百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

カープ 18番勝負

2016年08月29日 | 空木宝剣
鯉祭り 感動の安芸 愛に恋



オリンピックは四年に一度あるが、カープの優勝は四半世紀ぶりにあるかないかの瀬戸際。
昨夜(8月26日)の巨人戦、逆転勝ちでマジック18。
1975年の初優勝の時、小生弱冠の25歳。
あれから41年、小生66歳。
25年前の優勝は記憶にないが、41歳の厄年だった。
25年前の優勝より、41年前の初優勝のほうにフィードバックする記憶の不思議。
高齢者の切狂言の始まり始まり~









鼻歌交じりで♪

2016年08月29日 | 千伝。
このところ、秋の風が漂い、涼し気な日々です。

日々日課となっている散歩も、楽しくなります。



鼻歌交じりで歩いています。

九月の勤務表も完成、提出してきました。

介護の職員に、常々、伝えて申し送りしていることがあります。

「鼻歌交じりでの仕事、声掛け、大いに結構です♪」

偉そうに、患者さんに怒鳴りつけるよりも、ずっとよいのです。

「心身ともにリハビリ気分、スポーツ気分で出勤、大いに結構です♪」

患者さんの介護で、自分の身体が壊れたら、どうしようもないのです。

枠にはめてばかりでは、丸く収まらないのです。

但し・・です。

「対人関係の煩わしさは、自分で解決すること」

我々の仕事場でも、「夜勤と早番、遅番組み合わせで、嫌な人間と組みたくない」とかいう申し出もあります。

どこの社会でも人間関係が根本となります。

そこでの上下関係、イジメの問題が生じます。

これは、幼児から老人世界の中でも存在します。

イジメられる側の人間は、イジメる側の相手に、言い返すことが出来ないのです。

それを悪用するのが、ズルイ人間です。

イジメられる人間は、マジメな人間が多いのも事実です。

「・・やめられない とめられない かっぱえびせん♪」

先日、患者さんの一人が、「殺される!」と叫んでいました。

それから、カルビーのかっぱえびせんのCM歌を自分なりに替えて歌い始めました。

「殺されるたら 殺される♪」と繰り返しているのです。

この替え歌を、少し変えて、合唱しました。

「殺されないたら 殺されない♪ ありがたいと言ったら、ありがたい♪」

これを繰り返していると、この患者さんも上機嫌になりました。

昨日、一昨日・・伝えた言葉です。

「自分を変える必要はない」。

「機嫌を変えなさい」。

「上機嫌になりなさい」。

「鼻歌交じりで仕事をすればいいよ♪」

弘法大師・空海の命。

2016年08月26日 | 百伝。


先日の日曜日の夜明け前には、和歌山県の高野山へ到着。



真っ青な夜明け前の空に、月が冴えていました。



この先は、弘法大師を宗祖とする高野山奥之院・弘法大師御廟を信仰の源泉とします。

・・結界です。

写真撮影禁止です。

朝六時からの奥之院での勤行を一時間余り拝聴させていただきました。



高野山奥の院での夜明けです。



山川は長くして萬世也、人は短くして百年也。



戻り道・・弘法大師の座り石。

流石に年齢のせいでしょう・・・座りたくなりました。

はて・・疲れました。



生きている残りの時間、四国八十八ケ所巡礼は無理だと思いました。

この高野山にある四国八十八ケ所霊場を巡礼させていただきました。

合掌。

前回訪れた時よりも大勢の外国人観光客が来られていました。

日本人観光客よりも、はるかに多かったです。

世界遺産にもなると、海外からの集客力がモノを言うようです。

福井までの帰途、奈良県の飛鳥(明日香村)、三輪山(大神神社)を通り過ぎて、夕方に帰宅しました。



日本最古の神社といわれる大神(おおみわ)神社です。



祭神は、大物主大神 (おおものぬしのおおかみ、倭大物主櫛甕玉命)。
(大物主神は蛇神であると考えられ水神または雷神としての性格を合わせ持ち稲作豊穣、疫病除け、酒造り(醸造)などの神として特段篤い信仰を集めている。また日本国の守護神(軍神)、氏族神(三輪氏の祖神)である一方で祟りなす強力な神(霊異なる神)ともされている。ウィキペディア参照)

