ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

百年ラジオ

2025年03月04日 | 百伝。

一昨日3月2日深夜、福井県若狭の神宮寺から「お香水」を奈良の東大寺に向けて「お水送り」の伝統行事が行われました。

地下水脈を通じて10日後、東大寺二月堂にある井戸(若狭井)から、お香水を汲み取られます。

3月12日深夜に舞台上で大きな松明が振り回される「お松明(おたいまつ)」、毎年全国ニュースとして映像が流される「奈良東大寺のお水取り」の圧巻な光景です。

春の到来を告げる「お水取り」の仏教行事です。

一方、昨夜の若狭神宮寺からの「お水送り」の伝統行事は、日本のほとんどの方々には知られていない神秘的な行事です。

昨日、三月三日は寒い一日でした。

昨日は、福井県内の県立高校の卒業式。

僕が高校を卒業したのは、ちょうど50年昔の1975年(昭和50年)3月、広島県の私立の男子工業高校。

山陽新幹線が岡山から博多まで延伸、東京まで乗り換え無しで行けるようになった年でもありました。

思い出せば、あの年の流行歌は「なごり雪」「木綿のハンカチーフ」「我がよき友よ」「俺たちの旅」「時代」が大ヒット。

あの年、賞金狙いで稼ぐために書いたラジオへの投稿。

僕が、ラジオへ投稿し始めた、そのきっかけとなった出来事を思い出しました。

当時、広島県内にはラジオ界で絶大な人気を誇った柏村武昭さんというラジオパーソナリティがいました。

ひと回り年上の申年生まれの30歳の柏村さん、全国ラジオDJ大会でグランプリ優勝をして、東京進出・・同年4月から全国放送のオールナイトニッポンのパーソナリティを担当、地方局から初めての大抜擢、大出世です。

その後の柏村さん、フリーのタレントへ、テレビへ進出、政界へも進出、夢破れても、今も広島でご健在なのかな?

あれから50年・・・早稲田にある予備校に入学すると、当時、申年の30歳、文化放送のラジオアナみのもんたさんが何故か予備校へ取材放送でよく来られていました。

全国的にはまだまだ無名の若きアナウンサーでしたが、一歩先を行った柏村武昭さんとは異なるリズム感で間がよくて、会話が実に面白かったです。

落合恵子さん、土居まさるさん、小島一慶さん、思い出すと数々のラジオパーソナリティの方々、ラジオ業界の熾烈な生き残りの人気競争社会。

そんな世界で、あれから、アレよアレよと上昇活躍、テレビ界視聴率の覇王とまで呼ばれる人物となった「みのもんた」さん。

ご冥福を祈ります。合掌

今年は昭和百年。

ラジオ放送が始まって百年だとの事。

あれから50年、これから50年。

聴こえてくるのは、過去と未来。

♪時間よ 止まれ 
♪生命の めまいの中で

合わせて百年。


心不全な政治家

2025年02月26日 | 百伝。

昨日は、瀬戸内海の百島にも雪がちらほらと舞い降りていたとのこと。

今日からは春の足音が近づいて聞こえて来るようですが、北陸地方の雪景色、冬が遠ざかると思うと少し寂しくなるという想いもあります。

この頃の世界は、皇帝気取りの国家指導者、政治家が多いようです。

トランプ皇帝、プーチン皇帝、習近平皇帝、あと諸々・・帝国主義にあと戻りするかのような不健康な様相です。

国家か、国民か・・民主主義も人道主義よりも、「朕は国家也が第一主義」なのでしょう。

一昨日、日曜日21時のNHKスペシャル「臨界世界 ウクライナ女性兵士 狂気と絶望の戦争」を観終えたあとに観た23時NHK再放送ドラマ「坂の上の雲」・・何だろうな?

明治維新後、伊予松山出身の軍人秋山兄弟と正岡子規の主人公が颯爽と生きた明治の群像ドラマ。

原作の司馬遼太郎さん・・明治の小国日本が大国ロシア帝国に立ち向かう日露戦争・・大日本帝国への突き進む武士道のような道標、つまり軍備増強と外交交渉を美化し過ぎていない?

僕らの世代までぐらいかな?

