百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

サヨナラだけが人生だ。

2012年10月31日 | 易行難行修行
80歳の石原慎太郎さん、都知事を辞任して国政へ。

80歳の三浦雄一郎さん、エベレストへ再挑戦。

81歳の高倉健さん、まだまだ現役スター。

かつて一世を風靡した藤本義一さん・・79歳で逝く。

東の井上ひさし、西の藤本義一・・と言われた若き頃の文才と文芸賞金稼ぎ。

古き関西を代表する文化人として、明石屋さんま、島田紳助、ダウンタウン(松本人志)等の若い芸人を酷評して、彼らを敵に回した藤本義一さん。

あなたの日本社会への批判とユーモア・・石原さんよりも辛辣なテーゼを、もっと聞いてみたかったです。

「サヨナラだけが人生だ」という言葉を思い出します。

心よりご冥福をお祈り致します。

合掌。

流行目

2012年10月29日 | 易行難行修行
今朝は、やっぱり右目が痛いので、眼科に行って診てもらいました。

目ヤニもありません。

ただ、なぜか痛いのです。

先生は、「はやり目」の手前ではないかとか?

はやり目の正式名は、流行性角結膜炎。

ウィルスが見つからないので、これから「はやり目」になるのではないかという意味です。

目もクシャミをするのかな?

まるで、・・?です。

予防接種のようなもの?

昨日、休日急患センターで頂いた点眼薬よりも強いものを頂いて点眼しています。

午後から、奥越の大野市和泉界隈まで出かけて参りました。

山間風景は、紅葉一色でした。

でも、何故か写真を撮る気分になりませんでした。

「流行目」のせいでしょうか。

周りの目ばかりに気を取られて、

流れに身を任せるのは仕方ありません。

でも、流されないように気をつけます。

オールド・フレンド

2012年10月28日 | 易行難行修行
一昨日の夜から、右目に違和感があり、今朝になって痛みがでてきました。

今日は、日曜日なので眼科は休み。

休日急患センターに行って診ていただきました。

アレルギー性の症状なのか?

夕方、お薬を飲んで、眠くなるはずなのに・・

一向に眠くなりません。

午後に観た大滝秀治さんを悼むNHKのアーカイブ作品・・。

1991年制作の「オールド・フレンド」というテレビドラマ。

出演者の皆さん・・若かった!

大滝さんの演技もいいけど、共演していた故松村達雄さんの演技もヨカッタ!

昔、近所に居た・・「くにオッサン」を思い出しました。

父と同年代で、よく家にも遊びに来ていました。

「頭を上げて、目をキラキラさせて、胸を張り、背筋を伸ばせ。それだけで、大きな財産になる!」

オールド・フレンド・・老いた友ではなく、古くからの智者の言葉です。

百島ピクニックへGo!

2012年10月25日 | 百伝。
百島アートプロジェクト ~ユートピア 何処にもない場所~
http://www.artbasemomoshima.jp/
百島を会場とする現代芸術展:
●プレビュー
日時:11月3日(土)12:30〜  作品鑑賞ツアー 14:00〜
●オープニング
日時:11月4日(日)13:00〜
会場:ART BASE 百島
料金:両日とも1,000円(観覧料、1フード付) *通常料金より200円引き
プレビューとオープニングの両日は、予約制(締切10月27日まで)
E-MAIL: info@artbasemomoshima.jp
TEL / FAX: 0848-73-5105
担当:今井・大橋さん

期間:11月4日~24日(10:00~17:00)毎火曜日閉場。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

さて、まもなく百島アートプロジェクトが開催されます。

期間終了日が、11月24日までが、非常に残念です。

出来るならば、11月末日まで開催してくだされば・・

ゆっくりとスケジュールを調整できて、一人でも多く観覧できるのにと思いました。

それにしても、故郷でのイベントです。

気のおけない百島の同級生の仲良し仲間でのミニ見学会(ピクニック)として、十人程度で観覧させていただきます。

11月4日のオープンに予約、一日だけの観覧予定になりました。

予約担当の大橋さん、感じのよい方でした。

宣伝不足なのかな?

余り・・地元や世間にも認知されていないのかな?

