百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

非正規な国家社会

2014年09月26日 | 千伝。
最近、世界中から残酷とか野蛮とか言われている国があります。

シリアとイラクの領土上に突如現れた聖戦を叫ぶ「イスラム国」。

欧米、アラブ諸国は、・・立場を変えたようです。

民主主義、宗教、イデオロギー・・敵の敵は、味方となるようです。

「イスラム国」を最悪のテロリズム国家として最大の敵と見做しているようです。

ついこの前まで、イラン、イラク、北朝鮮を、悪の枢軸国と言明していたアメリカです。

このイスラム国に、日本人も兵士として参加しているというニュースが流れていました。

・・不思議ではないでしょう。

兵庫県神戸市の小学校1年生の悲しい結末・・また、そう、またもや幼子を狙った犯罪。

この日本にも、同じように残虐な人間が多く棲みついているようです。

生活保護で生かされているという47歳の容疑者・・こういう輩の人生と人権をも日本社会は守っているのです。

そんなことを言うと、とある人権団体は、生活保護の受給額は人間の生活権として当然の権利だと言います。

年収は軽く1千万円を超えて、そのうえ毎月50万円の政務活動費を誤魔化していた兵庫県のあの県会議員の例を持ち出していました。

・・すべて税金の無駄使いです。

職業は、政治家と自己紹介する議員が多すぎます。

地域活性化、地方創生と叫ばれています。

民間の立場からして、ビジョンを描くのは自治体でしょう。

はて・・その公務員は、何をしているのでしょうか?

かれらの汗水流す姿を、もっと見たいものです。

しかし、腐敗しきった社会も見方を変えれば、寛容性のある素晴らしい社会かもしれません。

安部政権・・何だか支援とか、援助とか、そういう目的で海外の途上国にお金をばら撒いています。

政治家は、自分のお金ではないから、平気で、世界との援助交際のためにお金を使えるのでしょう。

日本には、年収200万円以下の生活保護の受給額より少ない給与で働いて、生活を支えている非正規な労働者の方が多くいるのです。

彼らを、日本の清く美しい貧困層と呼びます。

実に、日本の労働者の約25%の割合になります。

日本の貧困層の方にも、ばら撒いて欲しいものです。

年収1千万円、2千万円以上稼ぐ政治家は、その現状をどれぐらい知っているのでしょうか?

ついでに、日本の高齢者にも等しく生活保護の受給額水準の年金年間200万円を支給すれば、間違いなく日本での老後生活はハッピーとなるはずです。

日本社会の犯罪も減るはずです。

経済偏重が、貧困を生み、夢やロマンを崩し、生活を歪め、人生が混乱して、政治が腐敗します。

日本は、安全安心、平和な高福祉国家を目指すべきです。

その対極が、犯罪大国、戦争を仕掛けるテロリストが跋扈する国家です。

その原因となる元凶が、貧困社会の連鎖なのです。

非正規な国家、非正規な社会があってはならないのです。

アートベース百島!

2014年09月26日 | 百伝。
・・ニュース・リリースがありました。

こういうニュース・リリースは一時的なものではなくて、継続的にどんどんとやらないと余り効果が発揮できません。

皆さん、どんどん取り上げて頂きたいものです。


アートベース百島からのニュース・リリース(原文のまま下記抜粋):

「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「

いろいろな雑誌にART BASE 百島を取り上げていただきました。

今日はその一部をご紹介!

「Hanako no.1072」
「旅の手帳 10月号」
「giorni 11月号」
「Wink 9月号」
「BiCYCLE CLUB 10月号」
「BE-PAL 8月号」などに掲載していただきました。

書店にて販売されていますので、ぜひご覧になってください。



」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

我が母校を拠点とするアート・ベース百島が、小さな囲み記事から見開きページへと大きく存在感を増すよう期待します。

秋分の日

2014年09月23日 | 百伝。
今日は、お祭りのある神社に、お墓のある寺院にも出かけて参りました。



心洗われた一日でした。



今日は、坂を登って、墓地へ。



秋が深まりつつあります。

子供の頃、泊の坂道の天辺まで、地面に一度も足を着けることなく自転車に乗れたら、何か自分に自信がついたものです。

人生には、山あれば、天もあり、谷もあり。

合掌

飛騨路

2014年09月21日 | 百伝。
今年から、今日9月21日を「平和の日」に制定した飛騨の高山市まで出かけて参りました。

今日は、快晴!・・飛騨路は、賑やかでした!

