百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

親ガチャ、出身地ガチャ。

2024年09月19日 | 資本と社会の問題
アメリカ合衆国は、トランプ前大統領がオハイオ州スプリングフィールドでは、移民のハイチ人がペットの犬猫を食べているという発言で、大問題。
 
はて? 同じような話が日本でもありました。
 
10年前か、20年前には、中国人が暮らし始めたエリアでは、犬、猫、亀、鯉がいつの間にか消えるという不思議な噂話が広がりました。
 
生活とは、何でしょうか?

広辞苑では、生存して活動すること、生きながらえること、世の中で暮らしてゆくこと・・だとか。

生活してゆくには、仕事が不可欠なのは言うまでもありません。

「サルがヒトになることに、労働はどのように関与したか?」経済学者エンゲルスの一節です。

直立に歩みだした人類の祖先は、手を自由に使い、新しい技能を次々と得ることに進化しました。

仕事とは、何でしょうか?

仕事とは、どのような意味を持っているのでしょうか?

労働という仕事は、人間の能力を発達させてきたのは、歴史的事実です。

人間の労働は、自然まかせの狩猟や採取の段階から、言語を持ち、人間が主体となる社会的集団労働に発展しました。

集団での多面的な労働を構築して、計画的な分業協業による組織性が生まれてきます。

こうして、仕事は、社会的な性格を備えるようになりました。

仕事は、人間の自己実現の場であり、社会への参画でもあり、生きがいにも相当することにもなります。

「仕事は、人間生活の第一の基本条件」は、揺るぎない事実です。

英国の顔、BBC の良心的なアナウンサーでもあった、ヒュー・エドワード氏(63歳)が児童ポルノ画像で有罪判決、ショッキングな事件です。

ウェ―ルズ出身のこの方が20代の頃、BBC でデビューした時代を覚えているけど、キュウピーさんと呼んでいました。
 
その愛くるしい表情で公平無私、重厚感のあるアナウンサーでした。
 
BBC には大幅な人事異動がないのか、キュウピーさんが何年経ってもBBC のニュース報道の画面に出ているのが楽しみでしたから、至極残念です。
 
それでも、なぜ?

仕事が苦しいという生活感覚が、現われてくるのでしょうか?

資本主義社会の矛盾です。

自らが、職業の自由を選択できるようになったのは、誰もが知っています。

近代となり、資本主義社会は、身分制度を廃止して、強制的に縛られていた人間を解放しました。

解放はされましたが、現代社会における、引きこもり問題、生活保護者の増大、労働者の高齢化、派遣労働の有期雇用、非正規労働者の低賃金、農林漁業の低迷、商店街の衰退、人手不足、巨大企業と中小企業の格差拡等々・・貧困、生活困難の社会問題が浮かび上がります。

例えば、先進国の多国籍企業が、途上国の安価な労働力を使って生産しています。

社会は、不変ではなく固定的なものではありません。

絶えず、変化、発展してゆくものです。

親ガチャ、出身地ガチャ、そんな言葉を打破するような社会でなければなりません。

ただ、その変化、発展の本質を考えるのも大事です。

仕事が苦しくなるのは、労働者による労働する過程で自主的管理、利潤獲得範囲での裁量があるにせよ、それ以上のコントロールを、自分では、できないからです。

消費者に生産物を購入させて利潤をあげるだけの労働仕事・・。

消費者に生産物を使用して、より豊かになってもらう労働仕事・・。

自ら考えて判断できる人間としての労働意欲ではなくて、資本・経営側による最終判断を委ねるような疎外されて、労働に従属されているような現実社会の状況です。

現場の自由を制限して、管理ばかりが強化されると、自律性も自立性も失われてゆきます。

自立的で自由な思考、発想、精神を失った仕事や生活は、楽しいはずがありません。

イライラよりもワクワクする・・労働者が、労働過程での適切な労働時間、適切で安全な労働内容、環境を備える社会の実現を備えるのが、社会福祉が充実した先進国としての基本条件かと考えます。


団塊世代にエールを❗

2024年02月07日 | 資本と社会の問題

昨日、一昨日、全国のトップニュースは、関東地方での大雪による事故多発を伝えていました。

都会の交通体系は、僅かな雪にも滅法脆弱に映ります。

何故かな?

田舎生活を忘れた都市生活者。

最近思うのは、団塊の世代、とりわけ都市部の後期高齢者が要介護となる近い未来、どうなるのかな? 

この現実問題、現状維持のままならば、とても心配です。

団塊の世代とは、昭和22年(1947年)から昭和25年3月までに生まれた戦後のベビー世代、日本の人口比率で大きな割合を占める高齢者世代です。

高齢者人口が多い為、少ない年金受給生活者は経済的理由で、高齢者用施設には入居できない状況になりつつあります。

今後、団塊の世代の家庭から、かなりの人口割合が悲惨な介護難民生活になると思います。

老々介護、認々介護、生活破綻、突き詰めて介護殺人、自死、孤立死、否応なしに迫る経済格差社会の負の連鎖です。

やんちゃで悪質な高齢者は、3食冷暖房付きの刑務所暮らしを目指す筈です。

政府が異次元の少子化対策を行うにしろ、人生末期が、悲しい老後生活で終るような幕引き都市劇場のような国家、市民社会に、誰が新しい人生を預けたいと思うのでしょうか?