あとは、観たあとの感想判断となりますが、参加者の家族、友人への口コミによる宣伝効果に頼ることが大きくなります。

百島へ・・Come here! & Go!


百島の光を繋ぐ

2012年10月22日 | 百伝。
どなたか存じ上げませぬが・・

赤松光さんの御消息をお尋ねのコメントがありましたので、2012年07月12日付に書いたブログを再掲載させていただきます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

高校時代の知人が、「百島の光さんは、恰好いいなぁ」と言っていたのを思い出します。

若い頃から、とても恰好のいいスマートな方でした。

百島の光さんが、お亡くなりになったという突然の訃報・・。

生まれてこのかた・・、

光さんとは、何度もお会いして挨拶もしていますが、一度だけしか、お話をしたことがありません。

それも、一分間にも満たない会話時間でした。

「今度、百島の面白い伝説を教えてやろう」と言ってくださいました。

百島を愛して、百島で暮らして、百島に、大きく貢献された先輩です。

百島の輝きのような先輩でした。

寂しくなります。

ご冥福を、心より、深く、お祈り致します。

この世に、生まれ落ちれば、いずれ、必ず逝く命なり。

されど、命が残した光は、消えず。

光は、繋ぐ。

ありがとうございました。

南無観世音菩薩。

合掌

幸せ上機嫌

2012年10月20日 | 易行難行修行
今年は、予定がどんどんと狂い始めて、まもなく年末です。

11月に、故郷へ帰省の予定です。

懐かしい同級生たちと会う予定にもなっています。

体調も整えなければ・・

以前、たまたま観ていたテレビショッピングで、足幅を広げたり狭くしたり、そんな健康器具がありました。

それを、買いました。



早速、試してみました。

今、筋肉痛です。

歯も痛くなりました。

体重は、軽くなりません。

でも、今の時代・・デブは、幸せ者です。

考えてみてください。

飢餓との戦いでもあった戦時中や終戦直後の時代に、デブはいなかったはずです、

今日は、頭髪の日だとか。

江戸時代のちょん髷の結い方の起源・・あれは、ハゲを隠すためのヘアスタイルだったのでは?

身内から、デブでハゲになったと言われる日々です。

でも、自分を変える必要はありません。

気分を変えるだけで、上機嫌になります。

~ 山のあなたになほ遠く 幸い住むと人のいふ。(海潮音)~

カヤックとモトクロス

2012年10月20日 | 百伝。
昨夜は、熟睡しました。

夢を観ました。

夢の中で、僕は、若い芸術家志望の青年でした。

・・百島で活動するならば、何がいいのだろうか?

と思い巡らしているのです。

どうやって稼ぐ?

僕は、カヤックを漕ぎながら、そんなことを考えていました。

カヤックをおりて、今度は、バイクにまたがります。

山の中に入って行きます。

山へ行けば、材料もあるし、いくらでも彫れる・・

そう、石彫も木彫も・・彫刻家がいいかな?

でも、その出来上がった作品を、どうやって「売る」のか?

売れるのは、いい作品だからなのか?

・・至高の美って、何だろう?

・・

キャプテン!