似たような車種、バイクが集団で多く疾走していました。



ぼくは、集団では無理・・単独行です。

それにしても、今日の高山の市街地は、大変混んでいました。

それを避けるために、行く先を変更・・乗鞍もいいかなと考えながら、とりあえず平湯温泉方面へ。

そこからぐるりと時計回りで、少々走り廻って西穂高の麓へ。



ロープウェイに乗って、天空の展望台へ。



今日の飛騨山脈(北アルプス)は、素晴らしい絶景でした。

奥穂高を主峰とした穂高連峰の威容が見えます。



日本のマッターホルン、登山者の聖地・槍ヶ岳も見えます。



心も晴れ晴れでした。

自然音楽(シンセサイダー)を聴きながら、足湯・・感謝。



帰り道、飛騨工房に立ち寄りました。



飛騨牛にも・・感謝。

今日は、高山まで行ってよかったです。



高山市の平和宣言・・「自由な旅は平和であってこそ!平和でないと旅もできない!」・・日帰りでしたが、実感です。

今日の「平和の日」に感謝、また感謝です。


平和の日

2014年09月20日 | 千伝。
世界各国、日本国内でも全国紙、地方紙を含めての多くのメディアが、遠い国スコットランド独立の16歳以上の住民投票の結果を論じていました。

遠い国の事とは思えない現実である「生活問題」をも問題提起となったような出来事かもしれません。

そう、万が一にも、沖縄県が独立要望を表明したならば・・現実問題どうなるのでしょうか?

・・平和の尊さを感じざるを得ません。

経済的にも、生活問題もなく、平和に暮らせる日々が、いちばんよいのに決まっています。

だから、スコットランドの人々は、独立反対を選択したのかもしれません。

ぼくが暮らす福井県でも「日本まんなか共和国(福井・滋賀・岐阜・三重)」という理想の平和国・仮想の経済国を構成して交流しています。

その「日本まんなか共和国」の一員でもある春と秋の高山祭などで知られる岐阜県高山市が、今年から国連の国際平和デーである9月21日を「平和の日」に定めたとのこと。

飛騨・高山市は、山々に囲まれた約九万二千人の街・・昨年の観光客は、約400万人。

広島や長崎、東京都が3月10日、沖縄市が9月7日・・日本各地の大半の自治体が先の太平洋戦争の戦禍に関連した日を「平和の日」としています。

しかし、高山市の場合、昨年九月、市議会で「自由な旅は平和であってこそ。世界が平和でないと旅もままならない!」と決議したそうです。

さらに、高山市は、日本の民間団体が贈った「平和の鐘」が、国際平和デーに合わせてニューヨークの国連本部で鳴らされる習慣があることにちなみ、明日の本番に向けて、正午に一斉に鐘を鳴らすように、全国約200の自治体や市民団体、宗教者などにも協力を呼びかけたそうです。

観光と平和を結びつけた高山市のユニークさが光ります。

観光の本来の意味とは、「国の威光を観察する」という事だそうです。

明日・・高々に「平和の日」を宣言する飛騨・高山市まで、出かけたくなりました。

百勝の国と百敗の国

2014年09月20日 | 百伝。
スコットランド独立・・投票の結果、残念なからNo!という答えになりました。

どこかで、非核宣言・高レベルの福祉国家の「新しい夢のような国」の成立をスコットランドに期待していました。

残念です!!・・でも、何故か、その一方で安心・安堵の気持ちが湧いています。

生前、司馬遼太郎先生は、アイルランドを「百敗の民」と表現しました。
・・あらゆる戦いに負け続けながら、自らは一度も負けたことのないような顔をしていると。

とは言うものの、アイルランドは、北アイルランドを残して、UK(英国)から1922年に独立しているのです。

それ故に、英国政府は、数年前まで北アイルランド過激派のテロに悩まされたのです。

さて、スコットランドもまた、戦いに敗れ続けてきた百敗の国の一つなのです。



・・こんな有名な揶揄があります。

「2人の男が山道で出会った。この時、2人がウェールズ人なら合唱をはじめ、2人がアイルランド人なら喧嘩になる。2人がスコットランド人なら財布を握りしめる。では、2人がイングランド人なら何も起きない。なぜなら、イングランド人は人から紹介されるまで口をきかないからだ」

