百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

今人の五輪後。

2021年07月27日 | 百伝。

 

朝から晩までオリンピック報道ばかりです。

金メダル獲得、感動、歓喜、そんなニュースばかりで辟易・・・・東京はコロナ禍の非常事態宣言下ではないの?

五輪開催是非の侃々諤々は、どこに消えた?

昨日、いちばん興味を引いたのはカヌー・スラローム男子カナディアンシングル決勝戦、炎天下の中で楽しくて涼しそうでした。

優勝したのは、スロバニア国の選手。

そして昨日、最も興味深かった競技は、柔道73キロ級の大野将平さんの優勝後の礼儀正しさは見事でした。

勝利のガッツポーズもオーバーな歓喜表現もせず、敗者への敬意と気配り、一礼。

開会式にイマジンの曲が流れました。

平和を謳い、国、国境が無い、無い物ねだりのイマジンの想像世界、オリンピックのメダル獲得競争の現実と矛盾していませんか?

勝者も敗者もいないのが、理想の五輪精神なのでしょう。

剣道の試合で勝利した者が、ガッツポーズをした途端に失格、勝利無効となったという出来事を思い出しました。

オリンピックには、決して参加しない剣道精神に学ぶべき事があるのでは、フェンシング、IOC 会長。

まだまだ続く五輪競技、開催中ですが、五輪後の衆議院選挙が早くも動いているようです。

暑い中、地元選出の議員が挨拶回りに散策していました。

政治家も炎天下、散歩運動しないとね。

五輪後、個人的に興味あるのは、七輪の使い方、焚き火台等々、キャンプファイアも聖火も、点火から鎮火までが大事。

命も燃えているので、いつか消えるのでしょう。

後先なくコロナウィルスも内蔵脂肪も燃やしたいものです❗


百島泊港波止の先

2021年07月23日 | 空木宝剣

炎天下 コロナ禍五輪 氷点下

今日20時、東京オリンピック開会式。

アメリカとの時差13時間を考慮してか?

最初の国立競技場のデザインが、2500億円高いという事で、キャンセル。

素人目にも、キャンセルされたほうが斬新に思えるが、5円をけちって100円を失うとは、この事か?


地蔵盆。

2021年07月23日 | 空木宝剣

今日は、地蔵盆。

日に寺と書いて時と読む。

親が、冥土に逝く時の通り道。

月は、どんな星より大きく見える。

冥王星は、既に惑星ではない。

超セレブが31億円を払って、大気圏外の無重力を楽しむ時代。

コロナ禍の地上には、それ以上値打ちのある買い物はないかのようだ。

競争、優劣順位で勝ち残りが評価される地上世界。

本来、人間は競争が好きなのかも知れない。

平和の為の戦争。

自国の安定の為の他国の犠牲。

地上は、争いに溢れている。

クーベルタン男爵の提唱した「参加する事に意義がある」近代オリンピックも、例外では無くなったのだろうか?

そんな、疑問さえおきる中、PM8時の開会を待つ。


東京五輪スタート。

2021年07月23日 | 百会倶楽部(日本「百」歴史探訪)

今日は東京オリンピック開会式。

昨日は、大暑と海の日。

一昨日は一日中、伐採仕事・・顔は日焼けしてピリピリ、喉が乾いて熱中症気味。

でも何か似たような達成感。

百島での伐採は、富士山登山の時のような疲労感、達成感と非常によく似ているのです。

帰りのフェリーを待っている最中に、百島の福田桟橋で、5月に亡くなった同級生広喜君の奥さんと会話する機会を得ました。

懐かしい思い出を振り返る事が出来ました。合掌。

生きるということは、キックとゴールまでの旅立ちの途中という事なのかな?

昨日、90代の高齢者が「やっと、あの世で母さんに抱っこして貰える」という言葉を残して、あの世に旅立ったとの事。

さて、福田桟橋に応援幕が張ってありました。

旗手怜央選手のお祖父様が百島出身ということで、彼もこの百島の風景を見たことあるのかな?

コロナ禍の緊急事態宣言はなんのその、4連休初日の高速道路は混雑していました。

サービスエリアで流れていた加山雄三さんの「海、その愛」。

学生時代通っていた中央線荻窪駅の南口にあった喫茶店は、朝から晩まで延々と一曲「海、その愛」を流していたのを思い出していました。

日本、アメリカがボイコットしたモスクワ五輪の頃だったかな?

