百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

鬼哭の効。

2020年12月28日 | 千伝。
一年中コロナ禍だった今年、最前線の大病院、医療介護関係者の皆さんの忙しさ、ご苦労には感謝の言葉しかありませんでした。

来年は、どうなるのかな?

今日は、午前中に大きな病院へ。
外来は、今年最後の診断日という事で大賑わいでした。

来年年明け早々に、ガンの精密検査です。

心臓やら大動脈血管やらガンやら、長生きするほど健康維持も大変になります。

明日、一年後、三年後、成るようにしか成りません。

午後からは、二十八日お不動さん参り。





すっかり、初詣の正月支度も既に用意万端でした。



来年は、もっと深く気功について学びたいものです。

頭の天辺が、百会。

第二の心臓と言われる足の裏、土踏まずの真ん中が、湧泉。

百会と湧泉、とても大事なツボです。

疲れた時には、1分間ほどマッサージで刺激を与えてみてください。

全集中の呼吸で「鬼滅の刃」が、「千と千尋の神隠し」の興行収入を抜いて、日本一だとか。

さて、年賀状書きの準備。

されど、文面書き、何にも浮かびません。

こういう時は、手の親指の爪の付け根(人指しの反対側)を押します。

鬼哭のツボです。

来年は、牛歩の如く、気に病みません。

今年一年、ありがとうございました。

陰陽日足キャンドル。

2020年12月24日 | 空木宝剣
コロナ禍や 南京カボチャ 柚子の風呂

コロナ禍は、運命から、宿命へと移行。

Gotoトラベルからステイホームへと、緊急停止。



人の動きの多い年末年始。

故郷に足を運ぶのを止めて、今回は、おとなしく自宅で寝正月と決めこめば安全か。

一日の始まりと終わり。

一年の初めと終わり。

人生の初めと終わり。

始まりを生とすれば、終わりは死。

その生死が存在の当事者とすれば、その間の存在は、傍観者かも知れない。

コロナ禍に於いて、様々な生活慣習が中断される中、当事者と傍観者、演技者と観客の境界が判然としなくなったようである。

戦争と平和。

戦前と戦後。

戦争が当事者とすれば、平和は傍観者。

戦争が陽性とすれば、平和は陰性。

第二次大戦後75年。

日本は、今後も戦争当事者とならず陰性のまま、傍観者であって欲しいが、このコロナ禍。

今日の東京の感染者は888人。
広島は81人。
福井は 1人。

クリスマスイブの日に、千葉では、鳥インフルエンザで100万羽以上殺処分とのニュース。

人間様は殺処分されないだけましかと複雑。

「火の用心」けたたましく、サイレンを鳴らして急ぐ消防車。

今日は、♪サイレンナイト

♪ホーリナイト~のメリークリスマス。



赤チンよさようなら、そして、ありがとう。

殿(しんがり)でキャンプ。

2020年12月20日 | 百伝。
前衛アートと現代アートは、何が違うのかな?

今や、現代アートの聖地として海外からも注目を集める瀬戸内海に浮かぶ小さな島、直島(香川県)。
( 直島は、岡山県玉野に近いけど、直島は香川県に属しています。)

わりと個人的には好きな俳優大泉洋さんが、民放番組「アナザー・スカイ」で直島を訪ねて紹介していました。



・・・楽しそうなアートな島だなぁ🎵

僕が、直島を意識したのは、十数年前に小学生だった息子と二人で、京都府舞鶴港に停泊していた海上自衛隊のイージス艦を見学に行った時でした。

僕ら親子同様に、直島から舞鶴までイージス艦の見学に来ていた親子二人・・・格好ヨカッタのです🎵

東京や京都から来た親子よりも、幸福度一番の福井から来た親子よりも、揺るぎ無いような親子愛を感じました。

「瀬戸内海に浮かぶ直島から来ました❗」という一言に凄くインパクトがあった記憶があります。

直島という知名度の高さに驚かされたのと、直島という故郷への誇り、自負が伝わって来たのでしょう。

あの直島から来ていた親子、今は何をしているのかな?

