百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

拝啓 十五歳の君へ

2024年10月04日 | 萬伝。

山越えのルート、ブレーキとアクセスの繰り返し、約300キロばかりを往復しただけなのに翌日の今日になって、両脚がガクガク、フレイルかなぁ。

ここは、日本一の貯水量を誇る徳山ダム。

昨晩のNHK番組、「拝啓 十五歳の君へ 三十歳になった今」

五島列島にある若松島の中学生だった15歳の少年少女が30歳となり、再びアンジェラ・アキさんと共演。

15歳だった自分自身宛の手紙を読んでいました。

五島列島の若松島、何気なく僕らの百島での中学時代と重なりました。

そんなに頑張らなくても、いいからね❗と、声を掛けたくなりました。

「もっと人生頑張りたいんです」と言われそうな30歳となった若松島の元中学生の逞しい皆さんでした。

さて、福井から愛知県犬山市まで往復。

平日なのに観光客が出歩いて賑やかでした。

途中、前々から行って見たかった岐阜市立図書館(みんなの森 メディア・コスモ)を見学。

近所にあればと羨ましい施設でした。

こういう環境で育つ15歳の中学生は、どんな風に成長するのかな?

逞しく成長して欲しいものです。

拝啓 十五歳の君へ。

高齢者になると、生き残った喜びもあるものの、逞しさも元気快活さも有り難いものだと感じます。

人生は自己責任というもので簡単に片付くものではありません。

平気でブライトを踏みにじり傷つける相手とは、戦う必要な時もあります。

あとはマイペースが大事、稼ぐ力も大事、快眠、快食、快便が大事。

朗らかに、穏やかに、和やかに、強い気持ちで、健やかに。

長生きしたいならばフレイル(虚弱)対策予防が大事になります。


花 とある植物学者。

2023年10月01日 | 萬伝。

今日から十月。

今日、福井県あわらで週末から4日間行われた日本女子オープンゴルフ大会最終日、見応えのあるいいマッチプレイでした。

優勝賞金3000万円、凄いなぁ❗

日本海と芝のグリーンが映えていました。

芝生は、植物名なのかな?

さて、先月末に終わったNHK 朝ドラマ「らんまん」これまた良かったなぁ❗

主人公のモデル牧野富太郎さん、五年に一度ぐらいの割合で、どこかのコラム上でお目にかかりますが、今年ほど牧野富太郎という人物にスポットライトが当たったのは、初めてではないのかな?

どんな人物かというと、独学?の植物学者です。

若い頃、東京大学の植物学教室で学んでいましたが、正規の学生ではなく勝手に入り浸って学んでいたのです。

その後、東京大学の助手、講師、博士の学位も得ましたが、大学制度の中での正式な学者ではありませんでした。

教官たちが、植物が大好きな牧野を、同学の士として受け入れたのです。

しかし、牧野が、研究上で成果を示すようになると、妬みや名誉の争いが起こります。

教官たちとの間で、さまざまな軋轢、葛藤が生じたのです。

彼の正式な学歴は、尋常小学校中退だったのですから・・。

ともあれ、支援者も多く、78歳まで大学に籍を置き、その後も植物研究に没頭できたようです。

「牧野日本植物図鑑」によれば、例えば、バナナの皮をむいて、食べる中身も皮だそうです。

外皮は繊維質、中身は多肉質という内皮質の内部に実という種子があるのです。

つまり、人間は、植物の皮を食べているのです。

牧野富太郎・・92歳の時のエッセイ「花と私 ~半世の記~」からの抜粋。

「花に対すれば常に心が愉快でかつ美なる心情を感ずる。故に独りを楽しむことが出来、あえて他によりすがる必要を感じない。故に仮に世人から憎まれて一人ポッチになっても、決して寂寞を覚えない。実に植物の世界は私にとっての天国でありまた極楽である」

憂鬱は、花を忘れし病なり。(牧野富太郎)


