百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

インドの衝撃

2007年01月31日 | 萬伝。
三夜連続でNHKが放映していた「インドの衝撃」は、とても興味深いものだった。

ほんの20年昔、世界のマスコミは、「21世紀に日本がスーパー大国となる衝撃」を予測していた。

結果は、周知の通りである。

BRIC・・ブラジル、ロシア、インド、中国・・どこの国が、政治大国になろうが経済大国になろうが、どうでもいいが・・先進国になる背景に「清潔さ」がある。

「生活に清潔感がある国」が先進国なのである。

個人的な経験。

インド人の眼差し、コロコロとしたような独特な英語のイントネーション。

インド人の東洋人を見下ろすような威勢のよい物腰が印象に残る。

あくまでも個人的な体験談だが、インド人とユダヤ人は苦手である。

ランナーズハイ。

2007年01月26日 | 易行難行修行
メキシコ五輪のマラソンで銀メダルを取った君原選手は、67歳との事。

以前、君原さんが、百島にきて42キロを走ったとき、すぐそばでお見かけした。

その君原さんの言葉。

「心を変えたら、習慣が変わり、人生が変わる」との事。

「勝者の理論は、目標を持って今を頑張る。今しか出来ないことを今やる。目標が無ければ達成感も無い」

「その日暮らしで、いろんな迷いに翻弄されては敗者になる」

「あくまで、自分が主人公である脚本を書き、ハッピエンドにするのが目標であって、この目標を失ってはハッピエンドは来ない」との事。 


千の風

2007年01月25日 | 易行難行修行
東西南北、人間の方向は四方六法円のなかにあって、途切れているようであるが、実はすべてがつながっていて無縁ではない。

よって、西がだめなら東、東がだめなら南というように駄目押しが行動を促して、風をつくるようになっている。

動きが風を呼び、風が動きをつくる。
 
人間が亡くなると、千の風に乗って地球をめぐり、またどこかに宿るのは正解かも知れない。

お弓取り 百年の計

2007年01月23日 | 百会倶楽部(日本「百」歴史探訪)
道州制に関して、州都「尾道」の提言する尾道大学 経済情報学部長・洲浜源一巨教授の書かれたコラムを読む機会があった。

賛成である。
http://www.onomichi-u.ac.jp/about/colum.html

尾道も世界遺産登録を目指しているようであるが・・これは、富士山を筆頭に四国八十八ヶ所、白山・・等々、全国どこもかしこも、まるで日本中が世界遺産登録の競争をしているような気配さえする。

もう呆れて、日本全体を世界遺産に登録すればよいではないかと思うほどである。

尾道は、世界遺産登録の目標よりも、近未来における道州制移行に関わる中国地方、瀬戸内海沿岸における存在アピール、次の一手を尾道の百年の計を踏まえての最善の政策をお願いしたい。

例えば、中国州を唱える広島市と中国・四国州の州都を目指す岡山市が対立するのは目に見えるようである。

また、四国州だけならば、四国四県のどこを州都にするのか綱引きも厳しいものだと考える。

小生は、あえて中国・四国州の誕生を尾道市自ら提案して頂き、さらに州都「尾道」として立候補して頂きたいと考える。 

尾道大学の洲浜教授の指摘する通り、中国・四国の全体的な地理上を見渡せば、ほぼ中央となるヘソの場所は、尾道市百島町界隈になる。

この事実は、まさに中国・四国または瀬戸内海の十字路になる地政学的にも肯定できるものである。

最近、倉敷や金沢や会津ナンバーのご当地車のナンバーが走り始めている。

尾道ナンバーの車は走っていない。

かつて、尾道市は、福山市と車のナンバープレートの名前を争った際、結局、陸運局支部を尾道と福山の真ん中にある松永(福山市)に置くことで、備後地方の車のナンバーは、福山ナンバーになったとのこと・・。

これは、中庸理論、ど真ん中政策の結果だと考える。

尾道は、中国・四国州を提起して未来の州都としてのビジョンを展開し、早めの立候補に名乗りをあげるべきだと考える。

州都を目指す、広島市と岡山市の中間に位置し、さらに「しまなみ海道」の起点でもある絶好のロケーションでもある。

840年もの歴史を誇る尾道が、さらに1000年に向けた尾道の歴史作りに向けて、思い切った「尾道 百年の計」を踏まえた政策を展開して頂きたいものである。

ところで、先日1月11日のNHKの7時の全国ニュースで「尾道 百島の弓取り神事」が報道されていたと友人から教えて頂いた。

嘉吉の乱で、足利義教六代将軍を討った赤松満祐の一門が、瀬戸内海の百島に逃げてきた600年ほど昔の事件は、案外そう遠くない出来事で、あっという間のことかも知れない。

百島の最高峰十文字山に登って、百貫島方向を見渡すと、何故か「龍安寺」を思う。

龍安寺を調べると面白いと思う。

やぶれかぶれ

2007年01月22日 | 千伝。
諺に、火事場の糞力とか破れかぶれというのがあるが・・

「人間窮鼠猫を食む」という力を奥底に秘めているようです。

神通力とは、生きていること、生かされていることへの感謝の念。 

食事の際にも、神様、ご先祖さま頂きますと念ずれば暴飲暴食も防げるようです。

「礼に始まって礼に終る」節度を励行すると、破れかぶれや火事場に遭遇することが少ないようです。

明暗の公式

2007年01月21日 | 千伝。
この世は昼と夜、過去と未来、貧と富があるが、これを明暗の公式にあてはめることができる。

名案とも言う。
 
目をつむっても出来るくらい一つのことに熟練すると、もう一つの目が生まれ、この世のオーラに包まれる。

名人の如く、祈りをこめて一点に集中することが、人生の壁をぶち破ることになる。

メディウスの輪

2007年01月20日 | 千伝。
無限のしるしに似たメディウスの輪は、裏と表が表裏一体ということで、損得も表裏一体。
儲けすぎると税金をとられ、マグロも取りすぎると規制が入る。
 
