気がつけば・・昨日は四分咲きの桜が、今日は20度超えの暖かさで、あっという間の桜満開。
NHKの朝ドラ「ひよっこ」・・いいね!
家族という絆が、どんな風に描かれるのか興味深いシナリオです。
昔、よく聴かされた英国民謡「♬ give me your smile」の歌詞を何とか思い出そうと試みながら、一般道を車で1時間ほど石川県小松市までドライブ。
先月末、北陸最大級の複合商業施設イオンモール新小松が、オープン。
海外の人気ブランド「H&M」の北陸初出店もあり、見学に参りました。
昨年夏に見学した中国・四国地方最大級、西日本の旗艦店と位置づけられる駅前の都市型イオンモール岡山とは、大違いでした。
北陸最大級の地方型イオンモール新小松は、白山連峰を眺められる田畑のど真ん中に巨艦のように聳え立っています。
モールの施設内は、とにかくキラキラと輝いている商業空間です。
今夏には、海外ブランドの「ZARA」もオープン予定だとのこと。
石川県、福井県の地元企業も同じ土俵で出店・・踏ん張る、競い合うチャンス、期待感大です。
ただ、こんな航空母艦並みの巨艦商業施設の登場で、街中のシャッター通りは、ますます開かずの商店街になり、地方の駆逐艦並みのショッピングセンターも、駆逐されるかもしれません。
・・ところで、先日のとある光景が思い浮かんできました。
母の見舞いに尾道にある病院に出かけた際、集中治療室のまえに家族控室というスペースがありました。
さまざまなご家族、身内が、立ち代わり不安な表情で出入りします。
そこで見たある光景・・70歳代ぐらいの家長の方が、立ったまま円陣を組んでいる子や孫、家族身内全員の前で話されていました。
「・・悲しい。天命だと思うしかない。悲しいけれど、家族みんな全員で、それを乗り越えていかなければならない。いいな、みんな。家族の絆だ」
去年、ぼくが、大動脈解離で、集中治療室に緊急入院していた時のことを思い出しています。
幸いにも、脳や心臓に近い大動脈の上部ではなく、下部での解離でしたから、命が救われました。
ただ、腸までの毛細血管に血液が流れていなくて、もう少しで、腸から壊死するところでした。
日本は、社会的な人口動流という血流が、どこかで滞って鈍っているのでしょうか?
大家族から核家族化されて、家族の絆という大動脈という存在が、どんどんと薄まっていく風潮にあります。
都市も、街も、町も、村も、田舎も、僻地も、離島も、集落も、大動脈から毛細血管までの隅々の何処からも、笑顔が消えてしまえば、脳梗塞、心筋梗塞状態の社会です。
大きい事、巨大化は、未来社会ではいい事なのかな?
明るく元気な表情の人が少ないのが、気になった今日です。
Give me your smile ♬
4月8日は、お釈迦様のお誕生日の「花まつり」の日。
仏頂面ではなく、人生は、スマイル・ロードであって欲しいものです。