僕らは「もはや戦後は終わった」と言われた昭和31年に生まれました。

そして、昭和35年の池田内閣の国民所得倍増計画、日本の経済成長の始まりです。

それでも子供の頃、日本は貧しかったという記憶があります。

それをもっと実感していたのは、団塊の世代だと思います。

大きくなるにつれて、白黒テレビが、カラーテレビが、洗濯機が、冷蔵庫が、家の中に入って来ました。

成長するにつれて、日本は豊かになっているという実感もありました。

日本社会は、豊かな未来だという期待、希望です。

日本の高度経済成長と共に、30歳代まで歳を重ねて成長したのです。

平成時代になるとバブル経済が弾け飛んで経済停滞どころか経済低迷時代へ、今で言う「失われた30年」です。

実際振り返れば、40歳代、50歳代、60歳代よりも、20歳代の若い頃が一番収入が多かったのかも知れません。

未だに日本は経済先進国なのかな?

再び経済途上国でもよいかも?

今や、日本は超高齢化社会の先頭を進んでいます。

敬老という言葉の重みがある国家、社会にならないとね。

経済優先社会は、便利なスマホのような情報社会となります。 

スマホばかり使うとノートパソコン、USB の使い方まで忘れてしまう時代です。

それでも、一番番の情報媒体は、やはり「文字」なのです。

読み書き、算盤、かつての商いの記録は、大福帳。

大福帳を知っている最後の世代が多分、団塊の世代。

団塊の世代は、田舎に帰ろう。

かつて血気盛んだった学生運動を思い出して、自らの老後の生活権利を守る為、もっと最低限の生活権利を主張した方がよいのかも知れません。

北欧のスカンジナビア半島の国々のように高税金国家になろうと、安心出来る老後生活を迎えられますように。

日本の未来の為、孫の世代の為、団塊の世代は、昔に戻ろう。

大福よ、来い❗

団塊の世代にエールを❗


音楽性の明暗。

2023年10月04日 | 資本と社会の問題

去年の今頃、NHK の「鶴瓶の家族に乾杯❗尾道百島編」にゲスト出演していた井ノ原快彦さん。

1年後の今、人生は分からないものである。

いちタレントから、今や連日話題となるジャニーズ性加害問題、その被害者救済の道程となる渦中の中心人物の一人となっている。

さて、NHK 朝ドラマ「ブギウギ」が始まった。

ブギウギは、ジャズ用語。

主人公のモデルは、戦後「東京ブギウギ」を唄った笠置シズ子さん、その作曲家は服部良一さん。

日本での大ヒット、大成功。

その勢いで、服部良一さん、笠置シズ子さん、米国ハワイ、ロスアンゼルス公演を行う。

その時、現地で甲斐甲斐しく公演の手伝いをしていた10代の若者がいた。

彼は後に、昭和の大作曲家服部良一さんをバックにして、日本のエンターテイトメントに進出したジャニー喜多川・・皮肉なものである。

先日2日のジャニーズ事務所のテレビ会見。

ジャニーズ名を消滅させるとの決定。

そのテレビ会見での司会進行役の方が、ソフトタッチで優しく響く声で、聞いた事があるなぁと思っていたなら、ナント、元NHK アナウンサーの松本和也さんだった。

井ノ原快彦さんの会見、その会見の否定内容よりも、松本アナの元気そうな振舞いが嬉しかったなぁ。

資本と社会の問題、音楽性の命題。

もう20年以上昔、松本アナはNHK 福井局勤務。

子供も幼くて、人気のある耳鼻科で、隣同士で2時間以上座って受診待ち、スーパーの買い物中に出会ったり、ビートルズマニアのとても感じのよい人だった。

当時、福井で英語教師していたのが、今やアメリカ人タレントとして活躍中ののパックン。

その後、東京に転勤した松本アナは、あのパックンと一緒にテレビ番組「英語でしゃべらナイト」で、二人は全国で知名度アップ。

松本アナは、NHK 大晦日の紅白歌合戦の総合司会にも大抜擢される。

しかし、だ。

毎日曜日午後のNHK の「のど自慢大会」の司会担当になってからの松本アナは、心身不調に陥り、休職状態に。

その後、風の便りでは、NHK を退職したとの事。

個人的な憶測だけど、ビートルズマニアが、毎日毎日、J ポップ、演歌は聴きたくないはず。

しかも毎週末、全国を飛び回り、しかも子供の休日にも一緒に過ごせないストレス、そんなのあんなので、疲れ果てたのでは?というのが個人的な憶測、見解だけど、実際の所は分からない。

彼の今後の活躍を祈ります。

ただ、フリーとして松本和也アナウンサーの復活に、音楽性の明暗は、あったのかな?

人生の明暗は、あるのかな?

