百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

桃源郷

2014年03月31日 | 百伝。
明日から4月1日、消費税8%になるからでしょう。

今日のあちらこちらのガソリンスタンドには、車が長く並んで賑やかでした。

はて、今日の僕の体重・・94キロになっていました。

・・これは、アカン!!

足脚まで浮腫のようになって、緊急事態ならぬ・・明日から緊急自体かなぁ。

・・さて、百島物語のこと。

僕同様に、百島が患者ならばという仮定の話です。

あれこれ、身の周りに、さまざまな専門性を持つ人材も多くいらっしゃると思います。

そこで、百島に関する共通する専門性とは何でしょうか?

その支援をするのには、どのような視点が必要なのでしょうか?

確かに、専門性とは、高度な知識や技術が必要であることは分かります。

しかし、百島が過疎不便という患者であれば、どんな支援・サポートが、よりよいものになるのでしょうか?

百島で暮らす人々の幸福を強く叶えようとする「願い」、

百島が故郷であるという人々の「誇り」、

対等なサポーターとして接する必要があるという「意思」が、

百島への専門サポーターとしての知識や技術を行使、尊重させるのではないかと考えるのです。

百島よ、桃源郷であれ。

ますのすし

2014年03月29日 | 千伝。
昨日は、朝から胸やけのようなムカムカ状態で、しかも背中の痛みがありました。

徳洲会・・5000万円を貸してしまうような政治に加担しなくてよかったのに、地元地域では、すこぶる評判のよい病院です。

DHC・・ここの会長さんも、ポンと8億円を貸してしまう。

・・儲かるはずです。

今日は、騙されているのかと戸惑いながら、DHCの健康食品を注文しました。

何が真実やら・・。

冤罪事件もしかり。

冤罪ならば、逮捕されていない犯罪者が正体を隠して、市井の中にこっそりと生きているのでしょう。

「論よりも証拠」が欲しいものです。

日本の社会は、三権分立の行政、立法、司法の役割が支えています。

日本の生活コミュニケーションは、きどにたてかけし衣食住。

今日は、NHK朝ドラ「ごちそうさん」最終回。

今日の我が家は夕食は、戴き物の富山名物「ますのすし」でした。



ごちそうまでした。

感謝。


木の不思議

2014年03月27日 | 千伝。
今日の午後、鯖江市郊外にある河和田地区まで出かけて参りました。

この河和田という地区は、越前漆の里としても知られています。



越前の漆器や和紙は、約1500年もの歴史があります。

これは、京都の歴史よりも古い伝統文化があるのです。



以前は、ここの河和田マラソン大会に参加していましたが、走らなくなって随分と時間が過ぎました。

久しぶりの風景に懐かしさもこみ上げてきました。





ここ鯖江市河和田に、ハコア(HACOA)という木製品を扱っている本店というか、工房があるのです。



・・木製のキィボードやら木製のUSB・・その他沢山の木製品のアイデアとデザインを創っている不思議な場所でした。

店内での写真許可も得ました。







・・いい時間を過ごさせていただきました。

「人生の特別な時間を、木で創り出す」というキャッチ・コピーあり。

東京駅丸の内側の旧東京中央郵便局跡のJPタワー4FのKITTE内にも、直営店を出しているとか・・。

楽天でのショップ店名は、木香屋とか・・。

福井という地方の片田舎から、HACOAという世界ブランドを目指す戦略もなかなかのものです。

福井県には、他にも注目すべきモノ、集団、企業があります。

帰り道は、一乗谷に通じる山越えのルートを選んで帰宅しました。



一乗谷の滝で修行した佐々木小次郎も、この風景を眺めていたのかな?

長刀のツバメ返しは、木刀を持った二刀流の宮本武蔵に敗れた・・。

今も、アイデアとデザインの力量が、モノを言う時代かな?

HACOA・・ネーミングの意味合いは、箱のA級レベルを目指すとのこと。

お椀などの丸物は、削っていくマイナス作業となるとか・・。

それに較べて、お重などの箱物は、組み立てていくプラス作業となるとか・・。

空間という箱を創りたい、それもA級を目指したいとか・・。

木の不思議さです。

今日は、木曜日でした。

足し算と引き算

2014年03月27日 | 百伝。
今日は、桜の日だとか?!