全国各地にある大神神社・神神社(美和神社)に分祀されています。



元伊勢とも歴史・伝承ともに深い関わり合いがあります。

百襲姫の悲劇も伝承されています。



御神体は、三輪山です。



元気があるうちに登拝したいものです。

再拝二拍手一拝。

さて、真言密教の祖、弘法大師空海の伝承・伝説は、日本中遍くあり、おそらく日本の歴史上初めての大衆教化への仏道を開いた「まだ生きている弘法大師」かもしれません。

百島の「だんご岩」へ上陸したという伝承もあるほどです。

真言宗は、「いのち」の平等と尊厳をさとり、大日如来の智慧をこの世に実現を広め、この世に生きた仏国土をつくり、心豊かな社会の実現を目指して、標語「生かせ いのち」を提唱しています。
(高野山真言宗)

人間は、誰でも「心の救い」を求めて生きているのかもしれませんね。

そうでないと、神様も仏様もあったものではありません。

「生かせ いのち」



健康な人は病気になる心配をしますが、病人には健康へと快復する楽しみがあります。

「日の光を借りて照る大いなる月たらんよりも、自ら光を放つ小さき燈火となれ」

空海の命です。

合掌。

タンゴの神様。

2016年08月25日 | 千伝。
兵庫県と京都府の境には、朝来とか、夜久野とか・・朝とか夜が付く地名があります。

丹後界隈の朝日は、大きいのです。

不思議と大きな太陽が、昇ります。

京都府福知山市に元伊勢三社があります。

先日、30数年ぶりに参詣しました。

20代半ばの頃、伊勢神宮関連の取材で訪ねたことがあります。

2000年以上昔、御祭神である天照皇大神は、元々は天皇の皇居に祀られていたと伝わっています。

そして、さらなる理想的な御鎮座の地を求めて各地を転々としたのちに、現在の三重県に伊勢神宮に鎮座されたとのこと。

だから元伊勢と呼んでいますが、伊勢への遷宮が無ければ、日本の天照皇大神の鎮座する場は、この地になっていたのかもしれません。

出雲の国との距離バランス・・近すぎたのかな?

日本神話の世界です。

因みに、冬至の日には、三重県の伊勢神宮から、この丹後の元伊勢神宮の直線ルートを太陽が昇るようです。

現在の伊勢神宮の神明造りの社殿は遠くから眺めるしかありませんが、この元伊勢神宮では、近くで見て、触れることも出来ます。

・・感慨深いものがありました。

元伊勢外宮です。



参道入口です。



御祭神は豊受大御神。



石段を上がると、ドキドキしました。



求めよ、さらば与えられん。



境内の別宮に、多賀神社・土之神社・月読宮・風之宮等々。

神様のお陰様で・・言葉が見つからないのです。



再拝二拍手一拝。



感謝。

途中、五十鈴川を渡り、4キロほど先に「元伊勢内宮」があります。



日が昇り、日が沈む・・毎日です。



長閑な風景です。



大きな鳥居に一礼。



一歩一歩進めば、遠くまで行けます。



この石段を昇るのにも、ドキドキしました。



険しい道こそが、大きな高さに繋がります。



背負っているのは十字架ではない・・肉体の老いかもしれません。



ここまで石段での参詣するのには、還暦の年齢には、ちょっとシンドイかもしれません。



・・神木が現れました。



シーンと静寂な空間(世界)が広がります。



御祭神は天照皇大神。



ここに、天照皇大神の神鏡が4年間祀られていたとのこと。



その後(53年後)、現在の三重県伊勢市の伊勢神宮へと遷宮となります。





樹齢二千年と言われる巨大な大杉です。



言葉に言い表すと・・神は、自らを助けようと努力する者を助けるのを好むのかもしれません。



神秘的な境内です。

再拝二拍手一拝。

さて、此処から歩いて約30分程度。

天の岩戸神社があります。





水の音が聞こえます。



畏れ多さを感じることができる場所です。



必然の姿・・自然の姿?