以前、姪っ子が、直島のアート見学に行って帰って来た際、「百島と較べて、どうだった?」と聞いた憶えがあります。

前衛アートが直島ならば、殿(しんがり)の勇気、癒しは、ハートフルな百島で好いかなと考えました。



さて来年、百島の北端にある軍殿山の麓に、百島初となるキャンプサイトが本格的にオープンします。

https://momoshima.net/camp

キャンプに行くのならば、安心安全、陽気で朗らかに楽しい百島キャンプサイトになることを願います。

第百回天皇杯 JFA へ。

2020年12月19日 | 千伝。
今日は、今年のJ 1王者、川崎フロンターレの最終節試合をテレビ観戦。

相手は、今年のJ1リーグ得点王オルンガを擁する柏レイソル。

・・・最終戦を飾る好い試合でした。



川崎フロンターレの中村憲剛選手の出場はなかったものの、前半のオルンガの得点シーン、後半から出場した川崎の家長選手、三苫選手、見所が多いプレーでした。

個人的には、スタメンから後半32分の交代まで、ピッチを走り回った川崎フロンターレの旗手玲央選手(背番号30)の動きに注目していました。

ヨカッタ❗



その川崎フロンターレ、天皇杯 JFA 第100回全日本サッカー選手権大会にはシード出場、準決勝から登場します。

決勝は、元旦・・・予定通り天皇杯優勝ならば、準決勝、決勝まで、あと2試合観ることができます❗

明日、その天皇杯優勝を目指している地方のチーム同士が対戦します。

福井県代表の福井ユナイテッドFC 、対するのは、広島県代表の福山シテイFC 。
(天皇杯5回戦 12月20日13:00  広島広域公園第一球技場にてキックオフ)

この試合に勝てば、準々決勝へ。

その準々決勝に勝てば、準決勝でJ 1王者、川崎フロンターレに挑戦出来るのです。

奇跡を祈ります。

お金に賞味期限を。

2020年12月18日 | 百伝。
さて、こちらは雪景色。



敦賀からの帰り道、ちょうど、程好い雪道を往復して帰福。

ラジオから聞こえたのは、アマゾン創業者の元妻が約4400億円を社会弱者に寄付するとか⁉

それは善としても、一個人が、4400億円もの莫大な大金を寄付できる資本主義社会は、怪しく不思議。



介護職の若い人の年収が300万円未満、その一方で彼と同級生のプロ野球選手の年棒が1億5千万円だとか⁉

高齢者の為に一生懸命に働く介護職の彼と、打って投げて汗を流す野球選手との年収差は、1億4千700万円の収入格差、この貧富格差は何だろうな?

人間の人生の中で、そんな金銭的、社会的な格差価値があるならば、嫌な社会だね。

食品には賞味期限があるのだから、お金にも使える賞味期限(使用期限)を設けても不思議ではないのでは?

取得できる有給休暇だって、1年最大20日、通算40日までだ。

稼いだお金に賞味期限のような使用期限を設ければ、地球上で「お金の使い方」が一変、金融界の大変革が起こるだろうなぁ。

雪は降り積もっても、いずれは消える。

お金も消えてゆく存在になれば、世界中で「お金の使い方」以上に、大切なのは「時間の使い方」であるということが分り易くなるはず。

お金に賞味期限を❗

今日一日に感謝。

しあわせのリカちゃん展へ。

2020年12月17日 | 百伝。
今日の午前中は、敦賀市金ヶ崎の赤レンガ倉庫まで。



「しあわせのリカちゃん展」(12/17~2021. 2/16)が開催されているのです。

家内も一緒に行く予定でしたが、急用が出来て、単独行動。









リカちゃん人形の生みの親、佐藤安太氏の息子さんであり、FBの友達でもある日本玩具文化財団理事長の佐藤豊彦さんとの四方山談話、楽しい時間を過ごす事が出来ました。



同じく心臓病を患っていて、波長が合うというか・・・何時間でも話せるような柔らかい物腰、リカちゃんのお兄ちゃんのような人柄です。





忘れられない大きな誕生日プレゼントを頂いたような感覚です。

感謝。

手作り暖房器。

2020年12月16日 | 千伝。
Go to トラベルが一時停止。

コロナ感染関係の医療従事者の皆さまに、野党から慰労金20万円支給を提案したとのこと。

都会での感染者増加の最大の要因は都会の地下鉄、バス、通勤電車の密接、密集、密閉空間なのでは?