春らんまん。

2023年04月02日 | 萬伝。

琵琶湖周回は、春日和、春爛漫。

国宝彦根城の外堀の水面に映る夜桜は、圧巻でした❗

マキノ町から海津大崎の湖畔から、天空の桜並木と呼ばれている奥琵琶湖パークウェイにかけて延々と続く約23キロの花見小路ドライブ。

全国でも有数の桜名所である海津大崎湖畔は、大変な大渋滞でした。

カヤック、SUP、サイクル、バイク、歩行者、車でごちゃごちゃに賑やかでした。

約4000本の桜並木が続く奥琵琶湖パークウェイ、展望台からの琵琶湖の眺めもよかったです。

地上に降りると、大渋滞。

渋滞中、向こう側から何台もの自衛隊の装甲車とすれ違いました。

今は、春らんまんの自然美。

コンクリート建築の都市美観。

穏やかな世界、和やかな国家、朗らかな社会、健やかな生活が、いいなぁ❗

明日から、NHK の朝ドラマは、「らんまん」です。


七草粥。

2023年01月07日 | 萬伝。

今日1月7日は、ロシア正教会のクリスマスだとの事。

今から35年前、当時お世話になっていた下宿先の大家さん、ニーナさんの事を思い出す。

グルジア出身のニーナさん、明日一緒にロンドンにあるロシア正教会に行こうと。

当時、グルジアもロシアもウクライナも、ソ連邦。

いい話を聞けるからと、日本に帰国する直前の僕を誘ってくれた。

ニーナさんの車で、ブライトンからロンドンへ。

今、あらためて思い出すロシア正教会のクリスマス。

当時の日記帳を開けてみた。

「ロシア正教会では、十字を逆方向の右からきる。右、左、真ん中、必要なのは思いやり。無関心、イデオロギー、知識ではない。思いやりなければ憎しみ合う。それは競争、暴力、戦争ヘ繋がる。心に愛あるもの、愛ある思いが、人生をより楽しく美しく、世界はもっと素晴らしくなるはず。」

当時のソ連への印象付けだったのかな?

今は、間違いなくロシアの指導者プーチンの思い遣りの無さに憤る。

戦後、難民として渡英、英国で生きたニーナさんの言葉。

「私の人生はトラブルとトラウマだらけ、それを笑い殺すつもりで強気で生きてきた」

ニーナさんの作ってくれたスープは、七草粥に似ていた。

感謝、合掌。


帯状疱疹。

2022年11月06日 | 萬伝。

数日前から、手のひらの一部に違和感がありました。

火傷したような、虫刺されのような、植物に触ってかぶれたような、皮膚炎の痛み。

皮膚科の医院に行くと、帯状疱疹だとの事。

子供の頃までの記憶を辿っても、水泡や水脹れになった記憶もありません。

兄たちに確認しても、無縁だとの事。

そうなると、高齢者の施設でウイルスに感染したのかな?