下って、鎖を使ってよじ登ります。



上りました。





無事に落下せず、無事に着地。



感謝感謝。



奇岩も多いです。



天の岩戸神社・・神々が舞い降りたという伝承の地。

精霊漂う渓谷でした。

「有難い」という言葉しか見つかりませんでした。

だから、「ありがとうございます」と叫んでいました。

再拝二拍手一拝。

そして、ぐるりと、逆コース(反時計周り)で、車で行くと「真名井の池」があります。



「天女が舞い降りた地」だと伝わっています。



この界隈から眺めた朝日が昇る光景です。

日の丸の国旗のような・・ほんとうに「大きな太陽」でした。



何かに「助けられる」「救われる」・・そんな存在感のある丹後の元伊勢三社でした。

丹後の神々に再拝二拍手一拝。

歓喜踊躍。

感謝。

花火 ムゼウム。

2016年08月25日 | 千伝。
8月16日・・敦賀・気比の松原での灯籠流しと花火大会を鑑賞しました。











精霊花火・・とても壮大で厳粛に楽しい時間を過ごすことが出来ました。

毎年同日の8月16日には、京都・大文字焼きの送り火があるのですが、その京都からも「敦賀の気比の松原での花火」を観に来る方も大勢いらしゃるようです。

昨年から、敦賀は、「人道の港」としてPRしています。

(1920年にシベリアで救出されたポーランド孤児、1940年にはナチスドイツの手から逃れたユダヤ人難民が、リトアニア・カウナスの領事代理杉原千畝が発給した「命のビザ」を握りしめ、敦賀港に上陸したことに関連して展示を行っています。ユダヤ人難民のコーナーでは、杉原千畝の生の声や難民が残していった時計、目撃した市民の貴重な証言、“命のビザ(複製)”などを展示しています。「ムゼウム」はポーランド語で「資料館」を意味します。 福井県観光協会)

感謝。


金峰山霊厳洞 (宮本武蔵1584~1645)

2016年08月22日 | 空木宝剣
銅宙や 金の星々 銀の月

リオ五輪大詰め。
空には満月が浮かんでいる。
テレビでは、五輪選手のメダル争奪戦での泣き笑い。
四年に一度のオリンピック。
数々の感動場面。
平凡なサラリーマン生活にも、信賞必罰、厳しいノルマを課せ、それを達成すれば同様の歓喜は得られるかも知れないが、「そして、社員は誰もいなくなった」という
結果も想定出来る。


Herakles

2016年08月22日 | 空木宝剣
暑気払い サムライ走り 銀メダル

スポーツの原形は戦争である。
よって、命がけで競争する者に、勝利の女神は微笑む。
道具も持たず、ただ走るだけのシンプルな徒競走。
走者の後ろに猛獣の姿はないが、走者の前にメダルがある。
リオ五輪。男子400mリレー、逃げるか追うかの動物の証明が、胸を熱くする。


百島 萬歩独歩。

2016年08月16日 | 百伝。
百島の魅力ですか?



歩いてみれば、分かります。



泊堂の道を上がります。



ぼくの個人的に大好きだった思い出深いポイントです。



今は、ジャングル状態ですが、以前は、美しい段々畑が広がっていました。



大学生の頃、夏休みの課題・・この場所で、どれぐらい長い時間、練りに練って構成を仕上げたことか!



海は、世界中に続いているんだよね。

・・暑いから、車で進む。





福田桟橋が見える。





フェリー百風が、動いている。



そうそう、百島でポケモンGO検索。

ポケストップもジムも存在しなかった。

唯一、百島でゲットしたポケモンは、「メノクラゲ」のみ。

哀しいね。



この舟は、百島アートベースの展示舟だったかな?

対岸の常石にあるリゾートホテル「ベラビスタ境ガ浜」は、夜には煌々と輝いている。

百島の街灯が、すべてLED電灯になっていたのと同じぐらいに驚いた。





昔、男木島出身の作家西村寿行(西村望先生の弟)さんが、若い頃に小さな漁舟に乗っていて、傍を走る瀬戸内海航路の大きな旅客船(関西汽船)の乗客を仰ぎ見るような羨望と嫉妬を感じたという印象話を思い出した。



常石グループが、富裕層を対象に・・加島にプライベートビーチ、横島にも海水浴、そして、百島・泊地区にも「魚千」という予約制の料理店もオープンさせたとのこと。

遊覧用の水陸両用飛行機をも飛ばすという。

百島診療所の次田先生のアイデアを引き継いだかのかな?