これは、ウェールズ人は歌が好きで、アイルランド人は気が短くて、スコットランド人はケチで、イングランド人は紳士である・・ということを揶揄したジョークです。

そう、百勝の民イングランド人は紳士でもあり、その一方で、その老獪さと野蛮さは、歴史が証明しています。

かつて、イングランドは、敵の兵士の首を切り取って、それを蹴って遊んでいました。

・・それが、現代の人気スポーツ・サッカーの源流です。

1707年、イングランドがスコットランドを併合する際のイングランド人のしたたかさには感心します。

スコットランド国王を、イングランド国王をも兼任させて、スコットランド議会を廃止にして、代わりに地域代表をイングランド議会に議員を送る制度を定めたのです。

これにより、現代に至るUK(英国)が形作られたのです。

こんな揶揄もあります。

イングランド人であるサミュエル・ジョンソンは、その辞書の中で「オートつまりカラス麦」の項で、「カラス麦をイングランドでは馬が食べるが、スコットランドでは人間が食べる」と書いています。

ところが、彼の弟子であるスコットランド人のジェームズ・ボズウェル(1740~1795)は、この記述を黙視することができなかったのでしょう。
「ジョンソン博士の記述は事実である。その結果として、スコットランドには優秀な人材が輩出するが、イングランドで優秀なのは競馬の馬だけだ」と答えました。(笑)

勿論、イングランドから歴史的にも優秀な人材を多数輩出しています。

しかし、人口の少ないスコットランドからは、ほんとうに偉人賢人が多数輩出しているのです。

英国が世界史を変えた産業革命・・これは蒸気機関を発明して産業革命の父と呼ばれるスコットランド人のジェームス・ワット(1736~1812)から生まれ、その後の大英帝国の繁栄を築いたのです。

ちなみに、「国富論」を著した経済学者アダム・スミス、「シャーロック・ホームズ」の著者、コナン・ドイルもスコットランド人です。

今度は、英国自体が、EUからの脱退を国民投票に問うとのことです。



極東の島国・日本の海から、極西の島国・英国の海へ続きます。

また一度、イングランド南端から、スコットランド北端まで、今度は息子を連れて、ドライブをしたくなりました。

・・痩せないとね。

心象風景

2014年09月18日 | 百伝。
日本の道州制の導入は、いつになるんだろうか?

今日、午後に観ていたテレビ番組のワイド・ショウで、東京では、2020年のオリンピックに向けて、あちらこちらで建設ラッシュで、億万円単位の豪華マンションも結構売れているとのこと・・本当かな?!

地方都市では、一等地の数千万円のマンションも全く売れず、空室だらけです。

東京では、どんな人間が、そんな億ションを買えるのか?とゲストに投げかけて・・昨日、婚約発表したマネックス証券の松本さんなら買えるだろう!と彼の名前が出ていました。

マネックス証券が登場した頃、まだ若かった松本大さんのセミナーか、講演会だったかに参加したことがありますが、投資家側としての立場として値踏み側で観察していました。

当時の彼は、途中、がぶっとミネラルウォーターを飲み込むような粗削りでしたが、名刺交換時の会話もメール挨拶でも、とても誠実な対応をされていたのを思い出しました。

・・マネックス証券・松本大さん、幸せになって欲しいものです。

・・話を戻します。

東京の都市開発にかかる予算を、地方に分散すればよいとの番組でのコメントがありました。

東京一極集中に弊害があると日本中の地方、国会議員が言っているのに、高いビルを建て、地下深く掘る都市開発は、まだまだ人を集める集客装置の都市開発です。

ましてや、ほぼ100%直下型大震災に遭遇するであろう東京という地域にです・・ある意味で日本の狂気の沙汰ではありませんか?

まず、国会議員は地元選挙区で暮らすべきです。

そうなると、より強く、地元要望を国政に要望・反映できるでしょう。

そもそも、県会議員レベルの政治家は、ほんとうに必要なのでしょうか?

各市町村の首長や議員会長の方が、県都に集まって討議すれば、県政が動くのでは・・?

