『欲望』
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=htsmknm-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B000060NFM&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
マーサ(デブラ・ウィンガー)は軽い知的障害をもつ内気な女性。勤め先のクリーニング店で窃盗の疑いをかけられ解雇されてしまうが、家を修理に来たマッキー(ガブリエル・バーン)と心を通わせるようになり、やがてそれは肉体関係へと発展する。
監督はスティーブン・ギレンホール。マギー&ジェイク姉弟のおとうさん。脚本はおかあさんのナオミ・フォナー。
子どもふたりもチラッとですが出てます。93年の作品なのでマギーは15歳くらい。既にかなり背が高くて今とあんまり変わりません。ジェイクの方は12歳くらいのはずだけど見た目は8つか9つくらいに見えます。小柄で髪もブロンドで、今の面影はほとんどない。しらないでみたら気づかないですねこれは。やっぱりすっごくかわいいけど、ほぼ別人だもん。クレジットも本名のジェイコブになってます。しかしこんなちっこい一見女の子みたいのが、10年かそこらであんなマッチョセクシーなデッカイにーちゃんになってしまうとわー。詐欺みたいだ。
ビデオのパッケージはもろにエロ!サスペンス!というデザインだし、邦題もコピーも原題(『A DANGEROUS WOMAN』)もいかにもだけど、実際みてみると全然まるっきりそういう映画ではない。けっこうシリアス。社会派ドラマというほど大袈裟なものではないけど。
周囲の人は障害のせいでヒロインを憐れんだり嘲ったりするけど、かといってじゃあお金や社会的地位を備えた彼らが幸せかというとそうでもない。生きている限り人はみなそれぞれに問題を抱えてるし、悩みもある。親兄弟も友だちも恋人もいないヒロインだけが孤独なわけじゃない。当り前だけどね。逆に、世間で当り前とされてる「ふつうの生活」「ふつうの人生」のどこがステキなの?ちょっと違うんじゃない?ホントにそんなことがそんなに大事?とゆーシニカルな視点が生々しい。東洋でいうところの「塞翁が馬」ってやつかなあ。
要はバクゼンと「幸せになりたい」なんて幻想を追いかけるのではなくて、自分は一体どうあるべきなのか?とゆー主体的な意志をちゃんともつことがいちばん大切なんだよね。
全体に地味だし微妙にくどいところもあるけど、ストーリーはわかりやすいし非常にマジメにきちっとつくられた映画だと思います。キャラクターの人物設定に偏りはあるし、世界観にひろがりがなくていささか個性には欠けるし、アメリカ映画らしい説教臭さやご都合主義もあるし、欠点もなくはないですが。R指定だそーですが、性描写自体はまったくアッサリしたもの。デブラ・ウィンガーは胸すらみせません。バーバラ・ハーシーはチラみせ。とーぜんボカシなんかが入るとこもナシ。そーゆーの期待してみた人は騙された気分になるかもねー。
ギレンホール氏が監督だとゆーことは知ってても作品を観たことがなくて好奇心で借りてみたけど、なかなかおもしろかったです。なるほどね、こういうのつくる人なのね。
『グッドナイト&グッドラック』でオスカー候補になったデヴィッド・ストラザーンが悪役で出てました。この人も顔濃ゆいな〜(笑)。
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マーサ(デブラ・ウィンガー)は軽い知的障害をもつ内気な女性。勤め先のクリーニング店で窃盗の疑いをかけられ解雇されてしまうが、家を修理に来たマッキー(ガブリエル・バーン)と心を通わせるようになり、やがてそれは肉体関係へと発展する。
監督はスティーブン・ギレンホール。マギー&ジェイク姉弟のおとうさん。脚本はおかあさんのナオミ・フォナー。
子どもふたりもチラッとですが出てます。93年の作品なのでマギーは15歳くらい。既にかなり背が高くて今とあんまり変わりません。ジェイクの方は12歳くらいのはずだけど見た目は8つか9つくらいに見えます。小柄で髪もブロンドで、今の面影はほとんどない。しらないでみたら気づかないですねこれは。やっぱりすっごくかわいいけど、ほぼ別人だもん。クレジットも本名のジェイコブになってます。しかしこんなちっこい一見女の子みたいのが、10年かそこらであんなマッチョセクシーなデッカイにーちゃんになってしまうとわー。詐欺みたいだ。
ビデオのパッケージはもろにエロ!サスペンス!というデザインだし、邦題もコピーも原題(『A DANGEROUS WOMAN』)もいかにもだけど、実際みてみると全然まるっきりそういう映画ではない。けっこうシリアス。社会派ドラマというほど大袈裟なものではないけど。
周囲の人は障害のせいでヒロインを憐れんだり嘲ったりするけど、かといってじゃあお金や社会的地位を備えた彼らが幸せかというとそうでもない。生きている限り人はみなそれぞれに問題を抱えてるし、悩みもある。親兄弟も友だちも恋人もいないヒロインだけが孤独なわけじゃない。当り前だけどね。逆に、世間で当り前とされてる「ふつうの生活」「ふつうの人生」のどこがステキなの?ちょっと違うんじゃない?ホントにそんなことがそんなに大事?とゆーシニカルな視点が生々しい。東洋でいうところの「塞翁が馬」ってやつかなあ。
要はバクゼンと「幸せになりたい」なんて幻想を追いかけるのではなくて、自分は一体どうあるべきなのか?とゆー主体的な意志をちゃんともつことがいちばん大切なんだよね。
全体に地味だし微妙にくどいところもあるけど、ストーリーはわかりやすいし非常にマジメにきちっとつくられた映画だと思います。キャラクターの人物設定に偏りはあるし、世界観にひろがりがなくていささか個性には欠けるし、アメリカ映画らしい説教臭さやご都合主義もあるし、欠点もなくはないですが。R指定だそーですが、性描写自体はまったくアッサリしたもの。デブラ・ウィンガーは胸すらみせません。バーバラ・ハーシーはチラみせ。とーぜんボカシなんかが入るとこもナシ。そーゆーの期待してみた人は騙された気分になるかもねー。
ギレンホール氏が監督だとゆーことは知ってても作品を観たことがなくて好奇心で借りてみたけど、なかなかおもしろかったです。なるほどね、こういうのつくる人なのね。
『グッドナイト&グッドラック』でオスカー候補になったデヴィッド・ストラザーンが悪役で出てました。この人も顔濃ゆいな〜(笑)。