1973年(昭和48年)、高校時代修学旅行で栃木県日光の華厳の滝へ、話題となったのは、ちょうど70年昔の1903年(明治36年)あの滝から飛び降り自殺をした当時16歳の学生、飛び級で入学した旧制一高(東大)の藤村操。

彼が飛び降りる前に樹木に書き刻んだの辞世の句「巌頭の感」です。

悠々たる哉天壤、
遼々たる哉古今、
五尺の小躯を以て此大をはからむとす、
ホレーショの哲学竟(つい)に何等のオーソリチィーを價するものぞ、
萬有の眞相は唯だ一言にして悉す、曰く「不可解」。

我この恨を懐いて煩悶、終に死を決するに至る。
既に巌頭に立つに及んで、
胸中何等の不安あるなし。
始めて知る、
大なる悲觀は大なる樂觀に一致するを。

あの修学旅行から50年以上過ぎましたが、16歳という同年代でこんな辞世の句を書けるものか?と感心したものです。

今、読み返すと、大なる幼い感がします。

当時、英語の授業で藤村操を教えていたのが、夏目金之助(のちの漱石)です。

夏目漱石の前任の英語教師が小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)、大人気の授業だったとか、一方その後任となった癇癪持ちの夏目漱石の授業は面白くもなく大変不人気な先生だったとのこと。

藤村操の自殺の原因は、先生であった夏目漱石からの叱責、葛藤、衝突も要因だと言われています。

夏目漱石は、この教え子の自殺事件で精神衰弱が再発、余計に悪化したとの事。

個人主義を深く考えていた漱石、漱石ファンの僕としては、藤村操の自殺の原因は哲学でも人間関係でも何でもない、単純な失恋だと考えます。

1903年は、日露戦争の前年にあたります。

この明治の勇ましき軍国時代風潮の反面として「この世は不可解なり」と自殺するのは未来を悲観した富裕層のインテリ哲学青年が多かったようです。

現代のイジメ、過労、貧困で自殺する若者とは社会感覚が異なっていたのかもしれません。

現在、日本の引きこもり人口は、約160万人・・社会とは? 国家とは? 何ぞや?

無茶苦茶に美人だ。

滅茶苦茶に美国だ。

その中には、どれぐらいの社会主義者、共産主義者、国粋主義者、無政府主義者、宗教信者等々がいるのだろうか?

2400年昔、プラトンが考えていた社会論、国家論、正義論。

「この世は不公平、不平等、不条理なり」故に、理想論が生まれる。

悲観と楽観は一致しません。

皇国日本の未来を担う政治家には、健康的な哲学を備えて欲しいものです。

国家も国民も心不全になりませんように。


時は人を待たず、今を生きる

2025年02月17日 | 百伝。

明日から再び、北陸地方は寒波、大雪が降り続くという天気予報。

2週連続で身内の葬儀が続きました。

今回は、敦賀まで参りました。

身内だけの小さな家族葬予定でしたが、葬儀場が空いていないとの事でお通夜まで二日待ち。

その間にお一人様に連絡すると、亡くなった事がワァと広がり、参列者が来る来る・・とんでもない賑やかな忙しい葬儀となりました。

東京から来た義弟の話では、先日の身内に不幸があり、東京では火葬場が空いていないので、死後から葬儀まで1週間待ったとの事。

現在は、多死時代だそうです。

「生きている醍醐味は、嫌いなことで成功するよりも、好きな事で失敗したい」と誰かが言っていました。

身体が動くうちが元気な人生です。

身体を動かさず頭の中でグルルルルと考え込んでいるのは寝たきり人生と同じ。

時間はどんどん過ぎてしまいます。

後悔したまま死ぬのかも知れません。

一緒に笑える人がいることが、何よりの幸せです。

泣いた後には、笑顔が待っている。

時は人を待たず、今を生きる。


東京サラダボウル

2025年02月07日 | 百伝。

北陸地方、雪が降り積もる日々です。

大雪暴風の日、身内の葬儀に参列して参りました。

ほんの数日前、お見舞いに行った時には、お元気だったのにあっという間に逝ってしまいました。

斎場とお寺の行き来、外界は真っ白なホワイトアウト。

一瞬、あの世を覗いたような白一色の世界でした。

帰宅後、NHKドラマ「東京サラダボウル」を観ていました。

秀逸なドラマです。

頭髪を緑色に染めた主人公の女性警察官は、楽しく生きているよりも面白く生きているのかなぁ?

人生のすべてが、実験ドラマなのかもしれません。

在留ベトナム人、中国人の目線で「日本社会」を見つめているのも一考の価値があります。

地方密林の人間関係が煩わしい若者は、何でもアリ(働き蟻)の東京ジャングルへ行くはずです。

大蛇や熊などの猛獣に襲われても、恥じることはないです。

例え、戦いに怯えても負けても、恥じる必要はありません。

恥じるべきは、人間の尊厳を奪い取る人間の顔した猛獣、そして社会体制なのです。

人間は、生まれた環境と死に方は選べません。

だからこそ、生き方は、ある程度自由に面白く生きないとね。

自分を好きにならないとね!

