百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

祈りの朝

2009年01月17日 | 千伝。
未明、携帯電話が鳴り飛び起きました。
相手は、関西の方でした・・黙祷せよ との意味、連絡だったのでしょうか?

14年前の1月17日。
六甲の麓、港神戸が揺らいだ日。
まるで戦災をうけたように多くの火柱が立ち昇った日。
6000人以上の人の命と生活を飲み込んだ災いの火を忘れぬよう、こころに小さな灯火を燈す朝。

早朝、神戸に向かう家内をJR福井駅まで見送りに行くと、長~い200人程の行列が出来ていました。
何事かと思案しながら尋ねると、JRが、朝6時半から「合格祈願の砂 すべらんサンド」を888個を配布するとのことでした。
JR山口線でSL「やまぐち号」の動輪とレールの間に砂を撒き空転(すべる)を防ぐためのものだそうです。

小生も受験生の親です・・並んで頂戴しました。(笑)
・・きっと、これで息子もどこかの学校に進学できるでしょう♪
笑顔で感謝です!

競争もなく、人が望むことすべてが叶うと素晴らしい現世なのでしょうが・・、仏様曰く、この世は、苦しむのが当たり前の娑婆なのだそうです。

気分快晴で、福井郊外のお気に入りの場所まで早朝ドライブをして参りました。

東の空に満月のような幻想的な日の出を仰ぐことができました。
写真よりも百倍千倍・・美しかったです。

今朝の祈り・・ただただ、お腹周りのデブ解消です!

私の知る皆さんが、今日一日よいことが沢山ありますように。(祈)

祈りの朝

独楽行

2009年01月15日 | 千伝。
江戸幕末の歌人 橘曙覧(たちばなあけみ)は、雪降る土地 福井に暮らしたからこそ、「独楽吟(どくらくぎん)」をしたためることができたのかもしれません。

もし、橘曙覧が温暖な瀬戸内海沿岸で生まれ暮らしていたならば、「楽しみは~~~~~時」という発想は浮かばなかったのではないかと考えるのです。

今朝、車を運転していると、橘曙覧の暮らしていた場所の近くで、♪雪の華が聴こえてきました。

福井は、雪の華・・真っ盛りです♪
これを見るのも、楽しみのひとつです。

雪の華

歳を取る事

2009年01月05日 | 千伝。
明けまして おめでとうございます。

今日、お昼寝をして 目が醒めて、ラジオを聴いていると順天堂大学の先生が、こんなことを話していました。
 
「40歳を過ぎて同窓会に出て、自分が老けたと思うのは、親のせいではありません」

人間の老い方の75%は、「食事と運動と生きがい」の三要素が、深く関わるようです。

その通りだと思いながら、起き上がりました。

今年も、どうぞ よろしくお願い申し上げます。