百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

十年後のバトンタッチ。

2022年11月28日 | 日本の百々巡り。

明後日の12月から一気に寒くなるとの事。

今日は午後から、ラジオでの国会中継を聞きながら、車のタイヤを冬用のスタッドレスタイヤに交換を行いました。

国会でも、ワールドカップ・サッカーが話題になっていました。

今度は、対スペイン戦。

スペインは嫌らしいからなぁ。

予選リーグを1位進出では、決勝トーナメント準々決勝で優勝候補筆頭のブラジルと当たるのが嫌だから、2位で通過して決勝で戦いたいのが本音。

同時進行のドイツvs. コスタリカ戦を見極めながら、もしドイツの勝利が確実になると・・。

スペインは、後半戦の試合終了ギリギリで、意図的に日本チームに勝ちを譲るかも?

そうなると、日本勝ち点6で1位進出、スペインは希望通り勝ち点4(大きな得失点差によって)で、2位進出。

そんな駆け引きで、日本が勝利して決勝進出してもなぁ・・何だか嬉しくないなぁ❗

だからこそ、コスタリカには獅子奮迅の活躍で、ドイツに打ち勝って欲しい❗

そして、日本が、スペインを打ち破る。

互いに勝ち点6ならば、日本に勝ったコスタリカが1位進出、日本が2位進出。

コスタリカと日本の決勝トーナメント進出を希望します。

ラジオからの今日の国会中継から。

ちょうど10年前の11月、当時の自民党総裁安倍氏が、時の野田首相(民主党)に、政治能力が完全に欠如している理由を示しつつ、年内の解散・総選挙を求めたのに対し、野田首相は「衆議院の1票の格差是正と国会議員の定数を大幅に削減出来るならば解散すると安倍さんと約束した」と、その後、12月衆議院解散選挙、自民党政権復活、2度目の安倍首相誕生、あれから10年が過ぎたとの事。

この10年前の政治劇、はっきり明瞭に憶えています。

とある野党の国会議員が、憤慨しながら話していました。

「この10年、自民党政権は、何もしていないじゃないか❗何もも変わっていないじゃないか❗」

10年後の2032年。

十年後の世界、次の世代ヘのパス回し、バトンタッチしたいものを残したいものです。


強国と大国。

2022年11月24日 | 百伝。

勝てば官軍、負ければ賊軍とは、よく言ったものです。

昨夜の対ドイツ戦、今朝の日本メディアは、強豪ドイツに歴史的な勝利をした日本サッカー代表チームを絶賛称賛の嵐でした。

英国のBBC放送のサッカー批評家だけが、試合前に2ー1 で日本の勝利を予想していましたが、まさかドンピシャには当てるとは吃驚です。

個人的には疑っていました。

30代から40代、50歳手前までは、ドイツ系企業に勤務していました。

ワールドカップやらオリンピックの時期になると、上司のドイツ人が誇らしげに、常にドイツが日本よりも成績上位、メダル数が上であると誇らしげな表情をしていたのを思い出しました。

ドイツ企業に転職した際、お世話になった英国人から嫌な表情を示されたのも思い出しました。

ドイツ人の冷徹完全準備優秀さに、歴史的に英国人も思う所があったのでしょう。

ドイツ車は、日本車よりも優秀なのかな?という同一の想いでした。

今回、日本サッカー史において、初めてドイツに勝利したのでは?

嬉しい限りです❗

ただ、今回のワールドカップ、人権侵害、人権問題に抗議、加えて、今は冬のドイツ国内では、それほど盛り上がってないとの事。

英国も同じく、カタール開催を批判。

BBC放送は、今回のカタールW杯の開会式を放映しなかったとの事。

カタール国内のスタジアム建設に出稼ぎ労働者6500人以上が死亡、同性愛者排除、中近東のイスラム教への異質感等々。

前回のロシア開催、今回のカタール開催は、2010年に同時に開催が決定されたとの事。

お金で誘致疑惑、巨額な金が動いているのでしょう。

4年前のロシア大会、「親切な大会運営、世界はロシアを愛している」が、FIFA大会委員長の感想だった?

今では信じ難いスローガンです。

同性愛者を含めて多様性社会を容認するサッカー強国の欧州7ヵ国が、FIFA から脱退も考慮しているとの事。

同調する国も増えれば、4年に一度のサッカーワールドカップ大会も空中崩壊するのでは?

さて、次の対戦相手は、中南米のコスタリカ。

かつて、中南米のスイスと呼ばれていなかったかな?