気分上昇線を描く音楽を聴きたいなぁ。

好みの音楽を聴きながら、水、珈琲を飲んでは、草刈りをして、百島イングリシュガーデンの中で過ごすのが楽しみです。

自称「心身の介護予防・リハビリ・トレーニングセンター」のある百島大学へ通いたくなりました。

NHK のラジオ体操のリズミカル音楽は、確かに明るい❗


アハハ生活。

2023年07月03日 | 資本と社会の問題

山開きの七月になりました。

「富士山、登らない馬鹿。二度登る馬鹿」

だから、富士山には人生1回は登った方が楽しいのでしょう。

僕は馬鹿だから、何度も富士山に登りたい。

72歳か、74歳頃には、また登りたい・・・生きていればの話です。

最近は、老後生活という言葉は僅かに聞くものの「老人」という言葉は、死語になりつつあるようです。

代わりに、「前期、後期高齢者」という言葉を、頻繁に耳にします。

アンチ・エイジング、アクティブ・エイジングという言葉も大流行です。

髪を染め、かつらを付け、化粧もして、若々しい服装を身に着けます。

高齢者と思われないように、高齢者に見られないように・・そのための健康増進、長生き作戦です。

老いた高齢者ではなく、若々しい高齢者であることが、人生最後の意地なのかもしれません。

詰まるところ・・老人なのだからでしょう。

それでも、それは、健康寿命という人生最後の始まりに過ぎません。

10代の若者よりも、65歳以上の高齢者による万引き事件が多い社会です。

高齢者を狙う「詐欺事件」も一向に減りません。

QOL クオリティ・オブ・ライフ、生活の質が大事だとか言いますが、ヒヤヒヤ、ギスギスした生活よりも、ゲラゲラ笑って生きる方が大事。

70代の方々が、40代の方々の同じように生活出来れば、文句なしの幸福者です。

よく言われるのは、80代、90代でスポーツ愛好者こそが、人生の勝利者、金メダリストだと言われています。

若々しい高齢者社会なんて・・高齢者と思われるのが嫌だと感じる社会は、心豊かな社会ではありません。

足がよろめく前に、歯が抜け落ちる前に、目が見えなく前に、認知症になる前にです。

動ける時にこそ、長生きしたいならば、支援の無い老々介護・孤立無援家族を避ける為の長生きしてよかった」という努力、目標設定、終活をしないとね。

要介護の自らが動けない状態をイメージ、想像、考えてみてください。

たとえ百歳まで長生きして健康でても、その後の動けなくなる介護生活をイメージしてください。

百歳まで元気で、突然ポックリと逝けば理想でしょうね❗

そんな方は極僅か、人間75歳過ぎてから一気に老いが迫ります。

誰が介護するのか?

家庭内介護が難しい理由で、高齢者施設への入居。

冷暖房完備、三食賄い付きの安心安全生活は、間違いなく認知症が早まります。

お金も諸費用も掛かります

施設へ支払うお金という経済問題と災害時の水と電気は、高齢者生活と同じレベルで考えるべきでは?

老いると、便利な都市生活よりも不便な田舎生活、せめて二拠点生活を選択する方が、元気を長く維持できると確信します。

人間関係が大事だけどね❗

ゲラゲラとアハハな生活を目指しましょう❗


道徳的権威の傘。

2023年05月23日 | 資本と社会の問題

第二次世界大戦の終戦直前、ソ連のスタリーン、英国のチャールズ、米国のルーズベルトの3首脳が、勝者としての終戦後の世界を取り決めました。

それが、ヤルタ(クリミア)会談。

現在、戦争状態のクロアチアとロシアの火種となるクリミアです。

その後の世界は、共産主義と資本主義。

独裁政治?専制政治かな?

今は、民主主義国家と専制主義国家との対立構図の世界。

対立の最大の要因は、為政者、指導者の愛国心という自己保身。

インドには、非暴力主義を貫いたガンジーという偉大な歴史上の人物がいます。

インド政府は、そのガンジーの銅像を広島へ寄進。

当然、非核という非暴力を最大命題とする広島市民、平和記念公園に有り難く設置する事になりました。

モディ首相は、今回、ロシアとウクライナの戦争を停戦に向けて、全力で仲介すると世界に向けて発言。

それが、インドという道徳的権威の政策戦略。

歴史上一度も他国を占領侵略をした事もなく、ゼロ0という概念を発見したインドは、核保有国でもあり、今や気功の中国を抜いて世界一の人口を有する、ヨガというお国柄。

今回のG7広島サミット、G20、グロバールサウスの主要国、そして、ウクライナのゼレンスキー大統領も参加、世界中から注目を集めた歴史的な首脳会談の場となりました。

されど、日本被団協役員の皆さん、サーロー節子さん等々、被爆者として長きにわたり、戦争反対、被爆の実相、核兵器廃絶、平和運動に関わった方々からは、多くの失望、否定的な言葉が伝わってきました。

核兵器縮小プロセスの声明もないどころか、ウクライナへの武器供与となった結果に憤っているのです。

因みに、岸田首相とサーロー節子さんは、遠戚関係となります。

僕自身、日本被団協の名ばかりの何も活動しない被爆者二世会員のようですが、思うのに被爆者は国民被害者なのです。

加害者は、戦争犯罪者となる国家政府なのです。

「戦争反対、核廃絶なのは当たり前。それを言えるのが、民主主義という社会体制下の自由な発言意見」です。

その言葉を、北朝鮮、ロシア、中国の専制政治指導者に投げたくなります。

もしも日本が太平洋戦争の勝利国であったならば、大日本帝国憲法の日の本、主権天皇制維持、神の国、メディア統制、核保有、軍備増強、戦争強国・・どこかの国と似ている❗

そんな国の国民になりたいですか?