来月4月5日全国公開の映画「サクラサク」・・応援しています。

認知症問題への家族の向き合い方と福井の風景が、実に美しいです。

今朝、考えたこと。

地域興しやら地域ビジネスには・・いつも「足し算感覚」が大事。

リスクを取らないと、リターンが無いのです。

リターンがあっての「生きる」ための「活性化」だと思うのです。

今朝、NHKの「あさいち」でゲストの嵐「桜井翔さん」が、終末期医療の診療所を取材。

山梨県の緩和ケアを取り組む診療所を取り上げていました。

出来ることしかしない・・無駄なリスクもリターンも求めない。

終末期の生きるという意味は、「引き算感覚」なのです。

実にヨカッタです!!

残念ながら、福井には、ああいう緩和ケアを行う診療所は無いです。

今日明日と・・百島へ帰省する予定でしたが、やっぱり思うような体調が維持できていません。

午後から、隣り町の鯖江まで行って参ります。

サクラサク・・桜咲く満開の日。

散り桜も、足し算と引き算のような「生きる輝き」なのでしょう。

桜咲く頃

2014年03月25日 | 千伝。
昨日から独り留守番です。

今日は、朝から汗ばかりかいて、少し変・・。

朝から美浴・健康ランドに行って参りました。

ジャグジーのお風呂に入って、休憩室の長椅子で新聞を読みながら、テレビを眺めながら、ウトウト寝ていると・・お昼時でした。

NHKでは「ひるブラ」・・温泉特集。

民放は「ヒルナンデス」という番組が流れていました。



ぼんやりと眺めていると・・尾道の風景が出てきました。

ナント・・尾道への1年間の観光客数は、宮島への約400万人よりも多い・・約600万人とか言っていました。

・・ホントウかなぁ?!

先日、NHKのスペシャル番組「里海 瀬戸内海」。

瀬戸内沿岸に暮らす人口は、約3000万人とか・・関東一円の人口も約3000万人。

日本の国内観光産業も高齢者をターゲットにしないとね。

特別養護老人ホームを含めて、そのような付加価値をつけると面白いかもしれません。

今日行った健康ランド・・お客さんは、年金生活者のような高齢者ばかりでした。

・・大衆演劇にイベント。

来月のステージに上がるゲスト、五月みどりさん、新沼謙治さん、渥美二郎さんも来られるようです。

その座席料にビックリでした!!

・・どこかの高級ホテルでのクリスマスディナー並みのお値段でした。

介護保険適用の高齢者用割引チケット・・そんなサービスも必要かもしれません。

認知症の方も、高齢者も、歌が大好きなのです。

徘徊する認知症の方も、安心できる観光地、地域作りも必要なのかもしれません。

最近、認知症患者のように眠いのは、春まじかの陽気のせいなのでしょうか?

桜咲く春が、来たかなぁ?

日本の春は、いいね。

だから・・起きろ!!

マイルド・ヤンキーの時代

2014年03月23日 | 千伝。
最近、よく耳にする、よく目にする「マイルドヤンキー」という新しい造語。

「マイルドヤンキー」とは、「上京志向がなく、地元で強固な人間関係と生活基盤を構築し、地元から出たがらない若者たち」のこと。この層は、地縁を大切にする保守的な意識を持っており、「新保守層」と呼ぶこともできるとされる。
~「ヤンキー経済 消費の主役・新保守層の正体 (幻冬舎新書) 著者 原田 曜平」から抜粋~

とても、とても・・否でしょう。

都市郊外や地方のマイルドヤンキーという低所得の若者層が、消費の主役?

彼らは、高所得者層のエリートから利用されるであろう弱者の立場でしかないのでは?

加えて、自分たちの社会的立場を向上しようとする意欲もないのでは?

穀潰しのニートと、どこが違うのかな?

いつまでもあると思うな・・親と金。

低学力、低賃金、フリーター、非正規労働者・・最終希望は、生活保護受給者になることでは?

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いつの頃からか・・引きこもり、ニート、フリーターという言葉が生まれたのでしょうか?

