百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

北 杜夫 (1927~2011)

2021年03月31日 | 空木宝剣

コロナ海 毒とるマンボウ 航海記

コロナ禍。

一年を経過しても終息の目処は立たず、第4波が警戒される。

人間様は、この100年間、ダルメシアンのように走り、カジキマグロの如くに泳がなかったか?

団塊が25才の昭和50年頃。

世田谷の松原にお住まいの、北杜夫さんと電話でお話した事がある。

躁鬱病とのことだったが、自然な会話だった。

ドクトルマンボウシリーズ。

航海記、昆虫記、医局記等。

北杜夫先生は、医者として、現在のコロナ禍を予見していたのかも知れない。

人間は、陽に向かって走り過ぎたのか? 

尻尾の短いコーギー犬のように走り、尻尾の短いマンボウのように泳ぐ。

躁と鬱を、精神科医として体得し、陽と陰そのジンテーゼのベクトルを由と考えたに相違ない。

追伸。

蔓延防止等重点措置より。

追々伸。

マンボウ(まん延防止)初適用。


春、黄砂、満月。

2021年03月30日 | 百伝。

百島でプチ農業をしている同級生のトシ君の百島通信では、しばらく通行止めになっていた海老呑地区から泊地区の道路が復旧して百島一週道路の再開可能との事・・・関係者の皆さんに感謝です。

(写真提供 : 旗手敏信氏)

最近、ユニクロがテレビのCM で、山口ナンバーの車を走らせて、広島出身の綾瀬はるかさんを起用しているのを観ていると、かつて世界一の売上高を誇ったアパレル企業のレナウンの凋落ぶりを重ねてしまいます。

春先の新年度には 企業にも故郷へのルーツ回帰するイメージが必要な時代なのでしょう。

去年に続いて今年の春も、福島県三春町の滝桜(日本三大巨桜のひとつ)への花見行きは諦めました。

公正を省く、厚生省の送別会問題なれども、やっと新型コロナへのワクチン接種への希望リストの回覧が配られてきました。

今年一年は、まだまだ社会はコロナ禍の大きな渦巻き状態の中にあるのでしょう。

黄砂なれども、今宵の満月は、美しいです。

みんな、踏ん張ろう❗


桜前線。

2021年03月28日 | 千伝。

桜前線、満開の時季になりました。

ワクワクもウキウキもしない今年の桜前線です。

臨終期間が長く続いている母の耳元で「ありがとう。生んでくれて、ありがとう。もう楽になればいいよ」と囁いたのが、伝わったのか?伝わっていないのか?それでよかったのか?・・・と考えていた自宅待機中の自問自答。

職場復帰・・・社会に不安を与えて身動きを難しくさせているコロナ禍の日々。

コロナのバカヤロウ❗

今年の桜前線異常あり。


グッドラック。

2021年03月26日 | 千伝。

今朝のワイドショーは、4月からのテレビ番組改編のため、最終回が多かった。

フジテレビ系列の「とくダネ❗」、22年間続いたようで、MCの小倉智昭さんのコメントの中にも、周わりのスタッフへの労り、優しさの気配りが光った・・・とりわけフリーのスタッフには継続した仕事があるようにと。

もうひとつ、TBS系列の「グッとラック❗」は、僅か1年半で番組終了、MC の立川志らくさんのコメントも光った・・・打ち切り降板への恨み辛み、悔しさはあるだろうけど、それ以上に清々しいコメントで終わった。

もう一度、新しい目標を持てという事だなぁ❗

グッドラック🎵


自宅待機。

2021年03月25日 | 千伝。

振り返ってみれば、自宅待機という時間を過ごすのは初めての体験です。

退院後の療養中でもなく、コロナ禍の今、広島県まで出かけて元気なままに自宅待機、いろいろと考えてしまいます。

今朝のテレビのワイドショーを観ていると、とあるコメンテーターがコロナ感染者が増加している宮城県の無策ぶりに比べると、広島県の感染者の少なさに要因する事前対策を誉めていました。

首長、自治体の行動力、能力が問われています。

広島県は、PCR 検査を希望者全員に無料でスムーズに行っているとか・・・これは凄い❗

山梨県の感染対策としてのユニークな取り組みも、素晴らしい❗

福井県もクラスターが発生するような職場勤務者には、県外から戻れば僕のように自宅待機。

こういう自治体の取り組み努力要請、普通ならば、政府は、感染者が少ない成果が上がった自治体にこそ努力賞のような補助金、給付金を支給すべきでは?

