百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

楽園の星。

2024年11月29日 | 百伝。

毎週土曜日の夕方18時から、テレビ朝日系列で放映される「人生の楽園」、番組の冒頭で先日亡くなった西田敏行さんの声で「人生には楽園が必要だってね」というナレーションで始まります。

僕の記憶では、この番組「人生の楽園」には、過去二度「百島」が紹介されました。

楽園の島、百島・・そうなって欲しいものです。

ただ、楽園となるには経済的な余裕が有ること、経済格差が無いこと、必須条件です。

楽園の国、日本?・・年収103万円の壁、年金月50万円の壁、壁だらけの楽園です。

労働人口を増やすために、壁を取っ払う?

しかし、楽園には、壁が必要なのかもしれません。

同年代の70歳前後の仲間には毎月の年金が6万円程度の国民年金のみ人も多くいます。

だから彼らは「70歳過ぎても働かないと生けていけない」と言います。

僕個人の意見ですが、65歳過ぎれば毎月50万円以上稼ぐ方には、年金支給は必要無いと考えています。

その分、同年代へ、さらには若い世代への還元、分配を重要視すべきです。

生まれて死ぬまで、どんどん経済格差を広げるような競争社会は、どうしようもありません。

年収百億円、年収千億円、個人財産何兆円・・・どう考えても歪(いびつ)な社会です。

お金に使用期限を! 

富裕層、お金持ちを憧れるのを止めましょう。

憧れると超えられないのです・・同じようなことを大谷翔平選手も言いました。

世界で一番高い山が、エベレストの標高8849M。

それ以上に高い山は、この地球上には存在しないのです。

なのに、人間は、それ以上に高い札束を積み上げようとしています。

お金に賞味期限を!

資本主義を世界と捉えるから、「お金」に人間社会が振り回されるのでしょう。

ほどほどの格差は仕方がありません。

資本主義の地球をイメージしましょう。

世界の知名度の高い有名観光地、例えば、京都、ベネチア、パリ等々、これらの地は、宣伝しなくても世界中から多くの観光客が押し寄せるように訪ねて来ます。

有名観光地には、団体旅行者が多くて「お金」が落ちるのは事実です。

僕自身も若い頃、海外へ飛び出して団体旅行とは無縁なバックパッカーのような旅をしていました。

されど、歴史伝統もあり、知名度あり、富裕地域なれども、楽園とは程遠い違和感を覚えたものです。

根本的な要因は、貧富の大きな格差社会です。

故郷の百島にある泊堂の坂道は、世界一美しい坂道だと感じています。

最近、道幅を広げたのかな?

その百島にある世界一美しい坂道に、尾道市のマーキング、ご当地マンホールが設置されたようです。

地球一美しい坂道になったと勘違いすることにします。

写真提供:京泉盛勇さん。

世界の指導者と言うよりも、地球の指導者たちは、せめて「地球を楽園の星」だとイメージして欲しいものです。


憂国忌

2024年11月25日 | 空木宝剣

三島由紀夫 (1925年1月14日~1970年11月25日)

あれから54年の歳月。

あの頃は、ベトナム戦争。

佐藤栄作内閣 (1964年11月9日~1972年7月7日)の長期政権時代。

アメリカは、北爆を始めたジョンソン大統領(任期1963年11月22日~1969年1月20日)のあとを次いだニクソン大統領(任期1969年1月20~1974年8月9日)の時代。

