祀られていることから、
薬師像であるのは間違い無いとのこと。

神仏習合の過程で生み出された神が顕現した菩薩形神像であるが、
神像は僧形の形態が普通なので、
こちらの菩薩形立像は例外的な存在だそうです。


【御朱印】


書置き対応のみでした。

このお寺は撮影不可ばかりでしたので、
お寺の様子や仏様がよく分からないと思います。

しかし、YouTubeで御住職自ら案内されているので、
お寺の様子が見れますよ。




また、事前予約すれば拝観可能です。

報土寺(2017年11月11日参拝)

2018年01月10日 | 仏閣
小豆島の余韻も冷めやらぬ中、
今日は久しぶりに京都市、木津川市方面へ。

京都非公開文化財特別公開が1日から12日まで開催ということで、
まずは京都市内の立本寺の近くにある報土寺を参拝です。


【立本寺】


約4年振りに訪れましたが、
以前は無かった柵があり入れないようになっていました。

閉鎖的だったお寺が更に閉鎖的になったようです。

非常に残念ですね。


ま、そんなことはおいといて、
報土寺には駐車場がありませんので、
付近の有料駐車場に停めていざ参拝。



所在地:京都府京都市上京区四番町仁和寺街道六軒町西入四番町120
宗派:浄土宗知恩院派
御本尊:阿弥陀如来
創建:定観元年(859)
開山:行教上人


【縁起】



【案内板】



【表門】


普段は檀家寺というのが分かる雰囲気の表門です。

失礼ながらそうは思えなかったけど重要文化財とか。


【本堂】




重要文化財。

こういう機会じゃないと参拝出来ないので嬉しいですね。

拝観料800円は少し高いと思いますが。

ネットの情報によると事前予約すれば拝観出来るみたい。


【遊女観世音菩薩】


菩薩には色んな名前がついていますね。

遊女が付いた名前の観音さんは初めて見ました。

何故そのような名前かというと、前住職が夢の中で遊女の霊を見て、
その慰めの為に遊女観音を建立すると、
遊女の霊を見なくなったそうです。

報土寺はかつて旧遊郭街の一角にあり、
亡くなっても引き取り手のない遊女の仮通夜を引き受け、
投げ込み寺と呼ばれたそうです。

この辺りが遊郭だったなんて今は面影が全く無いですね。


【地蔵堂】


本堂より先にお参りさせていただく。


【腹帯地蔵尊】




予想を遥かに凌駕した美しくも立派な地蔵尊がいらっしゃいました。

思わず興奮してしまった。(^^






衣の彩色もよく残っており美しい。


【阿弥陀如来】


本堂に上がらせていただく。

まずはボランティアさんの説明を聞いてから、
向かって右側に安置されている阿弥陀如来を拝仏。

こちらは約100年振りに里帰りした阿弥陀さんで、
普段は京博に預託中とのことです。
(画像はネットで拾ったもの。)

小ぶりながらも上品な仏様でした。

重要文化財。


外陣には照福院の肖像画と御位牌もありましたね。

黒田官兵衛の正室である照福院は大河ドラマでは、
中谷美紀が演じていたといえばイメージしやすいでしょうか。

肖像画では剃髪し年老いた女性でしたが。


照福院の墓所も公開されていましたが、
朝から一般の墓地に入るのは嫌だったので行っておりません。


【鎮守社】


光吉稲荷大明神と八幡宮。


【御朱印】




全て書置きで全四種類ありました。

明王寺(2017年11月5日参拝)

