昨日は、母の誕生日ということで、今回は息子を伴って百島まで帰省。
昨日の御来光。
(兵庫県三木サービスエリアにて。)
途中、倉敷市寄島から笠岡市神島まで、海岸沿いをドライブして参りました。
前々から噂には聞いていましたが、ここもまた風光明媚な瀬戸内海の風景を堪能できました。
塩飽諸島を眺めることが出来て、少々感慨深いものがありました。
午後、百島へ到着。
お墓参りへ・・。
ここからの眺めは、相変わらず絶品です。
そのあと、息子と泊地区を散策。
空き家状態、そのまま屋根が崩壊したままの家が数軒もあり、久しぶりに百島を散策する息子も驚いた様子。
島の暮らしの現実に、息子の意見、視点を訊いたあとにアドバイスをしました。
「百島へ来る時は、1億円分の仕事をしていると思い込め」みたいな・・不可解なアドバイスです。
時給千円、1万円の仕事をしているのと、1億円分の仕事をしているのでは、顔つきも笑顔の豊かさも幅も違います。
息子と同世代の東大出の子が、過労による自殺のニュース。
よそ様の子に、鬼十訓を伝えるのは、難しい世相です。
・・わが子にさえ、その真意が伝わるかどうか不明です。
その積み重ねが、将来大きな差となるということを伝えたかったのです。
今朝、百島を離れる時・・フェリーに10番目の車となり、運よく最後に乗船できました。
僕よりも、数十秒、数分遅れで、桟橋に到着した5台ほどの車が取り残されました。
約2時間ほど次のフェリーの到着時間を待たなければなりません。
ぼくも何度も、同じ体験(待つ時間)をしました。
「果報は寝て待て」という諺もありますが・・寝て待つ?
その間が、「1億円分の空想時間」でした。
人間は、時間軸の少々の差で、運命が大きく変わることもあります。
今朝、百島からの仰ぎ見た御来光に手を合わせて、帰福の途へ。
ご近所の京泉さんにも感謝。
途中、信号待ちしていると、車のサイドミラーに「青い鳥」が止まりました。
無事に帰宅できました。
感謝すべき事の多かったこの一年。
年の瀬です。