百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

自分介護のDIY。

2022年09月28日 | 日本の百々巡り。

65歳過ぎると、介護保険料は自ら納めなければならなくなります。

時は、止められないからなぁ❗

何の物語だったかなぁ?

門の前に恐ろしい形相の門番が立っていて、この門の向こう側に行くのはよいが、どうなるかは保障しないと言います。

多くの旅人が、門をくぐるかどうか悩みます。

門の前で決断できず、あっという間に日が暮れて、人生が終わってしまうという物語でした。

スマホひとつで、TikToKに投稿して月に2000万円稼ぐ日本の若者。

東京都心のマンションを購買している億を稼ぐ中国人の青年投資家。

今の世の中は、SNS (ソーシャル・ネット・サービス)を駆使して経済的に恩恵を受けている富裕階層も存在するだけの事。

・・別に驚きません。

その一方で、昨日読んだ記事で驚いた事。

DIY を趣味とする若者が、安価な空き家や0円物件の空き家を譲り受けて、自らリフォーム、メンテナンスを行い、不動産ビジネスが地域活動貢献に通じる起業家の話題でした。

実際、別荘別宅、空き家を維持管理できる必要条件は、2つ。

1  経済的に余裕が有る人。

2  経済的に余裕力が無ければ、小まめに実践、行動力のある人。

行動力が無いという事は、引きこもりと同じであるという事かもしれません。

昔、近所に父親と同年代の邦(くに)オッサンという面白い人が暮らしていました。

昭和の時代、邦オッサンの家には、毎年夏休みになれば、北海道札幌市郊外の北広島で暮らす親戚の子供達が、ルーツとなる百島ヘ遊びに来ていました。

子供がいなかった邦オッサンは、「百島での思い出を宝にした大人になりなさい」と、自分の子供であるかのように教えていたようです。

北海道から瀬戸内海の百島ヘ来るのには交通費の経済力も必要、邦オッサン自ら、毎年呼んでいたようです。

生きるという宝探しだったのかもしれません。

さて、この歳になると、草刈りやら草むしり、DIY は、リハビリ気分になります。

引きこもり、老々介護、認々介護等々に、悩むのは出来る限り短い時間期間で生涯を終えたいと思う今日この頃です。

ダッシュ❗

宝探しの実践、行動あるのみです❗


勤勉の国。

2022年09月26日 | 空木宝剣

台風14号 15号は、  敬老の日連休と、秋分の日連休を、立て続けに急襲した。

コロナのうえに、自然災害までが、観光地や行楽地に、閑古鳥を鳴かせる。

ロンドンでは、エリザベス女王の国葬。ほとんどの参列者が、ノーマスクの、密な風景に驚かされた。

日本の国葬も明日27日、英国のそれとは、おそらく違った風景に違いない。

目に見えない存在に対する、感じ方にも、お国柄があるのかも知れない。

鈍感敏感は、経験によるものとして、コロナ禍を吹き飛ばし、台風一過の澄みきった空気を、この秋に返して欲しい。

侵略戦争や経済戦争で、地球を、これ以上汚すのは御免である。


守護神。

2022年09月20日 | 百伝。

昨日9月19日は、敬老の日。

天気予報では、未だに経験した事のないという猛烈な台風14号が、九州から日本海側を沿って北陸へと予測していました。

NHKの番組は、エリザベス女王の国葬と台風14号関連のニュースを繰り返して流すばかり、そんな中、昨日は一日中、福井の我が家、百島の実家、知り合いの独り暮らしの高齢者の住居が気がかりでした。

屋根が飛ばないだろうか? 雨漏り? 断水? 停電?

そんな心配事も、運よく、何事もなく、今日の朝を迎える事が出来ました。

人間は、何かに護られていると、考えた方がよいかもしれません。

護国、五穀豊穣。

富山県の方は、立山霊峰に護られていると言います。

石川県加賀地方の方は、「百」を大事にして、白山霊峰に護られていると言います。

福井県は、何だろうなぁ?