2018年01月09日 | 小豆島八十八ヶ所霊場
さて、長かった小豆島の巡礼もいよいよラスト。

それが36番札所釈迦堂と同じ境内にありながら、
37番札所となっているの明王寺です。

というか、釈迦堂は明王寺の一つのお堂だろうね。



所在地:香川県小豆郡小豆島町池田4305
宗派:真言宗
御本尊:不動明王
創建:不明
開山:不明
札所:小豆島八十八ヶ所霊場
納経:36番・37番


【石段】



【本堂】




外陣には何でも揃う程、いろいろ売っていました。

私は専用の御朱印帳は通販で買いましたが、
札所のお寺や初打ちには売っていますよ。


【不動明王】


御本尊は厨子に安置され秘仏で御前立がいらっしゃいました。

寺伝によると弘法大師作とされているが、
行基菩薩が刻んだ伝説もあるそうです。

まぁ、弘法大師や行基菩薩云々は箔付けの為に、
後世の人々が言い出した創作でしょう。


【賓頭盧尊者】



【毘沙門堂】


毘沙門天が祀られていました。


【修行大師】



【ぽっくり観音】



【御朱印】


こちらでは二体の御朱印がいただけました。

これにてオールアップ。

フェリー乗り場に向かうとしよう。


【坂手湾】


ジャンボフェリー乗り場がある坂手港に到着。

時間があったので飯でも食おうと思ったが、
近くに食べるお店が大阪屋しか無く、
しかも閉まっていて僕は途方に暮れる。

一番大きなフェリーが発着する坂手港に食べる店が無いとか予想外です。

土産物を売ってる店があったけど、どこでも買える商品ばかりで需要無し。

せめてコンビニでパンで買っとけば良かったよ。(^^;


【巡視艇きよづき】




とりあえず暇なんで港で時間潰し。


【スター・アンガー 】




なんじゃこらー。

美井戸神社の怪物と同じ作家が造ったもの。


【雑魚】


時間がきたので乗船。

さらば小豆島。

いつの日か必ず帰ってきます。


【夕陽】



【夜景】




神戸港に到着。

お疲れ自分。(^^

釈迦堂(2017年11月5日参拝)

2018年01月08日 | 小豆島八十八ヶ所霊場
フェリーの時間まで少し時間がある。

そういや小豆島で唯一の重文の釈迦堂を見て無かったと、
急遽思いだし36番札所釈迦堂へ行く事にした。



所在地:香川県小豆郡小豆島町池田4305
宗派:真言宗
御本尊:釈迦如来
創建:不明
札所:小豆島八十八ヶ所霊場


【全景】


大型の無料駐車場がありました。


【鐘楼堂】



【釈迦堂】


元は高宝寺のもので池田庄内11カ寺の諸法事を行う会座堂だったとか。

大永2年(1522)地頭須佐美氏の子孫である源元安入道盛椿によって着工、
11年後の天文2年(1533)に建立。

明治には国宝に、昭和の格付けでは重文に指定されたもの。


【内陣】


嬉しい事にお堂の扉は開かれ、厨子も開かれておりました。


【釈迦如来】




更に嬉しい事に釈迦堂の中に入って近くで見る事が出来ました。(^^

目の前で普通に見れるんだから最高ですね。


【弘法大師・地蔵尊】



【御朱印】


隣りの37番札所明王寺でいただいたものです。

マルキン醤油記念館(2017年11月5日拝観)

2018年01月08日 | 旅行・その他
フェリーの出航時間まで2時間余り。

そういや今回の巡礼の旅でお土産を買っていないことに気付く。

せめて醤油でも買って帰ろうと28号線を走っていると、
観光客が多いお土産屋さんを発見したので寄ってみた。


【マルキン醤油物産館】


8番札所常光寺の近くにあります。

ここで醤油とかせんべいを購入。

物産館の対面に記念館が無料だったので寄ってみた。

無料って素晴らしい言葉ですね。(^^


所在地:香川県小豆郡小豆島町苗羽甲1850
開館:昭和62年(1987)


【マルキン醤油記念館】


THE逆光。(^^;


【金庫】


入ってすぐに金庫がありましたが、
さすがに現金は入っていません。(笑)


