ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

湧泉

2008年11月29日 | 千伝。
蛇の天敵は、ムカデ。
ムカデの天敵は、なめくじ。

我々のDNAはどうやら「前向き」が基本であるらしい。
宇宙のしくみも前向きになっている。

DNAは8×8=64通り、中国の易も同じく8×8=64通り。

人間のつぼは、365ぐらいあるという。

そのひとつが、第二の心臓と言われる湧泉。
ちょうど足裏の(大丘と小丘の真ん中=中指から指3本ほど下)ほぼ中央にある。
この場所を自分の肘で、ぐるぐるとマッサージをすると元気がでる。

百足でほどではないが、足を手と同じぐらい大事に扱かうべきだとの事です♪

今日、思うこと

2008年11月28日 | 千伝。
倉田百三の「出家とその弟子」が、この世に親鸞と歎異抄を知らしめたのも事実です。

「善人なおもて往生をとぐ 況んや悪人をや」は、「歎異抄」の有名な言葉。

ただ、この「歎異抄」は、親鸞が書いたのではなく親鸞の口伝として存在するのです。

その後、蓮如が、これを秘本として世に出さず、江戸時代中期になって、やっと再発見され、明治時代になって、やっと注目されるようになったのです。

「明日ありと思う心のあだ桜、夜半に嵐の吹かぬものかは」

今日なすべきことを広めるように生きた親鸞は、1262年(弘長2)の今日、享年90歳の大往生をとげました。

「他力の念仏」という他力本願というのは、キリスト教に近い仏道と感じるのです。

一方、道元の「正法眼蔵」を読んでいると、仏道というよりも世界でも類稀な哲学を究めているような気がするのです。

「自力の禅」という凄さです。

親鸞は、この世に善人は少ないと考えたのでしょう。
道元は、人間が本来仏ならば、なぜ修行が必要なのかと考えたとあります。

「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例なし」

この世の無常をなぞらえた方丈記が書かれた同じ時代に生きた道元と親鸞・・油と水という表現もあります。

ただ、その両者も、この越前(福井)を舞台にした深い歴史があります。

それが、妙な不思議さを感じるのです。

Give me your smile ♪

2008年11月27日 | 千伝。
他人に見栄を張るのは得策ではありません。

自分に見栄を張るのは、将来プラスになります。

これを教えてくれたのは、かつての上司だった編集長のTさんや外資でのドイツ人のKさんでした。

例えば、若い頃に、1年に数回・・無理しても高級ホテルや旅館に宿泊したり、レストランに通います。

そうなると、あとは、どこに行っても、ほとんどオドオドしなくなります。

見映えの良さは、常に目の光が笑っているということ・・これは英国人に教えられました。

そして、普段は野良着でもいいが、社交の場では、高い服を買って身に着けること・・。
それに、ふさわしいマナーも身につくようです。

Give me your smile ♪ 

・・この意味は「あなたに福が来る」という意味の語彙となります。

会いたくない人へ

2008年11月27日 | 千伝。
あの人の言葉・・ それを良しとしましょう。

その人の言葉・・ それを好しとしましょう。

この人の言葉・・ それを善しとしましょう。


会いたくない人へ・・

一日頼る力が、頼れる力に変わりますように。


髪のスタイルを変えて、皺のある顔を眺めながら思いました。

「いい笑顔を作ろう」と。

50歳を過ぎて、自らの心は「海」なのだと思うのです。

相手の言葉ひとつひとつで、心の海が荒波に変わったり、凪になったりします。


会いたくない人へ・・