カヤックとモトクロス・・これだけでも至福の時間と技術です。

この両方を楽しめる人は、ほとんどいないのです。

海と山と・・その舞台という道場作り、メッセージを沢山発信してみてください。

~ 山のあなたの空遠く 幸い住むと人のいふ。(海潮音)~


現代版姥捨山 

2012年10月18日 | 資本と社会の問題
地域と都市の移住・交流に役立つ情報や、田舎暮らしの魅力を発信するサイトがあります。

ニッポン移住・交流ナビ http://www.iju-join.jp/

移住・定住でも、二地域居住でも、風通しのよい楽しい生き方が求められています。

鳥取県智頭町の「疎開保険」のような仕組みも興味深いです。

ニッポンの老後人生。

各地で、現代版の姥捨山(病院、特養等々)という人工的な大きな四角い山がニョキニョキと現われています。

一度踏み入れて入山すれば、下山できる可能性は、不可能に近い状況です。

「家に帰りたい。帰りたい」という声や心が、間断無く聞こえてきます。

入山しないように、元気の気を心がけることが肝腎です。

自分で「歩ける」「食べる」が、元気の基本です。

老いた我が身を、優しく受け入れてくれるコミュニティ(家族や故郷、第二の故郷、第三の故郷)があれば、これほど幸福なことはありません。

昔も今も・・姥捨山は、とても悲しく切ないものです。

行ってみたい姥捨山、暮してみたい姥捨山、安心して逝ける姥捨山がある地域作りが、必要に迫られています。

ニッポンの新たな課題かもしれません。

疎開保険

2012年10月18日 | 資本と社会の問題
「郷には郷に従え」という古からの言葉もあります。

が、昨今の凶悪事件を読むにつれて、「逆らう」という強い気持ちも必要です。

とはいえ、この世は、生きるのには不安だらけ・・前門の虎、後門の狼。

・・笑顔だけでは、突破できない壁や門もあります。

強き者、財ある者のあとに従うのが、茨の道ではなく、細々とした畦道なのでしょう。

さて、今週は、新聞週間。

金木犀のように、ふと匂いが香り立つような読まされてしまう地方紙のコラムと出会うことがあります。

銀杏の豆を踏んだような、臭いのある全国紙のコラムと出会うこともあります。

かつては、全国紙と地方紙の間にあるコラムニストの筆力に関して:

プロ野球に例えるならば、1軍と2軍程度の技術力、力量のレベル差があると先入観のようなものを感じていました。

21世紀に入ると、圧倒的な読者部数の差異はあれど、そのレベル差はどんどんと縮まり、今は全く無いと言っても過言ではありません。

地方紙で長く働いてきたコラムニストたちの「がんばり」が、花を咲かせているような気がします。

プロのサッカー試合での各選手の働きを採点するシステムがありますが、テーマごとのコラム・ランキングというものがあれば、面白いかもしれません。

今日、面白く読んだのは、日本経済新聞の春秋コラムでした。

地方への移住を促すため、各自治体がさまざな戦略を立案していますが、鳥取県智頭(ちづ)町の知恵を絞った紹介記事が印象に残りました。

▼地震などで家を失ったら、年1万円の会費で1週間、町で宿と食事を保証する事業を打ち出した。災害がなければコメや野菜を贈る。契約者は大阪、東京を中心に350人に上るそうだ。契約者に限った疎開体験ツアーもある。名付けて「疎開保険」。▲

大丈夫な道具

2012年10月15日 | 易行難行修行
のんびりと過ごしています。

なんとか・・起きています。

さて、方言というのは、むかしむかし、京の都から京言葉が一年一年・・約1キロづつ地方に伝播したという説があります。

昔の日本には、キロ単位の距離感覚はないですから、おそらく一里百里という距離感覚で、もっと素早く広がったのではないかと思います。

また、日本語という言葉は、仏教用語を故郷にするものが多くあります。

たとえば、「道具」です。

これは、衣類から派生した「仏道之具」に由来するものです。

身を守るための衣服は、「仏道之具」の道具です。

そして、心を守るために、心に着せる衣服もあります。

それが、仏道としての方法「道具」となります。

困難にくじけないのが、忍受。

勇気や努力を意味するのが、精進。

自己の未熟さを恥じらい前進の糧となるのを、慚愧。

つまりは、人間は、我慢と努力と根性があれば、人生何百回と転んでも、丈夫にできている衣類を纏っているということになります。

「起きあがる」

それが、大丈夫という道具です。

空からの贈りもの 

2012年10月15日 | 福伝。
週末の土曜日、福井を舞台にした映画「旅の贈りもの 明日へ」への先行上映会があり、主演の前川清さん、酒井和歌子さん、山田優さんの舞台挨拶がありました。

頭が、空っぽだったのでしょう。

それを、観に行くのを、すっかり忘れていました。

昨日の日曜日、福井市上空、航空自衛隊のF15戦闘機が轟音を撒き散らして低空飛行をしていました。

どうせならば、アクロバット飛行や五色の飛行機雲で、何かを演出すればよかったのに。

福井県鯖江市の陸上自衛隊鯖江駐屯地創立49周年の祝賀飛行だとか??

去年は、そんなの無かったけど・・来年50周年記念準備かな?

