百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

谷間の桜

2015年03月30日 | 空木宝剣
桜咲く 十五回目の お引越し

尾道発・関西・関東・東海・北陸・四国・九州、そして広島着まで14回。
ベートーベン79回のお引越しには及びもせぬが、終の住まいとなるか65の春?
広島発ラジオ深夜便を聴きながら。

まれ(希)。

2015年03月30日 | 千伝。
自治会長の正式名は、行政嘱託員だとのこと。

先日、市内全体の行政嘱託員の研修会に参加して来ました。

来月の統一選挙の運動方法・手段の概要・規制の説明もありました。

各自治会からの推薦状も出していいとか!・・ホントかな?



市長、議長、そして、知人の挨拶もありました。

日本の地方政治へ、これから、もっと多く女性もサラリーマンも、地方の議会に立候補、進出すればいいのにと考えます。

日本人の五割が、女性です。

日本の勤労者の九割は、サラリーマンです。

女性議員だけの集会ならば、コンパニオンも呼ばないでしょう。

どこに、税金を上手く使うべきかの知恵をサラリーマン生活者としての嗅覚を備えています。

来週には、新任福祉委員研修会に参加予定です。

ある町のスローガンです。

愛情豊かな町をつくりましょう。
明朗で活気ある町をつくりましょう。
清潔で美しい町をつくりましょう。
安全で住みよい町をつくりましょう。
清新な文化のまちをつくりましょう。

先日、亡くなったシンガポール初代首相クアンユー氏の言葉・・?

「善政とは市民全員の豊かな生活」

地方自治は、もっと何かを求められているような気がします。

かつて、能登半島に若い頃の父母が一時期暮らしていたそうです。

能登を舞台にした朝ドラが、今日から始まります。

若い頃の父母の人生が順風満帆だったならば、ぼくら兄弟の故郷は、能登になっていたかもしれません。

「花子とアン」の「モモ」から、主人公の「まれ」へ。

地道にコツコツと楽しみです。

希望の朝となれ。

まるごと How マッチ?

2015年03月23日 | 千伝。
昨日は、朝から忙しくて、あちらこちら飛び回っていました。

午前中、町内の廃品回収作業でした。

若い人は、トラックの荷台に飛び乗ったり、飛び降りたり、身の軽さが羨ましく映りました。

歳を取るほどに、動きが鈍くなり、体重も増えました。

梅の花を愛でなから、御昼は外食でした。



四月になれば、桜祭り、統一選挙、五月になると春の運動会、神社御輿、防災訓練、そして福祉絡み等々、その打ち合わせやら準備・・この身体、年末まで持つかな?

御昼は、お付き合いで、8番ラーメンでした。



金沢に本社があり、もともと北陸を走る国道8号線沿いに店を出したのが、名前の由来です。

そう言えば、昨夜の「流星ワゴン」は、最終回でした。

過去に悔いの無い人生なんて、涙なんか必要無いのでしょう。

とても、いい朋輩ドラマでした!

よく泣かせてくれました。

そのまま、横になっていると、25年ぶりの「まるごとHow マッチ」

その昔、「世界まるごとHow マッチ」という番組があって、友人がディレクターとして世界中を飛び回って、その番組感想をよく求められた若い頃を思い出しました。



昨夜の夕食も、外食となりました。

越前おろし蕎麦でした。

一人前です。



人生も、まるごと一人前にならないと面白くありません。

朋輩よ!

蛍の光。

2015年03月18日 | 百伝。
昨日の全国トップニュースは、福井県の美浜原発1号機、2号機の廃炉が決定したというものでした。

45年前、大阪万博開催、「原子力の光」という未来のエネルギーとして、関西地方へ電気を送ったのが、美浜原発でした。

そして、その前、ぼくが小学生の頃、美浜原発の重要な資材を運ぶ第一船となったのが、父の乗った貨物船でした。

その入港セレモニー会場で、船長だった父に、原発やら福井県関係者、ミス福井?から花束を贈呈されている写真を見て、子供心に誇りに思ったものです。

あれから、およそ50年が経ちました。

当時、福井がどこにあるのか分からなかった自分が、まさか福井県人になるとは・・未来というのは予測不能、不可解です。

あの頃、もてはやされた未来のエネルギーであった原子力も、今では、非常に危険なエネルギーという烙印が押されてしまいました。

平和利用のエネルギーという目的使用があっての原子力開発です。

されど、「もんじゅ=文殊様」でも「ふげん=普賢様」でも、手に負えない脅威、リスクとしての原子力開発の分野なのでしょうか?