そのモスクワ五輪で金メダルを獲ったのが、今のオリンピックを動かしているIOC会長のバッハさん、世界陸上連会長のセバスチャンコー氏です。

今日は、東京五輪2020開会式。


余生と余地。

2021年07月23日 | 千伝。

一昨日、約1年ぶりの百島まで日帰り。

ほんとうは、先週の母の卒哭忌(百日目)にあわせて帰省したかったのですが、生憎の大雨天候の為、一昨日の帰省に変更。

百島は、暑かったです。

それから誰もいない実家、寂寥感に溢れていました。

そして、今にもジャングル化した裏畑の巨大化した樹木に食べられてしまいそうな実家でした。

ご近所の京泉さんがドローンを飛ばしてくれて空中撮影した実家の写真を頂きました。感謝。

55年前、子供の頃は、僕の腰ぐらいの背丈が今や10メートルぐらいの樹高です。

樹木に呑み込まれそうな雰囲気。

このままでは、イケナイ、ダメだね❗

朝一で帰省、朝7時から夕方4時まで休みなく、ノコギリと手斧を使って、独りで伐採。

Before

After

・・まだまだです。

父が生前元気だった頃は、ちょくちょくと伐採、剪定をしていたのでしょう。

当時の泊堂の坂道を下った、10数年前の泊地区の風景です。

せめて、これぐらいにしておかないと、百島の風景、光景が見映えしません。

何年かかるか分かりませんが、更地にします。

現在の風景。

富山県の草刈り十字軍を真似て、百島伐採十文字隊を結成するのには、体重も落とさないとね❗

日本全国、空き家、放棄耕作地に覆い被さる地方の時代。

デジタル化する未来社会だけど、楽しみとなる余生ならぬ人生の余地も開墾しないとね❗


五線譜と五輪病。

2021年07月18日 | 百伝。

昨日の夜7時は、テレビチャンネルを選ぶのにちょっと悩みました。

NHK の夜7勝のニュースの裏番組は、音楽の日、日本プロ野球オールスター戦、日本五輪サッカー代表U24対優勝候補スペインとの強化試合。

プロ野球オールスター戦、日本のホームラン競争を制しての優勝者は、現在両リーグ打率トップのオリックス吉田正尚選手、その際に打撃投手に指名されたのはソフトバンクの栗原選手・・この両選手は共に福井市出身者・・・故郷福井県を盛り上げてくれました。

日本サッカーU24代表は、久保健選手と堂安選手の二枚看板が常に注目を集めているが、昨日の対スペイン戦、先発から試合終了まで地味だが、旗手怜央選手の左サイドで地道に動き回っていたのが目を引く、その動きが光っていました❗

今日は、バスケットボール日本代表が、フランス代表に大金星、歴史的勝利。

大相撲名古屋場所千秋楽、横綱白鵬が、大関照の富士を睨み合いから立会で張り手から肘打ち、横綱らしからぬ相撲だけど、全勝優勝。

スポーツの根源は、体力維持と健康ファーストが前提。

しかし、オリンピックになると体力を絞り削り耐久力のある強者が勝利を掴み取るのでしょう。

間もなくオリンピック病に患かる国歌斉唱とスポーツの祭典が近づいてきました。

がんばれ日本❗


裕次郎忌(1934年12月28日~1987年7月17日)

2021年07月17日 | 空木宝剣

中元を 送る母なし 父もなし

午前3時ラジオ深夜便で、裕次郎さんの唄が流れていた。

団塊が小学生の時分に流行ったのが、♪オイラはドラマー やくざなドラマー の嵐を呼ぶ男。

社会人になって、カラオケ時代。

恋の街札幌、銀恋物語、ブランデーグラスなど、お世話になりました。

昨年8月10日に78才で亡くなった渡哲也さんは(1941年12月28日~2020年8月10日)

驚きました。

石原裕次郎さんと、誕生日が一緒の、12月28日生まれとは。

くちなしの花は、静岡時代には、お世話になりました。

昭和3年12月28日生まれの母。お世話になりました。

南無釈迦牟尼仏


パリ祭。

2021年07月14日 | 空木宝剣

バスティーユ牢獄襲撃 (1789年7月14日)より232年後、2021年の今日。

コロナワクチン1回目の接種。

細くて小さめの注射針でチクッとする程度だった。

マリーアントアネット(1755~1793)

ロペス ピエール(1758~1794)

大ナポレオン(1769~1821)

ティエール (1797~1877)

ブランキ (1805~1881)

ナポレオン3世(1808~1873)

革命以来、第1共和制、第2共和制のパリの市街地は、血で血を洗う、無益とも思えるほどの殺戮と、その残虐性に支配された時代だった。

その時代には、命よりも重いものがあったのか?