帯状疱疹は、確かにチクチクと痛いです。

飲み薬も、案外高価です。

テレビCMで、やたらに広告宣伝している帯状疱疹の予防接種、4万円だとか。

かなり、不可解な症状です。


エリザベスという母娘。

2022年09月16日 | 萬伝。

今週末には、大型で強い勢力の台風14号が接近。

敬老の日の19日頃、最接近らしい。

備えあれば憂いなしとは言えども、用心。

さて、その19日放送予定だったNHK「鶴瓶の家族に乾杯(尾道百島編)❗」、10月10日へと放送延期だとの事、残念❗

放送延期理由は、エリザベス女王の国葬を生中継するとの事。

世界で約10億人が、テレビでの国葬中継を観るであろうとの事。

はぁ?腰砕けになりました。

毎日のように英国エリザベス女王の国葬関連の報道が流れています。

今日は、書かなくてもいいような英国王室の印象を書きます。

英国王室の歴史的な壮厳壮重な儀礼に目を奪われますが、弔問の列が8キロに及ぶというニュースには、英国人らしいなぁ、と思います。

1987年10月、英国南部が二百数十年ぶりの大嵐に見舞われて、次々と樹木が薙ぎ倒されていた翌日の風景を思い出しました。

カメラを手にした大勢の人出が散策しているのです。

英国人は、歴史的な出来事、その一瞬に立ち会えた時間に、人生の意義を見出すような興奮、充足感が強いようです。

英国王室ヘの敬意というよりも、在位70年、96歳という生涯を常識人として貫いた女王を賞賛しているのです。

英国王室が、一般的な庶民ファミリーならば、既に家庭崩壊、家族離散です。

人間の業と言うべきなのか、「人生を狂わせる最大の要因は、お金、あるいは女(男)の存在だ」と、昔から言われています。

王冠という家業を継いだ男が、恋して家業、王冠を放り出しました。

仕方無く、王冠という家業を継いだのは吃りがちな弟(ジョージ6世)・・泣きながら即位、そして踏ん張りました。

それを支えたのは、スコットランド出身の王妃となった奥さん(後のクイーンマザー)が賢かった。

実質的には、女王の母親(王太后、クイーンマザー)が英国王室を守り立てていました。

因みに、大戦中にナチスのヒットラーから「ヨーロッパで一番危険な女性」と名指しされたのが国妃、後の王太后となるクイーンマザーでした。

エリザベス女王の母クイーンマザーの逸話です。

夫である国王の言語障害を克服、支えたのも、クイーンマザーの努力。

そして、第一子となる娘、後のエリザベス女王を、当時としては画期的な人工受精と帝王切開によって産んだのもクイーンマザーの底力。

国王ジョージ6世は、第二次世界大戦の心労もあったのでしょう。

1952年、57歳で亡くなり、次に王冠を継いだのが、まだ25歳の娘、後のエリザベス女王なのです。

エリザベス女王は、4人の子供を生み育てますが、長男、長女、次男は離婚。

長男の嫁さんはダイアナ妃、次男の嫁さんはセーラ妃。

エリザベス女王のバカな息子たち。

その後の経緯は周知の通り、言うのも恥ずかしい破廉恥なスキャンダルだらけ、一般家庭ならば家庭崩壊、家族離散です。

英国王室が崩壊しなかったのは、大いなる遺産と財産でしょう。

加えて、王室ファミリーのスキャンダルを飛び越えて、当たり前の言葉で常識人として振る舞ったのが、女王であり、女王の母親であるクイーンマザーの存在でした。

英国王室で一番人気を争っていたのは、ダイアナ妃とクイーンマザー。

国民の前では、いつもニコニコしていた王太后としてのクイーンマザーでした。

1997年8月、ダイアナさんが事故死した際の王室の存在危機、クイーンマザーの存在が無ければ、エリザベス女王は乗り越えられたか、どうか?

クイーンマザーは、2002年、101歳で亡くなりました。

母、娘、共にエリザベスという名を持つ王太后と女王、今ある英王室を百年近く支え守った母娘でした。

百年後の世界史において、エリザベスという母娘なる親子は、歴史上の偉大な人物として名を残すと考えます。

同じ時代に、エリザベスという母娘の姿を目の当たりにした幸運に感謝です。

百年後、その大いなる遺産が更なる大きな格差社会を生じているならば、王室は消滅しているかもしれません。


高齢者座標。

2022年09月06日 | 萬伝。
前期高齢者になって思う事。

今までに立派な生き方をしていないので、「晩節を汚す」という言葉とは無縁です。

東京オリンピック、パラリンピック組織委元理事の贈収賄事件、まさしく晩節を汚しています。

彼等をみていると、逆に、三食、冷暖房、医療完備の刑務所に入りたいので罪を犯してしまう貧困高齢者ヘの同情を抱いてしまいます。

今朝、何気なく観ていた富山の放送局チューリップテレビが制作したドキュメンタリー映画「はりぼて」(2020年)。

「はりぼて」、笑えないコメディ、ドキュメントでした。

コロナ禍以前、富山市市会議員の政務活動費を不正取得した詐欺行為を、4年間にも渡って取材、辞任、起訴までに追い込んだ地方のメディアの取材力の底力と限界、見応えがありました。

出るわ、出るわ、不正取得した富山市市会議員の歴々、14人の市会議員がドミノ辞職、晩節を汚しました。

チューリップテレビが掲げていた「正々報道」を、全国各地の地方メディアにも貫いていて欲しいものです。

地方政治の何かが、変わるかもしれません。

されど、変わらない地方政治議会に関わる人間の狡猾さと滑稽な人間模様。

市会議員も2期目、3期目にもなると、初々しさもなくなり、個性もなくなります。

個性のある人と話すのは、初々しく楽しいです。

でも、こちらも一つの個性を持たなければ、会話が継続しません。

交わる視点の座標軸が無くなるからでしょう。

県会議員レベルならば兎も角、市会議員レベルだけの収入では生活維持出来ないと聞きます。

だからといって、政務活動費用の不正取得は罪です。

地方局チューリップテレビの限界を暗示していたのは、もっと大きな巨悪、例えば首長、県政、国政レベルまで届かなかった取材力だったのかな?



生まれた時、皆々が赤ちゃんなのに、早ければ思春期には未成年犯罪者になる人間。

順風満帆な人生だと映る優秀な人物が、何故か晩節を汚して泣く人間。

自分の立ち位置となる座標を失うのでしょう。

生まれた時の家庭、故郷、地域を座標起点に、毎年毎年と増え続ける人生の座標選択肢。

その積み重ねた膨大な選択肢を、自ら次々に選択した結果が、今の現実人生。

振り返れば、導かれるように選択したはずなのに、人生の目的座標ヘ到達しない現実。

自分の求めていたのと異なる座標軸、運命を選んだ?

否否、いやいや、「あの時」と言う代わりに、「この次は」と考えましょう。

多くを求める者が、貧しく晩節を汚すのです。

人生が豊かになるはずの道標、座標は、どこなのか?