半世紀のちの2024年現在。

日本は石破内閣。

アメリカは、来年早々から第二次トランプ大統領政権。

第二次大戦で懲りた日本と、ベトナム戦争で懲りた筈のアメリカだが、中東やウクライナでは、相変わらず懲りない戦争が続いている。

NHK今日は何の日によれば、フィデル・カストロ (1926年8月13日~2016年11月25日)の命日でもあるとの事。

三島由紀夫(45歳没)やチェ・ゲバラ(1928年6月14日~1967年10月9日39歳没)に比べれば、倍も長生きだが、終わってみれば、元の木阿弥。

時間こそ、この世の支配者。

80年ほど前、一瞬にして、広島を瓦礫の山にし、14万人の命を奪った大量殺人鬼リトルボーイ。

二度と、核爆弾のスイッチを押すことのないよう、憂国の日に、平和を祈る。


防災減災の要。

2024年11月17日 | 百伝。

今日は、百島で防災避難訓練が実施されたとの「お知らせ」を頂きました。

自助、協助、公助の組み合わせが大事、いざという時の備えが、本当に大切だと考えています。

因みに、居住地の福井市は世界一の防災都市を目指しています。

福井市民の僕も一応、防災士の資格を持つ身の上ですが、災害は必ず忘れた頃に来る事を念頭に忘れないように心掛けています。

高齢者の避難、誘導方法は日本の防災における大きな課題です。

今日の百島での防災避難訓練の光景。

写真提供は、京泉盛勇さん。

元気がいちばんです。


望月

2024年11月17日 | 空木宝剣

藤原 道長 (966~1027)の見た望月

「この世をば  わが世とぞ思う  望月のかけたることの 無しと思えば」
  寛仁2年(1018年陰暦10月16日)

NHK によれば、今夜の月は、千年の昔の平安中期、藤原 道長が詠んだ望月と同じ満月🌕を目にしているらしい。

紫式部 (978~1016)、38年歳の生涯ながら、伊勢物語の主人公でもある、色男在原業平(825~880)をモデルに、光源氏の「源氏物語」を著した。

 