君が代の皇室、神国日本。

1988年1月、昭和天皇が崩御された時、現地の英国メディア、とりわけタブロイド新聞なんて、ヒットラーと並ぶ戦争犯罪者が亡くなったと大喜びの記事を書いていました。

God Save の英国王室のショウ。

昨日の台風14号は、そのニュースを吹き飛ばす神風にはならず、太平洋に抜けて温帯低気圧になりました。

然りとて、エリザベス女王の国葬は、世界へ誇れる荘厳な儀式でした。

始まりの1分毎の96回の鐘の音、終わりの永遠の別れとなるバグパイプ演奏・・国別、人種を問わず、一人の人間としても胸を打たれる儀礼でした。

それに較べて、一週間後の遺体なく遺影に向かう日本の国葬、国内世論、半数以上が反対するお別れ会です。

日本が誇れるものは?

昨日は、敬老の日。

日本の寿命最下位にある青森県の90歳~94歳の4人の高齢者が、青森県のイメージ挽回に挑戦。

昨日、マスター陸上大会において、1マイル(1600メートル=400×4)リレーに挑戦しました

そして、見事に世界新記録を成し遂げたのです❗

誇れるものが、守護神となるのでしょう。


百花 梅の花。

2022年09月16日 | 日本の百々巡り。

NHKの「鶴瓶の家族に乾杯(尾道百島編)❗」は、10月10日へと放送延期となりました。

はて、認知症の母をもつ菅田将暉の映画「百花」と同名の「茶処百花」が、広島は青崎の2号線沿いにあります。

百がつくので、10年程前から、国道2号線を通るたびに、気になっていましたが、まさか偶然、百花という名の映画が出来るとは。

つい店先まで足を伸ばしましたが、今度いつか、入ってみましょう。

ところで、今日は、湯葉と豆腐のお店「梅の花」でランチ。

大変、美味しかったです❗


エリザベスという母娘。

2022年09月16日 | 萬伝。

今週末には、大型で強い勢力の台風14号が接近。

敬老の日の19日頃、最接近らしい。

備えあれば憂いなしとは言えども、用心。

さて、その19日放送予定だったNHK「鶴瓶の家族に乾杯(尾道百島編)❗」、10月10日へと放送延期だとの事、残念❗

放送延期理由は、エリザベス女王の国葬を生中継するとの事。

世界で約10億人が、テレビでの国葬中継を観るであろうとの事。

はぁ?腰砕けになりました。

毎日のように英国エリザベス女王の国葬関連の報道が流れています。

今日は、書かなくてもいいような英国王室の印象を書きます。

英国王室の歴史的な壮厳壮重な儀礼に目を奪われますが、弔問の列が8キロに及ぶというニュースには、英国人らしいなぁ、と思います。

1987年10月、英国南部が二百数十年ぶりの大嵐に見舞われて、次々と樹木が薙ぎ倒されていた翌日の風景を思い出しました。

カメラを手にした大勢の人出が散策しているのです。

英国人は、歴史的な出来事、その一瞬に立ち会えた時間に、人生の意義を見出すような興奮、充足感が強いようです。

英国王室ヘの敬意というよりも、在位70年、96歳という生涯を常識人として貫いた女王を賞賛しているのです。

英国王室が、一般的な庶民ファミリーならば、既に家庭崩壊、家族離散です。

人間の業と言うべきなのか、「人生を狂わせる最大の要因は、お金、あるいは女(男)の存在だ」と、昔から言われています。

王冠という家業を継いだ男が、恋して家業、王冠を放り出しました。

仕方無く、王冠という家業を継いだのは吃りがちな弟(ジョージ6世)・・泣きながら即位、そして踏ん張りました。

それを支えたのは、スコットランド出身の王妃となった奥さん(後のクイーンマザー)が賢かった。

実質的には、女王の母親(王太后、クイーンマザー)が英国王室を守り立てていました。

因みに、大戦中にナチスのヒットラーから「ヨーロッパで一番危険な女性」と名指しされたのが国妃、後の王太后となるクイーンマザーでした。

エリザベス女王の母クイーンマザーの逸話です。

夫である国王の言語障害を克服、支えたのも、クイーンマザーの努力。