もっと怖いのは、核兵器まで準備用意製造できる軍事産業では?

戦艦、戦闘機、戦車、ミサイル、機関銃・・すべて敵を殺傷できる武器をビジネスとする「死の商人」では?

人類の脅威って・・何だろうと考えてしまいます。

今日、とあるコラムに「ゴキブリが殺されても喜ぶが、ホタルが死ぬと悲しむ」と書いてありました。

昨日の美浜原発1号機、2号機の廃炉ニュースは、心に「蛍の光」が流れてしまう個人的な感傷となる時間でした。

赤とんぼの唄。

2015年03月16日 | 千伝。
童謡「♪赤とんぼ」の歌は、いいですね。

故郷を想い浮かべながら、余計にじ~んときます。

作詞は、三木露風。

♪夕焼け小焼けの 

赤とんぼ 

おわれてみたのは いつの日か

山の畑の桑の実を 小かごに摘んだは 

まぼろしか

十五で姐(ねえ)やは 嫁にいき 

お里の便りも 絶えはてた

夕焼け小焼けの

赤とんぼ 

とまっているよ 竿の先♪


・・いいね!

最近、連日のように北陸界隈のニュースが流れています。

北陸新幹線金沢まで延伸・・その先にある福井の取り組み・・福井駅前に現れた恐竜モニュメント、ワール丼カップ大会等々。

もっと大きく報道される予定でした。

ところが、福井県勝山市で起きた「赤とんぼ 教え子殺人事件」で、報道メディアが、そちらへシフト・・残念なことです。

う~ん?

人生は、不可解です。

赤とんぼは、暑くなれば、涼しい場所に二匹で移動するのは、子供の頃から知っています。

高校時代に流行った「赤とんぼの唄」を思い出しました。

作詞は、福井県大野市出身の清水国明さんです。

唄:あのねの 作詞:清水国明

♪赤とんぼ 
赤とんぼの 羽根を取ったら あぶらむし

あぶらむし
あぶらむしの 足を取ったら 柿の種

柿の種 
柿の種に 足をつけたら あぶらむし

あぶらむし
あぶらむしに 羽根をつけたら 赤とんぼ

あのねのね 
あのねのねの あのねを取ったら のね

のね 
のねに あのねをつけたら あのねのね

あのねのね 
あのねのねを あんねにかえたら あんねがね

あんねがね 
あんねがなければ できちゃった

できちゃった 
できちゃったのは 赤ん坊

赤ん坊 
赤ん坊に 羽根をつけたら 

赤とんぼ

合唱♪

否、人間は、不可解です。

合掌。

ワール丼カップ2015 in 福丼県。

2015年03月15日 | 千伝。
昨日今日と二日間、福丼県において、ワール丼カップ2015という催しがありました。

全国各地の名物丼が、福井に集合しての食の祭典です。



もともと「福丼縣」という名称が、福井県の正式名だそうです。
(護国神社の記録より)

それを根拠として、丼の聖地として「福丼県」が生まれた訳です。

それに加えて、トヨタ自動車の豊田章男社長が、係長時代に福井県の営業担当だったこともあり、「丼ツーリズム in ふくい」の福井プロジェクト地域興しの一環として、福井トヨタグループも応援してくださっています。

ホンダも、日産も、マツダも・・「福丼県」に相乗りして応援して欲しいものです。

さて、全国各地からの「どんぶり」が、ひしめきあってのワール丼カップ大会でした!



福井では珍しく、人気丼には、何十メートルほどの行列が出来ていました。









生憎、中国地方からの参戦が無かったのですが、四国地方から愛媛県新居浜の「ぶひ丼」、高知県土佐清水のかつおの「たたき丼」が参戦していました。

勿論、美味しく食しました。

高知県の四万十川のパンフもいただきました。



幟に書いてあった「高知家の家族にならん?」という言葉が、印象深く記憶になりました。

よかった!

ロング・ラン!

2015年03月13日 | 百伝。
今日は、トワイライトエクスプレスのラストラン。


(先日、近所で撮った写真です。)

昨日、大阪発札幌行きの下りのトワイライトエクスプレスが、22時間かけて札幌に到着した今朝の9時55分頃、札幌発大阪行の上りのトワイライトエクスプレスは、大阪に向けて福井駅を出発する時間でした。

ひと目、トワイライトエクスプレスの最後の雄姿を写真一枚に写そうと大勢の鉄道ファンの方が、福井県内も他県同様にJR駅や沿線の所々の屯していました。

この感覚・・何でしょうね?