あなたの心の海が、泥沼のような小さいものではなくて、大きくて澄み切った海のようになることを祈ります。


会いたい人へ

2008年11月27日 | 千伝。
あの人が嬉しいのならば、それを喜びとしましょう。

その人が嬉しいのならば、それを歓びとしましょう。

この人が嬉しいのならば、それを悦びとしましょう。

会いたい人へ・・

一日生きる力が、ときめく力に変わりますように。


髪の毛が薄くなって、デブになって、しみじみと顔を眺めながら思いました。

「もう歳だからは、禁句にしよう」と。

50歳を過ぎて、自らの心である「息」を大切にしようと思うのです。

吐息を、ひと呼吸を置いて、意気となり、元気になるように。


会いたい人へ・・

上向きな元気が、いちばんです。

理想と現実

2008年11月26日 | 千伝。
自動車免許の更新に行って参りました。

普通自動車免許が、中型自動車免許に変更になっていました。
確か5年前の更新の時には、中型自動二輪が、普通自動二輪に変更されていました。

普通と中型の名称変更って、何か意味があるのかなぁ?

それから、来年の平成21年2月16日(月)から、価格が20万円を超える国際郵便物が、原則として税関へ輸出入申告を行う許可を受けることが必要になるとのこと。

20万500円以上の価格のある小さな物品を商業取引で輸送する際は、国際郵便扱いで送付するのは非常に便利です。

ただ、それを正直に申告するかどうかが問われます。
密輸出入者を簡単に摘発できるような・・今回の関税法改正です。

法律というのは、抜け目のないものを作ろうとしますが、どこかで抜け道があるような気がします。

例えば、普通自動車免許で中型自動車を運転できると思います。
普通自動二輪で大型自動二輪を運転できると考えるのです。

一昨日、英国政府が発表した理想的な現実政策・・現状の消費税17.5%を15%に引き下げるとのこと・・その差額は、富裕層の税率を引き上げるとのこと。
加えて、英国は、現状の世界金融の危機不安をバブルが崩壊した90年代の日本に喩えて「日本の鈍い政策とは異なる」とコメントしています。

理想に近い素早い現実政策を、日本政府も先駆けてほしいものです。

因みに、英国の運転免許証に貼り付ける顔写真は、若い頃撮った顔写真です。
老人になっても一度も更新も変更しないものでした。

今は、どうなんだろう?

余文

2008年11月23日 | 千伝。
それにしても、11月は、毎日が「いい」という冠をつけられる。

そして、今日は、「いいふみ」の日だと言います。

でも、E-メールは、苦手です。

昔、手紙をしたためていた文を通わす時代の若きあの頃・・、

「あなたの書く文章や内容ではなく、あなたの書く文字に惚れました。必ずご返事をお待ちしてしてます・・」というものがありました。

自分の書いた手紙ではなく、単なる文字に惚れる女がこの世にいるものなのか・・と苦笑した思い出があります。

いい ふみ ・・ 謂文。 

文字は、余白のうえで文意を伝え、文章となり、余分のもとで余韻を伝える・・
これを、余文と謂う。

いい日を♪

大好きなあなたへ

2008年11月22日 | 千伝。
自分を信じ抜くことは、生きることでいちばん大事だと言う。

あたりまえですね・・自分を信じて生きてゆかなければ、何を信じるのでしょう?

人が生きているうえで、いちばん大事なことは、自分を信じるよりも他人をどれだけ信じられるのか・・それが大事なのでは?

親兄弟を信じていますか?
亭主女房を信じていますか?

恋人を信じていますか?

職場の上司同僚を信じていますか?
近所の隣人を信じていますか?

仕事関係の方を信じていますか?

これらの方々と共通の思い出がありますか?

楽しくもあり、悲しくもあり・・ふと微笑むような、そんな思い出を共有していますか?