【エントランス】




マルキン醤油の歴史と江戸から昭和初期に書かれた
帳面等の文書が展示されていました。

ここはサラッと。


【大桶のトンネル】


実際に醤油造りに使われていたものだそうです。


【大桶】





【展示室】






梁の凄さに圧倒される。


【広告】



【ガラス瓶類】



【釡】



【麹室】





【大桶】




これにて拝観終了。

なかなか面白かったです。

古江庵(2017年11月5日参拝)

2018年01月08日 | 小豆島八十八ヶ所霊場
87番札所海庭庵から二十四の瞳映画村へ向かう。

海を見ながら249号線を走ると4番札所古江庵があります。

ここも華麗にスルーの予定ではあったが、
通りかかったもんだから参拝させていただく。


所在地:香川県小豆郡小豆島町古江166-3
宗派:真言宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:不明
札所:小豆島八十八ヶ所霊場



【境内】


手前の広場に車は停めれました。


【内海湾】


本当に海の横にある札所ですね。


【本堂】





【石仏】




西国三十三観音や不動明王等がズラリと祀られていました。


【音宮神社】




本堂裏手に寂しく鎮座しておりました。

これにて古江庵参拝終了し映画村へ。


【二十四の瞳映画村】






古江庵から5分程で二十四の瞳映画村に到着。

大型の無料駐車場がありますが、
人気観光地だけあって観光客がめっちゃ多い。

折角、ここまで来たから中に入ろうと思ったけど、
拝観料が750円だったので止めた。(笑)

500円なら入ったけど750円は高いよな。

入口から中を見たら二十四の瞳天満宮という神社があったから、
少し入りたくなったんだけど。

私が神社専だったら入ってたかも。


【うちのみ漁師村かまとこ】


映画村の前にあるお土産屋さん。

他のお土産屋さんでは素麺が3袋で1080円が相場だけど、
ここは850円だったので一番リーズナブルでした。

オリジナルの素麺もあったし。

それとソフトクリームが美味しかった。(^^


【御朱印】


8番札所常光寺でいただいたものです。

海庭庵(2017年11月5日参拝)

2018年01月07日 | 小豆島八十八ヶ所霊場
84番札所雲海寺で御朱印をいただいた後、
腹が減ったので福田港にある梅本水産へ。

ここはあなご弁当が美味いらしいが、
予約が必要ということで残念ながら食えず。

食事処で刺身定食を注文。




味はいたって普通。

漁港に近いから期待していたが、
スーパーの刺身といった感じ。(^^;

ここは15分ほど時間がかかるが、
あなご天丼にすれば良かったと後悔。


【福田港】






福田港を後にし436号線を南下。

乗船時間の都合上、島の反対側にある寺社は巡れないので、
ここいらで少し観光することに。

今回は巡礼の旅なのでエンジェルロードとかオリーブの丘とか、
何それ?美味いの?状態でしたからね。

とりあえず二十四の瞳映画村へ行くことにしたが、
436号線の道中で87番札所海庭庵を発見。

ここは華麗にスルーの予定だったが、
見てしまったからには参拝するしかあるまい。



所在地:香川県小豆郡小豆島町岩谷87
宗派:真言宗
御本尊:十一面観音菩薩
創建:不明
札所:小豆島八十八ヶ所霊場


【本堂】


車は436号線の路肩に停める事が可能です。






とりあえず堂内に入れたのは良かったが、
厨子ばかりで唯一直接拝めたのが、
最近造られたと思われる御前立だけでした。


【修行大師】



【御朱印】


21番札所清見寺でいただきました。

恵門ノ瀧<恵門之不動>(2017年11月5日参拝)

