落穂日記

映画や本などの感想を主に書いてます。人権問題、ボランティア活動などについてもたまに。

夢翔る人 色情男女

1999年08月11日 | movie
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個人的にはこれまで観た香港映画の中でもかなり「儲けた」気分になれた作品のひとつです。 正直な話、ポルノ映画をモチーフにしたバック?Xテージもの、と云うモチーフ自体に新鮮味も 感じないし、それまでは舒淇のこともよく知らなかったし。

最初は香港版のビデオで観たんですが、これが面白くて仕方がない。はっきり云って字幕の 半分も理解してなかったと思うんですが、それで笑えて、泣けて、じーんとしました。 カレンの“普通の女の子”ぶりがとにかく可愛い。舒淇の白痴美も嫌みじゃなくハマってる。 張國榮の情けない青年監督の‘貧乏臭さ’もなんだか異様にリアル。

何より、「みんな映画好きだよね?映画って楽しいよね!」と云うともすれば暑苦しく なりがちなメッセージが、全然押し付けがましくなくスマートにナチュラルに表現出来てる のが気に入りました。
音楽もトリッキーな映像も大好きです。邦題はイマイチよく分かんないけど(笑)。