自分だけの居心地のよい座標(例えば故郷、隠れ家、トレーニング、ドライブコース)を多く持てばよいのです。

百の行進曲。

2022年08月29日 | 萬伝。
国連での核拡散防止条約(NPT)再検討会議にて、全会一致で採択できる最終文章が、ロシア一国の反対で決裂となった。

核兵器を備える軍事大国強国が、核兵器を持たない小国ヘの侵略。

核抑止力が平和維持ならば、核兵器=平和は、明白な大国本性の発露、権力を持つ政治リーダーの真っ赤な嘘っぱちである。

日本と同じく非核三原則を堅持するウクライナにはやく平和が訪れますように。

ところで最近、新聞のお悔やみ欄に載る同年代の方、分かるはずもないのだが、その生涯に掌を合わせる。

前期高齢者になると、ある程度人生の寿命に関して達観する。

先日のニュース、関東に暮らす60代夫婦(夫は同年代)、娘婿に刺殺される。

酷い家族崩壊に何とも言えない、合掌。

同日のニュース、祖父(同年代)が、孫を助けようとして溺死。

孫を助けたならば、本望かなぁ? 合掌。

昔、若い頃に蒲田行進曲という映画を観た。

見せ場の階段を転げ落ちるシーン、あれぐらいならば、躰を捻りながらぐるぐる回り落ちれば、簡単にできるという感想を持った記憶があった。

あれから40年、最近、映画蒲田行進曲を再び観た。

あの階段を転げ落ちるシーン、今やるならば首の骨を折る全身打撲傷の大怪我になるだろうなぁ。

前期高齢者になると通院が多くなった、眼科、歯科にも通う。

されど、若い世代の方々も顔面の髭を脱毛、同じく頭部へ植毛する人が多いらしくて、ややこしい。

主な理由は、仕事上の爽やかなコミュニケーション作りだとの事。

自然第一よりも、見た目の大事さかな?

これからまだまだ長く仕事をする若い世代たちの人生、見た目の爽やかさ、清潔感、迫力が求められる世間体の圧? 見た目ヘの圧力は大変だぁ❗

先日、NHK プロフェッショナル仕事の流儀、再放送を観た。

愛媛県の日振島でマクロ養殖をしている福島さん56歳が主人公。

僕よりも10歳ほど年若いけど、離島の親世代の生き様を観たような気がした。

昔、尾道駅前にリスボンという喫茶店があった。

東京でさえ、ロンドンとか、パリとか、マドリードとか、そんな店名が多くあった。

地域名には、お客さまを呼び込むためのブランド力があるのだろう。

最近、百島がイノシシ被害に遭う離島として、ちょくちょくとメディアに登場する。

猪の島として、怖いもの観たさのお客さんを呼びこめる?

戦時中、地図に載らなかった毒ガスを製造していた大久野島、今はウサギが繁殖して、かわいい兎の島として海外へも名を知れた観光地となってしまった。

郷土愛から世界へと羽ばたいた話題。

昨日、世界バドミントン選手権女子単、山口茜選手が二連覇達成。

素晴らしい❗ 現在、プロ選手ではないのに世界ランキング第一位だ。

山口茜選手、地元福井県では、茜ちゃんと呼ばれて絶大な人気を誇る。

僕も、直接的には面識がないが、茜ちゃんと呼んでいる。

天才バドミントン少女と呼ばれて、県外ではなく、地元の雪深い福井県勝山の公立高校に進学した。

高校卒業後は、バドミントン部のある熊本県の再春館製薬に就職。

あれから、25歳になった茜ちゃん、今尚純朴で、勝っても大袈裟な目立つようなパフォーマンスも、歓喜のポーズもしない、勝利インタビューにも淡々と答える。

だが、地元福井県勝山ヘの郷土愛は、しっかりと応じる正確さ、、純朴さ、凄さは学べる。

テニス界の大坂ナオミさんのグローバルなアプローチとは、ちょっと違うかな。

時々、故郷の百島を思い出そう。

一歩一歩、百歩、一の日、平和な世界を希望する。

実現させよう。










国葬はなむけ。

2022年08月21日 | 萬伝。
今朝、開いた新聞を読んで驚いた記事。

NZ (ニュージーランド)が、生涯喫煙禁止を目指しているとの事。

国家レベルで「たばこのない国」が誕生すれば、世界初。

オランダのように大麻を容認している国々のコメントを聞きたいね。

NZ のお隣リ、オーストラリアは、オリビア・ニュートンジョンさんの国葬を執り行うとの事。

日本からは、何故かな?

三宅一生さん、森花恵さん、御二人を国葬にしようという声が政界からあがってもよいのでは?

お国柄が見えてきます。

日米豪印4カ国のクアッド一国、インドは、中国、ロシアの共同軍事演習に参加するとの事。

NATO に加盟しているトルコは、ロシアの武器、軍機を輸入している。

インド、トルコ、なかなか強かな国である。

思い出すのは、国が葬るという国葬外交。

国葬として非暴力を訴えたインド独立の父ガンジーという死の重み。

日本人アツシ・ミヤザキ氏を外国人初の国葬として執り行ったトルコ。

出来る限りの国葬が執り行われる国は、火薬のにおい、たばこの煙り、花火が目に滲みるデザインの国。

旅立ちの時、行き先の方向ヘ馬の鼻向ける。


今宵満月、お盆入り。

2022年08月12日 | 萬伝。
今宵の満月は、大きく明るく冴えています。

百島からも今宵満月は、見えているのかな?