自宅待機していると、不完全燃焼となります。

先日まで、自宅待機していた芸能人の恨み節のように聞こえた生活の不安感、先行きの焦燥感、同情出来ます。

では、どこに行きたい、どこへ出かけたい、どう生きたいのかな?

故郷というのは、「親そのものが故郷」だという事が分かりました。

父や母が暮らしていない故郷は、望郷となるんだと。

東京一極集中。

ここ6か月連続で東京の人口が減少流出しているとの事。

若い頃は、東京に憧れたものです。

何故ならば、憧れの多くの人、人、人が、東京に居るからです。

人間は、好きな人間がいる方向に動く本能があります。

だから、若い頃に東京に見向きもしなかった若者は、熱い恋人がそばにいたり、様々な目的別事情が側にあったはずです。

年老いて、住めば都・・・福井に移り住んでから30年以上「福井は好いよ、佳いよ❗」と言い続けていたら、いつのまにか、「幸福度日本一の県」となっていました。

コロナ禍の今、東京の人が考えている以上に、地方側は「東京から来られると困る」という風評被害とも取れる感染不安が広がっています。

コロナ禍の今がチャンスなのでは・・・東京一極集中的発信のメディア、政治は、国益、分散という安全策を考えるべきです。

昨日、自宅でテレビを観ていると、平成の三四郎と呼ばれていた柔道家古賀稔彦さんが亡くなられたというニュース。

強烈な思い出は、30年ほど昔、身長170センチにも満たない古賀さんが、全日本柔道選手権無差別級に出場、巨漢ばかりを相手にして勝ち続けて決勝戦へ。

惜しくも敗れた古賀さんだけど、あの時の巨漢に立ち向かうファイト、スピリット精神に感動すら覚えました。

「たとえ弱くても柔の道を歩める」と教えた53歳の生涯、心より御冥福を御祈りします。合掌。

自宅待機、心は大きく動かさないとね。

それと、DIY やら自宅のメンテナンスが出来るようになりたいものです。


半農半X 。

2021年03月23日 | 千伝。

YouTube再生間もなく1億回となる「うっせぇわ」という歌が話題となっています。

社会を支配する大人への若者の叫びなのでしょう。

ラジオを聴いていると、どなたかが尾崎豊の歌詞との共通性を指摘していました。

尾崎豊の♪盗んだバイクで走る~とか、♪校舎の窓ガラスを割った~とかに比べると、それほど刺激的ではありませんが、考えさせられます。

チャゲとASKAが歌っていた♪誰かを殴りに行こうか~とか。

・・・共感されて大ヒットした歌詞です。

・・・「やかましい❗」

では、殴られた者は、どうなる❗

バイクを盗まれた者は、どうなる❗

誰が、割れた窓ガラスを片付けて掃除するんだ❗

先日、東京オリンピック・パラリンピック開閉会式統括責任者の佐々木宏氏が「渡辺直美さんの容姿を豚にと、ピッグとオリンピックを揶揄」と1年前のプライベート発言が密告されて素早く辞職しました。

この佐々木氏、昨年福井市のイメージ広告戦略も担当して、福井市のイメージゴロ、ポスターが、福井市内の至る所で貼られ配られました。

昔、映画の宣伝用キャッチコピーを思い起こしました。

「狼は生きろ。豚は死ね」

「半農半X 」という生活形態があります。

農業は、しあわせ作りの食生活の基盤。

Xが芸術となると、共感と反感・・・右と左。

人間のために、豚も牛も肉となる運命。

美味しい生活、いいね❗・・・だけですか?