一番長く付き合っているのが、自分という乗り物です。

一度、二度、あの世に行って帰って来ましたが・・。

あの世の入り口は真っ白く、その向こう側は、真っ黒、漆黒の世界でした。

今年2025年、日本の75歳以上は2100万人を超えて、日本の人口の5分の1が後期高齢者が占める事になります。

草に真っ白な塩を振りかければ、サラダになります。

卵を割らないと、オムレツは作れないと言います。

自分の終活料理を本格的に始めようと決めました。


2025 節分

2025年02月02日 | 百伝。
  • 今日は、節分。

鬼は外、豆まきをしなくてもいい姓が、渡辺氏と坂田氏だとか‥聞いた事が有るような無いような話です。

遠い昔、ご先祖様が鬼退治をしたからだとか、池上彰さんが番組でお話をしていました。

鬼は外、福は内・・母の実家は渡辺だけど、豆まきをしていたような微かな記憶があるけどね?!

子供の頃は、海辺の海岸、砂浜を歩くのは日常の風景でしたが、今は、海辺の砂浜を歩くのは非日常の憧憬世界となりました。

昨日は、久しぶりの1時間弱、高齢者の利用者さんを前にレク体操講習を担当しました。

レクをしながら年々劣化してゆく自分自身の健康度、柔軟、平衡感覚レベルのバロメーターを測れます。

身体、動かさないとね。

先日、同年代の経済アナリスト森永卓郎さんが亡くなりました。

お悔み申し上げます。

昔は、東大出のエロ男、オタク男だと思っていましたが、発想は面白かったです。

以前、美男にはイケメン税を導入、見た目がよくない人物には減税をすれば、すこしでも少子化対策になるのではという森永さんのユニークな提案もありました。

年収300万円で生き抜く、そんな著書で億を稼いだ森永卓郎さん。

数年前、森永さんが地元福井のテレビ局で、地元企業の戦略を語るローカル番組を担当したものがありました。

実に真面目に語っており、金を稼ぐのは自分で働くか、他人から盗む強奪方法しかない、投資で稼ぐのはギャンブルと同じ虚業だと、そのような意味合いを話していました。

合掌

ある日の病院食。

一日一生ならば、~1秒の詩~。

はじめまして。ありがとう。がんばって。おめでとう。ごめんなさい。さようなら。

パリの市役所のプレートに刻まれている言葉があるそうです。

鼻を押し、耳を揉み、舌を出して、口を嗽する・・朝の大事な健康となる日課だと話していたのは、生島ヒロシさんの「一日一生ならばの話」・・数年前、生島ヒロシさんの財布の話のような経済セミナー、講演会に参加した時に聞いた記憶です。

「TBS 生島ヒロシのおはよう一直線」の最終回となる1月27日の当日に、森永卓郎さんが人生最後の前日に電話出演したとの事。

番組終了後、TBS側からパワハラ、セクハラで降板を伝えられた生島ヒロシさん、7000回目前にして残念な事です。

誰が福なのか? 鬼なのか?

何とも言えない話です。


桃李満門

2025年01月28日 | 百伝。

福井県を含めた中部圏の消費市場は、各県のスーパー、ドラッグストアが乱立して、今日はどこで買い物をしようか?と、毎日迷う日々です。

最近の買い物の支払い方法は、時代の流れに乗り殆どがスマホ使用、そうなると自動的に二重取りのポイ活となります。

ところが、九州、西日本を地盤とするコスモスというドラッグストアが本格的に北陸地方に進出してきました。

先日、僕がよく通う買い物圏で2店がオープン、大激戦となっています。

コスモスの商品の値札は全て税込み、ポイントカード無し、現金支払いのみの全国展開です。

ネット決済、ポイ活の時代に逆行しているのに、勢いがあります。

世界には約200程の国があり、商売は国内外全てがデジタル化したネットワークで繋がるビジネス社会の時代です。

ちょっと驚きました。

コスモスの現金商売、どこまでランニングできるのかな?

資本主義、自由経済、消費市場での多様性のある公平な企業経営競争、歓迎します。

ただ、利益分配においては、資本家(経営者)と労働者(従業員)との格差拡大は、反対です。

かつての贅沢品は、今や必需品の消費社会。

消費主義は、ロマン主義と似ていると誰かか言っていました。

現代人は、ロマンという体験を求めているのでしょう。

お金に賞味期限を! 

お金に使用期限を!

そうなると、分配せざるを得ない世界に少しは変わるはず。

出来る限り、公平な分配をしないと、世界は永遠に「楽しくない世界」です。

最近、テレビ、映画で俳優松坂桃李さんをよく観かけます。

TBSの日曜劇場は「御上先生」・・文科省の東大卒のエリート官僚が派遣高校教師となり、上級国民予備軍となるエリートの受験競争、日本教育再生に立ち向かうドラマです。

主演は、松坂桃李さん。

「熱血教師のドラマ番組が放映される年は、学校は荒れる」と御上先生は言っていました。

「実際の日本の教育現場には先生は約25万人、その中にドラマに出てくるような熱血先生はどれぐらい存在するのか? 生徒たちは現実の教育現場の教室に失望するからだ」という理由です。

学校、先生に何を期待するのかな? 