スイスは徴兵制もあれば軍隊を所有していますが、コスタリカは、軍隊を所有していない教育を重んじる国家だとの事。

コスタリカのモットー、国家としてのスローガンは、「楽しく生きる」との事。

素晴らしいね❗

北欧のフィンランド、デンマーク、スウェーデンの国々同様に人口500万人程度のコスタリカ、凄いね❗

昨日、強豪スペインに7-0で大敗したコスタリカ。

そんな小国を応援したくなるというよりも、豊かさの基準を考えれば、ずっと北欧やらコスタリカの方が、どこかの国よりも先進的な強国大国かもしれません。


百島トレッキング。

2022年11月23日 | 日本の百々巡り。

今日は祭日、雨の勤労感謝の日。

朝からのニュースは、今夜行われるカタールW杯サッカー大会、ドイツvs. 日本の試合ばかりが注目。

それから、紅葉シーズン真っ盛りの京都は、今年は観光客で大賑わいだというニュース。

一点、一ヶ所に意識が集まるのは、集まり症候問題だとか?

帯状疱疹発症後、手のひらの皮膚炎は治まったものの、右腕が神経痛で、どうにもなりません。

車のハンドルを握るのも違和感あり。

昔、母や祖母が、水に触るとか、冷たいものに触れると、痛くなると言ってたのを思い出します。

歳取ると、老人化現象は避けて通れません。

元気であれば、今頃、百島の紅葉を静かに堪能している筈なのですが、リハビリに専念しています。

自分を介護しないとね❗

誰もが独り通る、人生、最大のテーマです。

自分をも介護出来ないのに、誰かを介護など出来ません。

元気なれば、百島でリハビリ体操・ピクニックを行いたいもの。

特化した百島トレッキングは、健康寿命を強化持続。

百寿ヘの最短距離に繋がります。


心百つ。

2022年11月21日 | 日本の百々巡り。

カタールW杯サッカー大会開幕。

四年に一度、世界一の人気スポーツとは言え、メディアは、サッカーのニュース、話題ばかり。

大番狂わせがあると熱狂的になるのが、世界中のサッカーファン。

日本、ポルトガル、ウェールズの初優勝を希望します。

4年後こそ、推しの「旗手怜央」選手が、ワールドカップ日本代表になる事を願ってね❗

サッカーは、足元、足下の手入れが大事です。

半年先も分からないのにね❗

4年後?、どうなる事やら?

さて、先週放映されたNHK ドキュメント72時間「福井のねこ寺に招かれて」、録画していたものを観ました。

このお寺、御誕生寺と言います。

4~5年前に一度、参りました。

代わり映えのしない風景でした。

猫を抱いて、落ち着くのでしょう。

人間関係の悩みを語る取材されていた方々、猫も人間も生きるのは大変です。

猫アレルギー、犬アレルギーの方は、ちょっと無理かな?

四年に一度のワールドカップ、俄サッカーファンになるのが、群衆心理。

誰も彼もが、日本代表を「心一つにして、応援しましょう」。

野球も、ラグビーも、オリンピック種目も然り、心一つに日本ガンバレ❗

巨額な金が動くセールスプロモーション。

この大々的なPR 戦略。

プロモーションではありません。

PR とは、パブリック-リレーションズ。

これからの1か月間、世界中のサッカー嫌い、サッカーアレルギーのある方々は、ツライ、辛いだろうなぁ。

世界中、心一つ、心百つ。


バロメーター社会。

2022年11月16日 | 百伝。

昨日、NHK BS で放映されていた1990年制作の映画「ミザリー」。

当時観た印象は、年取った中高年のキャシーベイツの演じた怖いアカデミー主演女優受賞作品。

「私が、一番のファンです」という台詞が怖い。

しかし、昨日の感想は、30年ぶりに観たキャシーベイツが若くなっている❗

1990年当時、アップルも、マイクロソフトも、自転車操業の時代。

アマゾンも、メタ(facebook)も、ツイッターも生まれていなかった時代。

生き残り競争という経済格差は、ずっと続きます。

乗り物、生活環境が、どんなに発達しても、最終的には、自分で動かせる手、歩ける足。

手足が、元気のバロメーター。

さて、数ヵ月前、家内からのお下がりの自転車を少し調整して、自分用のサイクリング車に整備しました。

さぁ、サイクリングコースで走ろう❗と思うや矢先、右手の掌に2センチ四方の帯状疱疹が発症。

あれから2週間、一時手首まで帯状疱疹が3センチ四方に拡がって痛いやらなんの、よく休んで寝ていました。

昨日、皮膚科の先生に診てもらい、「もう大丈夫、治りました」との所見にて受診終了。

ヨカッタ❗とは言えないのです。

皮膚炎は治まったのに、なぜか右腕がズキズキと痛むのです。

神経に炎症があるのかな?