今夏のお盆帰省は、北陸自動車下りの通行止め、台風8号の接近、そしてコロナ感染予防の為、取り止めました。

ところで、37年前の今宵の月は覚えていないけど、37年前の1985年(昭和60年)の今日は、忘れられない一日です。

あの日、日航ジャンボ機が御巣鷹山へ墜落。

520人の尊い人命が失われました。

あの日の午後、僕は、浜松町界隈に仕事で出かけていました。

お盆の帰省で、浜松町からモノレールで羽田空港に向う多勢の人の流れを眺めながら、田舎に帰省しない自分を恨めしく思っていました。

帰宅後、夜のニュースで、墜落事件を知りました。

あの浜松町で、すれ違った見ず知らずの人達の何人かが、あの飛行機に乗り、永遠に旅立ったのかと思うと、心が痛みました。

真夜中、調布飛行場からの離陸、着陸の飛行機音が延々と鳴り響いていました。

一睡も出来ないまま翌日の朝、僕は、世界一美味しい飲茶(レストラン)があるという華僑の友人に会うために成田空港からマレーシアへと飛び立ちました。

現地クアラルンプールのホテルで、目にふれた華僑系の新聞。

紙面には大見出しで日航機墜落事故を「JAL123便、4へ飛ぶ」・・というような死の意味合い持つ中国漢字が踊っていました。

あの日から37年・・今でも忘れられない夏。

犠牲者の御冥福を祈ります。

合掌。


人間なんて、ラララ。

2022年07月22日 | 萬伝。

施設に暮らす95歳の独居高齢者さん、吉田拓郎さんのファンクラブに入っていて、元気な頃は、日本中のライヴコンサートを追っかけしていたとの事。

今でも日々、居室内で吉田拓郎さん歌を聴いています。

年内で芸能活動引退を表明した吉田拓郎さん、昨夜、久しぶりにテレビでお見かけしました。

痩せたなぁ・・終活かなぁ、吉田拓郎さん。

8年程昔、NHK で吉田拓郎さんと沢田研二(ジュリー)さんの対談番組以来かな?

あの時は、歳をとって太ったジュリーに歳月劣化を感じながらも、吉田拓郎さんは若いなぁと印象でしたが、あの頃から癌との闘病生活の日々が続いていたんだ。

吉田拓郎さんのデビュー当時は、東京カレッジフォーク、関西フォークが全盛の時代。

高校生だった頃、吉田拓郎という男が、広島フォーク村から突然全国に飛び出して来た感がありました。

中学生の頃は、戦争を知らない子供たち、あの素晴らしい愛をもう一度等々、関西フォークの北山修さん、杉田二郎さん等々、メッセージ性の強い大阪の深夜ラジオを夢中になって聴いたものでした。 

因みに、吉田拓郎さん、北山修さんの、杉田二郎さん、加藤和彦さん、ビートたけしさん、西郷輝彦さん(鹿児島の同じ小学校1年生まで)は、同級生となるらしい。

🎵僕の髪が肩まで伸びたら結婚しようよ・・高校生になって聴いた吉田拓郎さんの声。

当時、僕の親父は、こんな喧しい歌はどこがいいのか?と訝っていました。

吉田拓郎さん、ライヴコンサートでは、いつも「人間なんて、ラララ~🎵 広島ヘ帰ろう❗」と歌って叫んでいたと聞いたことがあるけど、今度、訊いてみましょう。

地元愛の強かった吉田拓郎さん・・確か、西城秀樹君はねぇ、と呼んでいたなぁ。

歌って踊る広島弁を駆使するPerfume パーフュムの面々。

浜田省吾、世良公則、奥田民生、吉川晃司等々を擁する広島県出身のアーティストたちの面々。

その中でも、矢沢永吉さんは、「拓郎、陽水」を超えたいと考えていたとの事。

演歌、GS、フォーク、ロック、ニューミュージック、J ポップス、Jロック。

この変遷は、多分、多分ね・・大乗仏教から小乗仏教ヘの移り変わり、海外の異教の導入かのような時代の境目だったかもしれません。

人間、皆、アイドル(偶像)になりたいのでしょう。

吉田拓郎さん作曲の歌。

作詞者は、岡本おさみ氏 (1942―2015)、鳥取県米子出身。

🎵旅の宿

🎵襟裳岬。襟裳の春は 何もない春です。

🎵落陽。苫小牧発、仙台行きのフェリー、サイコロ2つ。

個人的に思い出す好きな歌は、大作の「アジアの片隅で」、ネーネーズの「黄金の花」、猫の「地下鉄に乗って」、岸田智の「君の朝」、森山良子の「歌ってよ、夕陽の歌を」。

他にも、岡本おさみ氏の作詞作品は、沢山あります。


美しい国。

2022年07月19日 | 萬伝。

毎日が「今日が一番若い日」だと言います。

もっと若かった昔、「世間に出して恥ずかしい若者」を個性として捉えて認識されるようになった時代があります。

英国在住時に花の都パリを旅していると、シャンゼリゼ通りの凱旋門近くバンク、翌日にはモンパルナスの丘で、道中二度偶然会った日本からのアベックの新婚さんと意気投合した旅の出会いがありました。

