百島で暮らす楽しみは、現状維持できる体力の健康であることが前提条件になります。
さもなければ、百島Uターン計画が頓挫してしまいます。
最近、目がチカチカして・・新聞もテキストも読みづらい状態になります。
ラジオばかり聴いています。
こういう状態になると、神さま、仏さまに、助けて戴きたいものです。
そう、とても個人的なパワースポット巡りを行います。
私的な部分で参拝する神社と寺院があります。
福井市郊外にある曹洞宗大本山永平寺です。
永平寺に関しては、説明も必要ないでしょう・・謂わば、我が故郷百島の西林禅寺の本山となります。
今日は、旧清水町にある福井市郊外の賀茂神社に参りました。
寒かった!
この神社・・時々、マスコミに取り上げられます。
遠祖 賀茂氏(陰陽師・安部清明の師匠)より伝えらる秘伝の守礼が約300種・・日本の最多?の神様のご加護を賜っております。
仏教での煩悩が108なのに、神道でのお守りが300種とは・・この欲張りは、如何に?
この地域は、大昔に賀茂氏の荘園でもあり、その起源は、養老元年(717年)となる由緒ある神社です。
京都の上賀茂神社と下鴨神社の両方の神霊を祀っています。
賀茂家・安倍家と陰陽道の関わりに関する神社側の説明です。:
百済を経由して陰陽五行思想が日本に伝わり、天文・歴法等が受容された。天武朝に陰陽寮を設置、国家管理のもとに陰陽師がおかれた。平安時代初期に陰陽道が成立し、「役小角」を祖とする賀茂忠行は天文道・暦道を取扱い、呪術等が行われた。その子賀茂保憲の代になると賀茂家は次第に陰陽界の一大権威として認められた。その賀茂保憲の弟子が陰陽界のスーパースターというべき安倍晴明である。その後安部晴明は天文学を、賀茂保憲の子光栄は暦道を司り、陰陽道界は賀茂・安倍両家の支配することとなる。
以下記載・・これは、とても私的な感覚です。
悩み、願いがあれば、寺院へ参り、御本尊を見て、極楽浄土たる庭園を眺めたりしています。
「お祓い」をしたくなれば、神社に参ります。
神社は、その地域の氏神の代表格でもあり、もともとが、その地域の五穀豊穣を祈り、天災や気候に対する畏怖の気持ち、そして感謝することから発生したものです。
仏教の御本尊と事成り、神道の御神体(御蔭様)を目で見ることができません。
神社に行けば、必ず鳥居があります。
鳥居は、神域に降りる神様と人が住む世界とを区別します。
そこには、荒神も和神もおられます。
神道の怖さ凄さは、「呪術」があるから「お祓い」があるのです。
それを表すのが、「秘」とか「霊」とか「祈祷」いう感覚です。
その「秘」が、自分の感覚と合えば、心も清々しくなり、元気にもなります。
それが、神社に行く一番の目的であり、生きるためのご利益であり、幸福を目指すための神道なのです。
一方の寺院・・仏教の教えは、仏に成ることです。
それを表すならば、「密」とか「禅」とか「南無」という教え・感覚かもしれません。
成仏することで、幸福を目指すための「死に方の教え」なのです。
「仏は自分の究極の姿。神は自身を助ける存在」だと・・。
神も仏も信じたい・・小生の私的な神仏参拝への問いかけでした。
さて、賀茂下上大明神と書かれてある扁額のある賀茂神社の大鳥居です。
陰陽串を使って、心臓と目の邪気を追い出す「お祓い」をして参りました。
二拝二拍手一拝
三寒四温・・春間近。