体重が、3キロ程度減りました・・ちょっと身が軽く元気です。

ぼくは、道州制導入に賛成です。

さて、昔、スコットランドに行くと、いきなり、日本のどの島から来たのか?・・と質問されたことを思い出しました。

メイン・アイランド(本州)か?、四国か、九州か?北海道か?・・という道州制のような意味合いです。

こういう言い方で質問される方は、日本の地理・歴史が詳しい方です。

まさか、百島です。・・とは答えなかったですが、スモールアイランド・ヒロシマという語句を使って答えたような気がします。

ついにスコットランドの独立を問う住民投票が迫りました。

イングランドとスコットランド・・300年間続いた婚姻関係が、終わっていいのか?・・という反論もあります。

・・考えさせられます。

もし、スコットランドの風景を目にしていなかったらば、その後のぼくの人生は、片田舎や離島の風景を嫌い・・その素晴らしさを知らないままだったかもしれません。

人間は、金融相場で昂ぶる「眩暈のような激情」よりも、風景によって揺さぶられる「静かな心象」が大事なのです。

養生訓

2014年09月15日 | 千伝。
江戸時代から広く愛読される「養生訓」という健康・長寿指導書があります。

現代の高齢化社会にも示唆するところ多々あります。

著したのは、貝原益軒・・個人的にも興味深い人物です。

当時としては、超高齢者であり、70歳を過ぎて著述に専念して、1713年(正徳3)、84歳にして「養生訓」を大成したものです。

若い頃は、損も美徳として、貝原損軒と名乗っていたようです。

今日は、「敬老の日」・・高齢少子化社会での「生き方」をテーマした発言も多いようです。

貝原益軒「養生訓」の一部分を下記抜粋させていただきました。

「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「
人の身は百年を以て期(ご)とす。
上寿は百歳、中寿は八十、下寿は六十なり。
六十以上は長生なり。
世上の人を見るに、下寿をたもつ人少なく、五十以下短命なる人多し。
人生七十古来まれなり、といへるは、虚語にあらず。
長命なる人すくなし。
五十なれば不夭と云て、わか死にあらず。
人の命なんぞこの如くみじかきや。
これ、皆、養生の術なければなり。
短命なるは生れ付て短きにはあらず。
十人に九人は皆みづからそこなへるなり。
ここを以て、人皆養生の術なくんばあるべからず。

ここを以て養生の術を行なひ、いかにもして天年をたもち、五十歳をこえ、成べきほどは弥(いよいよ)長生して、六十以上の寿域に登るべし。
古人長生の術あることをいへり。
また、「人の命は我にあり。天にあらず」ともいへれば、この術に志だにふかくば、長生をたもつこと、人力を以ていかにもなし得べき理あり。
うたがふべからず。
只気あらくして、慾をほしゐままにして、こらえず、慎なき人は、長生を得べからず。

年若き人を見るに、養生の術をしらで、放蕩にして短命なる人多し。
またわが里の老人を多く見るに、養生の道なくして多病にくるしみ、元気おとろへて、はやく老耄す。
この如くにては、たとひ百年のよはひをたもつとも、楽なくして苦み多し。
長生も益なし。
いけるばかりを思ひでにすともともいひがたし。

生を養ふ道は、元気を保つを本とす。
元気をたもつ道二あり。
まづ元気を害する物を去り、また、元気を養ふべし。
元気を害する物は内慾と外邪となり。
すでに元気を害するものをさらば、飲食・動静に心を用て、元気を養ふべし。
たとへば、田をつくるが如し。
まづ苗を害する莠(はぐさ)を去て後、苗に水をそそぎ、肥をして養ふ。
養生もまたかくの如し。
まづ害を去て後、よく養ふべし。
たとへば悪を去て善を行ふがごとくなるべし。
気をそこなふことなくして、養ふことを多くす。
これ養生の要なり。
つとめ行なふべし。
」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

百島百歳定年

2014年09月15日 | 百伝。
長寿が、すべて幸せではないと・・誰もが知っています。

以前にも書きましたが、例え、百歳まで生きていても「きょういく」と「きょうよう」がないとねぇ!