そして、マイルドヤンキーという言葉・・次の課題文のテーマにしようと考えています。

「うちの子は、元気な引きこもりなんです」

「うちの子は、車を乗りまわしていて、車の中に暮らすニートなんです」

「うちの子は、就職嫌いの自称フリーターなんです」

近い将来・・こんなことを言うかもしれません・・。

「うちの子は、マイルドなんです」

全国のマイルドヤンキーの親御さん・・きっとワイルドとマイルドの間を迷走中です。

・・否、瞑想・思案中です。

はなむけの言葉

2014年03月21日 | 百伝。
今の時季は、卒業シーズン・・。

課題文を書きながら、卒業ソングなる唄も、ラジオから、どんどんと沢山流れてきます♪

十八歳の時・・百島を離れる時に流行った「なごり雪」も「木綿のハンカチーフ」も流れてきます。

大抵、歌詞の内容となると、友情やら希望やら、失恋やら別れやら・・桜の花も絡んできます。

懐かしさも、こみ上げてきました。

・・嗚呼、青春ですね!

思い出すのは・・よき同級生に恵まれたことかなぁ。

とりわけ・・異性友だちには恵まれています。

百島中学校から、同級生には、可愛い女性、美人が多かったこと。

その後、高校、大学、社会人になっても、美しい人が、いつも身の周りに溢れていました。

・・不思議です。

・・何故?

今、現在もです!!

身の周りを見渡せば、ほんとうに美人、可愛い女性に恵まれています。

・・感謝。

これから、未来へと羽ばたく若者へ・・。

卒業とは、門出です。

思い込みです。

後ろ髪を引かれる想いも、大切です。

でも、「チャンスの前髪をつかめ」という諺もあります。

門出とは、「はなむけ」です。

新たな門出に際し、激励や祝福の気持ちを込めて、挨拶の言葉・金品・詩歌などを贈ることを「はなむけ」とのこと。

そして、この「はなむけ」という言葉は、これから旅する「馬の鼻向け」が語源になっています。

今年は、うま年です。

「千里の馬も伯楽にあわず」という諺もあります。

どんな才気、勇気ある者も、美しい人、とりわけ心美しい人と出会わないと、人生に美しい花は、咲きません。

心和む花を咲かせるには・・安全、健康、元気、希望です。

春眠暁の声

2014年03月21日 | 百伝。
今日は、春分の日。

朝から雪まじりの冷たい雨と強風が吹き上がっています。



百島から北緯34度上に真東に進むと、伊勢志摩にあるスペイン村「パルケエスパーニャ」があります。

このテーマパークの理念は、自然環境の保全を原則に「こころの再発見」としています。

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このアイデア、この仕事は、新しいのか?

この想い、この仕事は、楽しいのか?

この考え、この仕事は、誰かを幸せにするのか?

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今日から、「瀬戸内しまのわ2014のイベント」も開幕です。

百島も、このイベントに参加しています。

~ 瀬戸内しまのわ2014 「まるごと百島」~

8月2日の百島での前夜祭コンサート。

8月3日・・百島で自然体験。

百島を愛している響きが、伝わってくるような想いがします。

少し眠いのですが、百島が呼んでいるような気もします。

・・聞こえますか?

百島の春眠暁の声を!

十年後の世界

2014年03月20日 | 百伝。
ひょっとすると・・。

今、アフリカやら、インドやら、中国やら・・。

十年後の世界では・・今、その国の畑で耕して生活をしている人間が、世界で最も頭のいい人間に変わっているかもしれない。

・・というコラムを読んでいました。

モバイル端末が、もっと安価になって世界中で利用できるようになり、これによって、識字率と計算能力という観点で大きな影響をもたらすとのこと。

それぐらい、インターネットの進化が著しく、言語の感覚もinnter-netからuber-netに変化してゆくのではという未来予想です。

さらに、人間は、国家や民族や宗教という枠組みから、職種という大きな認識差別が世界的に統一化されて認知してゆくとのこと。

既に、シンガポールの移民先進国の国際間の移民条項にも、その職種による労働条件・差別化が始まっています。

簡単に判り易く、職種差別を説明すれば・・

1.上級職 (起・企業家等、国家に納税・貢献できる国際市場での従事者)。

2.専門職 (医師、学者、法律等、一般市場をマーケットとする従事者)。

3.単純職 (マンパワー:製造、農林漁業、介護等の現場従事者)。

差別化の例としては、上級職の場合は、家族ぐるみの移民も可能、国籍変更も可能。

しかし、単純職となると単身のみ、家族の移民は不可、現地の方と結婚したとしても国籍変更を認めない・・等々。

シンドイ未来が・・待ち受けているような気分がします。

息子の就職・・親としては、自分で仕事を創れる仕事に就職しなさい・・というアドバイスかな?