そして、第一子となる娘、後のエリザベス女王を、当時としては画期的な人工受精と帝王切開によって産んだのもクイーンマザーの底力。

国王ジョージ6世は、第二次世界大戦の心労もあったのでしょう。

1952年、57歳で亡くなり、次に王冠を継いだのが、まだ25歳の娘、後のエリザベス女王なのです。

エリザベス女王は、4人の子供を生み育てますが、長男、長女、次男は離婚。

長男の嫁さんはダイアナ妃、次男の嫁さんはセーラ妃。

エリザベス女王のバカな息子たち。

その後の経緯は周知の通り、言うのも恥ずかしい破廉恥なスキャンダルだらけ、一般家庭ならば家庭崩壊、家族離散です。

英国王室が崩壊しなかったのは、大いなる遺産と財産でしょう。

加えて、王室ファミリーのスキャンダルを飛び越えて、当たり前の言葉で常識人として振る舞ったのが、女王であり、女王の母親であるクイーンマザーの存在でした。

英国王室で一番人気を争っていたのは、ダイアナ妃とクイーンマザー。

国民の前では、いつもニコニコしていた王太后としてのクイーンマザーでした。

1997年8月、ダイアナさんが事故死した際の王室の存在危機、クイーンマザーの存在が無ければ、エリザベス女王は乗り越えられたか、どうか?

クイーンマザーは、2002年、101歳で亡くなりました。

母、娘、共にエリザベスという名を持つ王太后と女王、今ある英王室を百年近く支え守った母娘でした。

百年後の世界史において、エリザベスという母娘なる親子は、歴史上の偉大な人物として名を残すと考えます。

同じ時代に、エリザベスという母娘の姿を目の当たりにした幸運に感謝です。

百年後、その大いなる遺産が更なる大きな格差社会を生じているならば、王室は消滅しているかもしれません。


女王陛下の嗅覚。

2022年09月11日 | 百会倶楽部(日本「百」歴史探訪)
エリザベス女王の国葬が、今月19日に執り行われると英国政府、王室の正式発表があった。

19日の英国国葬、日本では敬老の日。

気にかかるのは、NHKは特集番組を構成して、 番組変更とするのかな?

鶴瓶の家族に乾杯「尾道(百島)編❗は、番組延期となるのかな?

さらに気にかかるのは、英国国葬ヘ日本国天皇も参列する意向との事。

天皇が英国国葬に参列して、安倍元首相の日本国葬に参列しないのであれば、世界に向けてのドタバタ劇を演じているとしか思えません。

安倍家側から国葬固辞という話はないのかな?「しっかり聞く」という聴力自慢の岸田首相。

首相としての先を読む眼力、政治的な嗅覚はいかがなものか?

思うのに、有力政治家は、何を食べて、あのテカテカした艶のある顔肌になるのかな?

良心的な岸田首相、そんな顔色を窺うのが嫌なのかもしれません。

日本が臭いでは嫌われて、クサイ政治劇では敬遠されてしまいます。

日本から匂い立つような好い香りを。



ところで、馬主であり、愛犬家であったエリザベス女王。

愛馬の前では香水を身に付けなかったとの事。

ご自分が発する匂いに関して、女王陛下たる立場として非常に敏感だったのかもしれません。

エリザベス女王は、主食となるジャガイモ、パスタ、米も、食さなかったようです。

ニンニクもタマネギも食べなかったとの事。

卵は、白色はダメ、茶色の卵を食していたとの事。

一般人には、到底理解できません。

紅茶には、ミルクも砂糖も入れない。

イチゴ、白桃、チョコレート、サンドイッチが好物だったとの事。

毎年、女王自ら、一人一人に勲章を授与していたとの事。

食生活における陛下自ら発するニオイ、健康美に関して、相当気にかけていたのでしょう。

女王陛下は、96歳という長寿を全うされて、嗅覚の正しさを証明した事になります。


十五夜 中秋の名月。

2022年09月11日 | 空木宝剣
名月や スマホで撮す 満月や

月は過去を 太陽は未来を 今を地球は支配している。

チコちゃんでは、大西洋には、点がないのに、太平洋は、なぜ点がある太なのか?の質問に、アトラスやマゼランを引き合いに出して、「バカいってんじゃねえ」とは、ならなかった。