2018年01月06日 | 小豆島八十八ヶ所霊場
本日のメインである山岳霊場81番札所恵門ノ瀧へ向かう。

事前にチェックしていた住所や電話番号をナビに入力するも、
全く反応無しで、僕は途方に暮れた。

仕方ないので恵門ノ瀧を入力したらヒットしたので、
ナビを頼りに車を進める。

すると初日に通った道を走っていることが分かった。

ほどなくしてナビは道の途中で案内を終了する。

ナビによると恵門ノ瀧は山の中にあって車で近くまで行けないらしい。

これはおかしいと思いながら進むと恵門ノ瀧では無く、
観光地の寒霞渓に到着してしまった。(^^;

何でやねん。(泣)






初日と全く同じ風景。(泣)

とりあえず1億円のトイレで用を済ませ、
スマホで行き方を確認すると、小豆島上部の26号線沿いに、
恵門ノ瀧の看板があり、そこから山に向かって行けばいいとのこと。

慌てて走るが寒霞渓から恵門ノ瀧までは結構距離があって、
相当な時間ロス発生。

これにより予定していた護国寺、風穴庵、
小瀬石鎚神社に参拝出来なかったのよね。

これほど小豆島八十八ヶ所霊場の山岳霊場の住所が、
ナビにヒットしなかったのは誤算でした。

車でお遍路される方は入念なチェックと地図を持って、
参拝に望まれるのがよろしいかと。


さて、26号線から看板を頼りに山道に入ったが良いが、
進めば進む程、対向車が来たらアウトどころか、
一台がカツカツでやっと通れる細い道になるからたまらない。(泣)

しかも路面がめちゃくちゃ荒れてるし、急坂で急カーブ。
これは三重苦の魔の酷道や。

最後の方は途中で道が終わってるんじゃないかと不安になった。

今まで酷道をいろいろ走ってきましたが、
1,2を争う酷過ぎる道です。(号泣)

真っ暗な夜だったら怖過ぎる。

歩き遍路だとしても相当しんどいと思う。

きっと膝の軟骨擦り減らしまくりだな。(苦笑)

それだったらタイヤを摺り減らした方がマシ。

タイヤは新品に交換する事が出来るけど、
軟骨はそうはいかないからね。


所在地:香川県小豆郡土庄町小部乙159
宗派:真言宗
御本尊:不動明王
創建:創建
札所:小豆島八十八ヶ所霊場


【駐車場・参道入口】


苦労してようやく大型の無料駐車場に到着。

この先はとりあえず歩いて進む。


【修行大師】



【観音堂】
  




【石段】


これがめちゃくちゃ疲れる石段。(泣)

ハァハァ…しながら頑張って歩く。




まだあります。(泣)

この辺りにも数台分の駐車場がありました。

車で行けば良かったよ。(^^;


【如意輪堂】






石段途中にあるお堂です。

堂内を見ると位牌堂でしたので、
内陣は撮影しておりません。


【地蔵堂】




鐘楼堂のような建物ですね。


【鐘楼門】


ようやく到着かと思ったけど、
まだ石段が続いていた。(^^;




龍宮門のように見えますが鐘楼が吊るされていました。


【地蔵尊】



【ミサヲの滝】




この滝以外に恵門ノ瀧には滝は無く、
ミサヲの滝が名前の由来だとか。

もっとも恵門ノ瀧の正式な名前は恵門之不動です。


【山門】


ようやく到着した模様です。

この山門手前に3台程車は停めれます。

ここまで車で行けば良かったと後悔したのは言うまでもない。


【厄除大師】



【厄除坂】


つーか、最後の最後にとんでもない石段がお出迎え。(泣)

これはしんどいわ~。(^^;

最後の気力を振り絞って登る。


【鎖場】


ハァハァ…しながら石段を登り終えると鎖場が。(^^;

これを登れと。(汗)


【石段】


こんなん登ってられんというそこの貴方!
御安心下さい。

トドメのしんどい石段があります。(泣)

さぁ、貴方ならどっちを選びますか?(苦笑)