生まれ育ち、家庭環境、学歴、職歴、経歴、その中で大事なのは、生き抜く力、稼ぐ力、笑いあえる力、出し抜く力、助け合う力、求め求められる力、そんな体験。

映画では「雪の花」・・江戸時代幕末の福井藩の無名の町医者笠原良策が、天然痘(疱瘡)の種痘(予防接種)を日本で先駆けて行い、福井藩のみならず日本中を救ったという実話に基づく映画です。

主演は、これまた松坂桃李さん。

映画よりも実話の方が、遥かに深い物語があります。

人生はパワー、気力、ユーモア、少々の使えるお金です。

江戸時代末期の天保年間、日本国中で天然痘が蔓延していました。

1836年(天保7年)、福井藩だけでも人口の3分の1にあたる約6万人が天然痘で亡くなったという記録があります。

そんな悲惨な状況で天然痘予防に精魂果たしたのが、江戸時代末期の福井藩の無名の町医者笠原良策でした。

彼の尽力が無ければ、命のバトンが途切れて、今生きる我々の命が存在していないかもしれないのです。

面白いのは、当時の福井には、独楽吟の和歌、国学者橘曙覧という清貧の人物が暮らしていました。

清貧を貫くには、強い信念と度胸も必要です。

幕末の天才志士、橋本左内を政治の世界に導いたのも橘曙覧。

笠原良策と橘曙覧も、若い頃から交流があり、持ちつ持たれつつの友人関係だったようです。

「楽しみ~」で始まり、「時」で終わる橘曙覧の独楽吟52首から2首。

「たのしみは 銭なくなりて わびをるに人の来りて 銭くれしとき」

「たのしみは 心をおかぬ 友どちと笑ひかたりて 腹をよるとき」

彼らこそ、真のエリートだったのかもしれません。

桜梅、桃李満門


楽しい日本 田舎饅頭

2025年01月25日 | 百伝。

昨日の石破首相の施政方針演説。 

「楽しい日本」を「令和の日本列島改造」と位置づけ進めていく考えを打ち出していました。

その為には、「地方創生」が肝心要だとの事。

かつての国家が主導した「強い日本」、財界が提唱した「豊かな日本」に加えて、肝腎要の政策核心「楽しい日本 地方創生2.0」を強力に進めるとの事。

最近、残念ながら政治のニュースよりも、フジテレビに関わるニュースばかりで辟易気味。

1980年代「楽しくなければテレビじゃない」とスローガンを掲げていたフジテレビ8チャンネル。

最近は、末広がりどころか、八方塞がりのフジテレビ。

亡八の人生は悲しいもの、強くて、豊かで、楽しい、人生プラン・・その通りです。

高齢者で、貧しくて、寂しい、孤立無援のままの人生を終えたくないものです。

地方創生? 

大概、祭りのあと。

百島の家で生涯を終えた父親が生前、神戸と長崎で生涯を終えた兄弟に「故郷を離れて寂しい人生だったかも」と呟いていたのを思い出しました。

叔父さんたちは、楽しい生活を実感していたのかなぁ?

父が亡くなり親戚中の叔父叔母が亡くなり、独り暮らしになった母が生前、よく言ったものです。

「話し相手が誰もいなくなるという事が、こうも寂しいとは」

昨今、毎年約160万人が亡くなり、そのうち孤独死(孤立死)者数は増加中で昨年は約7万人・・注意すべきは生涯独身者ではなく、元既婚者で独り身になった方が多いとの事。

最後は、人間は一人逝くのは命の道理。

世代が変わり、高齢者となった今、これからは心の置き所が大事となります。

百万都市広島に暮らす長兄、日本の首都東京に暮らす次兄・・実際、人生を振り返れば、楽しい生活だったのかな? 

これからは、どうなるだろうなぁ? 

老後、故郷で子供の頃のように、元気である限り兄弟一緒に仲良く楽しく暮らすのが可能であれば、地方創生も理解できます。

楽しい感覚のあとは「祭りのあと」ような寂しい気持ちになるのが、田舎生活です。

「楽しい日本」、難問です。

昨日、大好物の田舎饅頭を頂戴しました。

子供の頃、家族皆で食べた田舎饅頭を思い出しました。感謝


冬夜読書

2025年01月14日 | 百伝。

今年も早24分の1が過ぎようとしています。

人生は短いなぁ。

今日も眺めのよい藤島神社まで散策。

福井で暮らし始めた30代の頃、自宅からこの場所まで走って僅か約10分程度、今では走れない、歩いて約35分程度を要する前期高齢者となりました。

昨日今日、東京女子医大の元理事長が背任で逮捕されたというニュースが流れていました。

映像で流れていた東京女子医大の茶色の建物は、50年前も同じでした。

東京で初めての下宿生活が新宿区牛込、東京女子医大のすぐ近くでした。

当時は名門医大、あの病院の患者さんは富裕層ばかり、大きな建物の中で働く医療の方々は、さぞ立派な人物ばかりなんだろうなぁ・・上京したばかりの田舎者の僕は、そのように思ったものです。