あえて言うならば、「日本は戦争に負けてよかった。アメリカの民主主義のお陰で焼け野原から復興して、自由という発言権利を得た」のでは?

アメリカ、NATO は、武器兵器を供与するばかり、ウクライナに寄り添うと言いながらも直接戦争に介入せず、ロシアの弱体化を傍観者として眺めている国家保身が第一。

核の抑止力というのは現在において、戦争犯罪殺戮、大虐殺という加害者予備軍なのです。

それに向き合う戦時下のウクライナのゼレンスキー大統領の心中は如何なものか?

日本は敗戦国として、その計り知れない苦しみ、悲しみを背負っている国なのでは?

核の傘は、安心安全ですか?

日本は唯一の被爆国として、道徳的権威の傘を世界に差し出して欲しいものです。

(写真提供 : 外務省)

ウクライナを含めた今回のG7広島サミットが、未来と過去を繋ぐ歴史上の分岐点となる平和会談であったと希望します。

 


君は、燃えているか?

2023年04月21日 | 資本と社会の問題

車が発明された時には、誰も運転出来なかったはずだが、今は、世界中誰もが運転できます。

携帯電話も然り、家庭に固定電話が備わっていたのは、電線等のインフラ整備がしっかりしていた先進国のみでした。

ところが携帯電話が発明されると、中国やアフリカ、発展途上国、地球上に、あっという間に普及しました。

さらにインターネットの普及、日本はデジタル世界に乗り遅れた感があります。

今は、話題沸騰の対話型AI チャットGpt の登場・・まだまだ進化するのでしょう。

知的専門職の多くの仕事が消滅するかもしれません。

ファイア(FIRE)という単語が浮かんで来ます。

缶コーヒーにも、ファイアという品名がありました。

コーヒー飲んで、燃えろ❗発射❗という元気付けの意味合いなのでしょう。

それでも、ぼくらの世代でのファイアという単語は、クビだ、解雇だとか、そんな意味合いが強いのです。

しかし、今のFIREは「Financial Independence, Retire Early」の意味合いで、若くしてお金を貯めて退職、経済的独立、基本的には働かないのです。

対話型AI は、こうした人生設計目標の達成を助ける経済支援のアイデア・ツールになるかもしれません。

その一方で、人生相談にも応じます。

対話型AI は、働らかない引きこもりの方々にも、救いの手を差し出すツールになるかもしれません。

経済的にも。

働いても、働かなくても、人間の生きる価値は変わらない社会性、世界観が必要だと考えます。

僕自身、50歳の時に限界を感じて、普通の勤め人サラリーマンをFIRE しました。

単純明解な事ですが、対話型AI は、富裕層にも貧困層にも属さず、病気にもならず、患者にもなれません。

にもかかわらず、病気の悩みを質問すると、医者か、神様のような優しい対応を示します。

いつかは、神の領域に到達するかもしれません。

病に関しては、例えばガン患者は、心筋、脳梗塞等の急死、事故による突然死に較べると、人生に真剣に向き合い、多くの方にサヨナラを告げられる時間がある。等々

簡単な事を言えば、対話型AI は、殺人、犯罪、戦争を悪とみなし、平和、人権、人類愛を善とみなさない限り、使わない方がよいのです。

さもなければ、人間の使い方次第で、自殺も殺人の方法も、他人の弱味、貶める方法も教唆出来る怖い対話型AI になります。

現在の神様は、対話型AI の子孫かもしれません。

昔々の大昔、数万年昔、とある知的生物が、創り出した大量生産の不完全な対話型AI が、神々の御先祖様だったのかもしれません。

幸運な世界を❗

FIRE ❗


デジタル国家の出現。

2022年08月24日 | 資本と社会の問題
先日観たNHKBSの「資本主義の欲望、メタバースの衝撃」は、非常に衝撃的かつ興味深い番組内容でした。

欲望の資本主義とは、貨幣というマネー、お金の事。

今、世界中の多くの知識人、起業家、社会学者、経済学者が、メタバースの世界(企業)から生まれるデジタル国家の出現を予言しているのです。

メタバース企業へのユーザーをクリエイターとみなし、全員が収益を得られるデジタル国家として発展させると豪語しています。

お金を稼ぐというチャンス、多くのユーザーに等しく行き渡る未来社会、より民主的なデジタル、テクノロジー経済。

モノも夢も金も人間すら、全部がバーチャル世界に存在して生きるというデジタル国家のパラドックス。

貨幣というマネー、お金が、テクノロジーによって、デジタル国家で流通すれば、人類の歴史上初めて国家の通貨に対する競争となるとの事。

バーチャルなデジタル国家は、リアルな中央集権国家にとって大変な脅威となると予測されているのです。

つまり、資本主義の本質を闊歩するのが、虚構世界の中にあるのならば、現実の流通経済は、何か間違っているのではという事になるのでは?

未来予測では、人間の仕事を減らし、その雇用を奪い続けるのが、AIというデジタル経済なのでは?