もちろん、小生は、そんなに長生きはできません。

今日、行く場所がある。(きょういく)

今日、用事がある。(きょうよう)

今日は、敬老の日です。

100歳まで生きてゆける社会よりも、100歳まで働ける社会がいいかなぁと・・昨夜再放送していた「ガイアの夜明け」を観ながら、そんなことを想いました。

・・とある「道の駅」を紹介していました。

「しまなみ海道」の来島海峡近くにある愛媛県の「道の駅」。
平日の閑散時にも、自転車好きの方にしまなみ海道に来てもらおうという企画と営業努力。
とりわけ台湾にアピール。島の海鮮料理、来島の潮流観光・・「地域おこし」というコンセプト。

もうひとつは、山口県周南市に道の駅「ソレーネ周南」。
過疎化・高齢化という深刻な事態に、離島のお年寄りが作る農作物をわずかな量でも集荷して売ること。
さらに買い物が不便な山間部の集落のために生活に必要な商品を届ける配送サービス・・「生きがい支援」というコンセプト。

百島で、100歳まで働ける職場(遊び・憩い場)があれば、面白い提言・メッセージになるのではないかと考えました。

百島百歳定年宣言。

船を出すのなら九月

2014年09月14日 | 千伝。
今週末、日本各地は、さまざまなイベントが催されているようです。

我が家の近所でも、午前中は、町内運動会・・暑いので、不参加でした。

午後近くには、上空をヘリコプターやら轟音を撒き散らして航空自衛隊の戦闘機が飛んでいました。



・・見えますか?



電車通りには、自衛隊のマーチングバンドやら装甲車のパレードを見学に大勢の人が集まっていました。



戦争を否定しても、グリーンの装甲車は恰好いいのでしょう・・拍手する人も多かったです。

それに較べて、右翼でも左翼でも・・真ん中の歌は、いいなぁ。

右を歌う長淵さん、左を歌う桑田さん・・。

恋愛歌の荒井さん、失恋歌の中島さん・・。

夕方は、近くの高齢者施設での秋の納涼会・・カラオケ大会。

納涼会には、焼き鳥、焼きそば、たこ焼き、アイスクリーム・・写真を撮るのを忘れました。

加山雄三さんの「海、その愛」を歌っている人がいました。

思い出すなぁ・・大学時代に下宿していた杉並区荻窪・・中央線の荻窪駅南口に小さな喫茶店がありました。

朝、店を開けて、夜、締まるまで、丸一日中、店内で繰り返して流す歌が、加山雄三さんの「海、その愛」でした。

今聴いても、何度聴いても、いい歌ですが!・・「海」に関する歌の中で、それよりも、秘かに好きな歌がありました。

この歌を聴いた船乗りだった叔父が、何度もリクエストした歌です。

♪・・「海よ」

中島みゆき作詞・作曲 

海よ おまえが 泣いてる夜は
遠い 故郷の歌を 歌おう

海よ おまえが 呼んでる夜は
遠い 舟乗りの歌を 歌おう

時は いま いかりをあげて
青い馬に 揺れるように

心の 荷物たちを 捨てにゆこうね

海よ わたしが 泣いてる夜は
遠い 故郷へ 舟を運べよ

海よ おまえは 覚えているか
若い 舟乗りの 夢の行方を

海よ おまえは 覚えているか
そして 帰らない 小舟の数を

この歌は 舟乗りの歌
若い 舟乗りの歌

故郷の 島を 離れ
今日も さまよう

海よ わたしを 愛するならば
今宵 故郷へ 舟を運べよ

海よ わたしを 愛するならば
今宵 故郷へ 舟を運べよ♪

・・いいね♪

荒井さんの小さなバイクに乗って「生まれた街で」・・いいね!

中島さんの「船を出すのなら九月」・・?