権限の強いトップは守銭奴?・・かつての名門医大の経営も信頼失墜、情けない話です。

「国家は朕なり」と勘違いしている世界の指導者たちも増えつつあります。

国民の命は消耗品、国民の所得格差が拡大しようが二の次、国家が最優先の自国ファーストの最重要、政権崩壊を恐れるのでしょう。

昔も今も、これからも、資本主義世界の理想となる人物が守銭奴に化けるという歪みが、この世に蔓延ってしまうのでしょう。

「人生を棒に振る」ぐらいに生きる方がよいという坐禅の境地があります。

その方が、生きるのも死ぬのもラクだという禅の教えかもしれません。

多分、遥か昔の人類、何十万年間も続いた狩猟採集の時代に似た経済社会に生きる境遇かもしれません。

さて今日は、ご近所の幾つかの神社寺院をぐるりと巡る散策、遅い初詣です。

今年2025年の干支は巳年(へび年)、巳は蛇を指し、へびは金運や財運の象徴だとも言われています。

日本では、弁財天の遣いだとも言われています。

ヘビに嚙まれないように、お金に使用期限を!

こんなことを言うと罰当たりかもしれませんが、神社巡りと蕎麦屋巡りは似ています。

運気が上がるパワースポットだとか、美味しい蕎麦屋だとか、御陰様の運気人気が上がる噂、口コミが拡がると県内県外各地からの参拝客、訪問客が一気にドッと増えます。

 

今年のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」。

理想の自分となる人生を追うのは儚い夢物語。

今回の大河ドラマは、江戸時代のメディア王となる蔦屋重三郎なる人物が主人公。

生きてゆく場所で一所懸命に生きる、置かれた場所で花を咲かせる人生。

言葉は美しいけど、たとえば、吉原の遊郭で生きる遊女にも「置かれた境遇で花を咲かせよう」?

そんな楽観理想人生、無理難題、酷な人生です。

僕ならば、「花を咲かせてくれる場所」へ逃げてしまうなぁ。

余談ですが、今回の大河ドラマの初回、江戸時代の幻の名料亭「百川の弁当」が登場しました。

菅茶山(備後福山藩の漢詩人)も通ったという日本橋浮世小路にあった「百川楼」。

菅茶山の代表作「冬夜読書」。

雪は山堂を擁して樹影深し
憺鈴動かず夜沈沈
閑かに乱帙を収めて疑義を思ふ
一穂の青灯万古の心

現代語訳・・難しいなぁ。

百川の幻のお弁当食べたいものです。

お金にも賞味期限を!


心楽しく!

2025年01月11日 | 百伝。

トルコ、イスタンブールのダウンタウンを散策している際、急に催したくなり公共のトイレに駆け込んだ思い出があります。

和式同様なトイレでしゃがみ込んで素早く用を済ますと、さて? トイレットペーパーが無い、紙が無いのです。

目の前にドアを凝視していると、何やら模様だと思っていた茶色の縦筋、右横にチョロチョロと流れていた水・・はて? 全て理解できました。

トルコはイスラム教国、左手は不浄の手、その手を水に濡らし肛門を洗い、その手に付いた糞をそのままドアに拭うようにした跡なのです。

それで、どうしようかな?と思案しながらも自らの手で肛門を洗うことは出来ませんでした。

文庫本の「まえがき」「あとがき」の部分を破いて、その紙面を使って用を済ませました。

帰国後、この事を父に話したら、戦時中ジャワ島ではロープのようなものを両端の木につないで、用を足した後は、そのロープをまたいで歩きながら股間を拭いていたと言っていました。

今日は、父の命日。

随分、昔のイスタンブールでの旅の思い出です。

さて、時代は移り変わり現在へ。

先日、人生4回目となる大腸内視鏡検査を行いました。

端末に高性能カメラがついたスコープを肛門から挿入し、肛門、大腸、小腸の一部(回腸末端)を調べる検査です。

苦痛? 「断腸の思い」とは無縁です。

まぁ、出るわ、出るわ、宿便にオナラ・・腸=腹は、第二の脳だと言われています。

腹を括る、腹を固める、腹を決める、腹に納める、つまりは、「覚悟を決める」と「丹田に気を集める」という養生訓に繋がります。

日本のアリストレスと言われる江戸時代の儒学者貝原益軒の「養生訓」より抜粋。
 
「怒れば気が上がる。喜べば気が緩む。悲しめば気が消える。恐れれば気がめぐらない。寒ければ気が閉じる。暑ければ気がもれる。驚けば気が乱れる。労すれば気が減る。思い悩めば気が結ばれる。」
 