ほんとうに、沖縄の皆さんの気持ちが判るような・・迷惑な空からの贈りものでした。

百島 ラジオ・アイランド

2012年10月13日 | 百伝。
今年のノーベル文学賞に決まった中国人作家の莫言(ばくげん)さんは、川端康成の「雪国」、三島由紀夫の「潮騒」、そして、水上勉の作品から大きな影響を受けたとのことです。

莫言(ばくげん)さんの言葉です。

「手のひらみたいな小さな故郷のことを書いても、世界の欠かせない一部であり、全人類の作品になる」

今日、気がついたこと。

今、インターネットを通して、全国各地域の新聞もコミュニティー・ラジオ局を聴くことも、読むこともできます。

「FM百島」があればいいのに・・。


百島アートプロジェクト ~ユートピア 何処にもない場所~

http://www.artbasemomoshima.jp/

百島を会場とする現代芸術展:

●プレビュー
日時:11月3日(土)12:30〜  作品鑑賞ツアー 14:00〜
●オープニング
日時:11月4日(日)13:00〜
会場:ART BASE 百島
料金:両日とも1,000円(観覧料、1フード付) *通常料金より200円引き
どなたでも参加可能ですが、予約制。

期間:11月4日~24日(10:00~17:00)毎火曜日閉場。


80歳のエべレスト挑戦

2012年10月13日 | 易行難行修行
寺院の天界仏界では、80歳を超えた住職の方も多いと聞きます。

老齢のためか、挨拶も威儀作法もできない方も多いと聞きます。

そうであるならば、住職の地位に固執するのでなく、潔くよく身を引くべきだという声も聞きます。

ところが、市井の世界には、20代の若者以上に若い80歳の方もおられるので、びっくり仰天です。

80歳になった三浦雄一郎さん、来年5月、世界最高峰のエべレスト山登頂を目指すとのこと。

このニュースを聞いただけで、勇気、やる気、あきらめない気持ちを頂いたような感覚になります。

凄い人が、おられるものです。

日本の宝です。

アートベース 百島

2012年10月12日 | 百伝。
「ユートピア 何処にもない場所」をテーマとして、百島を会場とした現代芸術の展覧会が行われるようです。

期間は、11月4日~24日(10:00~17:00)毎火曜日閉場。

ただ、情報発信が、facebook やらtwitterやら複雑に入り乱れて、どこのサイトを参考にしなければならないのか判りませんでした。

いちばん判りやすいアートベース百島「ユートピア 何処にもない場所」のサイトである下記アドレスがよいかと思います。

http://www.artbasemomoshima.jp/

会場は、旧百島中学校、西林寺、公民館、波止場等・・凄いな。

観に行かないと・・一生後悔するかもしれませんね。

ある出展作家の方のコメントです。

「僻地で、大きくない展示かもしれませんが、期待してください」

その言葉を信じて、鑑賞見学に行ってみようかという気持ちになっています。

この百島でのアート・プロジェクト・・楽しみです。

百島の同級生にも伝えよう。

一緒に見学できると、尚、楽しくなりそうです。

尚、香川県直島から始まった岡山・香川県界隈で行われる瀬戸内国際芸術祭(アート・セトウチ)の一環として、「ベネッセ」のような後押しするスポンサーが多く現われるといいなぁ。

そうなれば、百島は、ほんとうにアートベースの発信基地になれるかもしれません。

・・いづれ、繋がる未来へ。

芸術の秋です。

百島へ行こう。

神無月のiPS細胞

2012年10月12日 | 易行難行修行
この頃、ソファに横になると、そのまま寝てしまいます。

電器もラジオもテレビもパソコンも、つけっぱなし。

気がつけば、朝です。

アメリカでは、人間に移植した、しないとか・・iPS細胞のトラブルも起こっています。

人間の寿命も、車のように部品(内臓)を変えるだけで、相当長生きができる可能性のある時代になるかもしれません。

病人がいなくなり、健康人ばかりになる時代が、現われるかもしれません。

ついでに、脳に関しても・・。

いつも笑って、悩みのない平和な時代にふさわしい人間・・。

いつも怒って、凶暴な戦場に赴くのに相応しい人間・・。

まったく欲のない人間も現われるかもしれません。

いい時代?・・神に罪は無い時代なのかもしれません。