人口数も少ない秋田県、福井県、鳥取県、島根県と言った地域の移動手段は車社会なので、感染者は少ないですが、とにかくクラスターという集団感染が怖いです。

国会議員の先生方も、運転手付きの車で移動、通勤電車には乗る事も無いですから、感染者予防も素晴らしいです。

そして、ボーナス200万円か300万円ほど貰って、国会閉会で早くも休みに突入、国会議員先生方の良く出来た休業手当です。

その一方で、重宝すべき社会生活におけるエッセンシャルワーカーは、経済的にも休暇日数も恵まれていないなぁ・・・最近、強く感じる❗

来年の春、県民衛星を宇宙に飛ばす日までのカウントダウンが始まった。



公共放送を代表するメディアのNHK は、東京から地方へ移転すべきでは?

植木鉢を洗いながら、そんな事を考えていました。

植木鉢で、手作りの暖房器を簡単に作ってみました。

ローソク一本で、案外暖かくなります。

身心暖かくならないと、温もりのある社会にはなりません。



清水寺。

2020年12月15日 | 空木宝剣
壇蜜や 密は密でも 蜜がよし

今年の漢字は「密」。

今年ほど、密より疎。

陽より陰の漢字に、安全安心を覚えた年は無いだろう。

明けても暮れてもコロナで、季節さえ奪われた感だが、これから冬将軍到来の季節。

寒い日に、猛威をふるうコロナは、まるで雪女。

寒より暖。

密をさけて断密とくれば、雪女より春の女神、佐保姫がよし。

アインシュタインの重力。

2020年12月12日 | 千伝。
「千年後の百人一首」を読んだ。



最果タヒさんという現代詩人、マジシャンのような言葉を紡ぐ。

作品として千年後の今も残る百人一首は深いと言う・・・とりわけ恋和歌に関して。

60歳過ぎても、延々と恋の詩、恋愛歌詞を書ける、書き続けるサザンの桑田佳祐さん、AKB やら⚪⚪坂グループの秋元康さん・・・30代半ばの最果タヒさんは、共感するのかな?

誰からも「好きです」と言われない人、自体が存在すると言う。

誰からも「君が大事」と言われない人、自体が存在すると言う。

時の流れは見えないけど、河の流れは見えると言う。

星を殺せないけど、人は死ぬ。

タヒは、死という文字に似ている。

最果てにあるのは、見上げても手が届かない世界。

目線を下ろすと、石碑があった。

日本近代奇術の祖と言われる「松旭斎天一の生誕地」という石碑。



最果タヒさんに感謝。

楽しいマジックのような読書時間でした。

さきほど、NHK テレビの72時間を観た。

今回は「しまなみ海道 サイクリング」だった。

車でしか走っていない「しまなみ海道」、自転車で走ってみたくなった。

アインシュタインの名言を思い出した。

「人生とは自転車のようなものだ。倒れないようにするには走らなければならない」

重力のせいで、時の流れも時間も人生も、自転車も倒れるのかな?

上り坂は、上を向いて歩こう。

下り坂は、明るく陽気に。

イマジン。

2020年12月11日 | 千伝。
40年前の1月、ポール・マッカートニーが来日したけれど、大麻所持だったかな?

成田空港の入管で捕まり、当時、新しい警視庁は建て替え中で、内幸町にあった警視庁の仮庁舎に留置された。

そうなると、ビートルズファンが仮警視庁の前に集まり大合唱。

おまけに、当時、ソ連のスパイ容疑で捕まっていた宮本某も留置されていたので、右翼の街頭宣伝車からの売国奴抗議の大音量。

あの仮警視庁の外側でのビートルズと右翼の騒々しい共演の思い出が甦った。

🎵シュプレヒコールの波、遠く流れて行く。

この世には、天国も地獄も、国家もイデオロギーも宗教もあるんだ。

その年の12月、ジョン・レノンが射殺された。

数年後、ジョン・レノンが射殺されたニューヨークのセントラルパークまで足を伸ばしたけど、争い、欲望が蠢くニューヨークで、「イマジン」は、生まれたのかな?と想像した。

先日から、録画した番組をまとめて観ている。

はやぶさ2号からの玉手箱が地球に帰還した。



あの光跡を見ていると、この世には、天国も地獄も国境もないはずなんだ。

NHK スペシャル「コロナ危機 今の女性に何が」、貧困福祉への予算、宇宙開発への予算、お金が重くのしかかる。

「引きこもり文学」を観た。

もともと、どんな職種の作家であれ、引きこもらないと作品は完成しない。

テレビ朝日開局60周年記念ドラマ「逃亡者」を観た。

要は、あれかな?