「すべての病気はみな気から生じる。病気とは文字通り「気が病む」ことである。ゆえに、養生の道は気を調えることにある。調えるということは、気を和らげて平らかにすることである。  ともかく気を養う道は、気を減らさないことと、気をふさがないことにある。気を和らげて平らかにすれば、この二つの憂いはなくなる。」と説いた貝原益軒。
 
およそ人間には三つの楽しみがある。
一つは道を行ない心得ちがいをせず、善を楽しむこと。
二つは健康で気持よく楽しむこと。
三つは長生きして長くひさしく楽しむことである。
いくら富貴であっても、この三つの楽しみがなければ真の楽しみは得られない。
 
老後はわずかに一日でも、楽しまないで空しくすごすことは惜しまなければならぬ。
老後の一日は千金に値するものである。
ひとの子たるものは、このことを心にかけて思わないでよいはずはない。
 
ひとの身体は父母を本(もと)とし、天地を初めとしてなったものであって、天地・父母の恵みを受けて生まれ育った身体であるから、それは私自身のもののようであるが、しかし私のみによって存在するものではない。
つまり、天地の賜物であり、父母の残して下さった身体であるから、慎んで大切にして天寿をたもつように心がけなければならない。
これが天地・父母に仕える孝の本である。
身体を失っては仕えようもないのである。(後略)
 
そう結局便が詰まる所、養生訓は「心楽しく」と語っているのです。
 

2025 令和7年スタート

2025年01月04日 | 百伝。

明けましておめでとうございます。

昨日3日、今日4日と今年初めての休日です。

昨日、外は冬の氷雨まじり。

初詣に福井県勝山市に鎮座する日本一大きな越前大仏、そして、そのあとに永平寺町へ..

曹洞宗総本山永平寺へ初詣参拝に上がりました。

越前大仏は、長者番付日本一になった地元出身の方が40年程昔、故郷に建立したものです。

正月三が日は無料でしたが、、当時の参拝料が2000円か3000円だったかなぁ?

おまけに大仏さんの中に建立者の遺骨が入るという話もあって、福井県民のほとんど方がよいイメージを持っていませんでした。

これではイカン!と地元も考えたのでしょう。

現在、参拝料金は500円と大幅に下がりました。

おまけに最近は、SNSで映えるのでしょう。

毎日、外国人観光客も参拝しているとの事。

世界に誇る福井県立恐竜博物館、そして、創建717年に泰澄によって開山、中世の巨大宗教都市だった平泉寺白山神社とともに勝山市の観光の目玉になりつつあります。

 

新年早々、一番驚いたのはラジオ放送百年の元日午前3時頃、風呂上がりにNHKラジオの深夜宅急便をONにすると、今年始まりに聴く音楽が、ナント!ドンピシャッと「氷雨」のイントロが流れて来ました❗

「氷雨」は、遠い親戚の方が作詞作曲した演歌、故郷百島を想い浮かべました。

去年は、両親のお墓参りにも上がっていないので、初詣は百島曹洞宗萬松山西林寺へも繋がる曹洞宗大本山永平寺に参詣に上がりました。

永平寺は、1244年道元禅師が開創した禅の修行道場。

曹洞宗の大本山であり、参拝客も多く全国から集まった多くの雲水が厳しい修行の日々を送っています。

2階の大広間は「傘松閣(さんしょうかく)」という160畳の「絵天井の間」。

昭和の一流日本画家144名による230枚の天井絵がはめ込まれていて、まさに壮観です。

 

山門は二層の造りで下層には四天王「持国天」「多聞天」「広目天」「増長天」を配置、上層には「五百羅漢」が祀られて、釘や金具を一切使っていない木組み造り。

とりわけ、正月三日のみに行われる「歎仏会(たんぶつえ)」を参拝。

写真撮影は禁止でしたが、雲水の立ち位置、姿、唱経、見事でした。

歎仏会とは、お釈迦さまを中心とした仏様を讃える法要、「持国天」「多聞天」「広目天」「増長天」多くの仏様の名前を呼びます。

南無阿弥陀仏の浄土真宗では、讃仏会と呼ぶのかな?

因みに、浄土真宗、日蓮宗では、般若心経を唱えません。

南無妙法蓮華経。

南無観世音菩薩。

禅の聖地、永平寺で学べるのは、空の概念。

般若心経は、信仰というよりも真理の哲学かも知れません。

「色即是空=しきそくぜくう」は、仏教の根本教理。

「この世のすべてのものは恒常な実体はなく縁起によって存在する」という意味。

色不異空や不生不滅なも、実体はなく生じることも滅することもない・・といった教えです。

人生の意義は、幸福と快楽。

祈る時間とセックスする時間、人間はどちらを求めて生きてますか?