朝日と夕日の9.11

2014年09月13日 | 百伝。
一昨日の9月11日・・日本のメディア史に残る記者会見がありました。

朝日新聞社の木村伊量(ただかず)社長が、東京電力福島第1原発事故の「吉田調書」に関する記事を取り消すとともに、従軍慰安婦をめぐる報道での訂正の遅れを謝罪しました。

その記事というのは、5月20日付朝刊で「第1原発にいた所員の9割が吉田氏の待機命令に違反し第2原発へ撤退した」と報道したものです。

ぼくは、そのショッキングな内容に、当日、わざわざコンビニまで行き朝日新聞を買って、その感想をブログにも残しています。



韓国や中国のメディアば、従軍慰安婦をめぐる報道を含めて、朝日新聞は「日本の良心」と持ち上げています。

その後、調書を入手した日本国内の複数のメディアが「命令違反はなかった」と報じたことから、朝日新聞の記事に疑義が生じました。

もし、自分が海外メディアで働いていたとします。

今の感想は、日本政府は、吉田調書だけではなく、関わる全員の調書を開示すべきでしょう。

決して、朝日新聞を援護しているわけではありません。

従軍慰安婦をめぐる朝日新聞の報道は、当時から「?」のつく記事でした。

何故、日本国内のメディアは、素早く反論しなかったのでしょう?

出征した・・多くの日本兵士のインタビュー記事を載せるべきはずでした。

水上勉先生やら「ゲゲゲの鬼太郎」の水木しげる先生にも、当時の従軍慰安婦の状況や背景に関して、意見を求めればよかったのにと考えます。

昔、子どもの頃、昭和44年(1969年頃)だったかな・・百島の泊地区中小路にタバコの葉の乾燥場があって、その片隅に、戦前の書物や新聞が捨てられていました。

満州鉄道で働いて帰国された方の持ち物でした。

その中に、戦前発行していた朝日新聞も多くありました。

ヒットラー礼賛の文字や戦争を高揚する記事が沢山ありました。

それが、かつての大日本帝国家、満州国を後押ししていた天下の朝日新聞の姿です。

学生の頃・・朝日、読売、毎日、産経、日経・・日本の中心的な主流メディアでした。

今は、ぼくの同年代の皆さんが、そのメディアの大幹部として居座っています。

ただ、彼らが思い違いしてはならぬものは、全国主要紙だったメディアと地方紙のメディアのコラムの質の内容が、ほとんど変わらないレベルになっているのです。

メディア同士での競争・差別化というのは、情報の正確さです。

朝日新聞に限らず、他紙にも同じことが言えます。

いまやインターネットの個人情報から仕入れて、それをニュース解説にするのが潮流になりつつあります。

現場を足で稼ぐ・拾う記事・ニュースという報道記者・ジャーナリストの需要は少なくなりつつあります。

今年の9.11・・いつか振り返れば、新聞メディアが、テレビや週刊誌との差別化していた境界線が消えてゆく記録と記憶に残る日となるかもしれません。

日本・・とりわけ地方を発奮させるニュースが欲しい日々です。

今日が人生の最後の日だと思い、

今日が人生の一番新しい日だと願い、

・・また、明るい日は昇ります。

100のアイデア、あしたの島。

2014年09月11日 | 百伝。
今年の本屋大賞となった「村上海賊の娘」(和田竜)を読み終えました。

とりわけ、瀬戸内海・芸予諸島に関わる方々には、「村上水軍」への思い入れは強いのでしょう。

・・「きのうの島」を読み終えた感想気分です。

かなり昔読んだ城山三郎著「秀吉と武吉」を思い出しました。

その理由だけで「書店で売れる本」に推されるかもしれません。

さて、「あしたの島へ」。

今週末9月13日土曜日から、アートベース百島は、2つの企画展を開催します。

是非この機会に、広島県尾道市及び百島までお越し下さい!!・・とのことです。

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「十字路ーCROSSROAD」
■ 会期 
2014年9月13日(土)~10月26日(日)
■ 会場
西御所県営上屋3号(尾道駅徒歩8分)
ART BASE 百島、「百島東映」旧映画館(尾道港より船で福田港百島に渡り、徒歩13分)
■ 観覧料
尾道:500円/百島:500円/共通券:800円(同時開催展を含む)
■ 開催時間
尾道:10:00~17:00 会期中無休
百島:10:00~17:00 火・水曜休館(但し9月23日を除く)
■ 出展作家
石内都、原口典之、ブルース・コナー、柳幸典





「100のアイデア、あしたの島。ーアートはより良い社会のために何ができるのか?ー」
■ 会期 
2014年9月13日(土)~10月26日(日)
■ 会場
百島島内各所(百島支所/公民館、空き家ほか)
■ 観覧料
「十字路ーCROSSROAD」展と共通
■ 開催時間
10:00~17:00 火・水曜休館(但し9月23日を除く)

■ 出展作家
アニャ・ゲレッケ&シュテファン・ルンメル、アンドレアス・グライナー、ウナ・ノックス、佐藤隼、ジェームズ・ジャック、本田江伊子とエイドリアン・ファヴェルによる共同キュレトリアルプロジェクト、マルクス清水、もうひとり、ラウル・バルチ

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スコットランド!