現実の資本主義経済が偏重され続けて、所得格差、貧富の不平等が拡大するならば、人類は滅亡しかないと言います。

そんな現実世界を救うのが、メタバースの世界というのは、ちょっと理解しがたい難問です。

未来の世界経済、バーチャル企業を牽引する経営者、知識人、賢人たちの姿は、儲かればよいという資本主義の悪しき欲望だけを引き継いで欲しくはない。

仕事の価値観は、何だろう?

現実の仕事を否定するバーチャルなメタバース企業、デジタル経済からの収益は、不信感を生じます。

デジタル国家の貨幣のすべてが、使用期限のあるクーポン券のようなモノならば、現実の世界通貨ドルやユーロ、円を凌ぐ貨幣となるかもしれません、いいえ期待です。

一番興味を惹いたのは、どこのメタバース企業にユーザーとして参加したいかというハードルです。

アメリカ発のメタバース企業か?日本発のメタバース企業か?あるいは中国発ののメタバース企業か?

それらも取捨選択、最終的には集約されて、世界中で2つか、3つか、僅かな巨大なメタバース企業しか残らないだろうとの事。

歴史学者に問いたいものです。

空気も水も土地もバーチャルなデジタル国家の出現、待ち遠しいですか?



理想の国。

2022年07月20日 | 資本と社会の問題

世界一貧しい大統領のスピーチを再再度、掲載させて頂きます。(国連スピーチからの抜粋)

ホセ・ムヒカ氏:会場にお越しの政府や代表者の皆さま。ありがとうございます。ここに招待いただいたブラジルと、ディルマ・ルセフ大統領に感謝いたします。

私の前にここに立って演説した、快きプレゼンターのみなさまにも感謝いたします。国を代表するもの同士、人類が必要であろう国同士の決議を議決しなければならない。その素直な志をここで表現しているのだと思います。しかし、頭に中にある厳しい疑問を声に出させてください。

午後からずっと話されていたことは、持続可能な発展と世界の貧困を無くすことでした。私達の本音は何なのでしょうか? 現在の裕福な国々の発展と消費モデルを真似することでしょうか? 質問をさせてください。

ドイツ人が一世帯で持つ車と同じ数の車をインド人が持てば、この惑星はどうなるのでしょうか。息をするための酸素がどれくらい残るのでしょうか。同じ質問を別の言い方ですると、西洋の富裕社会が持つ同じ傲慢な消費を、世界の70億~80億人の人達ができるほどの原料が、この地球にあるのでしょうか?

それは可能ですか? それとも別の議論をしなければならないのでしょうか?

なぜ私たちはこのような社会を作ってしまったのですか? マーケットエコノミーの子供、資本主義の子供たち、即ち私たちが、無限の消費と発展を求めるこの社会を作ってきたのです。マーケット経済がマーケット社会を作り、このグローバリゼーションが、世界のあちこちまで原料を探し求める社会にしたのではないでしょうか。

私たちがグローバリゼーションをコントロールしていますか? あるいは、グローバリゼーションが私たちをコントロールしているのではないでしょうか?

このような残酷な競争で成り立つ消費主義社会で、「みんなの世界を良くしていこう」というような共存共栄な議論はできるのでしょうか? どこまでが仲間で、どこからがライバルなのですか?

このようなことを言うのは、このイベントの重要性を批判するためのものではありません。その逆です。我々の前に立つ巨大な危機問題は環境危機ではありません。政治的な危機問題なのです。現代に至っては、人類が作ったこの大きな勢力をコントロールしきれていません。逆に、人類がこの消費社会にコントロールされているのです。

私たちは発展するために生まれてきているわけではありません。幸せになるためにこの地球へやってきたのです。

人生は短いし、すぐ目の前を過ぎてしまいます。命よりも高価なものは存在しません。ハイパー消費が世界を壊しているにも関わらず、高価な商品やライフスタイルのために人生を放り出しているのです。消費が世界のモーターとなっている世界では、私たちは消費をひたすら早く、多くしなくてはなりません。

消費が止まれば経済が麻痺し、経済が麻痺すれば不況のお化けがみんなの前に現れるのです。このハイパー消費を続けるためには、商品の寿命を縮め、できるだけ多く売らなければなりません。ということは、10万時間も持つ電球を作れるのに、1000時間しか持たない電球しか売ってはいけない社会にいるのです!

そんな長く持つ電球はマーケットに良くないので、作ってはいけないのです。人がもっと働くため、もっと売るために「使い捨ての社会」を続けなければならないのです。悪循環の中にいることに、お気づきでしょうか。

これは紛れもなく政治問題ですし、この問題を別の解決の道に進めるため、私たち首脳は世界を導かなければなければなりません。なにも石器時代に戻れとは言っていません。マーケットを再びコントロールしなければならないと言っているのです。私の謙虚な考え方では、これは政治問題です。

昔の賢明な方々、エピクロス(古代ギリシャの哲学者 快楽主義の祖)、セネカ(小セネカとも:古代ローマの哲学者で、皇帝ネロの家庭教師を務めた)やアイマラ民族(南米の先住民族)までこんなことを言っています。

「貧乏な人とは、少ししか物を持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」。これはこの議論にとって文化的なキーポイントだと思います。国の代表者として、リオ会議の決議や会合に、そういう気持ちで参加しています。