団塊が子供の頃、雑談で先生が、太平洋には、ハワイがあるから点のある太。

大西洋には、島がないから大なんだという話に、妙に納得していた72才の少年。

生まれた時の同級生と、亡くなった時の同級生。

「死んだら恐山に行ぐ」のブラタモリ。

恐山の寺も、わが曹洞宗だった。

三途の川も、黄泉も地獄も天国も備える恐山。

さすがに、エリザベス女王は恐山には、来られないだろうが、老いも若きも、草木国土悉皆成仏。

息し生きる無数の目に見られた今日の満月。


不文憲法の島国。

2022年09月10日 | 百会倶楽部(日本「百」歴史探訪)
「お母ちゃん、今、羽田空港にいる。テレビ点けて観てよ。もうすぐエリザベス女王の飛行機が着くからね。」

1975(昭和50)年5月7日午後、羽田空港の公衆電話から、百島の母ヘ電話した内容です。

母と同年代のエリザベス英国女王が、日本ヘ来る❗

大憲章マグナカルタ、シェイクスピア、ニュートン、精教徒(ピューリタン)革命、産業革命、蒸気機関車、クリスマスキャロル、王様と乞喰、ディケンズ、ビートルズ、ローリング・ストーンズ、007シリーズの映画、後に、炎のランナー、ハリー・ポッターまで生んだ、七つの海を制覇、日が沈まぬと言われた大英帝国です。

さて、蒸し暑い日でした。

当時、上京したばかりの18歳の浪人生だった僕は、保ちゃんを誘ったけど授業があるという事で行けないとの事、一人浜松町からモノレールに乗って羽田空港ヘ。

英国連邦の元首というエリザベス女王という存在は、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド等々の女王でもあるのです。

英国連邦の女王の初来日、歴史的な1日のイベントに日本人として歓迎しないとね❗

羽田空港到着、タラップから降りたエリザベス女王は、さぞ驚いたかもしれません。

歓迎デッキで出迎えた一般日本人は僅か数百人? 多分、百人も居なかったかもしれません。

それでも、女王はこちらにタラップから手を振っていたのかな?