革命から100年後、パリのシンボル、エッフェル塔は建てられた。

いつの時代も、人は、悲惨な土壌の上に碑を築いた。

無観客の東京五輪まで、1週間あまり、果たして、シンボルは何だろう❔

コロナ禍のパリ祭でした。

次のオリンピックは、パリ五輪。

 


挑むも逃げるも百桃の兆。

2021年07月14日 | 百伝。

今日はフランス革命記念日(パリ祭)。

前回日曜日のNHK大河ドラマ 「青天を衝け」。

日本は江戸時代末期、幕末のサムライたちが、パリの凱旋門、ナポレオン1世の墓を見て、ほんとうに驚いたのかな?

でも飛行機も飛んでいない時代、横浜港から蒸気船で僅か55日目には、フランスの地に辿り着いているのは驚かされる。

パリ万国博覧会、薩摩藩が、独自に参加出展ブースを確保していた強かさにも驚く。

驚くのと、驚かされるのは、何が違うのかな?

因みに英国では、みかんをsatsuma サツマと呼ぶ。

薩摩芋は、スゥイートポテト。

スイカは、ウォーターメロン。

スイカとメロンは、一緒に同梱してはいけません。

メロンが発するガスによって、スイカの方が膨張破裂します。

東の渋沢栄一、西の五代友厚・・明治以降、日本の近代経済の祖、日本資本主義の父となるような立派な足跡を残しています。

どちらも破裂しなかったのは、富の膨張を求めず、三井、三菱、住友のような財閥を目指していなかった事。

賢者は財を蓄えず、人を助けるのでしょう。

馬鹿は難癖をつけたり、苦情を言う・・・よい例が、東京大学出身の経済担当の大臣。

ナポレオンは言いました。

生きている兵隊の方が、死んだ皇帝よりも価値がある。

ナポレオンは、故郷のコルシカ島を愛していたのかな?

渋沢栄一は、故郷の血洗島に愛情あふれる思い出があったのかな?

死しても名を残すのは、読まれるのに値するモノを書き残すか、あるいは何かを書き残して置きたいという物事やら誰かの生き方、考え方、生涯。

素晴らしきかな人生は。


人間ドックの日。

2021年07月12日 | 百会倶楽部(日本「百」歴史探訪)

今日7月12日は、人間ドックの日だとの事。

身体は乗り物だから、人間にも、車同様に点検、車検は必要です。

40年以上過ぎても、この時季は、いつもドキドキ、ワクワクしています。

学生時代、母校亜大の夏期休暇は7月10日がスタート、長い2ヶ月間の夏休みが始まりました。

その際、最大の関心事は百島への帰省を含めて、何をして、どのように過ごすかという事でした。

あの若い頃は、百島に橋が架かればいいのにとか、事を起こそうとか、日常生活の便利さを求めていたのでしょう。

我々の百島の親世代の子世代への教え、口癖は、「風(ふぅ)が悪りぃ事をするな」でした。

つまりは、世間体に対する風評を気にしていたのです。

親世代になった今、やはり子供には「風(ふぅ)が悪い事をするな」と言い、付け加えて「学業の成績が悪くてもいいから、破廉恥な事をするな。女部屋を覗いたり、下着泥棒などするな」という代々続く教育方針でした。

来年から65歳、余生の過ごし方、休みの過ごし方を考えています。

今日の百島大発見。

百島村上水軍の拠点、茶臼山城跡は西林寺の裏山ではなく隣山にあったという確信を掴みました。

しかも、同級生の実家の裏山でした。

和ちゃん、ありがとう❗

これは、天からの使命というモノかも?