私のスピーチの中には耳が痛くなるような言葉がけっこうあると思いますが、みなさんには水源危機と環境危機が問題源でないことをわかってほしいのです。根本的な問題は、私たちが実行した社会モデルなのです。そして改めて見直さなければならないのは、私たちの生活スタイルだということ。

私は、環境に恵まれている小さな国の代表です。私の国には300万人ほどの国民しかいません。しかし、世界でもっとも美味しい牛が、私の国には1300万頭もいます。ヤギも800万から1000万頭ほどいます。私の国は牛肉やミルクの輸出国です。こんな小さい国なのに、領土の80%が農地なのです。

働き者の我が国民は、毎日一生懸命に8時間働きます。最近では6時間だけ働く人が増えてきました。しかし6時間労働の人は、その後もう一つの仕事をし、実際には更に長く働かなければなりません。なぜか? 車や、その他色々なものの支払いに追われるからです。

こんな生活を続けていては、身体はリウマチに全身をおかされたがごとく疲弊し、幸福なはずの人生が目の前を一瞬で過ぎてしまいます。そして、自分にこんな質問を投げかけます。

「これが人類の運命なのか?」私の言っていることはとてもシンプルなものです。

発展が幸福の対向にあってはいけないのです。発展というものは、人類の本当の幸福を目指さなければならないのです。愛、人間関係、子供へのケア、友達を持つこと、そして必要最低限のものを持つこと。幸福が私たちにとってもっとも大切な「もの」だからなのです。

環境のために戦うのであれば、幸福が人類の一番大事な原料だということを忘れてはいけません。

ありがとうございました。


帰巣本能と上昇煩悩。

2022年01月15日 | 資本と社会の問題

今年も早くも24分1が過ぎました。

今日から大学共通入試だとか。

僕は、高校入試、大学入試悉く失敗、不合格だったなぁ・・歳を重ねて、当時を振り返れば、ハハハと笑うしかありません。

合格していれば、多分、感情を押し殺した人生、人間になっていたような気もします。

人生は失敗失意の連続。

百勝百敗の百引き分けの思い込み、終わりの一勝が大事です。

よく思い出す事があります。

百島の同級生が小学生の時、お正月に県外の親戚が帰省して新年会があったとの事。

その場で、大人たちから子供たちに将来の夢を語りなさいと訊かれたとの事。

百島の同級生は、「将来は百島で釣りをしていたい、漁師」

その場に居合わせた県外から来た同い歳の子は、社会に役立つ、とても立派な事を言ったらしく、漁師と言った同級生の本人は気恥ずかしい気持ちになったという思い出話です。

因みに、その立派な事を言った同い歳の子は、東京大学に進学卒業、自治省に入り40代で県副知事になったとの事。

遠回しの喩え話、ニューヨークの家賃が高騰しているというニュース。

日本、東京でいうならば、皇居により近い千代田区や港区で暮らすというものかな?

ニューヨークには、お金のキングが居るのかな?

そのニューヨーク市内でも、マンハッタンとクイーンズやブルックリンでは、かなりの家賃格差があるとの事。

中核となるマンハッタン島の中でも、イーストサイドとウェストサイドもまた家賃格差があるとの事。

その摩天楼のマンハッタン島で巨万の富を得た者の夢が、小さな島に行って「釣りをして暮らす」・・その話を聞いた漁師が「ワシは若い頃から釣りをしている」と話したという昔からの有名な資本主義の夢、喩え話です。

資本主義の核は、自由競争市場主義、所得格差は当たり前、上昇志向という煩悩です。

人権第一の民主主義を凌駕するのが、資本主義の危険性です。

子供の頃、百島で鳩を飼うのがブームになった一時期がありました。

鳩キチガイ、鳩ドロボウという言葉も飛び交っていました。

鳩は、平和のシンボル。

伝書鳩として、紀元前のエジプトの時代から重宝されていたようです。

旧約聖書のノアの箱舟の先導役は、鳩でした。

神社仏閣にいちばん集うのは、鳩の集団。

帰巣本能には、鳩だけではなく、人間を含めて何らかのシグナルを発しているのでしょう。

飛ぶ鳥の勢い、上昇煩悩だけでは危険なのです。


広島人の初夢。

2022年01月08日 | 資本と社会の問題

忘れないうちに、今年の初夢の話。

もう40年ほど昔、東京で働いていた頃に、上司から「この宝クジ券、当たっているよね。もう一度見てくれ」と言われました。

当時の1等賞金は、1億円ではなくて、1千万円だったかな?

その上司が持っていた宝クジ券は、間違いなく1千万円の当選宝クジでした❗

まだパワハラ、セクハラのハラスメントも過労時間労働も社会問題になっていない時代の初夢が、正夢になった瞬間でした。

にもかかわらず、それほど歓喜した雰囲気はなかったです。

1千万円ぐらい、そのうち僕も稼げるだろう、という楽観した時代でした。

さて、今年の初夢に現れたのは、日本の首相である岸田さんでした。

政府は、沖縄県、山口県、広島県の3県が、明後日から「まん延防止等重点措置」に適用する事を決定。

岸田首相のはやい決断に、勿論賛同です。

昨今、やたらに「広島出身である私は、首相として・・⚪⚪します。」と、岸田さんは語ります。

とりわけ、平和外交、防衛関連になると、被爆地ヒロシマ出身としての私人としての首相の顔が表れます。

最近ののニュースで、核保有5大国(米、中、露、英、仏)の共同声明を発表したとの事。

「核戦争に勝者はおらず、決して戦ってはならない」という声明文。

その一方で、核兵器は防衛、侵略の抑止、戦争防止のための目的であり、他国への攻撃目的ではないとの事。

この言行不一致の理念、ならば、核廃絶でよいのでは?

