昨晩のNHKスペシャル「それでも村に生きる」を観ての感想。
とどめなく涙が流れました。
あの原発事故で避難生活を余儀なくされた福島県双葉郡川内村の人々。
大震災後、東京電力福島原発から大量の放射性物質が拡散してしまいした。
そして、周辺の全ての住民が自治体ごとに強制的に避難を余儀なくされました。
・・あれから4年。
どの自治体よりも早く住民の帰還を押し進めてきたのが川内村です。
しかし村に戻った人々のほとんどが高齢者・・しかも補償金制度も終わり、金銭的にも生活を切り詰めた不自由な生活。
「それでも村に生きる」
・・幸福って、一体何だろうね?
先日、観ていた高齢者になった犯罪者の暮らす刑務所は、どこかの老人施設のように映りました。
人権、健康、医療、衣食住が保障されているという生活権。
・・正直に生きるって、全体何だろうね?
川内村の高齢者の皆さんが、日本の未来を示唆しています。
病院に通うのも、買い物に行くのも不便な「村の生活」です。
刑務所内があったかいんだからで、雪国での薪生活で暖を取る村生活。
・・生存権って、一体全体何だろうね?
日本全国の真面目に生きてきた高齢者には、最低限、生活保護受給金額を保障しないと、この日本という国に、よりよい未来はありません。
そして、若者にとっては、働き甲斐のある仕事、地域創りをしないとね。
生きるって、発展、競争成長、生長すること?
今日、地元では、ほぼ市内全域での一斉掃除がありました。
朝から、わが町内会も、がんばりました。
そして、福井駅前まで出かけて来ました。
もうすぐ、金沢まで北陸新幹線が開通、「かがやき」が、やってきます。
福井へは、八年後の開通予定です。
地元も、観光客誘致に躍起となっています。
恐竜王国のモニュメントとして、福井駅界隈には、恐竜がいっぱい出現しています。
八年後に向けて、開発も始まっています。
絶滅した恐竜を前にして、原発王国の福井駅界隈では、原発再稼動の反対派と賛成派が怒鳴りあっていました。
人類も全滅するのかな?
それとも進化するのかな?
生きてこそ・・ホッとするもの。
百島では、「あったかいんだから♪」は、ぬくいね♪
生きてこそ、生きる不思議、生きた証。
涙も笑いも・・生きてこそ。
生きてこそ、死ねる。