百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

と金。

2021年02月19日 | 千伝。

将棋の藤井総太二冠が、高校卒業2ヶ月前に自主退学したとの事。

将棋連盟は、高校までは卒業することを薦めていたとの事で、谷川浩司九段、羽生善治九段でさえ通信制高校を卒業しているとの事。

かつて、谷川浩司九段のお兄さんがアマ名人になった時、「弟と違い将棋の成績が悪かったので、灘高、東大に進んだ」とコメントしていました。

アマとプロの格差、プロ将棋の世界は実力社会、学歴は全く関係ないのでしょう。

ちょっと思い出したのは、広島県福山市の介護施設で働きながら41歳の時、最年長でプロ将棋士になった今泉健司さん。

最年長でプロ将棋士になったばかりの今泉さん、最年少でプロ将棋士になったばかりの藤井総太さんに一度勝っています。

今泉さんは、同郷となる広島県竹原市出身の桐谷広人七段の門下生。

師匠の桐谷さん・・・今は、将棋よりもミニ株投資家、株主優待券活用法の師匠としても名を挙げています。

一般人の理解力、予想範囲を超えた奇人変人の如くの飛車角だけではなく、「歩」の駒使いを熟知しないと、プロの世界ではギャンブル、勝負師として通用しないのでしょう。


倫理の時間。

2021年02月17日 | 千伝。

先週土曜日の夜9時からNHK ドラマ「6畳間のピアノマン」を観ていました。

ビリー・ジョエルのピアノマンの歌詞が心に沁みます。

父親から「優しくなれ」と言われ続けて育てられると「優しい人」となれるのかな?

あるいは、「強くなれ」と言われ続けて育てられると「強い人」となれるのかな?

土曜日夜11時過ぎ、同じくNHK ドラマ「ここは今から倫理です」を観るつもりでした。

が、目眩がするような体調の揺れ・・・。

福島県沖を震源地とする大きな地震でした。

被害に遭われた方々の皆様にはお見舞い申し上げます。

ドラマ「ここは今から倫理です」の放映を中止にして、地震情報を優先的に放映したNHK の報道姿勢は、まさしく倫理優先、正しいと考えます。


2020 東京オリンビック。

2021年02月13日 | 千伝。

丁度、20年前、愛媛県の水産高校の生徒を乗せた実習船えひめ丸が、ハワイ沖でアメリカの原子力潜水艦と衝突して沈没、9人の犠牲者が出ました。

当時の首相であった森喜朗さんは、その時、ゴルフ中で、事故の一報後もそのままゴルフ場に留まったとのこと。

この事が大きな問題となり、首相を辞任することになりました。

あれから20年、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長の森喜朗氏83歳が、再び辞任へと大きなニュースになっています。

老害という言葉を不愉快だと恨み節を残しての辞任です。

勿論、森さんは、オリンビック精神に反して、女性を差別するかのような誤解を招く発言を謝罪されました。

地域蔑視、女性蔑視、老人蔑視、様々な蔑視差別、廃除、優劣が地球上の人間世界には存在します。

根本的な差別化は、強者優者が弱者劣者を蔑視、廃除する事。

オリンビック大会での勝者を称えて金銀銅メダル授与、国旗掲揚、国歌斉唱・・・これらもオリンビック精神。

勝者と敗者がはっきりと分かれて、メダル数で国中が一喜一憂するオリンビックです。

そんなオリンビックを延期か中止まで追い詰めた新型コロナウィルス。

呪われた2020年東京オリンピックと言い出される始末です。

コロナ禍に打ち勝った東京オリンピックを開催すれば、世界中が感動に包まれる・・・という意見もあります。

多様性の意見を尊重しましょう。

2020年東京オリンビックの基本コンセプトです。

  • 人種、肌の色、性別、性的指向、言語、宗教、政治、障がいの有無など、あらゆる面での違いを肯定し、自然に受け入れ、互いに認め合うことで社会は進歩。
  • 東京2020大会を、世界中の人々が多様性と調和の重要性を改めて認識し、共生社会をはぐくむ契機となるような大会とする。

間違いなく記憶に残る強烈な歴史的分岐点となる2020東京オリンピックとなりました❗


大変美味な事。

2021年02月10日 | 千伝。

今日、退院できました。

昨日の病院での夕食・・・明日退院だと思うだけで、大変美味でした。

今朝、病院のロービーで、テレビニュースを観ていると、病人である僕の視点からして、日本のリーダーには、やはり老いた賞味期限の方々が多いような気がします。

自民党幹事長の二階さん、「新しくボランティアを募集すればよい」・・・それは無いでしょう❗

新しく幹事長の首を差し替えよ❗と訴えれば、「森さんや、二階さんのような人物は余人をもって替えがたい」とか言う、取り巻き連中・・・皆さんは謙虚なのか?臆病者なのか?

まさしく、確かな日本の美しい沈黙の姿です。

沈黙は金、沈黙は賛同・・・金にも賞味期限を❗

また月末に短期入院しますが、健康の有り難さ、元気が一番は、幸福の特効薬です。

帰宅後、録画しておいたNHK スペシャル「未来の分岐点 2030年飽食から飢餓への時代」をあらためて観ていました。

今朝、病院でいただいた朝食・・・大変美味な感覚になりました🎵

 


百島デッキ。

2021年02月08日 | 百伝。

時代は移り変わるもの。

デッキという言葉、元々は船の甲板を意味していますが、今は見晴らしの好い場所や空港の見送り場所にも、テラスやらデッキという言葉が使われています。

しばらく百島に帰省していませんが、写真を通して、百島デッキから眺める光景は、いろいろと考えさせてくれます。

昔は、ちょこちょこと「持ちつ持たれつつ」の生活が成り立っていました。

お醤油やらお米が無くなければ、隣り近所で融通し合う近所のコミュニケーション。

でも、それは貧しい生活が前提となるコミュニティでした。

今、もし突然隣近所の方から「お米、お金を貸して下さい」とお願いされると、生活問題として地元の自治会、市役所の方に相談として回すかもしれません。

食べれる豊かな生活?