十年後の世界・・。

元気ならば、ぼくは、百島の畑で、玉ネギ、レンコン等を作り、毎日食べていたいです。

自分の好物を作るのが、人生いちばん楽しいのです。

幸福の国

2014年03月20日 | 百伝。
今日は、寒い朝飯前でした。

福井に、ブータンの大学生が、幸福研修に来られているというローカルニュースを観ていました。

幸福度日本一を目標に掲げる福井県の人口は、約80万人・・これは、「GNH」(国民総幸福)を国家理念とするブータンの人口と同程度なのです。

・・だからなのでしょうか?

この頃、福井県とブータンとの交流が、盛んなのです。

今日は、百島へ帰省予定でしたが、どうも体重が重く、血圧が高くていけません。

明日は、春分の日・・。

ラジオで国会予算委員会の答弁を聴きながら、勤務表を作成しています。

昨日のナントかという番組で、日本の生きる道は「地方」と「若者」について論じていました。

例えば、北海道の人口約500万人・・これは、北欧のフィンランドやノルウェー等の国と同程度の人口なのです。

日本の高血圧者、非正規雇用者・・人口の割合で、どれぐらいになると思いますか?

日本という現代の国家は、、高血圧者、非正規雇用者、天災・地震列島のもとに支えられています。

国家を家庭に例えるならば、ベッドが軋み、部屋が一部損壊ならば幸いですが、家全体が崩壊するとならば災いです。

再来年から、総国民が、各々のナンバー制登録になるとのこと。

年収、資産、・・生年月日、血液型・・、近未来には、行動範囲、血圧までコントロール、把握できるようになるのかな?

現代の日本の若者は、都会での生活志向を目指すよりも、地元での生活志向への意識が強いのが幸いに映ります。

日本も、早めに道州制国家のような行政移行にしたほうが、よいのかな・・?

幸福という血流が、巧く流れますように。

今日は、国際幸福デーの日だそうです。

今宵満月

2014年03月17日 | 百伝。
昨日は、大学の単位取得試験を受けて参りました。



立派な試験会場でした。



課題文に正しい答えは、必要無いのかもしれません。

STAP細胞の小保方晴子さん・・論文には、徹底して引用した参考文献を明記・記載しないとね!

丸ごと、参考文献を明記・記載していれば、盗用ではなく引用となり、堂々と論文と成り立っていることもあります。

・・これも独創性?

今宵、満月。

夕暮れ、河原散策・・。



もう、20年以上昔、バブル景気が弾ける前・・鎌倉へ遊びに行った時を思い出しました。

保ちゃんが、左ハンドルの真っ赤なBMWの車に乗って現れました。

・・それに乗って、海の見える葉山の高級別荘地まで行ったことがあります。

あの時の何気なく美しい夕暮れの風景は寂しく、今日の風景と春花粉の香りと似ているような気がします。



「この真っ赤なBMWの車に乗って、百島へ帰省すればいいのに」と言うと・・

・・「何を言われるか、わからないので、嫌だ」と答えていたかな?

そうだよなぁ!!

満月の夜・・昔話を思い出しています。(笑)