様子見です。

前期高齢者になると、こうして徐々に年老いていくようです。

昨日、国連の報告に因ると、地球の人口は80億人を超えたとの事。

1999年に、地球人口60億人突破だから、恐るべき人口増加です。

その一方で、先進国の人口減少、とりわけ日本国。

昨年の赤ちゃん出生数が80万人台、小中学生の登校拒否児童が約25万人、中高年を含んだ全国の引きこもり人口が約110万人。

ハンコ一つで死刑を決断出来る「法務大臣は地味、票も金も集まらない」と話したという葉梨(ハナシ)国会議員先生、更迭、辞任は当たり前です。

昨日は昨日の話、国会議員になった歌手の中条きよしさん、国会の委員会で「自分の新曲が出ているので買ってください。ディナーショウにも来てください」とウソみたいな発言騒ぎ。

金集め、票集めばかり考えている既存の世襲政治家、政治集団、宗教集団には、言動に問題あり。

国民を蔑ろにした保身優先。

豊かさ、幸福の在り方を勘違いしているのでは?

政治家は、国民とりわけ子供たちに未来ヘの夢やら希望を語らないと、ハナシになりません。

自転車操業をしながらも夢ある起業家が多い地域、国こそに、豊かな未来があるような気がします。


Castaway (2000年cinema漂流者)

2022年11月12日 | 空木宝剣

1989年11月にベルリンの壁が崩壊。

グローバル世界を見通して、国際宅急便が提唱され、日本でも話題になった事がある。

キャスタウェイは、その映画化。

東西の壁がなくなり、アメリカのメンフィスからクレムリンにも宅配が可能。

トムハンクス扮するFEDEXフェデクスのシステムエンジニア、チャック ノーランドの物語。

「時間を制す者が、世界を征す」を信条とし、物流には、飛行機が一番。

船よりもトラックよりも合理的である事を確信。

だが、悪天候の中、主人公ノーランドを乗せた宅配飛行機は、無惨にもクック諸島海域に不時着。

ノーランドは、這々の呈で、無人島に泳ぎ着く。

日々、時間と数字に支配されてきたノーランドが、辿り着いた無人島。

そこは、効率や能率のへったくれもない、瞬間々々が生か死の選択現場だった。

鬼界島の俊寛(1143~1179)よりも苛酷。

主人公ノーランドが、サバイバルの末、手作りの筏で無人島を脱出するまで、4年という歳月を要した。

救出したのは、大量輸送の巨大コンテナ船。

決して、飛行機ではなかった。

2022年の11月。

世界がコロナ禍にみまわれて、4年目にかかろうとしている。

果たしてキャスタウェイのように、コロナ島から世界が解放されるや否や。

それとも、鬼界島の俊寛のように、コロナ島で朽ち果てるのか?

葉梨上手な葉っぱのフレディに、その真意を問いたい。


昭和生まれの明治男。

2022年11月11日 | 百伝。
  1. 今年も、あと50日となりました。

先日の皆既月食、残念乍、帯状疱疹の為、痛くて痛くて寝ていて観逃しました。

痛み止めの薬は、なぜか飲みたくなくて、痛みを我慢してしまう気性なのです。

昨日11月10日は、歌舞伎界を除く芸能、放送、演劇界で文化勲章を授章した4名様の内、3名様、森繁久彌さん、森光子さん、そして高倉健さん、同じ命日だとの事。

今朝未明のニュース。

本郷(三原市)出身の元プロ野球投手、村田兆治さん72歳が自宅の火事で亡くなったというニュース。

72歳とは思えないぐらい、最近は老けて80歳代に思えた。

病気だったのかな?

65歳ぐらいまでは、若々しい姿だった村田兆治さん、昭和生まれの明治男と言われたプロ野球人でした。

プロ野球引退の際、「男が男に惚れた」と、居酒屋兆治を演じた高倉健さんが書いたラブレターを村田兆治さんの自宅まで届けたというエピソードもありました。

人間は、誰もが逝くものです。

御悔やみ申し上げます。

合掌


立冬

2022年11月07日 | 福伝。

今日は、立冬。

昨日は、越前がに漁解禁、ズワイがに(極)が過去最高の310万円で落札されたとの事。

景気のよい話題となりました。

50年前の昨日、福井県内の北陸トンネル内で走行中の大阪発青森行き急行列車「きたぐに」の食堂車から火災、多数の死傷者が出る大惨事となりました。

この大事故、よく覚えているのです。

高校1年生、通学途中の朝、山陽本線尾道駅に行くと、電車が全部止まっているのです。

「北陸トンネル内火災事故の為、運航中止」と、白いチョークで黒板案内に書いてありました。

遠く離れた北陸本線の福井県と山陽本線の広島県とは、関係無いのでは?