1926年生まれのエリザベス女王、初めて日本の地に降り立ったこの時、48歳か49歳。

人生半ば、エリザベス女王の生涯で最初で最後となる一度だけの来日。

東京、関西、伊勢という押し込まれたような日本滞在でした。

もう二度と来なかった日本訪問。

昨日、九月九日、重陽の節句の朝。

朝のトップニュースは、英国のエリザベス女王の死去(96歳)。

女王が、もっとも愛していたスコットランドの地で生涯を終えたとの事。

ロンドンのバッキンガム宮殿、ロンドン生活が嫌だったのでしょう。

今はどうか分かりませんが、特に夏季のロンドン街中にいると、鼻の中が真っ黒になりました。

鼻の中が黒くなるぐらい空気が汚れている生活環境からは、誰もが逃げ出したくなります。

英国の田舎暮らしが、世界中の金持ちからさえも憧憬の地としてステタースが上がったのも、当然必然の成り行きでしょう。

世界からは、かつての大英帝国から斜陽の国と呼ばれながらも、サッチャー首相、ダイアナ妃、クイーンマザー(女王の母)が活躍、話題となる時代でした。

極東の島国日本が日が昇るような存在感があった円高の時代です。

極西の島国英国は、斜陽の国と呼ばれていたポンド安の時代です。

共通するのは、島国気質と車の左側通行だと話していたエリザベス女王。

その存在感は、今ひとつ軽い存在でした。

それでも、英国ブランドは重厚感がありました。

サッチャーさんが去り、クイーンマザーも去り、ダイアナ妃も去り、その後、段々と重みを増すようになるエリザベス女王の存在でした。

人間長生きして、当たり前の事を言い伝え、行動すれば、尊敬に値する人生となることを示してくれた英国王室。

その規範模範となる女王の在位70年間、百年近い生涯でした。 

「君臨するが、されども統治せず」の女王陛下の国。

歴史上の人物になられた女王陛下に、合掌。

英国には、日本のような成文憲法はありません。

英国の凄さは、憲法という集大成の法律が無い国、不文憲法の国なのです。

中世に作られた大憲章、権利の章典など歴史的な文書、裁判の判例法、政治的な重要慣習
重要な法律等々が「英国憲法」となるのです。

日本を含むほとんどの国は、特定の憲法法規を持つ成文憲法です。

だから、容易に憲法を改正する国、憲法改正の声が挙がります。

これからは、国王陛下の英国、戦争を助長するようなキングダムになりませんように。

ふたたび、名誉革命が起こるような世界になりませんように。

不文憲法、日が沈まぬ理由が分かるような気がします。


地球の実験。

2022年09月06日 | 空木宝剣
気をつけなければいけないのは、人間さまは、偉くなると、すぐに馬鹿になることである。

現場を見ることも聞くこともせず、馬耳東風となる。

やがて、煽てれば豚も木に登るように、高い頂きから、神に選ばれた存在の如く振る舞い、先祖がえりした為政者は、枚挙に暇なく、NHKバタフライの山根基世さんのナレーションのように。

「我々は、なぜこんな世の中に住んでいるのだろうか」こんなものの為に生まれたんじゃない(歌)の世界となる。

肥豚になった人間様が、 木に登ると、世界を危険に貶めるので、それ以上あがると危ないからと、足を引っ張る者を、蹴落として粛正する独裁者は、たびたび歴史に登場する。

20世紀に、世界大戦を2度も経験し、国際連盟や国際連合の平和機関を構えたにも関わらず、その安全弁は、機能不全を呈している。

最近、2014年作のロシア映画「草原の実験」をみる。

カザフスタンに住む、あどけないエレーナ・アン主演の、ソビエト連邦時代の核実験場に近い一軒家の物語であるが、終始し無言の無声映画だった。

事実に基づいたドラマとの事だが、ラストシーンは、広島のキノコ雲の何十倍もする核爆発。

少女も友人も家も、一瞬にして、瓦礫と化した。

無言の意味が判った。

長野の美術館、無言館と共通するものだった。

平和から戦争への潮の変わり目のフロートチャンバー。

この機能を、エネルギーや資本、領土、権力など、あらゆる分野に生かせば、この21世紀。

2度あることは、3度あるの諺を覆し、3度目の正直。

少しは、ましな世界になるかも知れない。

今朝の日の出、百島殿山からの眺望。


(写真提供:京泉盛勇氏)

高齢者座標。

2022年09月06日 | 萬伝。
前期高齢者になって思う事。

今までに立派な生き方をしていないので、「晩節を汚す」という言葉とは無縁です。

東京オリンピック、パラリンピック組織委元理事の贈収賄事件、まさしく晩節を汚しています。

彼等をみていると、逆に、三食、冷暖房、医療完備の刑務所に入りたいので罪を犯してしまう貧困高齢者ヘの同情を抱いてしまいます。

今朝、何気なく観ていた富山の放送局チューリップテレビが制作したドキュメンタリー映画「はりぼて」(2020年)。

「はりぼて」、笑えないコメディ、ドキュメントでした。

コロナ禍以前、富山市市会議員の政務活動費を不正取得した詐欺行為を、4年間にも渡って取材、辞任、起訴までに追い込んだ地方のメディアの取材力の底力と限界、見応えがありました。

出るわ、出るわ、不正取得した富山市市会議員の歴々、14人の市会議員がドミノ辞職、晩節を汚しました。

チューリップテレビが掲げていた「正々報道」を、全国各地の地方メディアにも貫いていて欲しいものです。

地方政治の何かが、変わるかもしれません。

されど、変わらない地方政治議会に関わる人間の狡猾さと滑稽な人間模様。

市会議員も2期目、3期目にもなると、初々しさもなくなり、個性もなくなります。

個性のある人と話すのは、初々しく楽しいです。

でも、こちらも一つの個性を持たなければ、会話が継続しません。

交わる視点の座標軸が無くなるからでしょう。

県会議員レベルならば兎も角、市会議員レベルだけの収入では生活維持出来ないと聞きます。

だからといって、政務活動費用の不正取得は罪です。

地方局チューリップテレビの限界を暗示していたのは、もっと大きな巨悪、例えば首長、県政、国政レベルまで届かなかった取材力だったのかな?