それで今夜一緒に食事しましょう、という事になり、待ち合わせたのがサンジェルマン通り。

新婚さんカップルの友人で、あの山本コウタローさんの奥さんも食事に合流するとの事。

でも、待ち合わせに彼女は来なくて、当時は携帯電話も無くて、しばらく待ちぼうけの状態でした。

すると、向こう側から見たことのある方が歩いて来ます。

同じくパリ旅行に来ていた作家の林真理子さん(現、日大理事長)です。

新婚さんから、「一緒に食事しませんか?」と声掛けしましょうか?という提案。

僕は、「いやいや止しましょう」と言いました。

後日、「パリでの旅道中記」の出会ったモデル、出来事、一風変わった日本人として描かれるだけですからね。

結局、待ち疲れて、山本コウタローさんの奥さんは来ない、3人でパブのようなレストランに入り食事、海外からの観光客もいっぱい❗

会話が弾み、世界各国のお国自慢合戦となりました。

花の都、美しい国は、どこか?

日本人の意見として通訳したのは、拙い僕の英語力でした。

僕がよく最後に締めくくりに話したのは、「昔、日本は戦争して負けました。でも負けてよかったと多くの日本人が考えています。日本は負けたからこそ懸命に働きます。でも僕は働くのは嫌い怠け者です。だからこそ、今ここで、あなた方に出会えた。運命に感謝です」

日本人にはエコノミックアニマルという強烈なイメージがあった時代です。

あの時代、僕のように仕事もせず働かない日本人は珍しく映ったようです。

あれからバブル崩壊、日本経済は「失われた30年」という表現します。

でも失われた30年以前の日本人は、黄色人種の代表して、白人社会に対してのエコノミック動物的なコンプレックスがありました。

もっと中国人も韓国人も台湾人も、経済的に豊かになり、アジア人黄色人種のブライド、地位向上を目指して欲しいなぁ・・と当時の海外在住の日本人の多く思っていた筈です。

あれから30年、韓国の台頭、中国の大躍進、その反面、アジアの日本は失われた30年と自虐的に卑下しますが、経済関連以外の世界からの日本人ヘの親密度、信頼性は、大成功した30年かもしれません。

それは、日本人といると楽しい面白いと思わせる自遊人のような日本人が増えたからです。

そんな日本人と知り合った異国人は、日本人と過ごした自分の青春の輝きを必ず子供や孫の代まで伝えますから、日本大好きな異邦人が増えるのです。

不謹慎な話をします。

今、安倍元首相の国葬ヘの賛否両論が大きな話題となっています。

安倍さんを撃ち殺した加害者41歳の人生遍歴が詳しく明るみなってきました。地元の進学校を卒業したものの母親が多額の金額を統一教会に寄進して家族崩壊、京都大学に入れる学力がありながら大進学出来ず、海上自衛隊に入り自殺未遂、その後は非正規、アルバイト生活、最後は60万円の借金。

日本の格差社会、不条理な人生に一石を投じた負の一面です。

これは自業自得という自己責任ですか?

個人の問題ですか?

社会の問題ですか?

政治政策に問題はないのですか?

亡くなった安倍さんを含めて、国会議員の2世、3世の代議士の先生方は、どれだけ経済的に困窮している貧困層を理解しているのかな?

2年前の寒い冬の深夜、広島出身の同じ歳の女性がホームレスとなり東京のバス停に座っているところを、邪魔だとして殴り殺された事件がありました。広島市内での高校時代は優秀だったとの事。

合掌

あの被害者は、ひとつ人生間違えれば、僕自身の人生だったかもしれません。

国会議員2世の広島出身の岸田首相、ホームレスになるという心配、不安は、人生にあったのかな?

安倍政権下、モリカケ問題で自殺者が出る、桜見問題も公私混同、損得にも似たり寄ったりの首相ヘのソンタク、平均的な日本人は豊かになったのかな?

個人的な意見として、国葬はどうかという疑問視です。

でも、海外からの視点から考えると、安倍元首相の死は、暗殺によって政治生命を全うしたという強烈なインパクトがあります。

それだけに国葬という行事は、海外から国賓級レベルの方々も来日、国葬費用以上に間違いなく世界ヘ向けての日本最大のアピール、広告宣伝となります。

安倍さんが目指した政治信念「美しい国、日本」。

そして、アベノミクスという経済政策。

大きな国、小さな国、面白い国、楽しい国、恥ずかしい国、自慢出来る国、戦う国、貧しい国、豊かな国、平和な国、自由な国、侵略国、独裁国。

金満国ならば、お金に賞味期限を❗

美しい国とは、どんな国ですか?