子供の頃、大阪~別府航路を運行して、瀬戸内海の女王として呼び名の高かった関西汽船「くれない丸」「むらさき丸」を思い出しました。

何か、夢や希望を乗せて連れて行ってくれるような「憧憬」や「元気を貰った感謝」のような心象風景の心地良さなのかなぁ・・?

ラスト・ランが去って、明日は、北陸新幹線「かがやき」のファースト・ランです。


今日は、北陸三県のみで限定販売された北陸新幹線開通記念の郵便切手が販売されました。

・・買いましたよ。(笑)



石川県と富山県ではよく売れたようですが、福井県では、いまひとつの売れ行きみたいです。

明日の金沢駅までの開通を比較してか、今日は、福井駅構内でも東京からのTVクルーが来て北陸三県の立ち位置を取材インタビューをしていました。

富山県は、完全に東京経済圏に呑み込まれます。

金沢を擁する石川県は・・どうかな?

福井県は、より身近く関西圏、近畿圏に寄り添うような気がします。

北陸新幹線の開通で、個人的に嬉しいのは、長野県が近くなります。

最近は、軽井沢方面の観光CMが、地元でも、よく流れています。

さて、故郷、百島へのフェリー航路にも、ラスト・ランとファースト・ランの交代があったようです。

フェリー「びんご」から「百風」へとバトンタッチです。

YouTubeに、その両船をアップした映像がありました。







(映像提供:Youtube 尾道百島航路 フェリー百風)

・・感謝!

ロング・ランとなりますように!

春栄

2015年03月09日 | 空木宝剣
啓蟄や 満月かじる 春の虫

月光照らす原っぱに、虫の蠢く春の宵。
春宵一刻値千金 (蘇軾)
春眠暁を覚えず (孟浩然)
嘉辰令月歓無極
伊豆の三島の神風も
吹き治むべき
代の始め
幾久しさとも限らじや

生きてこそ。

2015年03月08日 | 百伝。
昨晩のNHKスペシャル「それでも村に生きる」を観ての感想。

とどめなく涙が流れました。

あの原発事故で避難生活を余儀なくされた福島県双葉郡川内村の人々。

大震災後、東京電力福島原発から大量の放射性物質が拡散してしまいした。

そして、周辺の全ての住民が自治体ごとに強制的に避難を余儀なくされました。

・・あれから4年。

どの自治体よりも早く住民の帰還を押し進めてきたのが川内村です。

しかし村に戻った人々のほとんどが高齢者・・しかも補償金制度も終わり、金銭的にも生活を切り詰めた不自由な生活。

「それでも村に生きる」

・・幸福って、一体何だろうね?

先日、観ていた高齢者になった犯罪者の暮らす刑務所は、どこかの老人施設のように映りました。

人権、健康、医療、衣食住が保障されているという生活権。

・・正直に生きるって、全体何だろうね?

川内村の高齢者の皆さんが、日本の未来を示唆しています。

病院に通うのも、買い物に行くのも不便な「村の生活」です。

刑務所内があったかいんだからで、雪国での薪生活で暖を取る村生活。

・・生存権って、一体全体何だろうね?

日本全国の真面目に生きてきた高齢者には、最低限、生活保護受給金額を保障しないと、この日本という国に、よりよい未来はありません。

そして、若者にとっては、働き甲斐のある仕事、地域創りをしないとね。

生きるって、発展、競争成長、生長すること?

今日、地元では、ほぼ市内全域での一斉掃除がありました。

朝から、わが町内会も、がんばりました。

そして、福井駅前まで出かけて来ました。

もうすぐ、金沢まで北陸新幹線が開通、「かがやき」が、やってきます。

福井へは、八年後の開通予定です。

地元も、観光客誘致に躍起となっています。



恐竜王国のモニュメントとして、福井駅界隈には、恐竜がいっぱい出現しています。







八年後に向けて、開発も始まっています。





絶滅した恐竜を前にして、原発王国の福井駅界隈では、原発再稼動の反対派と賛成派が怒鳴りあっていました。



人類も全滅するのかな?

それとも進化するのかな?



生きてこそ・・ホッとするもの。

百島では、「あったかいんだから♪」は、ぬくいね♪

生きてこそ、生きる不思議、生きた証。

涙も笑いも・・生きてこそ。

生きてこそ、死ねる。

百島吟行

2015年03月05日 | 百伝。
二ヶ月に一度(奇数月)のペースで、百島を訪れて、句を詠んでいらっしゃる方がいます。

「シトラスの会 in 百島」の主宰者である市村麻依さん・・素晴らしいの一言に尽きます。

独り、百島を散策して、心に浮かぶ句を詠む・・素敵ですね!