常石グループの発展・存在が、借景としての存在価値・百島を今以上に飛躍させるならば、喜ぶべきことなのかな?



喜ぶべきことは、対人関係、人間関係・・仲良くすること。

他に何か綴ることは、何かあったかな?

後日へと続く・・(今年も御招きがあり、今日は敦賀の花火大会見学予定。それから丹波の国の大江山酒呑童子伝説・・都の人々にとっては悪者、仏教や陰陽道などの信仰にとっても敵、妖怪。鬼。退治される側の酒呑童子にとってみれば、自分たちが昔からすんでいた土地を奪った武将や陰陽師たち、その中心にいる帝こそが極悪人であった。この大江山には、元伊勢三社という現在の伊勢神宮の原型が存在している。酒呑童子伝説よりも古い。)

国木田独歩の小説「忘れえぬ人々」の中で、真夜中の瀬戸内海航路を走る旅客船のデッキから・・横切る瀬戸内海のとある島の男の姿を描写していた。

今日の百島萬歩独歩・・これぐらいです。

百島 波の浦展望園。

2016年08月15日 | 百島極楽遊園地

朝の百島散策。

波の浦界隈まで、足を延ばしました。

陶芸体験が出来る「波の浦窯」です。



そこを通り過ぎると、「波の浦展望園」まで、もうすぐです。





「波の浦展望園」です。

私財を投じて作られたのは、多田篤さん・・残念ながら、4年ほど前に亡くなられました。

友人の叔父様であり、先輩の御父様でもあります。



観世音菩薩とは、「観音さま」と呼ばれて、昔から広く民衆に親しまれています。

三十三の異なった姿に変身し、衆生を救ってくれるとも言われています。



観音さまは、施無畏者(せむいしゃ)であると言われています。

施無畏者とは「怖いことや災いのない状態を人々に施してくれるもの」。



一切の衆生(しゅじょう)を救ってくれる現世利益の仏です。

観世音菩薩とは、人々の苦しみの声を聴き、苦しみのありさまを見届け、そのような人たちを全て救ってくれる崇高で偉大な仏であるとのこと。



伝え聞くことは、多田篤さんの尊父様が、この波の浦からの眺望を好まれて、生前、毎朝この場所まで散歩されて、四国方面を眺めていたとのこと。



残念ながら、現在は、荒れ放題の状態です。

この「波の浦展望園」が出来上がった頃に訪問した記憶は、目の前の邪魔する薮の林もなく、素晴らしい眺望が広がっていました。



多田家御親族一同様の奮起、そして、一層の御発展を期待するものであります。



~観世音菩薩第二番御詠歌~

見わたせば

功徳の海に

よせかえす

ひとつひとつの

波のきらめき


百島 キラキラ海。

2016年08月12日 | 百島極楽遊園地

朝の百島散策。

波の浦展望台やら福田地区まで足を伸ばしました。

詳細と感想は、後日。

午前中、お墓参り、お墓掃除。

御先祖様に無事を報告。



暑かった❗

でも、海がキレイでした🎵



海辺まで近づいて砂浜を裸足で歩きました。





サイパン島のエメラルドグリーンの海よりもビックリ❗

黄金の海でした。







こんな百島の海を見て、幸福気分最高です。



さて、これから福井ヘ戻ります。

ありがとう 百島❗


百島 御来光。

2016年08月12日 | 百島極楽遊園地

昨日の昼過ぎ、20ヵ月ぶりに帰省いたしました。

初乗船のフェリー百風・・いいね🎵



途中、深夜からどこもかしこも帰省ラシュで混雑渋滞していました。



実家に着くと、ご近所の京泉さんが、庭の剪定をしてくださっていました。

感謝感謝です。

夕方までウタウタ寝て、キャプテン漆原さん(百島診療所事務長)の御自宅ヘお邪魔しました。

夜の9時半頃まで、百島の現状アレコレを話題に盛り上がりました。

その後、同級生の保ちゃんと明け方の3時過ぎまで、百島をドライブ散策。

昔話とこれからの未来について延々と子供の頃に戻ったように楽しい会話。