仙台に「福袋」で有名な百貨店があると放送していた。
絶対にお徳なものが入っているらしく、客は早朝から並ぶらしい。

店としては、一年間のご愛顧を感謝して、売れ残りのものや高価なものを提供して人気を得ていると言う事である。
 
感謝の行動は人気を作るということにつながるということ。
仙台太郎さん・・。

最良のサービスは最大の効果を生む。

2007年01月08日 | 千伝。
光通信が速いと言うので、みんな大量に加入したらパンク状態で4%しか機能していないらしいです。

あまり独占に走りすぎても容量を超えた注文が殺到すると、行列になるレストランのようなもので昼食が夕食になってしまうケースがあります。

今年の仕事の標語として「最良のサービスは最大の効果を生む」を掲げたら良いかもしれません。

迷いが消えるはずです。

面倒くさいとか、損だとかいう躊躇は、「最良のサービス」の前に雲散霧消するはずであります。
 
努力とか、一生懸命といっても抽象的でつかみ所が無いのですが、「最良のサービス」を心掛けると、自然に努力したり懸命になったりします。

そして良い結果はおのずと生まれるはずです。 

我ながら上出来な標語だと自画自賛(自我自賛)です。(笑)

大地雪漫々

2007年01月07日 | 千伝。
大地雪漫々という言葉は、道元の孤独と充実を表したもので、雪国の雪は、すべてを白一色であり、無でもあり、雪漫々でもある。

小林翁の焼け野原の無に量った「夢満々」と似ている。

絶望や挫折した時に、呪文のように唱えると勇気を与えてくれるのが、「大地雪漫々」と「百尺の竿頭すべからず歩を進むべし」でどちらも道元禅師の言葉で、後者は揺らぐ30メートル以上の竿の先に立って、なおその先に進むほどの気概を持てば、十方(宇宙)自分の物という。
 
気は機を生むという。

いつの世に成功者も、無から有を生んだから成功者で、有から有では0、有から無ではマイナス。どんな資産家や大事業家も最初から大資本を手に商売を始めたものは一人もいない。生まれたときは、皆赤ちゃんのように。
 
欲と希望の違い。欲は自分のため、希望は世のため人のため欲の多い人は、成功と失敗の落胆は大きいが、希望の人には如何なるときにも前進があるから、雪漫々のように明るいとの事。
 
道元禅師はこうも言っている。
「仏法を完全に理解して宗教を立ち上げるのだったら永遠に不可能である。日々の修行の気ずきから全力を尽くすしかない」。

これは、現在において、最初から金に依存するのでは、永遠に不可能と言っているに似ている。
 
金は人間が作った物であり、その人間の違いは気持ちである。

一次二次三次方程式

2007年01月06日 | 千伝。
問題の解き方でも、一次方程式でしか解けない能力の持ち主であれば、単純な解答しか出来ず、難しいことは行き詰まる。

これは、こうなるから駄目と結論づけてしまい、先に進まない。
いろんな、マイナス点がXやYZとしてあらわれ答えが出なく保守的になる。

平方根立方根といろんな角度からすり抜けて、過去に出なかった答えを引き出すのは、柔軟性のある発想力だと思う。

何事も

2007年01月04日 | 千伝。
経済面で考えると、競争社会に勝ち残った人間が広告塔で、あとは奴隷社会になるかも知れない。

アメリカは3700万人が病気でも病院にいけない貧困層である。

韓国も競争社会に敗れた大學出が、3つ程仕事を持たないと、生活が成り立たないと聞く。

日本もいずれ国債の信用が暴落すれば、同様な事態に陥るかも知れない。

それで国民の目をそらすのが有事ということになる。

助け合い社会は平和を生むが、競争社会の結末は戦争である。

何事も、無事は有事よりも優る。

年賀状

2007年01月03日 | 千伝。
今日も、年賀状が届いた。

嬉しいが、読むたびに不安になってくる。

この人達に年賀状を書いて出したのだろうか?
情けない話だが・・全く思い出せないでいる。

困ったものだ。

今年からのモットーは、Think globally, Act locally. である。

来年に向けて、自分専用の記憶確認メモ作りをしなければと思う。

今日から動き出しました。
足が痛いです。(笑)

年越し 初詣

2007年01月02日 | 千伝。
年の暮れに、尾道水道を眺めていました。

明けましておめでとうございます。
年越し・・初詣に参りました。

皆さんの商売繁盛とご多幸を祈って参りました。

尾道 浄土寺を拝む。
百島 西林寺を拝む。

大晦日夜7時過ぎ・・尾道 百島を出発。

元旦0時過ぎ、西宮神社えべっさんに到着、3日で100万人が参拝とか・・。

元旦2時過ぎ、京都 伏見稲荷に到着、渋滞に巻き込まれる。

元旦4時過ぎ、琵琶湖湖畔 白髭神社到着、湖面に浮かぶ朱色の鳥居、幽玄の世界に迷いこんだような気持ちに。
 
元旦5時過ぎ、敦賀 気比神社到着、日本三大鳥居のひとつ。

元旦7時頃、福井 文殊山の近くから霊山白山方面からの日の出を拝む。

午前中、映画「硫黄島からの手紙」を観る。
その後、温泉宿へ。
 
明日から動く。

今年は、新しい世界へデビューします。
踏ん張ります。

今年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。