百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

広島下剋上完遂。

2024年05月29日 | 空木宝剣

日本バスケットボールBリーグ、シーズン王者となったのは、ナント❗

広島ドラゴンフライズ 🏆

「広島プライド」が、チーム哲学だとの事。

B2リーグからB1に這い上がってのチームが頂点に立つのは初の快挙❗

二連覇を目指した昨季の王者 琉球ゴールデンキングスを破っての下剋上優勝。

初優勝、おめでとう❗

朝でも正午、朝山正悟キャプテン勇退の花道ありがとう

カープにサンフレッチェに、ドラゴンフライズと、スポーツ王国広島のルネサンスとなるや否や?

日本各地のB3リーグ、B2リーグで切磋琢磨する多くのチームに奮起と勇気を与えたのに違いない。

勿論、今季参入デビュー、B3リーグで31連勝、圧倒的な新記録で完全優勝を果たした福井ブローウィンズにも、来季B2リーグでの追い風になるのに違いない❗


越前物語。

2024年05月28日 | 福伝。

日曜日20時からは、「ポツンと一軒家」を優先して観ています。

裏番組の大河ドラマ「光る君へ」は、いよいよ来週から越前(福井県)が舞台へ、録画をして観ています。

この大河ドラマ「光る君へ」の内容、デタラメです。

デタラメだけど千年昔の物語を、今風の現代版、悲恋物語にデファルメ、その様相が美しく映えるのでしょう。

紫式部が、雪深い越前に喜び勇んで向かうはずもなく、当時は除雪機能も無い越前暮らしは過酷、嫌々暮らしていたのは想像出来ます。

ただ、紫式部が越前国府(武生)に暮らしたというのは、和歌短歌王国福井県にとっては歴史的に一考すべき価値ある誇りです。

1500年の歴史を重ねる越前和紙との出会い、越前の高く積もる雪景色を見れば、紫式部の感性は研ぎ澄まされたと考えます。

京に戻り、世界最古の長編恋愛小説「源氏物語」を書き上げる爆発的な要素、インスピレーションを生み出したのが、越前の地だと言えます。

加えて、越前(福井県)は古代から恋話の素材が豊富、紫式部には学べる宝庫の地だったかもしれません。

現在に到るまでの福井の歴史を簡単に紐解けば、万葉集、鎌倉時代の世阿弥の花筐、道元、親鸞に蓮如、明智光秀、佐々木小次郎、江戸時代の近松門左衛門、橘曙覧、明治時代の山川登美子、現代では俵万智さんの高校時代は武生暮らし、福井県立恐竜博物館、曹洞宗大本山永平寺、吉崎御坊、北の庄、一乗谷朝倉遺跡、白山平泉寺、東尋坊、等々。

現在の皇室の祖となった継体天皇は、越前育ち。

明治維新前後に活躍した橋本左内、由利公正、因みに、明治という元号を考えたのは福井藩最後の藩主松平春獄です。

その福井藩は、坂本龍馬に五千両を貸して「日本を洗濯せし候」と大言壮語を聞かされたまま、借金を踏み倒されました。

まだまだある、越前福井のスポット自慢です。

文学の道、最高峰に辿り着きたいならば、それを喩えるならば、大都会の都暮らし、もしくは富山県から長野県、岐阜県に連なる北アルプスから中央、南アルプス。

文学よりも、アルプス登山よりも、山歩き、里歩き、トレッキングを好む人は、是非是非、越前福井へ。

日帰り登山、半日登山が楽しめる日本屈指の恵まれた地域です。


ラ・カンパネラ。

2024年05月27日 | 百伝。

朝ドラ、夜ドラの世界。

朝ドラの「虎に翼」、先週末の出征シーン、ジ~ンとなる名シーンでした。

最近、録画して観るのが、再放送している「ちゅらさん」、20数年前の朝ドラだけど、当時殆ど観ていなかったので、とても新鮮です。

出演していた田中好子さん、余貴美子さんと同い歳なので懐かしさもあります。

先週で終えた夜ドラ「VR おじさん 初恋」、考えさせられる面白さでした。

主演の野間口さん、相手役の坂東さんの演技力、流石でした。

昨晩のNHK スペシャル「魂のピアニスト、逝く壮絶フジコ・ヘミング」。

満天のどこかの星に、リストもモーツァルトもショパンも生きている様な事を、フジコ・ヘミングさんは、語っていました。

先週に観たNHK E のドキュメント「漁師と妻とピアノ」、奇しくもフジコ・ヘミングさんのピアノ演奏を聴いて、カンパネラを弾きはじめた佐賀の漁師徳永さん夫妻を追った物語でした。

趣味で打ち込んでいたパチンコ台の前に座り続けた事が、その後のピアノ練習に大変役立ったとの事。

カンパネラとは、鐘。

誰がために鐘を鳴らすのか?

