百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

日だまりを楽しむ♪

2009年06月25日 | 百伝。
札幌在住の三上勝生(みかみまさお)さんのブログに、「旅する巨人」と言われた民俗学者「宮本常一写真・日記」の中で、百島を訪れた時の「日だまりを楽しむ」という表現に甚く感心したと記載されているのを見つけた。

http://d.hatena.ne.jp/elmikamino/20090310/p3(2009年3月10日付け)

下記にその記載内容を紹介させて頂きます。

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「日だまりを楽しむ」という表現に驚いた。
『宮本常一写真・日記集成』上巻(asin:462060609X)、1961(昭和36年)2月19日に、広島県尾道市の百島の泊で撮影された、縁側に腰掛けて談笑する男女5人の写真が掲載されている。
明るい陽射しに包まれ、眩しくさえ感じられる写真である。
手前の板塀には真っ白な敷き布団が日干しされている。
それが地面に濃い影を落としている。

そのコントラストが強烈な印象を残す写真でもあるが、その写真に「日だまりを楽しむ」というタグが付されていることに唸った。

その時そこに流れていた時間を「日だまりを楽しむ」と表現しうるには、どれだけ広く深い体験が必要だろうか。
ふと、動物に惹かれる時の心の動きの微かな感触を思い出していた。

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三上さんには、いつか是非共、広島、尾道、そして、百島を訪れて欲しいものです。感謝です。