天体の営みに比べれば、人間の百年、鶴の千年、亀の萬年など、刹那いほどの瞬幹線かも知れない。


もも上げ(百M走チャンピオンになる)。

2024年11月15日 | 百伝。

先日、コロナの予防接種はやめて、インフルエンザのみの予防接種を受けました。

それで腕がチクチクと痛いです。

ドクターからは、持病の為にマラソンやら中長距離を走るのはダメだと言われています。

身体は年々廃用症候群、まさにフレイルです❗

自分の健康状態、元気の源は、自分自身でコントロール調整するしかありません。

それで前々から考えていたプランを実行訓練スタートしました。

来年のマスターズ陸上大会短距離百メートル走に出場する為に、ぼちぼちと走る練習をしています。

外では、ゆっくりと歩幅広くストライド走法、居室内でピッチ走法の「もも上げ」を繰り返しています。

減量対策にもなります。

そうなると、不思議な事が起こります。

行動が思考に影響を与えるのでしょう。

とりあえずスマホ使用を、ノートパソコン使用へと重点を置き換える。

スマホはアンドロイド仕様しか知らないので、思いきってiPhoneに変えてみる。

ネット環境の改革で脂肪を落とす。

合宿もしないとね❗

草刈り作業でリハビリ活動、高齢者の為のデイサービス兼合宿、マスターズプランを練っています。

70歳代で百M走チャンピオンになる予定。

ダメならば、80歳代、さらにダメならば、延長して90歳代でチャンピオンになる予定。

それでもダメならば、百歳以上で世界チャンピオンになる予定。

人生の予定は全て未定、何が起こるか分からない。

そこまで長く生きていないだろうけどね、笑)。

明日死んでも本望。

勿論、合宿地は世界一美しい坂道がある場所で上りダッシュ。

日々「もも上げ」鍛練です🍀



一ノ日のあたる場所

2024年11月10日 | 百伝。
今日は朝7時から福井市内一斉掃除でした。
 
町内の皆さんの安否確認をするような和気藹々とした清掃行事です。
 
知り合いが集まるということは、情報交換にもなります。
 
昨日、体調もよく歩いて買い物に行くと、お店の裏側にライブハウスがあって周りに若者が大勢集まっていました。
 
「ちょこらび」という男性グループのライブだとのこと。
 
推しのパワーは凄い。
 
交通の便が良くないない福井市中心部から郊外にライブハウスはあるのにトランク難民も多い・・県外からも大勢来られていました。
 
トランプさんが、次期アメリカ大統領選に圧勝、復活です。
 
アメリカの大衆支持層の推しパワーの強さが示されたようです。
 
御本人はアメリカの黄金時代が到来するとスピーチしていました。
 
歴史を紐解けば、独裁、圧制、専制、ファシストという国家制度の時代は、大概、暗黒時代と呼ばれています。
 
時が戻らぬように、暗黒時代は闇の世界、大衆民衆、人の声、人の心を押し殺すようです。
 
黄金時代、光が射す場所が、生きている世界です。
 
大動脈解離を発症した際、緊急集中治療のベッドに2週間ほどチューブだらけで身体中に繋がれていて動けず、喉が渇く絶対安静状態でした。
 
その間に、何度かよく見た不可解な夢のような光景。
 
気づけば、真っ黒な世界に浮いているのです。
 
暗黒の宇宙世界のような空間に漂って浮いているのです。
 
これから、自分はどこへ行くのかなぁ?という自問自答という問いかけは弱々しく、流されるままの状態です。
 
ふと周りを見渡すと、極めて小さな一点から不思議な光が漏れているのです。
 
それで、そこまで行って、その光が漏れる穴を覗いて見ると、ベッドに寝ている僕自身が居るのです。
 
その姿を真上から観ていると、自分の夢が醒めて意識が戻ったという不可解な体験でした。
 
さて、今夜の日曜日は、「光る君へ」よりも「海に眠るダイヤモンド」を観る楽しみのほうが大きいです。
 
端島が舞台のドラマですが、どうしても百島と記憶が重なります。
 
一筋の光が射す、一点から広がる日のあたる場所です。

ロシア大統領になりたい。

2024年11月06日 | 百伝。

百パーセント無理な夢をみました。

被爆者のロシア大統領になりたいなぁ。

そうなると、ウクライナへの進攻を即時中止します。

北朝鮮の核兵器開発を強く非難します。

アメリカ、中国、インドとも協調して核兵器を破棄するように世界に見本を示します。

百パーセント無理な夢をみました。

被爆者のアメリカ大統領になりたいなぁ。

そうなると、イスラエルとイランと北朝鮮の軍事行動に強く抗議します。

ロシア、中国、パキスタンにも呼びかけて核兵器を破棄するように世界に訴えます。


鉄腕アトムになりたい。

2024年11月04日 | 百伝。

不登校の児童、生徒が年々増えているというニュース。

大人になっても就職後に即退職、職場への通勤拒絶、引きこもり人口が増えているという統計指数。

「命よりも大事なものはない」という人権尊重ならば、学校も会社にも無理して行く必要ありません。

「働かず者、喰うべからず」という箴言、もはや、これはパワハラかも知れません。

それでも何か勘違いして働いている若者が存在します。

毎日毎日、闇バイトの強盗事件がニュース、捕まった若者が借金だらけで金が欲しくて犯罪に手を染めたと自白しています。

治安が悪化する自由社会、北朝鮮やロシアの国家社会ならば、闇バイトの強盗事件は存在するのかな?

金、金、金に振り回されている資本主義の日常生活、他国に巨額な資金援助するぐらいならば自国の貧困層、社会弱者に資金を投入せよ、と自国ファーストを唱える政治指導者を求めてやまない心情も理解できます。

どうなるのかな?アメリカ大統領戦。

よいカードが出ますように。

イジメられるならば無理して学校に行かなくていい教育社会。

心を壊すならば無理して働かなくてもいい労働社会。

そういう国家社会が好いです。

社長になりたいと夢を見る若者は、起業すればよいのですが、そうでない大半の労働者社会は、どうなんだろう?

70歳過ぎても働きたい、死ぬまで働きたい僕ですが、逆に70歳過ぎても働ける人手不足の社会、これまたどうなのかな?

先日、職業訓練校の募集案内を調べる為にハローワークに出向きました。

70歳過ぎての第1興味趣味は、大工仕事、建築、DIY、そういう類いの訓練コース。

70歳過ぎての第2興味趣味は、寿司を握る事。

余談ですが、先日福井にある海鮮アトムの寿司を頂きました。

生まれて初めて回転寿司を体験、食したのは、今から40年程昔、神奈川県のどこかでアトムボーイの店舗。

当時はアトムボーイの店舗が回転寿司の代名詞でした。

されど、今はアトムボーイは絶滅。

何故、アトムボーイが消えたのか?

アトムボーイは、開発した回転テーブルの特許を放棄、世の中の為にオープンにしたとの事。

これにより、日本中に回転寿司屋が一気に広まったという事です。

スシロー、くら、はま寿司の大手が全国で店舗展開している今となればです。

因みにアトムボーイの創業地は、福井。

創業者は、私の義父の同級生でした。

そう、だから福井には海鮮アトムとして全国で唯一アトムという名の店舗が存在しています。

昨日、寿司の代わりに、蕎麦を食しました。

新潟県十日市町のへぎ蕎麦。

山形県の三百坊蕎麦。

美味でした。

70歳過ぎての最大目標は、働ける身体作り。

働ける事、即ち納税する事が社会構成の一員として生かされているような気がします。

金、金、金に振り回されない社会を❗

日本は、世界初のベーシック・インカム制の国家社会を目指すべきです。