何か心に秘めた思い出の数が多いほど、記憶が強いほど、信頼し合えるようです。

それが、少ない場合、無い場合・・残念ながら、人は、相手を疑ってしまいます。

そして、その疑いが、人間関係の破綻を招くようです。

たくさんの信頼してゆける人間関係を作りたいのですが、金銭感覚やら恋愛感情が絡むと嫉妬心という負けず嫌いな偏執心が生じるようです。

今日も、どこかの巷で、いい男もいい女も・・黙して泣いて涙を噛みながら笑っているのかもしれません。

あなたの昨日も今日も明日も・・あなただけのものです。

心は、どこへ・・人間は、感情で理性を働かせて生きている動物です。

疑いを信じてしまう・・もうひとりの悩める自分の陰影があれば、踏んづけましょう。

大好きなあなたに届けるメッセージは、ひとつです。

強い気持ちで♪


小雪 東奔西走

2008年11月22日 | 千伝。
師走はまだなり・なのに、走り周るほどのとても忙しい日々です。

今日は、11.22・・「いい夫婦の日」だとか・・。
家内は、今朝早くから関西へ。東に西に大忙しのようです。

・・でも、忙しいと思うと疲れが出て裏目になるのでしょう。

先日は、福井県内の公立、私立高校進学説明会に出席。
たかが福井県内での受験競争の入試ですが、保護者の皆さんは、真剣な眼差しでした。
手取り足取りの具体的な説明に、親子共々も受験生の気持ちも安らぐのでしょう。

麻生首相の失言・・「医師は社会常識がかなり欠落している人が多い」
さすがにこの発言を撤回したみたいですが・・小生、麻生さんの言い分には、かなり理解できます。(笑)

医者は、他人さまの命と心を預かっています。そのうえ、周りにはイエスマンならぬイエスウーマンという看護師やら多くのスタッフを従えています。

その小さな世界では、暴君、破廉恥なワンマン、裸の王様になりやすい環境にいます。
赤ひげ先生やらDR,コトーのようなお医者さんを探す方が難しいのではないのでしょうか?

人間として赤裸々な医者は、医術より算術が得意であり、名医と藪医者の違いは、患者さんへの看方(診方)ではなく、患者さん側からの思い込み(感想)がより大事になると思います。

医学と医術と算術のバランスが、より良い医療につながってゆくことになるのでしょう。

受験生への言葉・・受験試験・・これも文明病のひとつです。

ストレス発散・・♪絶唱するのも効果のひとつのようです。
今日は、・・ああ、小雪♪。

ボツラク

2008年11月18日 | 千伝。
わが国は、歴史から踏襲することなく、煩雑に多発する事件事故と未曾有の不景気に陥っていると、首相が言ったとか言わなかったとか・・。

「西洋の没落」という漫画は出てなかったのか? 

哲は国家なり。

那谷寺のあと

2008年11月16日 | 千伝。
昨日は、石川県小松にある那谷寺(なたでら)に行って参りました。

芭蕉も、この那谷寺を訪れて句を残しています。

「石山の 石よりも白し 秋の風」

那谷寺


この石山は、おそらく滋賀県大津にある石山寺を示していると感じました。

その後、片山津温泉で一泊・・酒池肉林状態になる一歩手前の混沌状態でした。

何事もなく、とても、よい週末のはず・・♪(笑)

片山津

13歳の決断

2008年11月14日 | 千伝。
英国の13歳の少女が、延命策としての心臓の移植手術を拒否したというニュース・・。

病院側は、法的手段を試みて提訴したが、少女自らが、両親と病院に対して、逆に説得して断念させたという。

最後の命を、病院ではなく自宅で家族と一緒に時間を過ごすという権利を勝ち取ったということである。

「幼い頃から、病院での思い出はひどいことばかりだった」と13歳の彼女は語ったという。

「生き延びる権利」「死にたくないという権利」は、生命力の欲求だが、「死にたい権利」や「生きたくない権利」も、自由と平等という天秤の上にあるのかもしれない。

小生も同じ立場ならば、彼女と同じ選択をすると思う。

ただ、13歳の頃ならば、自分が生まれてきた意味を大人や社会にもっと問いかけたい

2兆円定額給付金

2008年11月12日 | 千伝。
麻生さんの言い分。

「年収が5000万円貰っても高額所得じゃないと言う人もいれば、年収500万円を貰っても(給付金は)いらないという人もいらっしゃる。本人のきちんとした意識の問題だ」