食べる時間も含めて、感情に追われ続けるコントロールかもしれません。

意味ある人生は、困難な環境でも満足、達成感あり。

無意味となる人生は、快適な環境でも不満足、疲労感あり。

もしも明日、地球が大爆発して消滅しても、宇宙は何ひとつ問題無く動いています。

「この世は虚構世界、人生も人生の器も空っぽ」

自然の振る舞い方が、最高の生き方かもしれません。

今年一年もよろしくお願い申し上げます。

合掌に感謝。


お天道様

2024年12月31日 | 百伝。

大晦日、紅白歌合戦合戦を観ながらの掃除、合間に書いています。

身体が健康で元気があっての予定ですが、来年は、福井から東京と広島を行ったり来たりする予定です。

自分の身体を犠牲にしてまで求めるものは、何もありません。

身体という乗り物がなければ、精神、魂は、幽霊と同じ。

若い頃の見た夢、歳取る毎に馬鹿馬鹿しくなって、「成るように成るのが人生」と高を括る。

人生、何にも達成していなければ、目立つこともないけど普通に可笑しく生きることが大事。

人の善悪、お天道様が見ている、という言葉があります。

自分自身を一番見ているのは、自分です。

ならば、誰もが「お天道様」になれるのではないのかな?

明日から新しい一年が、また始まります。

今年一年、この拙なるブログの集った皆様へ。

感謝の一言です。

ありがとうございます。

焦りや不安がどうでもよくなるような、よりよく明るい一年でありますように。

泣かないで微笑んで、愛と平和の祈りを込めて、お天道様が見ています。


杵と臼

2024年12月19日 | 百伝。

福井市郊外、東郷地区にある古民家をリフォームした「杵と臼」というカフェ兼日本料理店まで出かけて参りました。

東郷地区は、一乗朝倉遺跡に向かう途中に位置しています。

店内に入ると、いきなり幼かった頃、年の暮れに親戚中が集まって一緒にお餅をついていた光景をまざまざと思い出していました。

リズム感よく、コントロールする臼取りの祖母、杵打ちの若い衆だったオジサン達、懐かしいなぁ・・今は誰もいなくなった遠い故郷の風景です。

祖母は、蕎麦打ちも行っていたなぁ‥当時、蕎麦畑もあったのでしょう。

さて、このお店「杵と臼」KINE&USU、越前蕎麦と餅の合わせ食いとなりましたが、これがまた新発見というぐらい美味でした。

福井市内の街中にある蕎麦店の「おろしそば」は、大抵美味しいのですが、郊外にあるこのお店はちょっと別格に美味でした。

個人的に宣伝したくなった「杵と臼」というお店です。

デザートは、ゴディバのチョコレートと越前蕎麦がコラボした蕎麦チョコケーキでした。

これは、特段申し上げることはないかなぁ。

さて、この東郷地区は、地元意識が高く、故郷への自負も誇りも高いのでしょう。

自らの恋人のような感情を故郷に抱いているのかもしれません。

さまざまなイベントも試みています。

移住促進でも観光促進でもなく、東郷地区での暮らしを一定期間体験する新しい旅のスタイル「微住」。

東郷地区は、日本初の「微住発祥之地」を独自に掲げています。

学ぶことの多い日々です。

職場に毎週1回、同年代の整体師の方が、レク体操の中でツボをおさえた話をしてくれます。

病を治す、老化予防は、戦いと同じで、さまざまな戦略、奇襲作戦が必要だとのこと。

要は、闇夜に鉄砲を撃つようにアレコレのツボを指圧するような乱射は禁物だとのこと。

この方、真面目で元気でユニーク、在郷(田舎)の仲間同士で農業法人を運営しているとの事。

来週はクリスマス、日本で初めてクリスマスが伝導された地域は山口県だとの事。

日本で初めてクリスマスパーティーが開催されたのは福井だとの事。

心も動かさないとね❗

来年、百島にも同じような種を植えて大きく芽が膨らむ期待感があります。


毎日がpaypay。

2024年12月17日 | 百伝。

今年69歳になると勘違いしていました。

今年で68歳です。

だから、1年間という人生の時間を貰ったようなお得感がある? そうではありません。

先日、年金機構から届いた通知書から、今までどれぐらい働いた月数が記載されていました。

40年間で480月となりますが、この歳でまだ480月に達していません。

つまり、これまでの人生でまだトータル40年間働いていないのです。

来年秋、69歳近くになってやっと40年間の労働期間に達成するみたいです。

20歳前の浪人時代、30歳前後の海外遊学期間、50歳前後で自営業、無職・・振り返れば、勉強嫌い、仕事嫌い、放浪癖のある怠け者です。

それでも、未だに毎日仕事があります。

生涯現役のまま死ぬまで働き続けるつもりです。

とは言え、健康と病気、命のコントロールは出来ないし、ましてや高齢者になれば日々の予定は狂うもの、日常茶飯事です。

心身の元気が一番です。

付け加えると、54歳の時に拡張心筋症で一度死んでいる筈、59歳の時に大動脈解離で再度死んでいる筈、ほんとうは生きている筈はないのだから、本当の僕自身は運尽きて死んでいる筈。