同級生を中心にして百島歴史探検隊を組んでみたいものです。

瀬戸内海を制覇した村上水軍の盛衰史という記録は、総大将村上武吉(能島)と同い年の百島村上水軍大将の村上高吉の口伝なのです。

因みに、百島村上水軍と田島村上水軍は連合して、因島村上水軍を一時裏切り攻撃、能島村上水軍側に付いたという記録もあります。

この発端となる内紛の原因が、どうやら嘉吉の乱まで遡るようです。

それにしても、65歳に近づくとなると・・人生の見える風景が大きく変わります。

簡単に纏めると、変革よりも、穏やかな和やかな面白くという事かな?

明日は、母が逝って百日目の「卒哭忌」。

百島へ墓参り、実家に帰省しても、親は無し。

そうなると、食事も用意、食糧も寝具も持参しないとね。

これからは、実家内でのテントと寝袋は必需品となる百島への帰省旅行です。

百島への滞在は、心身の人間ドックの日ならぬ人生ドックの日々を兼ねるようになると、重ね重ね有り難いです。

人間、誰もが悩んで生きている。


シェルター。

2021年07月07日 | 空木宝剣

西日本豪雨災害から3年目。

熱海土砂災害から4日。

目を疑うような映像が、テレビに流される。

富士山のお膝元、伊豆半島の付け根。

伊豆山の土砂崩れが、熱海の海岸まで達した。

鬱屈としたコロナ禍での大災害。

泣きっ面に蜂とは、この事だ。

山が泣くときゃ水が出る。

海が泣くときゃ津波が襲う。

空が泣くときゃ雨になる。

朝ドラのモネではないが、山も海も空も人も繋がっている。

その中で一番弱いのが人間。

昭和2年、西暦1927年7月24日。

1929年の世界恐慌、その後の第二次大戦を予感してか?

芥川龍之介は、「ぼんやりとした不安」の中で自殺した。

令和3年、西暦2021年年の7月の今月今夜も、やはり、コロナ禍とその後の不安で、およそ100年前と同様の、ぼんやりとした世情だろうか❔

雨にも負けず、風にも負けず、晴耕雨読の宮沢賢治(1896~1933昭和8年)も、ほぼ同時代の短命だった。

それより、一世紀後の未来人である我々は、芥川や宮沢のそれと違い、人間100年時代。

不安を、戦争で肩代わりするのでなく、「平和」という触媒のもとに、はっきりとした安心に変化させ、安全な世界を構築しなければならない。

心にシェルター、体にもシェルター、家にも車にも、全ての場所にシェルターが欲しい、令和のこの頃です。

海と山に囲まれた広島の風景。

黄金山より安佐南区方面。

東区方面。

海田 安芸区方面。


道具主義。

2021年07月06日 | 百伝。

夏用のシュラフを買いたいと言っても、通用しなかったです。

言い換えて、夏用のスリーピングバッグ、寝袋を買いました。

ホンダが、年内でオデッセイの生産中止を発表。

シビック、アコード、それから15年間一緒に走り続けたオデッセイは、長い時間共にした愛車でした。

今年初め大雪のトラブルがなければ、廃車処分にせず、まだまだ乗れたはずのオデッセイ。

今は、安く譲ってくれた小型のフィット・・・・燃費の良さに驚いています。

ホンダの車ばかり乗るのは、ディーラーさんとの長い良い付き合いだからかなぁ?

日産のフーガも乗ったなぁ。

ところで、「人間は植物を必要とするが、植物は人間を必要としない」という考えさせられる動画をシェアすると、近く宇宙旅行にも行き、よくお金を配る金持ちの有名人から、10万円を貰う権利があるという意味不明のメッセージがあり。

これは・・詐欺だなぁ。

万が一、10万円を貰ったとしても、河井元法務大臣が現金を配り、不起訴となる広島県の地元議員100人と同じではないのかなぁ?

これは、拝金主義。

農耕民族は、嫌でも力を合わせて種を蒔いて収穫しないと生きてゆけなかった。

アメリカの銃器所持は、狩猟民族の名残り。

英国史を遡れば、狩猟が富を生み出し、大陸のフランスまで略奪に手足を伸ばしました。

かつての日本も然り、元寇襲来、逆に瀬戸内海の漁民は中国大陸に渡り略奪し和寇と呼ばれた。

大リーグの日本人選手の大活躍、拍手喝采、大声援。

アメリカンドリームは、かつては獲物、今は夢に化けた目標を奪い勝利した成功者。

この格差の拡大は、有能と無能なのか?