麻生さんの言い分・・多分、正しい意見です。
でも、きちんとした貧富の意識がないのは、麻生さんの側です。

金持ちは、その給付金を貰うと、食事に出かけるか、子や孫のために出費します。
貧乏人は、返済金か、食糧、必要な物資の買い物に走ります。

不景気回避、景気復活の特需を狙うのならば、それはそれで好い政策です。

ただ、もともとは、深刻な地方経済の救済と貧困に苦しむ真面目な低収入層の格差社会不満を埋めるべく給付金をばらまくべきものだったはずでしょう・・コレって。

「行きは良い良い、帰りは怖い」と言います。
偉くなった瞬間からバカが始まります。
修行の道は、上っても下っても登り道です。
驕慢の道は、上っても下っても下り坂です。

そして一番怖いのは・・
道をはずれて迷う愚かさが、バカより怖いです。

11.11

2008年11月11日 | 千伝。
今日、11月11日は、「ピーナッツの日」「電池の日」「チーズの日」「めんの日」「ジュエリーデー」「くつしたの日」「もやしの日」・・そして、今年から「介護の日」だとか。

個人的には、異性のなかでも一番仲良しで親友だったKさんの誕生日でもあり、今日(11.11)は、思い出深い日です。

いつの時代にも、異性同士で友情は育むことができるか・・というテーマがあります。

Kさんとは、ほぼ10年間、親友としてウマが合い、ほんとうに色んなことを話した思い出があります。

お互いに恋人が出来た時に、嫉妬とか、恋愛感情が湧くのではないかという疑問から始まり・・互いの恋愛論・・恋愛遍歴・・友人のこと、家族のこと・・結婚願望・・職業観・・生きがい、働き甲斐・・異性同士の友情論・・。

多分、彼女と出会っていなければ、これまた人生大きく変わっていたかもしれません。

私事ですが、結局、恋愛よりも友情を優先した場合には、お互いに、全てを晒しても、隠し事をしても・・異性を意識した感覚になれば、独占という友情感覚に変化します。

その後、お互いの恋愛遍歴の深い告白の記憶と情愛が湧いて絡んでくると、友情は消滅します。
加えて、お互いに結婚相手という立場での意識が生じて二人の結婚生活をイメージすると消滅します・・お互いに結婚した場合、100%離婚するであろうという未来が見えてくるのです。

男と女の友情は、昔懐かしい同級生のように、楽しい思い出話が出来るぐらいのほどほどの距離間のある間柄が、いいのかもしれません。

今ならば、昔のように、友だちとして・・Kさんと話すことが出来るのかと想像もしますが・・多分、戻れません。

人生は、分岐点のある一方通行です。

Kさん・・お誕生日おめでとう。
いつまでも、お幸せでありますように。

これは、あなたに書き送ったものです。
いつも笑顔で朗らかに元気で強い気持ちで!

御祝いと御見舞い

2008年11月09日 | 千伝。
今日は、2つの病院に行きました。

ひとつは、産婦人科へ。
子供が生まれたということで「お祝い」に行って参りました。
いつも老人ばかりを見ているせいか、その小さな命の輝きに目を奪われました。
その赤ん坊の未来が、とてつもなく大きく輝きに満ちていました。

ただ、産婦人科・・お通夜に行ったときのような静かさでした。
そう、ほんとうに生まれた子供の数が少ないのです。
数年前に行ったときには、ずらりと20人ほど生まれたばかりの赤ん坊が並んで寝ていたのに、今回は、わずか4人の赤ん坊しか寝ていません。

もう一方は、総合病院へ入院見舞いでした。
日曜日なのに、祭りのように賑やかでした。
緊急病棟にも人がウジャウジャ。
危篤状態の何人かの患者さんがいたのでしょう・・身内の方が、一塊の大集団になっていました。

静かに生まれてきたばかりの裸の赤ん坊が、騒々しく大人になって老人になって裸のままゆく人間パノラマを一日で眺めているような想いでした。

大きな矛盾と問題と真実を垣間見る現代の日本の人間社会です。

そんな世界を旨く巧みに生き抜いてくだいね。