実は全くそうではなく、北陸本線の上り下りが止まると、山陽本線と北陸本線を走る青森と九州まで走行中の貨物列車が全部止まっている状態だったのです。

あの日、学校を休めた記憶が鮮明に残っているのです。

昨日の地元新聞記事コラムに、あの急行ゆきぐにに乗車していた当時19歳の少女の話が載っていました。

九死に一生を得て救出されたものの、煙で声帯を痛めて、あまり声が出ないというハンディを持ったとの事。

高校教師になる夢を諦めて、当時の井村屋製菓の福井営業所にアルバイトで入社。

夜間、経理学校に通い学んだとの事。

「奇跡的に生き延びた私の人生は、生きて働いて恩返し、犠牲者ヘの恩返し」というのが、人生のモットーになったとの事。

事故から50年。

この少女は、今、井村屋グループ初の女性社長、中島伸子さん。

カニよりも、井村屋のあずきバーを食べたくなった立冬です。


帯状疱疹。

2022年11月06日 | 萬伝。

数日前から、手のひらの一部に違和感がありました。

火傷したような、虫刺されのような、植物に触ってかぶれたような、皮膚炎の痛み。

皮膚科の医院に行くと、帯状疱疹だとの事。

子供の頃までの記憶を辿っても、水泡や水脹れになった記憶もありません。

兄たちに確認しても、無縁だとの事。

そうなると、高齢者の施設でウイルスに感染したのかな?

帯状疱疹は、確かにチクチクと痛いです。

飲み薬も、案外高価です。

テレビCMで、やたらに広告宣伝している帯状疱疹の予防接種、4万円だとか。

かなり、不可解な症状です。


文化の日 (文化1804年~1818文政)

2022年11月04日 | 空木宝剣

朝ドラを  とばすミサイル  文化の日

休日の朝から、新潟や山形の東北地方には、ジェイアラートが鳴って、またもや北鮮がミサイルを飛ばしたとの報道で、朝ドラの「舞い上がれ」がとんでしまった。

舞い上がれは、主人公  岩倉舞ちゃんが、人力飛行機に乗って琵琶湖を飛び、やがては、アメリア  イアハートのように、女性パイロットとなって、大空を羽ばたく夢のあるドラマである。

鳥のように飛んで、山より高い場所から、地上を鳥瞰する喜び。
ライト兄弟が1903年に複葉機を製作してから、120年近く。

飛行機は、人を運んで生活を便利にしたが、一方で爆弾を落として、無数の人命を奪った。

ライト兄弟の試作機が、すぐにアメリア陸軍に採用され、やがて空軍となる歴史が、便利な道具は、便利な武器となる諸刃であることを暗示している。

それにしても、惜しげもなく日本海に撃ち込むミサイルの費用は、如何様な額か?

食品ロスやら、モッタイナイ精神のロスアンジェルスジャパン。
あの、ミサイル何発かの額で、どれほどの貧しい人が救えるか?

武器や戦争の費用対効果を、野暮な位、試算計上する報道も欲しい文化の日でした。


想いは永久保存版。

2022年11月01日 | 百島極楽遊園地

11月、今日から始まりました。

人間、半年先さえ分からないのに、4年先の事まで分かるはずがありません。

百島の福田桟橋に、去年の東京オリンピック出場の祝横断幕を、今回も再び期待しましたが、残念❗

僕の推し「旗手怜央」選手、残念乍、今年のカタールW杯日本代表メンバーには、選ばれなかった。

W杯日本代表、森保監督、人間関係重視のチーム編成をしたのでは?

何よりも、世界に向けて、日本代表のエキサイティングな試合を期待します。

今は落ち込む、されど人間万事塞翁が馬。

元気が出るように、20年近く昔に作成された百島マップと今年のお気に入りのスクリーンショットを添付します。

永久保存版です。

朗らかに、和やかに、穏やかに、強い気持ちで❗

百篇倒れたら、百篇立ち上がれ❗

逆境は、人生を楽しむチャンス❗