2014年09月11日 | 百伝。
Great Britain 大ブリテン島の北側にスコットランド、南側にイングランド、西側にウェールズがあります。

それに北アイルランドを加えて、UK(United Kingdom)・・俗に言うイギリス(英国)となります。



スコットランド独立を問う選挙が、いよいよあと一週間と迫ってきました。

スコットランドが英国から独立すると、何が変わるかと言えば、世界史が大きく変わるのです。

英国連邦が大変な事態になり、世界は、ますます複雑化して混沌としてきます。

簡単な例を挙げると、イギリスだけではなく、オーストラリア、ニュージランドの国旗も変わります。

オーストラリア、ニュージランド、カナダの元首は、英国連邦のエリザベス女王なのです。

あのアメリカも、英国連邦から独立したのです。

今、ロンドンの政界が、パニック状態だと聞きました。

しかし、スコットランド大好きなぼくにとっては、個人的には「スコットランド独立」に賛成です。

・・So,Yesです。

スコットランドが大好きな理由は沢山あります。

イングリッシュ・イングランドと較べて、スコッティシュ・スコットランドには、純真さがあります。

スコットランドにあるネス湖から北上すると、ハイランドと呼びます。

あのスコットランドの風景は、瀬戸内海・百島を呼び起こしてくれました。

人口500万人程度の国ですが、北欧三国やデンマークと同規模です。

英国の通貨は、いまだにユーロではなく、ポンドです。

ポンド通貨が不安定になれば、どこの通貨が強くなると思いますか?

あまり知られていないのですが、スコットランドの首都エディンバラには名高い国際的な投資家(機関)の存在が大きいのです。

世界経済に何か・・よい善いリアクションを起こすのではないかと期待したいものです。

「炎のランナー」という映画がありました。

スコットランド人(スコティシュ)とユダヤ系イングリッシュの二つ世界観を見事に表していました。

あの調和力が、英国紳士ジェントルマンの姿でした。

現代のイングランドには、かつての植民地やイスラム圏からの移民も多くて、イングランド人として生まれた者が過激派イスラム教徒として、イスラム国に渡って、アメリカ人のジャーナリストを殺害したり、残虐なニュースも報道されたりしています。

今日は、9.11・・ニューヨークWTビルに突っ込んだ旅客機の恐ろしいテロ事件から、世界は何を学んだのでしょうか?

米国も英国も・・足踏み状態です。

「イスラム世界に対峙できるの中国世界(中華思想)」

かつて、七つの海を制し、香港もシンガポールをも植民地にしていた陽の沈まぬ大英帝国時代の預言です。

世界史に新しい1ページが作られようとしています。

スコットランド民謡「蛍の光」を口づさんでいます。

スコットランドには、心打つものが沢山あります。

十七夜

2014年09月10日 | 千伝。
十五夜、十六夜・・月を眺めながら考えたこと。

月は、何で浮かんで見えるのでしょうね?



ブラックホールやら超新星の世界やら宇宙の果ては、人類の理解を超えています。

宇宙人、否・・地球外生命は、存在するのでしょうか?

烏賊や蛸やら昆虫を見ていると、地球外からやってきた生物ではないかと思ってしまいます。

我々人類が暮らす地球は、植物約1~2兆トン、動物約100億トンという重みを支えているとのことです。

そのうち人類全体の重さは約3.5億トン、バクテリアやマリン・スノーやら植物プランクトンなどの微生物は約2000億~3000億トンだとか・・地球が誕生して約45億年。

ひょっとすると、その微生物の世界の中に地球外生物が暮らしているのかもしれません。

大きな満月を眺めながら、宇宙のことを考えていました。

太陽系、銀河系、この大宇宙の大きさを考えると、この地球も月も・・極めて小さな微生物にしか過ぎません。

地球と月は、仲よく新しい命を産み出しているのかな?

我々は、地球に遊びに来たのです。