人間は、ザイルで結ばれた友情でも、出世欲、金銭欲によって、平気で裏切る生き物だということ。

逃亡者は、持ち主が昼寝している間に軽トラックを盗んだけど、余程、昼寝が出来る軽トラックの持ち主の人生の方が、エリート逃亡者よりも幸せだと・・・製作側は伝えたかったのかなぁ。

イマジン❗

国家も宗教も無ければ、争い事も戦争も起こらないのかな?

さらに、所有欲が無ければ、貧富格差は無くなるのかな?

ニューヨークの夢想家が、逃亡者のように何から何まで言う。

田舎の夢想家は、何かを求めて追跡者のように生きる。

引きこもりを嘆く社会にならないように、夢想、イマジンする。

The FUGITIVE (1963~1967)

2020年12月07日 | 空木宝剣
デビット・ジャンセン扮する医師リチャードキンブル。

謂れなき妻殺しの罪をきせられ、執拗なジェラード警部の追跡を、すんでのところで逃れる鬼気迫るテレビドラマだった。

そのリメイク版が、テレビ朝日開局60年記念番組「逃亡者」として、昨土日二夜連日放映された。

リチャードキンブルが医師加倉井。

ジェラード警部が保坂刑事。

片腕の男が義手の男として展開する。

追う者と逃げる者への感情移入が、やがて交わり、一本の線上で結論にたどり着く。

アメリカ版4年分のドラマを、たった2日に凝縮した、今回令和版の「逃亡者」。

キンブル加倉井役に渡辺謙。

ジェラード保坂役に豊川悦司。

片腕義手の男役に宇梶剛士。

このトライアングルの中に、さまざまな人物が登場し、共鳴していく。

ラグビーのように、逃げまくるドラマだったが、渡辺謙扮する加倉井の最後の決めセリフ「俺の知ったことか」は、見事な、トライだった。

師歩十二月。

2020年12月04日 | 千伝。
師走四日目。

60歳半ばになろうとするのに、いろいろと起こるものです。

否、歳取るから、いろいろと起こるのかもしれません。



まず、左肩の痛み、左手先の痺れ、これは心筋梗塞の前兆なのかな?と要注意しています。

それから、仕事上のミス、賠償、お金で解決できるものなら、それでよいでしょうが、経営側と従業員の雇用関係での信頼関係は試されます。

昔、若い頃にバイト先で床のフローリングを傷つけて、雇い主の主人から弁償しろと言われて悲しくなったのを思い出した。

その昔、信号待ちしていた車に追突して、相手の方が自分の車を見渡して、「これぐらい大丈夫ですから」と言い何事もなく別れたあと、妙に感動したことを思い出した。

世の中には、いろんな人間がいるもので、どういう体験をするかで人生の味わいが変わります。

学校、職場での人間関係が、ストレスの原因となる90%だとか・・・多分、そうでしょう。

人の悪口、批判、高飛車な言葉での虐め、これらのモラルハラスメントは、心をボロボロに傷つけるし、生きる力、人生力が崩れてしまう事もあります。

悪口、陰口を言えば楽しくなるというのは、逆に病的な依存症かもしれません。

健康的な人間が、行うことではありません。

僕の一番の自慢になるのかな? 

皆、ツライことは沢山あると思うけど、未だに親しい友人、仲間内から、1人も自殺者が出ていないことです。

人生は、時間ですから、必ず夜は明ける・・・とは言うものの長~い時もあります。



明日を明るく元気に生きるには、今日という日を、その準備に当てないとね❗

有り難い、有り難い、ゆっくりと楽しく歩こう。

今年の師走。