力を合わせて種を撒いたのにもかかわらず敗北した他者、努力者には拍手はないのか?

これは、有り難い道具主義か?

今度は、テントを買うつもりです。


介護のススメ。

2021年07月03日 | 百伝。

昨日は、半夏生。

半夏生の日、地元では「焼さば」を食する風習があります。

昨日、焼き鯖を買い物中に、バッタリと同年代の知人と出会いました。

今は定年退職して無職中で、まだまだ身体も元気に動くので「介護の仕事」を考えているとの事。

60代半ばからの介護に従事する方も大歓迎。

ただ、職場では自分の子供よりも年若い若者が先輩上司となる状況も多々あるので、「高齢者と若年層の間の人間関係での身の軽さが必要」かな。

介護の職場での話題はワイドショーがメイン、昔々に中学校、高校に通っているような和気藹々の人間関係の中で働ける。

低い賃金の事を考えると、いろいろとあるけど、考え方一つ。

介護と言う学級、学校からは、生き方も、死に方も学ばせて貰える。

そんな事を伝えました。

最近、同級生、同年代の方が亡くなって逝くのを、よく耳にします。

介護のススメ。

自分の介護が、人生最大のテーマです。


たなばた。

2021年07月02日 | 百伝。

日本一住みやすい自治体に、東京都の文京区、武蔵野市を抑えて2年連続で石川県野々市(ののいち)市が選ばれています。

この住みやすさの基準値は、若者世代なのか?高齢者世代なのか?

石川県とは言わず「金沢」を強調する金沢市民。

島根県とは言わず、「出雲」がイメージ先行となる松江地域。

福井県人は、越前若狭で、丸ごと福井県。

さて、広島県は今も昔も広島カープの広島市が県庁所在地。

昔は広島県のほとんどの若い連中の誰もが初めに広島出身と言っていましたが、今は、広島出身と先に言うよりも、例えば「尾道出身です」と先に言うようになったのかな?

40年ほど昔、地元広島のテレビの中から尾道出身と言うよりも、先に「百島出身」を誇りにした西崎保三さん。

住みやすい地域、居心地のよい場所、生まれてよかった地、安全安心の間、仕事時間、すべて異なるのは当然の事。

人間は、人間関係によって生活、健康、日常気分も変化して行くのは、自然の理。

暮らしやすい生活、幸福気分いちばん人生を目指しましょう。


記憶という足跡。

2021年07月02日 | 百伝。

世界の中での関西という地域アピール、知名度向上にも活躍された元ダイキン工業副社長、関西経済同友会元代表幹事、太平洋人材交流センター元会長であった井上善国氏(90歳)が亡くなられた。合掌

ご冥福を心より、お祈り申し上げます。

さて、何故に井上氏の事が記憶に残っておるかというと、もう40年程昔、地元広島の民放テレビ局での正月番組の新春座談会で関西で活躍している尾道百島出身のシルバーオックス創業者西崎保三氏と広島市出身の当時若き関西経済界期待の井上善国氏の御二人が広島県への郷土愛を語っていたのです。

御二人の座談会の関西からの視点での広島県への郷土愛の内容はともかくとして、テレビの画面越しから、西崎さんが、「百島の貝(きゃあ)は、日本一美味いんです。」と強調していた事が、強烈に記憶に残っています。

西崎保三氏のお兄様は、昔百島村長を務めて、百島で生涯を終えた方でした。

僕らが小学生の頃、寒い朝に自宅のトイレで倒れて亡くなったとの事で教室で大騒ぎ。

西崎家の身内となる百島の同級生に一年中、袖無しを着ているのがいますが、彼が着用している袖無しは、西崎さんが生前に愛着用していたものだとの事。

さて、NHKのキャスター大越健介さん(59歳)が、定年退職したというニュース・・・・NHKの定年は60歳ということ⁉️

人生の区切り、まだまだ大越さんがジャーナリストとして自分の人生を早めに固めるという事はないでしょうが、先日亡くなられた知の巨人立花隆先生の事が過りました。

大きな足跡を残して欲しいものです。