地球上では、美しい国も美しくない国もありません。

昨日は海の日、18年前は福井豪雨被災の日、3年前は京都アニメ放火事件の日。

世界一貧しい大統領と言われたムカヒ氏の国連スピーチを噛みしめます。

人災、天災は、ずっと続くのです。


目に染みる夏の青葉。

2022年07月09日 | 萬伝。

昨日7月8日、東名高速道の静岡県清水ジャンクションJC から、山梨県甲府へと繋がる中部横断自動車道を初めて走行しました。

目的地は、山梨県南アルプス市百々。

(中部横断と縦断の区分け、中部縦断自動車道とは、福井~高山~松本の開通を目指す自動車道)

本来ならば、静岡市に入れば、目の前をドーンと鎮座している日本一の富士山を仰ぎ見る事が出来るハズなのに、生憎、昨日の天気は気分屋の大ハズレでした。

でも、あの界隈は、車のご当地ナンバープレートが賑やかで地域振興、地域向上アピール、走る広告塔として車が多く走っていました。

故郷尾道でも、福山から脱して、尾道のナンバプレートが誕生するとか❗

びんご・・の方がいいかなぁ。

八王子、湘南、富士山、伊豆、諏訪、等々、一時話題となったご当地ナンバプレート。

でも・・・見慣れたか、見飽きたかなぁ。

やはり、長く走っている福井のナンバプレートが地味で一番馴染みます。

県外に出ると日本全国、福井ナンバーの車には案外親切かつ優しいです。

そんな事を考えながら、南アルプス市百々に到着。

百を大事にする、とても豊かな大きな地域愛。
(百々から百田が生まれた、凄いぞ❗後日、感想執筆)

そうそう、日本で2番目に高い山は、北岳です。

日本で3番目に高い山は、間の岳。

南アルプス市からは、日本1番と2番と3番の山が見えるハズなのです。

南アルプスから信州、長野県経由で帰福しました。

途中、道の駅はくしゅうに立ち寄りました。

水が美味しかったです。

御菓子のシャトレーゼは、ここ南アルプスの水を使って製造しているとの事。

道の駅はくしゅうで突然目に耳に入ったニュース。

「安倍元首相が何者かに撃たれて心肺停止」

帰り道、ずっとこの速報関連ニュースが流れていました。

福井県に入ると、安倍元首相死亡という夕方のニュース。

覚悟をもっての政治家人生、でも、こんな方法で生涯を終えるというのは、悲しいね。

今回の41歳の犯人、無差別殺傷ではなく、安倍さん一人を標的殺人にしていました。

あと15年後、あるいは30年後には出所、社会に復帰しているのだろうなぁ。

社会の中での貧困格差、孤立無援、孤独に身を置いて生きている人々は、どれだけ多く存在するのやら?

秋葉原の無差別殺傷事件、京都のアニメ放火殺人事件、大阪のクリニック放火殺人事件・・思い出すだけで社会の不安材料がいっぱい。

数日前には、中学生二人をナイフで刺して、刑務所に入りたかったという40代の男。

テロ、暴力は、民主主義ヘの重大な挑戦、冒涜だと、政治家はこぞって言います。

犯罪の土壌が広がるのは、社会の貧困層拡大、社会からの疎外感が最大要因なのでは?

政治に求めるのは、社会を明るくして欲しい、未来を明るく照らして欲しいに尽きます❗

15年後、30年後、日本社会、世界情勢は、どう変わっているのかな?

太平洋側から日本海側ヘの中部地方、横断と縦断のドライブ旅行。

目に染みる夏の青葉な一日でした。

ちょうど15年前の当日(命日となる7月8日)夕方、首相になったばかりの安倍さん、福井に選挙応援演説に来ていました。

学生時代の事を少し会話をしたのを思い出します。

そして、今日7月9日に福井入りして応援演説の予定だったとの事、

ご冥福を深くお祈り申し上げます。
合掌


夏休み。

2022年06月29日 | 萬伝。
  • 今は、参議院選挙、真っ只中。

人生は、何度も失敗しても、その度に再びチャレンジできる社会にしたい・・と言ってたのは、奈良の唐招提寺の前で叫んでいた若き国会議員馬渕澄夫さん(現、立憲民主党国会対策委員長)でした。