世界の5大国の平和理念が、このレベルなのか⁉

今のところ残念ながら、岸田首相のコメントは無し。

伊勢市での首相の年頭記者会見。

「自由で開かれたインド太平洋」の外交推進を挙げていました。

オミクロン株への対応、北朝鮮のミサイル発射への対応、新しい資本主義への成長と分配という経済政策、首相自身による模索。

経済団体との年賀式会見。

自らの政策提案した「新しい資本主義」にふさわしい成長と分配、賃上げ要請を企業、経営側への要望していました。

待った無しの広島出身の岸田首相です。

7年前の年末、広島出身、東大卒女性、電通に入社したものの数ヵ月後には退社したいと悩んでいたとの事。パワハラ、過労が原因であろう精神疾患を患い自らの命を絶ちました。

2年前の年末、広島出身の同年代の女性がホームレスとして、東京の街で行くあてもなく寒い深夜バス停のベンチで座って居ると、近所の男に邪魔だと撲殺されました。

今年の初夢に現れたシーンは、何故か?深夜のバス停のベンチに独り座っている広島人の岸田さんの姿でした。

広島出身だと語る首相として、日本の衿持を最大限発揮していただきたいものです。

勿論、広島人として応援します。


大阪しぐれ。

2021年12月28日 | 資本と社会の問題
1980年2月1日発売
歌  都はるみ
作詞 吉岡治
作曲 市川昭介

♪ ひとりで 生きてくなんて 出来ないと
泣いてすがればネオンがーネオンがしみる~
北の新地は 思い出ばかり 雨もよう  
夢も濡れます
あ~あ 大阪しぐれ~

ひとつや ふたつじゃないの 古傷は~
噂並木の堂島
堂島すずめ~
こんな私でいいならあげる何もかも~
抱いて下さい
あ~あ 大阪しぐれ

幸せ それとも今は 不幸せ
酔って あなたは曽根崎 曽根崎あた~り
尽くし足りない 私が悪い
あの人を 雨よかえして

あ~あ 大阪しぐれ~



忌まわしい大阪のビル放火事件。
加害者の記憶が消えるだろうという刹那。

合掌。

コモンセンス。

2021年12月28日 | 資本と社会の問題
今年も残すところ、3日のみ。

福井地方、モノクロの寒い雪景色です。



昨日の地元新聞の一面記事です。



これまた、地球を覆う貧困に繋がる寒いニュースです。

懐を暖かくするのは、天気予報並みの正確な経済予測が必要です。

資本主義が社会主義へと回心する世界情勢も、これもまた不安です。

岸田首相の言う「デジタル社会」「新しい資本主義」政策が、見えて来ないのです。

デジタル世界の究極の目的が、アナログ世界の再現だと訳が分からない事を言います。

新しい社会主義を先導しているのが、ロシア、中国だと言うようなものでしょう。

のほほんと。

2021年12月19日 | 資本と社会の問題
日本の南欧エーゲ海、地中海とも呼ばれる瀬戸内海で生まれ育った僕には、雪景色は憧れの別世界でした。

日本の北欧と呼ばれる北陸地方。

福井地方、昨日から、程好い雪降りです。

昨夜は、満月の夜、雪道を散策。



雪雲の上に満月が浮かんでいました。

雪見と月見ならではの見事な景色でした。



のほほんと阿佐ヶ谷姉妹を真似て、中央線沿い高円寺。荻窪、吉祥寺・・・学生時代の思い出がいっぱいの都会暮らしも楽しくて好いけどね🎵

のほほんと月眺め、雪眺め、海眺める田舎暮らしは、さらに好いです❗

年明け早々は、百島の茶臼山城跡のある山登り探検予定です。

瀬戸内海全体図の村上水軍の攻防、盛衰を最もよく知る人物が居た城跡です。

千両、万両、南天。

2021年12月17日 | 資本と社会の問題
今日の12月17日の誕生日花は、千両だとか⁉️

生まれて初めて、自分の誕生日花が千両だと知りました。

確か、去年は、フリージアだったのでは?

さらに、一昨日、NHKの深夜便で、12月15日の誕生日花は千両だと言ってたけどね⁉️

誰が決めているのかな?

毎年変わるのかな?