満天の星の下、極楽遊園地ロケ石碑の場所で楽しい時間を過ごしました。

流れ星も多く、壮大な宇宙のロマンを感じました。

今朝の百島での御来光です。

場所は、だんご岩。









口無しの瀬戸から朝日昇る朝です。












富士山御来光と見間違えるほど美しい百島御来光でした❗


エドモンド ヒラリー (1919~2008)

2016年08月11日 | 空木宝剣
山の日や 黄金山に 銀山町

リオ五輪たけなわゴールドラッシュ。
スポーツは正々堂々が最高峰。
勝って驕らず負けて悔やまず。
ドーピングしてまで勝ち取るものではない。
平等な条件で競い、公平なジャッジあってこそ真の感動が生まれる。
内村航平の金に野暮な質問をした外人記者がいた。
野暮が粋を駆逐する時代。
広島には、黄金の山あり、銀山町あり、
原爆ドームあり。
蟻が来て 糖に群がる ありがとう 以上のものは無し。


止まれ 一時停止。

2016年08月09日 | 百伝。
今日、車を運転していると、警察に止められました。

一時停止無視・・罰金7000円、減点2点。

すっかり忘れていた1年前のことを思い出しました。

1年前、同じ頃、同じような場所で、同じように警察に止められたことを思い出しました。

学習能力の無さ・・止まることの大事さ、一時停止の重要性です。

・・人生も同じかもしれません。

どなたかのツィターで面白い文面が書かれていました。

「パソコンは再起動すればだいたい直るし、人間も再起動すればだいたい直るが、人間の再起動ボタンはハワイのビーチなどにある」という以前、聞いたような話です。

30年前、30歳の頃、僕にとっての再起動できるような、そんな場所は、「セブン・シスターズ」という白い絶壁の場所でした。

ブライトンから自転車を漕いで、この場所まで何度往復したことやら。


(写真提供:イーストボーン観光協会)

投資家になりたいのか? 投稿家になりたいのか? CNNに仕事を求めたいのか?

自転車を漕ぎながら・・これから先のことを思案していました。

あれから、30年。

また再起動ボタンを探しています。

今、その再起動ボタンは、故郷の百島にあるのかな?

明後日、20ケ月ぶりに百島に帰省予定。

同級生に会うのも楽しみです。

花火のあと。

2016年08月06日 | 百伝。
ヒロシマの8月6日が来た。



今年も被爆者二世の集いには、不参加。

いつものように、朝、地元の足羽川の河川敷を散策。

いつものように、電車が走り、車が走り、人が歩いて、ジョッギングしている。

地球の裏側では、リオのオリンピック開会式が開催中。

8時15分・・広島方向に向けて、黙祷。


(平和を乗せる鞍)

71年前の今日・・即死をまぬがれたヒロシマの被爆者は、服は燃えて、肌は焼けただれ、腕の皮膚が垂れ落ちて、お腹の垂れ落ちた皮膚とくっつかないように・・腕をお化けのように伸ばして、水を欲して、残り僅かの生を託して行進していたという。

あの日、母は、まだ少女だった。


(平和記念像)

昨夜の花火会場のステージ、ロープ等々の後片付けをしている人に「おはようございます」と挨拶。

福井市の花火を観て、「大したことない」と・・他の地域の花火大会と比較してモノ言う方もいる。

何でも観でも「大したことない」という者は、人生のモノの見方、考え方が、哀しいね。

福井の花火は、日本一だ。



その自慢は・・花火会場にほとんどゴミが散らかっていないこと。

自分の出したゴミは、各自で持ち帰ること。



多くの若者が、花火の日は、おめかししている。

浴衣姿の子も多かった。

娘や息子に浴衣を着せる・・その親御さんの気持ちを慮る。

誰もが、子供には幸福になって欲しい親心。

戦争を知らない子供たちで、いいんだよ。

爆弾はいらない。

花火でいいんだ。