生きて働いているという運命は、多分借り物の人生、仮物の僕自身だからなのでしょう。

笑いながら楽しく生きていますが、何かこの世界には目に見えない不安があります。

「生きていること自体」が当たり前ではないのです。

戦争反対、核兵器廃絶、闇バイト、犯罪社会の根絶、貧富の経済格差、人権の社会格差、富裕層、武器商人へのお金の使用期限設定・・。

笑顔平和よりも、歓喜勝利を優先するのが競い合う人間社会です。

上を向けば雨天、青空、満天の星を眺めたり、下を向いても幸せのタネ探しが出来る生活感を持ちたいものです。

我が家のべランダの波板が飛ばされて水浸し、やっと雨が止んだ先日に業者さんによる修繕工事終了。

安心したのも束の間、もうひとつのベランダの屋根も劣化していました。

今度は、元気なうちに自分でDIY、トライします。

今日から68歳、毎日がpaypayのような日々です。

きょういく(今日行く場所がある)、きょうよう(今日用事がある)。

快食、快眠、快便、食べる、喋べる、調べる、トラベル。

ポイ活、終活、生かされて生活です。

歩ける事に、幸福。

走れる事に、感謝。

死ぬまで生かされている事に、有り難う。

美味しい生活、シンプルな時間を目指します。


楽園の星。

2024年11月29日 | 百伝。

毎週土曜日の夕方18時から、テレビ朝日系列で放映される「人生の楽園」、番組の冒頭で先日亡くなった西田敏行さんの声で「人生には楽園が必要だってね」というナレーションで始まります。

僕の記憶では、この番組「人生の楽園」には、過去二度「百島」が紹介されました。

楽園の島、百島・・そうなって欲しいものです。

ただ、楽園となるには経済的な余裕が有ること、経済格差が無いこと、必須条件です。

楽園の国、日本?・・年収103万円の壁、年金月50万円の壁、壁だらけの楽園です。

労働人口を増やすために、壁を取っ払う?

しかし、楽園には、壁が必要なのかもしれません。

同年代の70歳前後の仲間には毎月の年金が6万円程度の国民年金のみ人も多くいます。

だから彼らは「70歳過ぎても働かないと生けていけない」と言います。

僕個人の意見ですが、65歳過ぎれば毎月50万円以上稼ぐ方には、年金支給は必要無いと考えています。

その分、同年代へ、さらには若い世代への還元、分配を重要視すべきです。

生まれて死ぬまで、どんどん経済格差を広げるような競争社会は、どうしようもありません。

年収百億円、年収千億円、個人財産何兆円・・・どう考えても歪(いびつ)な社会です。

お金に使用期限を! 

富裕層、お金持ちを憧れるのを止めましょう。

憧れると超えられないのです・・同じようなことを大谷翔平選手も言いました。

世界で一番高い山が、エベレストの標高8849M。

それ以上に高い山は、この地球上には存在しないのです。

なのに、人間は、それ以上に高い札束を積み上げようとしています。

お金に賞味期限を!

資本主義を世界と捉えるから、「お金」に人間社会が振り回されるのでしょう。

ほどほどの格差は仕方がありません。

資本主義の地球をイメージしましょう。

世界の知名度の高い有名観光地、例えば、京都、ベネチア、パリ等々、これらの地は、宣伝しなくても世界中から多くの観光客が押し寄せるように訪ねて来ます。

有名観光地には、団体旅行者が多くて「お金」が落ちるのは事実です。

僕自身も若い頃、海外へ飛び出して団体旅行とは無縁なバックパッカーのような旅をしていました。

されど、歴史伝統もあり、知名度あり、富裕地域なれども、楽園とは程遠い違和感を覚えたものです。

根本的な要因は、貧富の大きな格差社会です。

故郷の百島にある泊堂の坂道は、世界一美しい坂道だと感じています。

最近、道幅を広げたのかな?

その百島にある世界一美しい坂道に、尾道市のマーキング、ご当地マンホールが設置されたようです。

地球一美しい坂道になったと勘違いすることにします。

写真提供:京泉盛勇さん。

世界の指導者と言うよりも、地球の指導者たちは、せめて「地球を楽園の星」だとイメージして欲しいものです。


防災減災の要。

2024年11月17日 | 百伝。

今日は、百島で防災避難訓練が実施されたとの「お知らせ」を頂きました。

自助、協助、公助の組み合わせが大事、いざという時の備えが、本当に大切だと考えています。

因みに、居住地の福井市は世界一の防災都市を目指しています。

福井市民の僕も一応、防災士の資格を持つ身の上ですが、災害は必ず忘れた頃に来る事を念頭に忘れないように心掛けています。

高齢者の避難、誘導方法は日本の防災における大きな課題です。

今日の百島での防災避難訓練の光景。

写真提供は、京泉盛勇さん。

元気がいちばんです。