つまり、自分の大好きな花、言葉、歌を、自分の誕生日に付け加えれば善い事に気が付きました🎵

最近、またメディア、世論、政治談義の中で「失われた20年、30年」という言葉が現れてきました。

この過去30年、日本経済の停滞、低賃金、つまり日本の貧困に繋がる意識問題です。

常に、30年以上昔のバブル時代を基準比較しています。

確かに、世界の中で我が世の春を謳歌したような日本経済の躍進、立ち位置でした。

海外に行けば、日本の多くの企業名の看板が至るところに掲げられていました。

でも、美化してはなりません。

当時の忘れてはならない思い出が盛り沢山。

世界経済を支配するかのような勢いの金満国家日本という評価に、当時は「日本の企業はお金持ちだけど、日本人はお金持ちでも豊かさもないよ」と個人的に反論したものです。

欲張り日本、エコノミックアニマル、余裕(ゆとり)も豊かさもない社会、日本人はウサギ小屋、鳩小舎で暮らす、働き中毒、下品な日本人だと世界中から揶揄されたのも事実です。

今の中国の勢いを連想します

豊かさの基準は、持ち合わせた楽しい自由時間でした。

あの頃の豊かさの指針は、収入の金額よりも、働く時間が少なくて、休日が多くて自由時間が多い事が最優先でした。

今も昔も、日本人の中で、一年に一度ぐらい1ヶ月間のバカンス休暇を取得できる割合、ほとんど皆無です。
 
今なお、生活困窮から逃れる方法として、北欧と南欧のそれぞれの政治方針、社会風習、生活習慣から学ぶべき事が多いです。

日本人の良さである上品さが評価されたのは、ここ30年ぐらいの事です。

失われた30年間が、お金の賞味期限だとしたら、日本人の評価価値は上がりました。

楽しい豊かな個性溢れるユニークな日本人市民が増えたのでしょう。

それでも、電車内放火事件のニュースを観た知人の中国人は言います。

「共産党支配の中国社会の方が、日本社会よりも治安が安全だ」

ほんの30年、40年前、金儲けに徹する経済優先の市場主義、とりわけアメリカを罵倒していた共産党国家なのに、様変わりした経済大国中国は、どこに向かうのかな? 

世界経済が破綻しない事を願います。

昭和の時代、戦争体験の世代から教えられた事。

ほとんどの方々が、若い世代に同じ事を言っていました。

「日本は戦争に負けてよかった❗」

昭和から30年以上過ぎた現在、残念ながら、そういう言葉を聞くことも少なくなりました。

想像して見ましょう。

あの大日本帝国が、中国大陸を占領して、太平洋を支配して、アメリカ大陸を覇権していた場合、どうなる事か?

ソ連共産党、ナチスドイツとも衝突、闘争。

共存共栄の世界はほど遠く、核兵器多用の戦争状態、世界経済は崩壊しています。

戦後の昭和の時代、消費税はなかった。

何故か、消費税を導入して平成時代から同時平行して日本経済が凋落して行きました。

この事に関して、自民党は、一言も触れていません。

世襲制の国会議員が多い自民党の先生方々、庶民の暮らしとは無縁なのかもしれません。

日本という国家は?

日本は、いまだに美化された昭和の幻影を求めているのでしょうか?

今、参議院予算委員会質疑の国会中継をテレビ が放映中。

与党野党の細々とした質疑ばかりで、あれでは優秀な若者は、政治家を目指さないでしょう。

世襲制ばかりの政治ドラマなんか、観たくもありません。

どうせならば、千両役者となれ❗

経済、政治、歌舞伎、芸能界も二代目、三代目がゴロゴロ、その一方で貧しい家庭に生まれたら、将来の希望が無いような「親ジャカ」という新語が生まれました。

日本に生まれて「国ジャカ」という言葉が使われない事を希望します。

日本の未来は雰囲気を明るくする人が大事。

明るくする人が、人生のアーチスト、トーチだとか❗

・・・一緒にいると、楽しい人もしくは善人が好いですね。

さて、おやつの時間。

もみじ饅頭に似た福井のお菓子、独楽吟を頂きます。



たいへん美味です。

そうそう、尾道の茹で卵も頂きました。


パンドラ文書。

2021年10月05日 | 資本と社会の問題

国際調査報道ジャーナリスト連合(ICJJ)が、新たに入手した租税回避地取引(タックスヘイブン)の関連内部資料を公開しました・・・・内容データ量は、前回前々回の「パナマ文書」「パラダイス文書」を上回るとの事。

新資料は、パンドラ文書と名付けられました。

この資産隠し、世界的な有名なセレブ、スター、富豪の名前も含まれているのは勿論、世界中の現旧首脳35人、政治家、政府高官、91の国、地域で330人以上が関与しているとの事。

日本関連では、1000を超える企業、個人名が多数記載されており、例えば内閣官房東京五輪、パラ推進本部事務局長の平田氏、ソフトバンクの孫正義氏、ドンキホーテの安田隆夫氏等の名が登場しているとの事。

貧富格差の是正、汚職撲滅を掲げる世界各国の政治家、富豪、セレブが声高く叫んでも、その裏で巨額な資産隠し、税逃れの実態・・・・それが可能なのは富裕層。

脱税の合法としてペーパーカンパニー、財団を立ち上げて租税回避地(タックスヘイブン)を利用維持したいと考える世界中の有力者、富豪が存在する限り、社会の貧富格差は半永久に拡大します。

年間約47兆円にも及ぶ税金逃れの巨額を、社会保障の財源に使って欲しいと個人的には考えます。

「汚職撲滅、全公職者は資産を公開する必要がある」と主張していた国の大統領とその家族も資産隠しをしていた実態・・昨日今日のニュース記事は、世界の有力者、富裕層の金への執着、「底知れね沼」と表現していた。

そう❗

お金に賞味期限を❗

お金に使用期限を❗