豊かな社会になったのかな?

さて、お米の話題ではありませんが、加賀百万石、石川県出身の森元首相の失言問題。

東京オリンビック組織委員会の総責任者の顔にも関わらず、賞味期限の切れた方かも知れません。

一般的に女性は話が長いと言ったとしても個人的な意見であり、批判される筋合いの話ではありません。

言論統制になるからです。

但し、個人的な意見を、公の場で言うと、言論の自由は、内政干渉、人権無視という倫理にも繋がる時代なのです。

性別、人権問題に関しての差別化、弱者への経済格差は、地球規模でNoの時代 だからです。

公の場で、差別化をYes と認めるならば、賞味期限の言論自由です。

アメリカの前大統領のトランプ氏がいい例。

ところで、別次元の賞味期限の話題。

たとえば、瀬戸大橋、しまなみ海道の橋、トンネル、これらの巨大建造物の使用可能な耐久年数(賞味期限)は、約200年だそうです。

それ以上、耐久使用期間を延ばすならば、メンテナンスの費用が莫大なものになるようです。

だから、近年、空飛ぶ自動車も現れるはずです。

先日のテスラの関連企業のスペースXの有人宇宙飛行機のテスト失敗・・・失敗しながら、どんどん進化成功して、まもなく宇宙旅行も可能だとか❗

そうなると、今の旅客空輸システムが近い将来に一変するとの事。

宇宙旅客機を使用すれば、アメリカと中国との距離が、僅か約30分ほどで行き来、可能になるとの事。

10年後、20年後の未来社会は、豊かな社会なのかな?

さらに、100年後、200年後は、どんな未来社会になっているのやら?

NHK の日曜スペシャル番組で、10年後の2030年を分岐点とする飽食から飢餓への食糧難の危機感を特集していました。

車も飛行機も存在しなかった過去の時代、海は、大動脈のハイウェイの道であり、巨大な食糧庫だったのでしょう。

かつては、島で暮らすというのは、命の保証が与えられた特権だったかもしれません。

百島デッキから見えた過去と未来の風景です。

次は、百島テラスで好いかもしれません❗


2021 立春。

2021年02月05日 | 空木宝剣

節分や コロナは外へ 福は内

124年ぶりに、立春が2月3日になった為、節分は2月2日との事。

自然摂理さえ、誤差が生じ調整する必要がある。

現在のコロナ禍。 

日常生活や仕事まで制限され、実態経済は急降下にも関わらず、架空経済は急上昇。

経済社会に格差を拡げるは、政治の貧困。

「あるところにはある金」を、足りないところに移し、平らかにする事が政治家の役割。

お金に賞味期限を❗

選挙で見せるエネルギと公約。

偉大なる政治家にとって、今のコロナ禍こそ、政治力を発揮させるチャンスに違いない。

但し、混迷する社会に、勢いよく登場する英雄もどきは、独裁者に変貌すると、歴史は語るので、ご用心。

「ビルマの竪琴」今は、ミャンマーの余所事ながら、軍のクーデターが起こる、危険な社会。

ロック(1632~1704)やモンテスキュー(1689~1755)の時代から、2021年のコロナ禍の時代まで、人間の悟性や法の精神は、どこまで浸透しただろうか。


今年の節分立春感。

2021年02月03日 | 百伝。

昨日2月2日、今日2月3日は、124年ぶりの節分、立春だとか。

1月は、長かったなぁ❗

体調も含めていろいろと不調、思案事多く、やっと如月2月になり、初詣ができました。

身体という乗り物が故障になると、気持ち、心の中にある余裕(ユトリ幅)が狭くなります。

余裕の無い乗り物の運転は、危険ですからね。

余裕(ユトリ)の世界が狭いと、譲り合いよりも、奪い合い争い事も増えます。

初詣の帰り道、こんなフリーペーパを見つけました。

防災力⁉、DIY ⁉

そう言えば、昨年の暮れに講習会に出席して防災士資格を取得したのを思い出しました。

身近な地域、身の周りの家屋、自宅のDIY。

DIY は英語略称で Do it  yourself の「あなた自身で行いなさい」という意味になります。

1月中、ずっと目眩がしていましたので、自分自身を実験台に自分なりに気功やらツボ、体位姿勢を学びながら体調を整えていました。

これも、DIY なのでしょう。

人の心の機微はユトリの幅の振り方で動いて、命の寿命はDIYの如く時間の削り方なのかもしれません。

生きている命(時間)に賞味期限があるのに、お金に賞味期限が無いのが、不思議です。

父が元気で生きていた頃、百島に帰省する度に、よく聞かされた言葉。

「生活環境で人間の幸、不幸は決まらない。幸、不幸の基準は大したことではない。その環境をどう受けとめるかで、心が賑やかになるか、逆に寂しくなるかだ。」

・・・DIYの精神力かなぁ。

今日から立春です。

Do  it  yourself ❗

心が賑やかになりました🎵