「うっせぇわ❗」と言って、半農半X 。

希望に満ち足りた社会生活となれば、何の問題もありません。

他人の長所を考えよう。


一笑健命。

2021年03月21日 | 百伝。

一生懸命。一所懸命。

一笑懸命。一笑健命、一笑賢明。

今は、一笑健明が必要かな。

昨日、尾道から福井へと、夜遅く帰宅しました。

今回、驚いたのは尾道市役所という職場の変貌ぶり。

尾道水道に寄港している船体を思い起こすような建物で、内部もオシャレでオーブンカフェかと勘違いするような職場でした。

市役所の基本は、市民へのサービス業だから、壁の無いオーブンスペースの北欧的な設計思想は大切だと思いました。

医療介護の施設も、このようにオーブンスペースになるといいのになぁ。

さて、帰宅した今、明日も明後日も休みです。

僕が勤める施設は、県外に出かけた者は、1週間の自宅待機のような出勤停止となります。

今は、尾道と福井の往復が続くと、延々と休みが続きます。

コロナ禍に振り回される仕事、命、環境。

ただ、何をしても後悔するけど、健やかに後悔しないとね。

人間の命は、仕事に生かされて殺されるのではありません。

それに関わる悩みによって、人間の命は消耗、心のストレスが生じて、それによって生かされ殺されるのです。

機械の故障も同様、壊れる要因は使用方法の摩擦、消耗であり、潤滑油の欠如です。

悲しみの中にも愛情あれば、憎悪もあります。

気をつけなくてはならないのは、心の中の憎しみへの感情移入。

この憎しみに執着、嵌まると、恐怖心が生じて、知らぬうちに苦悩の種が芽生え、悩みという相手に支配されてしまうことです。

いろんな悲哀感があります。

悪しき苦悩を、善しき奮起の源に変える訓練をしないとね❗

いろんな喜楽感もあります。

歌の港で、百島に似たハート型の浮き岩を見つけました。

溺れてもいないのに、一笑健命、一笑健明。

 


夫婦松。

2021年03月19日 | 空木宝剣

千光寺へのロープウェイ乗り場近くにある時宗の慈願寺には、赤松と黒松の絡まった夫婦松。

尾道市の長江や久保界隈には、転校生の小袖天満宮やお寺がいっぱい。

昨年4月10日に大林監督82才で亡くなった。

母より約10才若い。

母はアンネフランクと同じ1929年生まれ。

大林監督には、もっとお寺を舞台の映画を作ってもらって、あの世とこの世、亡くなった人たちと生きている人間との通信場所としての文学を成立させて欲しかったと、臨終間際の母親を目の当たりにして、先に逝っている父からの声が届いた。

「笑って見送りゃ、ええんよ」

夫婦松・・・百島の実家にあった理想の夫、理想の妻。

これまた、ジェンダー不平等になるのかな?

あの夫婦松に訊きたい。


百音ココサカエル。

2021年03月12日 | 千伝。

黙祷。

悲しいけど、残された人々の祈る姿は、美しく映ります。

悲しみの中に、愛があるからでしょう。

心の温もりが、沸騰しています。

2011年3月11日 東日本大震災。

あれから10年。

10年間の全ては知らないけど、10年前の今日の出来事は忘れられません。

復興は、心の祈り、心の賑やかさ。

合掌。

写真は、宮城県気仙沼市の大島です。

NHK の次回の朝ドラマは、気仙沼を軸にした「おかえり百音(モネ)」。

気仙沼市の離島に生まれ育ったヒロイン百音の成長劇です。

復興を、福幸商店街として立ち上げたばかりの「ココサカエル」の建物が、気仙沼にあったのを思い出しました。

ここさ帰る。

ここ栄える。

鎮魂十年の音。

これからも続きます。


百始笑。

2021年03月10日 | 百伝。

1987年か、1988年の秋の小春日和だったかな?

ロンドンから郊外のカンタベリーまで、高速道路をフォルクスワーゲンのレンタル車で飛ばして走っていた時の出来事。

サイドミラーに赤い点が見えたと思ったら、あっという間に真横で少し並走して来た真っ赤なフェラーリ車。

相手の運転手を横目で見ると、相手もこちらを見ていました。

目力のある笑みを浮かべた男・・・な、なんと、セナだ❗

車の名前ではないよ❗

当時、F1の貴公子、今でも伝説のドライバーと呼ばれるブラジルの英雄アイルトン・セナ❗

あの瞬時の並走から、あっという間に遥か先へと消えて行ったスピード違反常習者、セナ❗

北陸道路下り杉津(すいづ)PAから、下に見える北陸道路上り杉津PAを眺めながら、ふと、そんな事を思い出していました。

週末、真夜中の高速道路は、軽自動車がたくさん走っています。

夜が明けるにつれて日曜日の早朝は、3ナンバーのラージバン、高級車、外車等々の車が現れて、どこに行くのやら続々と走り過ぎて行きます。

それに関連して、先週末の土曜日、尾道大橋を渡った向島側のパーキングエリアのトイレで出会った同年代の人を、思い出しました。

なぜ向島まで行ったかというと、山陽高速道路福山西ICで降りて、尾道バイパスから、しまなみ海道に入ると、尾道市街地に行く分岐点ボイントが分からないので、そのまま尾道大橋を渡り、Uターンするのです。