何故、ピアノを弾きたいのか?が、テーマでした。

会いたい人に会いたい為、天国へいる人へ愛を伝える為。

徳永さんご夫妻、素敵でした❗

近いうちに映画化になるようです。


真如の月

2024年05月24日 | 空木宝剣

満月や  雲を羽織りて  おぼろ月

シュワルツネガ-主演の映画、アフターマスを見る。

2002年、ドイツユーリンゲン上空での、実際の飛行機衝突事故を模して製作されたとの事。

如何なる乗り物にも、事故はつきものであるが、特に人身事故、死亡事故の場合、悲劇である。

あってはならない惨事の被害者遺族、シュワルツネガ-扮するローマンが、管制官を殺害するというストーリー。

所謂、事故を事件にしてしまった物語。

「罪を憎んで、人を憎まず」の寛容さが失われた時に、復讐の連鎖が始まる。

戦争には、勝者も敗者もなく、地獄あるのみ。

1945年8月15日を、わが日本は、敗戦とせず、終戦記念日としたのは、負け惜しみではなく、正しかったかも知れない。

ウクライナやガザの惨状をみると、この世の地獄という他はない。

映画は、2時間や3時間で終わるが、戦争にも、制限時間を設けるべし。

その為には、経済に公開市場操作があるように、国際政治にも、公開戦場操作を設け、オペレーション機能を構築する時かも知れない。

1947年生まれのシュワちゃん。日本では団塊世代。ターミネーターで頑張って貰いたい。


百中時代コース。

2024年05月23日 | 百伝。

我が母校は尾道市立百島小学校、百島中学校(百中)。

百島小学校は、明治5年、日本初の学制発布と同時に設立。

尾道市内の小学校では、土堂小学校と並び、もっとも早く設立、もっとも古い歴史ある小学校であるとの事。

沼隈郡史によれば、百島は、江戸時代から道徳的にも教育熱心だったとの事。
 
ただ、僕ら生まれ育った昭和の戦後時代、百島には図書館も書店も学習塾も無い教育環境でした。
 
それでも、百島小学校図書室の本揃いは充実していた記憶があります。
 
百島出身の衣類製造シルバーオックス創業者西崎さんが、当時、百島小学校、中学校に書籍やらグランドピアノ等々、諸々寄贈していたからかな?
 
図書室で日本漫画歴史本やら日本偉人伝、全部読んだ記憶もあります。
 
因みに、シルバーオックスという企業は、アタック25等々のテレビのクイズ番組のスボンサーだったリ、日本のグループサウンズのタイガース、スバイダース、テンプターズ、ワイルドワンズ、オックスが流行った時代、オックスという名付け親の企業でもありました。
 
しかし平成の時代に入り、シルバーオックスの2代目か3代目か分からない経営指針、残念ながら、UNIQLO(ユニクロ)には成れませんでした。
 
 
百島中学校(百中)に進学すると、広島県内一斉のテストが行われました。
 
百島中学校の学習レベルが、尾道市内でどれぐらいの位置、レベルにあるのか把握出来たみたいです。
 
図書館も本屋も学習塾も無かった百島で、僕ら同級生よりも一学年、二学年上の平均値成績レベルは、尾道市内でもトップクラスだったようです。
 
しかしながら、僕らの学年同級生は、百島中学校史始まって以来、尾道市内で最下位だったと聞いた記憶があります。
 
成績は早押しクイズを解くような能力テスト。
 
勘違いだったのかな?
 
百島中学校図書室には、旺文社の中1コース、学研の中1時代、そのような学習雑誌を毎月取り揃えていました。
 
中1時代、中1コース、各々の学習雑誌が共に全国の中学生から募集した、アンケートコーナー?みたいな応募要領が載っていました。
 
大賞は一人のみ、抽選だったのかな?
 
抽選にしろ奇跡のような結果でした。
 
各々の学習雑誌の大賞を授賞したのが、我が百島中学校の同級生から二人という不思議な快挙?
 
小学校の教室で「家無き子」を読んでくれたまゆりちゃん、そして、ゆりはちゃん。
 
その後、どんな人生運を歩んだのかな?
 
懐かしい百中時代の思い出コースです。

25年前の5月1日。

2024年05月01日 | 百伝。

令和天皇の即位から5年。

5年前の今日、令和の時代がスタートしました。

さて、25年前の今日5月1日の一番大きなニュースは、何だったのか?

ご存知ですか?

