今日は、早速、町内自治会の件で外出。
すると、会津ナンバーの車が横を走っていました。
会津といえば、二年前の大河ドラマ「八重の桜」を思い出します。
今年の大河ドラマは「花燃ゆ」・・長州がドラマ舞台の始まりです。
主人公の会津の新島八重と長州の杉ふみ(文)は、ほぼ同時代に生きています。
長州のひと、会津のひと・・お互いが憎み合う関係が、続きます。
禁門の変の後、朝敵となった長州藩、明治維新後には立場が変わり、賊軍として朝敵となった会津藩。
我々の備後地方のお殿様と言えば、戦国時代から続いた毛利家、小早川家です。
その毛利家が、関が原の戦いのあと、長州藩主として、徳川の江戸時代まで生き残っていたのは、歴史好きな者にとっては、奇跡のようなものなのです。
そして、倒幕、明治維新へ・・だから、どうしても長州贔屓になっていました。
ところが、社会福祉を学んでいると、江戸時代に初めて高齢者への年金制度を設けた地域があることを知りました。
それが、会津藩なんですよ!
そして、会津の歴史を学んでいると、官軍(長州)が攻めてきた「会津の戦い」を知ることになりました。
白虎隊の悲劇もあります。
それ以上に、酷かったのは、京都の禁門の変、会津藩傘下にあった新撰組への敵討ちかのような長州人の朝敵・賊軍となった会津人への恨み、仕打ち、扱いでした。
その事実が、会津には、歴史の記録として現存しているのです。
その記録を読んでいると、日中戦争の旧日本軍が、中国の南京を占領したかのような同じような錯覚になりました。
戦争の悲劇、過ちを忘れるな!繰り返すな!・・と広島の慰霊碑は叫んでいます。
昨日観た大河ドラマ「花燃ゆ」初回・・そのタイトル。
その昔、「草燃える」という・・源頼朝、その妻北条政子が主人公の大河ドラマを思い出しました。
山口県の萩も、福島県の会津も・・歴史は、裏舞台で、女性が、ちゃんと男性を送り出しているドラマかもしれません。
歴史群像に、寒の入りは無用です。