今年も、三月八日(日曜日)に、第3回シトラスの会 in 百島を行うとのこと。

集合場所と時間:百島 福田桟橋界隈 午前十時頃。

どなたか、俳句に興味ある方は、市村さんと一緒に百島散策、そして俳句を詠んでみませんか?

僕も参加したいのですが、今年は既に予定もあり、残念です。

・・最近よく考えることがあります。

近い将来、百島に家族も身内も友人も住んでいなくなると、単に、お墓参りに帰省するだけのことになるのかな?

百島吟行のニュースは、さまざまな思いを膨らませていただきました。

市村さんには、百島での独楽吟、俳句創り・・がんばってほしいなぁ。

感謝です。

仁道具主義

2015年03月04日 | 空木宝剣
お雛さま おはこの中で 眠り姫

それぞれの国には、それぞれの風習因習慣習がある。
どの国にも、花咲爺さんがいて、その隣に意地悪爺さんがいる。
人種の坩堝のアメリカで試されたのがプラグマティズム。
食う・寝る・遊ぶの共通項から自動車産業を中心とした道具主義が、ユナイテッドステイツを牽引した。
グローバル時代、世界がアメリカ化した現在に於いてのジンテーゼは、意地悪爺さんの道具主義ではなく、花咲爺さんの♪暖かいんだから~の気持ちかも知れない。

社会の問題

2015年03月02日 | 千伝。
今日は、春の運動会プログラムに載せる地域内の「広告掲載」の協力をお願いに行かないとなりません。

町内会の営業活動のようなものです。

ところで、川崎の中学一年生の悲しい事件が、大きく報道されています。

もう30年ほど昔、少し取材仕事で携わった東京中野区の中学校での「葬式ごっこ」で自殺した中学生のいじめ事件を思い起こしています。

あの頃と今は、少年同士の付き合い方も変化もありますが、根本的なことは何も変わっていません。

個対集団という構図が浮かぶのです。

子供の頃のいじめは、百島でも沢山ありました。

高校に進学しても、「いじめ」はありました。

大学生になっても、社会に出ても「いじめ」はありました。

終の棲家となる「老人ホーム」の老人同士でも「いじめ」はあります。

ただ、悲劇的な結末を避けるためには、集団の中の個が孤立しないということです。

少年期の「いじめ」とか、誰かに殴られたとか、そのあとが大事です。

・・誰かが助けてくれる。

・・誰かが寄り添ってくれる。

・・誰かが味方になってくれる。

そんな期待感よりも、そのまえに、自分が誰かを助けるという強い気持ちが持てるかどうかに尽きます。

それによって、人生が大きく変わります。

場合によっては、目には目を!、歯には歯を!

それとも・・個人の自己責任なのでしょうか?

今回は、「いじめ」を通り越した大きな社会問題となるような少年犯罪です。

昨日(三月一日)付け、中日新聞のコラム「中日春秋」・・いいね!

少年の頃を思い出しました。

下記に抜粋させていただきます。


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少年の世界は「暴力」が支配している。過言ではない。大人の男は程度の差はあれ、経験しているはずなのだが、忘れてしまう。たぶん、記憶にとどめたくない経験なのだろう。忘れたがっている。自分はそんなことはなかったという方もいるか。それは運が良かっただけなのだ

▼川崎市の中学一年生の上村遼太君が殺された。上村君が付き合いをやめたがっていたグループの少年三人が逮捕された。事実解明を待たねばならないが、首を刺された揚げ句、寒空に衣服を脱がされ放置されたという新聞記事の文字が目に、胸に突き刺さる

▼現場となった河川敷。被害者とは縁もゆかりもない方も足を運んでいる。大人として救えなかったことが申し訳なく、苦しいのであろう

▼暴力があふれる少年期に、運の悪い子は餌食にされ、孤独な戦いを強いられる。誰にも相談できない。報復も怖い。勇気とは自分で解決することと勘違いもする。親や友人も心配させたくない。優しい子ほど、黙り込んでしまう

▼少年期の野蛮な行為にわれわれは寛容すぎたのではないか。「やんちゃな時期」などというふざけた言葉に免罪符は絶対にやれぬ

▼あらゆる暴力から子どもを守る。大人の責任である。少年期に誰かによって、殺されることなく生き延びた大人は暴力や脅迫に怯(おび)えた日を思い出すべきである。上村君はあの時の私やあなたである。

」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」