花粉かな?・・ハックション。

飛騨

2014年03月14日 | 千伝。
今日、飛騨ナンバーの車を見かけました。



数年前、ご当地ナンバープレートが流行りました。

あれから・・倉敷とか、金沢とか、会津とか、湘南とか、富士山とか・・アレコレと見慣れてきました。

でも、やはり・・僕の個人的ないちばんインパクトがある車のナンバープレートは、「飛騨」です。

息子は、「愛媛」だと言っていましたが・・。

漢字の字画数が多いという理由かもしれません。



・・白山です。

あの白い山肌の向こう側に、飛騨の国が広がります。


人生の必修科目

2014年03月13日 | 千伝。
昨日の夕方、たまたま・・テレビで国会中継を観ていると、アントニオ猪木さんが質問に立ちました。

いきなり、大きな声で「元気ですかぁ!」と始まったものですから、ちょっとビックリ。

昨夜、たまたま・・民放のバラエティ番組を観ていました。

外国人芸能人枠、マジシャン枠、東大出身枠・・其々の枠の中で、収入格差によるピラミッド構図で椅子を配置して、各々の人生観やら仕事観を自分の言葉で述べていました。

よく稼ぐ東大出身の方が高い席から、低収入の東大出身の非正規雇用でフリーターの方々に、「稼ぐ力は、人生の必修科目ですよ」と語っていました。

う~ん、・・そうかな?

稼ぐ力も、生き方も・・選択科目ではないかと考えるのです。

人生の必修科目は、「元気ですか?」の「元気になる方法」では?

・・これも選択科目かな?

あなたの生きていくための必修科目は、何ですか?

ありがとうの日

2014年03月09日 | 千伝。
社会福祉を学ぶ時、必ずぶつかる基本的な問いがあります。

貧困は、個人の問題なのか?

それとも、社会の問題なのか?

千葉県柏市で起こった通り魔殺人事件・・。

あの24歳の通り魔の男は、少年院を出ても受け入れ先も仕事も無く、生活保護受給者だったとか?!

今の時代、こういう若者が、非常に増えているような気もします。

最近、同年代の方と話していると、よく耳にする言葉があります。

「親が亡くなって、生活が苦しくなった」

今の時代、こういう中高年も、非常に増えているような気もします。

生活が苦しいのは、個人の問題なのでしょうか?

それとも、社会の問題なのでしょうか?

安全、安心できる社会、職場、生活は、決して単独で成し得るものではありません。

日中関係、日韓関係・・草の根交流レベルでは、仲良く継続している部分も多いはずです。

でも、政府間レベルとなると・・ギクシャクするのは、何故でしょうか?

利権、領土、民族、宗教、アイデンティティという存在・・。



人を殺すのも生かすのも・・奪い合いの世界だからでしょうか?

今日は、「ありがとうの日」だそうです。

桃の節句

2014年03月03日 | 百伝。
今日は、弥生三月三日、ひな祭り、桃の節句。



以前にも書きましたが、「桃」には、神聖、聖なる、仙人、不老長寿、桃源郷に通じる意味合いがあります。

木(気)に「兆」とつけて、何か・・春や朝の「きざし」と呼びます。

梅や桜とも異なる、百花の先がけとなる桃の花とも呼びたいものです。

今日は、昨秋にアートベース百島で買った「島遍路 ~百島八十八ヶ所巡り~」の地図を眺めています。



よく調べたものだと感心します!

現在、調べ上げたのは百島にある八十の御地蔵さん・・残り八つが未確認だとか?

計八十八ではなく、百八ぐらいあるのではないか?・・と想像を膨らませています。

残りの御地蔵さん・・百島ミステリ・ゾーンとなる百島の北にある福田の軍殿山(いくさどん)から百島の南にある泊の殿山(とのやま)ルート、百島の東にある泊の東(ひがし)ぶら、そして、百島の中心に位置する本村の茶臼山付近に存在しているような気がします。(・・何かの意味を含めて)

今年のNHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」で、播磨の赤松家は、単なる凋落ひとすじに突き進む一豪族として扱われていますが、それ以前の室町時代には巨大な守護大名として、西国に君臨していたのです。

嘉吉の乱のあと、桃島へ逃げ延びた赤松一族は、その後も赤松ネットワークを通して、少なくても江戸時代まで、人の行き来き、往来を盛んにして、国の情勢を知り得たと考えます。

村上水軍、毛利家の側としての生き残る方策・手順を考えていたはずです。

その当時から、桃島から百島へと・・そして、百島内での地名も京の都に倣い名づけられたような気がします。

今日は、桃の節句・・。

かつては、不老長寿の百歳(ももとせ)まで長生きできるよう邪気を祓い、健康で幸せな日々が末長く続くことを願う日。

その桃源郷が、桃の花咲く桃島でした。