私は迷わず鎖場を選んで登りました。


これぐらいの鎖場は私のような素人にもってこいだし、
石段登るより楽しいです。(^^


【鎖場】


途中で下を撮影したもの。

楽勝です。

雨の日は滑り易いので止めておいた方が賢明です。


【鎮守社】


本堂下左手にあり、その先も進めそうでしたが、
一周するだけのような気がして止めておきました。


【本堂】




岩山の絶壁に懸崖造りの本堂があります。

よくぞこんな場所に建立したもんです。

また、辺鄙な場所でなかなか行けない場所にあるにも関わらず、
お寺の経営もよく成り立っているなと感心します。


【外陣】


靴を脱いで外陣に入ります。

既に洞窟感がいっぱいでたまりません。(^^






大日如来や薬師如来等の諸仏が祀られていました。


【石像】


金剛力士ではありませんね。

奥に行くと内陣です。


【内陣】


薄暗い洞窟の中に内陣があります。

御本尊は30年に一度の秘仏で、
見えているのは御前立のようですね。




こちらは80番札所観音寺が管理しているだけあって、
山之観音と同じく読経はド迫力でした。

紅蓮の炎も強烈でしたね。

自分が弱っている時は護摩焚きを見てるだけでも、
パワーが漲ってきますね。(^^


【御朱印】


80番札所観音寺でいただいたものです。

ここは全ての面で強烈な印象が残りました。

あの酷道され無ければ最高なんだがな。(^^;

まぁ、苦行も修行の内ですかね。

歓喜寺(2017年11月5日参拝)

2018年01月06日 | 小豆島八十八ヶ所霊場
三暁庵の次は近くにある77番札所歓喜寺へ。

典型的な長閑な農村にお寺がありますが、
ナビが絶対通れ無い道を案内して立ち往生。

近くにお寺が見えてるのに。

仕方ないので歩いて確認すると、
地元民しか通らないような細い道を進むと着く事が判明。

無事、無料駐車場に到着しました。(^^



所在地:香川県小豆郡土庄町見目甲397
宗派:真言宗
御本尊:如意輪観世音菩薩
創建:不明
開基:行基菩薩
札所:小豆島八十八ヶ所霊場
納経:77番・78番


【全景】



【地蔵堂】


駐車場前にあるお堂で、堂内には黒い子安地蔵立像と、
弘法大師の掛け軸等が安置されていました。


【石仏】


変わった石窟の中に石仏が祀られていました。

地蔵尊なのか弘法大師なのかは不明です。


【鐘楼堂】



【庫裏・大師堂】



【本堂】





【地蔵尊】



【宝篋印塔】



【御朱印】

三暁庵<笠松大師>(2017年11月5日参拝)

2018年01月05日 | 小豆島八十八ヶ所霊場
大満足の笠ヶ滝であった。
やっぱり小豆島の山岳霊場は面白い。

道中は必ず酷道が待っているけど、
それを超えれば必ず素晴らしい霊場が待っています。

まるで現世からあの世へいくようではないか。


さて、次は平地にある76番奥之院三暁庵へ。



所在地:香川県小豆郡土庄町屋形崎甲145
宗派:真言宗
御本尊:弘法大師
創建:不明
札所:小豆島八十八ヶ所霊場



【参道】


無料駐車場は下の道路沿いにありましたが、
この上にも停める事は可能です。


【大師堂】




こちらは大師堂のみの札所となります。




木造と石造の二体の弘法大師が祀られていました。

木造の弘法大師は明治6年か7年(1873,1874)頃に、
高野山女人堂から勧請されたもの。

石造の弘法大師は宝暦年間(1750頃)に徳島県阿南市より勧請されたもの。


【修行大師】


三暁庵には御衣洗いの池の他に、
四つの大師所縁の井戸があるそうです。


【不動明王】



【修行大師】




盗難防止なのか金網が張ってありました。

これにて三暁庵の参拝終了。

御朱印は76番札所金剛寺でいただけますが、
金剛寺に参拝していないので、今回はいただいておりません。