そこで、向島エリアのトイレに立ち寄っていると、あとからすぐに、広島ナンバーの真っ白なポルシェが続いて入って来ました。

福井ナンバーで初心者🔰マークを貼り付けた小さな車に乗る同年代のオッサンの僕に興味を示したのか、ちょっと立ち話。

ちょうど対向車線の尾道水道側に近く眺めのよいスペースがあるのに車が入れないようにしているのが残念だとコメント。

目の付け所が観光資源探しの視線です。

これから、瀬戸田にオープンするホテルに関わっているので行くとか・・・好印象を備えた人物でした。

別れ際、ちょっと先で白いポルシェが停車して道を譲ってくれて、スムーズに尾道大橋をUターン出来ました。

互いに手を挙げて、さようなら。感謝。

はて?

瀬戸田に行くのに、しまなみ海道の新尾道大橋ではなく、生活道路の尾道大橋を通っていたのは?

そう、明るい日中に目立つ場所を高級車は走るのです。

跳ね馬をエンブレムにするポルシェ、フェラーリ・・・真夜中の高速道路をトラックと競って走っても疲れるだけで、優越感満足感は味わえないのでしょう。

さて、杉津パーキングエリア、ここには何十回も立ち寄っているけど、いつになく敦賀半島の廃炉となった原発「ふげん」がはっきり見えました。

あの山の裏側には、廃炉となった増殖炉原発「もんじゅ」もあります。

余談ですが、ふげん、もんじゅの名称由来・・・「普賢、文殊の両菩薩は、知慧と慈悲を象徴して人間社会の幸福に役立つ菩薩で、獅子と象という車に乗って、ぼさっとした菩薩ではない」のです。

さらには、日本海のハワイと呼ばれる「水島」が敦賀湾に浮かんでいるのも、はっきりと見えました❗・・・ちょっと感動🎵

芭蕉は、此の地で「秋の月」を詠みましたが、「春の月」も仲々佳きものです。

丑年の今年初めての尾道への帰省は、母の入院先となる病院となりました。

獅子であろうが、象であろうが、駿馬であろうが、牛歩であろうが、力強く前に微速前進。

百歳まで走る春馬となれ。

されど、百歳まで元気で自立生活出来る基軸となるのは安全運転・・・東大に入るよりも難しいのです。


日本の許容限度。

2021年03月08日 | 空木宝剣

2011年3月11日

「亡くなった子供の年齢を数える」ほど不幸な事はない。

あれから10年。

東日本大震災。

死者行方不明者合わせて1万8千余の犠牲者を数えたが、その悲劇は、時を止めたまま、生存者、残された者の心を苛んできた10年だった。

花ちゃん侃ちゃん奏ちゃん。

三人の子供を津波にのまれた夫婦の10年。

愛妻を津波に奪われ、画家黒沢さんの似顔絵に救われ、妻との思い出の場所を行脚する夫の10年。

青春は戦争。

戦後は働きずめ、晩年は大震災に、原発事故。

その上コロナ禍にみまわれ、息子の墓参りをする92才の老女。

小説より、現実は大説を実感。

これからNHK「星影のワルツ」

陸前高田出身の、千昌夫さんは何思う。

元気だろうか?


