昨日、タレントの笑福亭笑瓶さん(66歳)が、急性大動脈解離を再発、急死というニュースが流れていました。
彼とは僕は同年齢、誕生日も1が月ほどの違いです。
笑福亭笑瓶さん、以前にも2015年12月、ゴルフ場にて急性大動脈解離を発症、その時は、ヘリコプターで救急搬送されて、何とか命の危機を逃れました。
翌月、2016年1月、僕自身が突然急性大動脈解離を発症。
あの激痛を伴う記憶を共有している者としては、言葉が見つかりません。
笑福亭笑瓶さん、お疲れ様でした。
心より御悔やみを申し上げます。
ゆっくり休んでください。
合掌
ある医師の方は、がん患者さんと比較して、大動脈解離の患者さんは、中高年が乗っているバイクが交通事故に遭ったようなものだと例えていました。
バイク好きな僕としては、そうかな?という疑問もあります。
大動脈解離、とりわけ中高年の男性に突然前触れもなく発症する怖い致死率の高い病気の一つです。
高血圧には、要注意です。
寒い冬の時季、三寒四温の時期、寒暖差の大きい場所への移動時、血圧が一気に高くなると突然発症率が高くなります。
発症すると、死ぬのかという不安、失神するぐらいの激痛で動揺します。
心臓から出ている大動脈の血管が裂けるのですから、血液が内臓に漏れて、とにかく激痛が走ります。
とにもかくも一刻も早く救急車で病院の集中治療室へ入らないと命の危機が迫ります。
手遅れとなるかもしれません。
命が助かり生還したとしても、5年後の生存率60%、10年後の生存率は40%だとの事です。
だから、毎朝毎夕には数錠の薬を服用、2~3か月には一度の血液検査、心電図、レントゲンの定期受診、CT検査、食事塩分制限、行動制限も必要となります。
ハードな事は厳禁、してはならないのです。
では、何をして生きるべきなのか?
どう生きるべきなのか?
時々、思い煩います。
同年代の皆さん、日々、リハビリ気分でストレッチが大事です。
健やかに笑って生きてみたいものです。
穏やかに和やかに朗らかに過ごせる時間が、どれほど貴重なものか❗