何度も挑戦できる社会・・そう、大きな失敗しても、福井県は何度も挑戦できる社会なのです。

一方、自民党の国会対策委員長の高木毅さん(66歳)。

高木さんは、福井県選出の国会議員で、若い頃に女性宅の下着を盗んだという噂で、パンツ大臣と揶揄されても、ちゃんと国会議員として活躍されているのです。

福井県民の選択なのです。

昨日、同い歳の元国会議員の笹木竜三さん(65歳)が亡くなったという訃報。

僕が福井で暮らし始めた頃、当時の笹木さんは、福井県選出の未来の首相になれると謂われた若き期待された逸材でした。

松下政経塾の1期生、初代OB会長、何度か話す機会がありましたが、大変優秀な方でした。

地元のホテルでの、福井県の政界経済界のバックアップのもと、彼の盛大な結婚式が挙げられたのも思い出します。

ただ与党と野党の推薦を受けるのに一度軸が揺れ動いたのが要因、国会議員として出馬辞退、その後、5年前の福井市長選に立候補、落選して政界引退。

福井の為、日本の為、もっと活躍して欲しかった同い歳の福井人でした。

ただ残念です。合掌

さて、小学生の時の宿題「夏休みの友」の日記に毎日のように最高温度36℃と書いていたような記憶があります。

勿論、当時はエアコンなんて家にも学校にも無かった。

物心ついた3歳か4歳の頃かなぁ・・蚊帳を吊った中で祖母が団扇で扇いでくれながら寝ていると、祖母の手が止まった時の暑くて暑くて、目が覚めた蚊帳の中。

幼な心に何という灼熱世界に生きているんだという生存感覚を肌で記憶しています。

鍛えられた子供の頃、肌がボロボロに剥けて真っ黒、中学生にもなると炎天下の中を走らされて、水を飲むなと言われました。

でも熱中症になった人は、当時いなかったという摩訶不思議。

そう言えば、昭和の時代、タンクトップ、ランニング姿の若者が多く闊歩していたけれど、令和の今、あまり見かけません。

多分、平成の時代に温暖化、夏の暑さは危険というイメージから変化が起こったのかもしれません。

昨日は、何十年ぶりかにパチンコ店巡り。

平日にもかかわらず、老若男女、大勢の方がパチンコ三昧の大賑わいでした。

昔のパチンコ台と現在のパチンコ台は大違い、ギャンブルとして考えると浦島太郎の気分でした。

とはいえ、パチンコ店内は換気もよくコロナ感染とは無縁、やや騒音ありですが、とても快適な時間を過ごしました❗・・涼みに行くのは、良いかも。

高校時代に聴いた吉田拓郎さんの🎵夏休み。

我々世代にとっては、ふと少年時代を振り返る懐かしい歌です。

ああ、同級生が鬼籍に入る人生の曲がり角の譜面帳。


命の処方箋。

2022年06月26日 | 萬伝。

昔、百島で採れて食べた松茸やら蕎麦・・今は全滅状態だろうなぁ。

もし休墾田畑を開墾すれば、何の種類を植える等々、考えていました。

最近、知り合った山奥で育ったという70歳代の男性の方との会話。

彼は既に年金生活者ながらもパートとして施設の夜勤警備をしています。

日常に使う移動は、もっぱら自転車。

日直明けのルーティンが面白い。

業務終了後、自転車に飛び乗り郊外にある自宅まで20分かけて猛スピードで帰宅。

着替えて、また自転車に飛び乗り、いつものスーパーに立ち寄るために約20分自転車漕ぎ。

ギャンブル好きで、そこから競輪場もしくはパチンコ店まで、また約20分の自転車漕ぎ。

真夏でも真冬でも、彼の余生の日常風景です。

毎日2時間ぐらい自転車を漕いで移動しているようで、とても70歳代の老年期とは思えない若々しい身体能力があります。

趣味は、ギャンブル、山菜取り、獣狩りだとの事。

山育ちなので、今の時期は蛇が大好物だとの事。

蛇を見つけたら、そのまま口から裂いて、皮を剥ぎ取り、そのまま刺身のように頬張るのが美味いとの事、蛇は滋養強壮そのものだとの事。

ただ、熊の肉だけは刺身はダメ、必ず火を入れて殺菌して食べないと病気になるとの事。

山の民ならではのオドオドロシイ体験談だけど、これらが笑い話、自然への感謝への想いに繋がるのが凄い。

海の民ならば、生の鰻やら生魚を食べるのも同じ感覚なのかな?

今日の新聞記事の訃報で、同い歳のコラムニスト小田嶋隆さん(65歳)が病死したとの事。

彼のコラムは反権力側と言うものの東京からのコンクリート視点で、地方という海の匂い、土の匂い、その嗅覚はどうかなと思いながらも、同い歳として自分には無い物を学ぶ事は多かったです。

コラムニストとしての人生の心労、お疲れ様でした。合掌

命というのは、使命、宿命、運命、天命、余命、そして寿命が尽き果てるまで生きる事。

その生き方も寿命も様々です。

アル中の人生あれば、病死、短命で終わる人、60代で死ぬ人、70代前半で歩行困難な人、70代後半で寝たきりの要介護の人、80代でマラソンを走れる人。

90代で働いている人もいます。

寿命とは、他の命を頂いて生きている事へのギャンブルのような楽しみなのかもしれません。

心底動揺。

心底感謝。

心底笑う。

心底清掃。

心の動かし方が、命の処方箋。

Be  Happy  百年人生❗