日曜日の夜8時には、NHK の大河ドラマよりも、民放の「ポツンと一軒家」の生活を観てしまいます。
歴史上の英雄、天下の覇者という人物は、今でいうならば、戦争犯罪者、略奪者、侵略者、独裁者に近いのでは?
現在のウクライナでは、プーチン大統領は大悪党と成り下がりました。
それでも200年後のロシアでは、大国の意地を示した歴史上の偶像英雄、愛国者として、ロシア国内で崇められ祭られているような気もします。
お隣の朝鮮半島の歴史上においては、日本の豊臣秀吉と伊藤博文は、略奪者、侵略者として永遠に大悪党です。
因みに韓国では、こんな中国ヘの偏見もあります。
「中国という国名は、領土が広大なのに国民の器が狭いから、中途半端に中国と呼ばれるようになった」と、口の悪い一部の人は揶揄します。
元々の中国という名の謂われとは、世界の中のど真ん中に君臨するという中華思想から生まれています。
今や、その文字通りに世界の超大国として位置する中国の軍事力、経済力、技術力は、日本を含めた西側諸国にとっては大きな脅威です。
その中国、都市部と地方との格差が甚だしく哀しい現実があります。
中国国内の失業者は1億人とも言われています。
中国の片田舎に生まれた若者は、豊かさを求めて都市部に行く、中国の田舎も若者が少ないのです。
日本の地方、田舎の若者も同じように都市部、都会ヘの人口移動があるのも事実、それでも、広大な中国の人口移動は深刻な暗い問題があるようです。
都市部との経済格差が絶望的に埋まらない政治体制を知る知恵のある田舎の若者たちからは、国外に出て活動する者が増えています。
分かりやすい例が、中国人による国際的規模で立ち上げているインターネットの犯罪組織です。
貧困社会を無くさない限り、安全善良な治安社会は成り立たない事は、歴史が証明しています。
日曜日の夜、「ポツンと一軒家」の現実を観ながら思う事。
大国なれど貧しい国、小国なれども豊かな国は存在します。
ロシアや中国では、「ポツンと一軒家」での生活は、悲惨なぐらい貧しい生活になるような気がします。
今や、世界の中でも「ポツンと一軒家」で生活できる安心レベルが、その国の豊かさの社会バロメータになる統計経済かもしれません。
現在、日本の場合、経済的にも余裕、時間的なユトリがないと、「ポツンと一軒家」のような生活、暮らしは維持出来ません。
経済的に困難な方、社会的弱者は、都市部生活にしがみつくしかないのが、日本の現実社会です。
楽しみという自由生活の有無が、人生のモチーフになるからです。
日曜日の夜、「ポツンと一軒組」のような日本人の生活番組は、アニメ番組同様に海外から買い取り(輸出)ブームになるだろうなぁ。
思うのに、首相、大統領、国王、宗教者、国のリーダー、各国の統率者に必要な国際感覚の資質とは、基本は単純な事です。
ポツリと独りよがり。
大国、中国、小国の関係無く「外国人、異国人、隣人が嫌いではない性質」を備えないとね、世界は争いが絶えません。
まず始めに、世界中のお金に賞味期限、使用期限を❗