ふるさと。

2021年03月07日 | 百伝。

昨日の土曜日、僅か1時間ほどの滞在でしたが、尾道まで出かけてまいりました。

母の入院見舞いです。

コロナ禍の今、病院も施設も面会規制があります。

母の入院先の病院は、県外からは、福井県は面会可能、面会時間は15分程度。

でも遠方からという事で、30分ぐらい面会する事が出来ました。感謝。

「百島には店は無いし、誰にも会わないし、母さんは90歳過ぎた」と、母は何度も繰り返して言っていました。

百島での年老いた独り暮らしの孤独生活が身に沁みるように申し訳なく、福井に帰る道中に涙が出て止まりませんでした。

伴侶も身内も親類縁者も友人も亡くなり、子供は、東京やら福井の県外暮らし。

百島に移住者が増えても、百島アースベースやら百島診療所が出来ても、90歳過ぎの年老いた母親の心には賑やかさも無く、別世界の日常生活だったのかもしれません。

入院先の部屋の窓越しに尾道水道を眺めると、百島に向かう高速艇びんご丸が見えました。

80代半ばで逝った父を、最後は独りで介護して見送った母。

元気な時の母が、よく言っていました。

「どうせ皆、誰も行くところだからね。余程、いい所なのか、誰も帰って来ない」

その母が、点滴、食事介助、痩せて寝たきりの病状、もう母は百島での自立生活は無理でしょうが、孤独生活から抜け出た現実が唯一の救いかもしれません。


ひなまつりケーキ。

2021年03月04日 | 百伝。

昨日は、令和3年3月3日。

桃の節句。

十、百、千、万、億、兆。

その兆(きざし、ちょう)が、木に寄り添うと「桃(もも)」と成るのは、凄い❗

梅と桜の花咲く間に、咲くのが桃の花です。

自然の調和は、見事です。

例えば、建物の高さを制限し、色彩も見映えの好い居住地は、公平校正な調和が保たれています。

ただ、人間が創り出す社会という自然景観は、まだまだ調和が足りないのかもしれません。

グロテスクをビューティフルと同列に扱うレベルは、どうなのかな?

超高層ビル群の麓に拡がるスラム街。

自然界には結界という範囲があります。

よい例が、外で蟻の行列を見ても殺しはしません。

ただし、家の中に蟻やら蜂が侵入すれば、家の住人である人間は、除去という殺戮行為を躊躇なく行います。

自然界も同じく、山津波、海津波、地震、雷、豪雨・・・自然の脅威は、蟻のような人間社会を躊躇なく除去、殺生してしまいます。

生きる金があれば、ゾンビのような「死に金」を生かせてはなりません。

経済格差、所得格差、貧富格差、公平校正な社会が歪みます。

人間社会が「桃源郷」のような格差無き調和のある社会になるには、お金に賞味期限を❗

ひなまつり、これぐらいのショートケーキで、お年寄りは満足です。


弥生という響き。

2021年03月01日 | 千伝。

今年、個人的には、1月は長くて、2月はあっという間の短さ。

今日から弥生3月です。

一昨日、退院帰宅。

病院のベッドの中で考えていた事。

もう30歳若かったならば、30年遅く生まれていたならば・・・そんな事ばかり考えていました。

30年後の世界を見てみたい❗

一般凡人の僕ですら、こんな夢想をするのだから、昔の昔から人間は、30年どころか、百年、千年、不老長寿の命を求めたのでしょう。

始皇帝は、不老不死となる薬草を求めていたとか・・・権力者というのは強欲です。

30歳若くなりたいよりも、あと30年生き延びる健康寿命を究める方が現実的な日常です。

30年後の社会は、どうなるのか?

30年昔を知る老いゆく世代が、若い世代に伝えるのが役目、人類の継承なのでしょう。

今朝のニュース、大豆など先物の穀物価格が上昇しているとのこと、その影響で食品群の値上がりは、1年後から1年半後になる予想。

中国が、電気自動車を50万円ぐらいで売り出したとのこと、アップルも動いている❗その影響で数年後には、世界中で30万円ぐらいの電気自動車の新車を買える時代に変化するかも?

日本の薬品産業は、なぜワクチンを先駆けて提供に出来なかったのか?

同じく、日本の自動車産業は、どうする?

10年後には、至る所で空飛ぶ自動車のタクシー会社が起業されているとのこと。

30年昔は、パソコンも携帯電話も、もっと遠い未来の道具だと思っていました。

30年昔は、日本人一人の平均給与で、30人の中国人を雇える時代でした。

今の日本、ニュースは、続きます。

7万円の食事接待を受けて今日辞職した女性の内閣広報官の月給が、日本の女性パートタイマーの平均年収。

強欲な者は、まだまだ居るものです。

東京の高齢者用のグループホームの経営者は、脱税して、6億円もの現金を段ボールに入れて自分の部屋に隠し置いていたとか⁉・・・泣きながら謝罪していました。

Yahoo!とLine が合併、Amazon 、Googleを追い抜ける?

お金に賞味期限を❗

さて、入院中に気になった隣りの70歳前後の患者さんの事。

今夜も、あの患者さん・・・病院のベッドの中で「クソッ、くそっ。」とつぶやいているのだろうか?

あの患者さん、事故で片足切断、これから義足を作り、リハビリに励むとのこと。リハビリが始まったら、胃ガンの治療も同時に始めるとのこと。でも、以前から膵臓もよくないみたいで透析も行っている。家では独り暮らしだとの事。

深夜に聞こえた「クソッ。くそっ。」という言葉が、運命への呪いの言葉なのか、自分自身への鼓舞する言葉なのかは、僕には分かりません。

病院のベッドの中で考えていた事。

人生は、後戻り出来ない時間です。

出直しは、元気で生きている限り、何度でも出来ます。

弥生という響きが、元気な風を送ってくれました。

Spring  is  here 🎵