尾道と今治間の「しまなみ海道全線開通」の記念日なのです。

大きな祝賀式典も開催されました。

25年前の今日、現天皇皇后両陛下は、その祝賀式典に出席されていたため、百島の対岸の浦崎(尾道市)のホテルに御滞在されていました。

何故、それを鮮明に記憶しているかと言うと、25年前の今日、百島へ帰省した日なのです。

高速道路も一般道路も交通規制があり、尾道界隈は、大混雑、大渋滞でした。

やっとの思いで、向島の歌港に着いたと思ったら、備後商船の百島行き最終フェリーは、目の前でちょうど出航したあと、間に合わなかったのです。

当時は、家内と幼い息子の家族3人での帰省・・・公衆電話から、実家の百島へ「最終フェリーの乗り遅れたから、どこかに泊まる」と連絡しました。

すると、父親から「船を手配するから、道越桟橋(浦崎町)に廻れ、着いたら連絡するように」とのこと。

道越桟橋に着くと、公衆電話がありません。

地元の家族連れの方が歩いていたので、公衆電話の場所を訊くと「どうしたのですか?」とのこと。

「これから、百島へ帰るために、船を呼ぶために電話したいんです」と言うと、「これを使ってください」とのこと。

・・・驚いたなぁ!

差し出されたのは、「携帯電話」でした!

ほんの25年前、ぼちぼち先進的な人たちが使い始めていた「携帯電話」到来の時代がスタートしていたのです。

それをお借りして、百島の実家へ連絡。

車を道越桟橋に置いて、迎えに来たポンポン船「百島丸」で、やっと実家に無事到着出来たのです。

あの時、携帯電話をお借りした方から、「今日は、皇太子ご夫婦が来られていて、この辺、大変なんですよ」とおしゃっていたのが印象に残っています。

浦崎の道越港から、百島福田港まで、僅か10~15分程度の船旅。

皇太子ご夫妻の宿泊しているホテルの煌々とした光を仰ぎ見上げながら、ポンポン船に初めて乗った幼かった息子が、大はしゃぎで楽しそうな様子、光景が甦ります。

息子は、今でも、その光景をよく覚えています。

余談ですが、天皇のカラオケ十八番は、演歌「氷雨」だったとのこと。


人生の伏線。

2024年05月01日 | 百伝。

琵琶湖は今も少しづつ北進しており、いづれ40万年後ぐらいには日本海側の福井県若狭湾と一帯となるかも知れません。

琵琶湖の湖西線を走るサンダバードから眺める琵琶湖湖畔の風景は、まだまだ日本中、世界中からも気づかれていない絶景かもしれません。

スイスのレマン湖を連想します。

昨年、琵琶湖湖畔の土地の遺産分割相続権を放棄した事すら忘れていたのに、再び滋賀県の全く知らない義理の遠縁の方から、今度は突然、家屋建物倉庫の遺産分割相続権の放棄依頼あり。

昨日、早速市役所へ行って、印鑑証明書を添付して捺印して書類を書留で送り返しました。

この歳になると不動産は維持管理が大変な負動産、最少限で十二分です。

帰り道、市役所から福井駅周辺を歩いていると、観光客が目立ちました❗

今日から五月メイデイ、メーデーとは、労働者の祭典。

閏年の今年、今日は茶摘み近づく八十八夜。

日本国民は、労働環境の改善、労働者の権利を叫んでいますか?

日本は貧国になったという、日本人の生活も貧しくなったという。

最近の円安状況、34年ぶりの円安、ドル高に日本経済は大丈夫だろうか?と日本中が憂いています。

そのせいか、日本へのインバウンドが凄い❗

因みに、34年ぶりの円安状況だとメディアは伝えていますが、34年前は、これ以上の1ドル/200円ぐらいから、どんどん円高状態に向かっていました。

現在とは相矛盾して、円高を背景に日本人は、どんどん物価安の海外へ出掛けるようになったものです。

参考までに、図表提供は世界経済のタネ話から。

つまり、日本の高度経済成長は、1980年代の円高状況に突入して1ドル/150円になった途端、バブル経済は破綻、そのまま2012年の1ドル/80円レベルまで円高状況が続いているのです。

失われた経済の20年、30年の背後にあるのが、円高様相。

ただ、今の日本の輸出企業が、円安状況の中でどれくらい稼ぐ力があるのかな?

円安で、ハワイが物価高で行くのにも遠くなったとか、日本人、日本国が貧しくなった気分だとか❗

世界も地球も、動いているのです。

8000万年後、ハワイ諸島と日本列島は合体するようです。

今年のGW ゴールデンウィーク。

日本が安いという事で外国人観光客の多さに驚かされます❗

京都、金沢、白川郷、高山へのオーバーツーリズムのような状態には、福井はならない事を希望とします。

この歳になると、脱都会、脱観光地での生活が目標となりました。

日本は、大丈夫、躍動しています。

昨日は、百島の京泉さんから写真が届きました。

感謝です。

体調が整ったら、趣味でもある裏の森の草刈りに帰省仕度します。

人生の伏線を回収中です。