生まれた時、皆々が赤ちゃんなのに、早ければ思春期には未成年犯罪者になる人間。

順風満帆な人生だと映る優秀な人物が、何故か晩節を汚して泣く人間。

自分の立ち位置となる座標を失うのでしょう。

生まれた時の家庭、故郷、地域を座標起点に、毎年毎年と増え続ける人生の座標選択肢。

その積み重ねた膨大な選択肢を、自ら次々に選択した結果が、今の現実人生。

振り返れば、導かれるように選択したはずなのに、人生の目的座標ヘ到達しない現実。

自分の求めていたのと異なる座標軸、運命を選んだ?

否否、いやいや、「あの時」と言う代わりに、「この次は」と考えましょう。

多くを求める者が、貧しく晩節を汚すのです。

人生が豊かになるはずの道標、座標は、どこなのか?

自分だけの居心地のよい座標(例えば故郷、隠れ家、トレーニング、ドライブコース)を多く持てばよいのです。

COOL MOMOSHIMA❗

2022年09月03日 | 百会倶楽部(日本「百」歴史探訪)
個人的に今、気にかかるのは、2ヶ月半後のワールドカップサッカー。

スコットランドで頑張ってる旗手怜央選手が、日本代表に選ばれるかどうか?

日本ベスト8以上進出なるか? それには、旗手怜央選手が必要。

森保監督が名伯楽となるか、試されている。



NHK BS の「COOL JAPAN〜発掘!かっこいいニッポン〜日本人には気づかない日本文化の魅力を再発見!」という世界発信している番組、時々観ます。

これまた、百島ヘの取材ありとの事、メイン司会は愛媛県出身の鴻上さん、なかなか好いです。

イノシシの番組取材ではなくて、取材先は百島診療所だとの事。

テレビ各局が勢揃いの関東地方では、イノシシ被害関連で、ナント週に3回も、百島がテレビに登場していたとか❗

鎌倉に暮らす保ちゃんの所にも、あちこちから、今、百島がテレビに出ていると連絡が来るらしい。

百島を取材したテレビ番組、いろいろあるなぁ。

個人的に思い出すのは、30年ほど昔、あるテレビ番組で尾道に取材していた作家の志茂田景樹さん。

尾道の上流階級の奥様方とお茶会を楽しんだ後だったかな?偶然港で出会った野木丸、その野木丸に乗って百島まで行くのです。

野木丸に積んでいたプロパンガスを百島の桟橋ヘ積み降ろしを手伝った志茂田さん、時間の都合で、そのまま帰らなければならない志茂田さん。

一期一会の別れ際、何故か涙ぐんで百島を去った志茂田さんの姿が忘れられないロケ番組でした。

その後の志茂田さん、何故か名前通り、過激なファッションに身を包むようになりました。

百島ロケ、極楽遊園地に出演した藤村俊二さんが愛した百島。

テレビ局番組担当者の皆々様にお願いです。

「イノシシが海を渡って泳いで行きたいぐらい・・イノシシに愛される謎のハートランド、クールな百島」というぐらいのタイトルを付けて放送して欲しいなぁ❗

涙なしで、イノシシを駆逐出来ないのです。

さて、更にここ10年間、百島移住したキャプテンの波及効果もあり。

百島? 

「知っているよ」「聞いた事がある」という人間が、日本全国で増えているのは確かです。

次は、世界を目指しましょう。



ティチャー百島。

2022年09月02日 | 日本の百々巡り。
同級生の弟さんから、百島情報を頂戴致しました。

イノシン被害の全国放映ばかりでは、なさそうです。

NHKテレビ「鶴瓶の家族に乾杯❗」という番組にて、百島(尾道)が登場。

9月19日、全国放送予定です。

尚、NHKさんとしては、事前の番組内容、写真等のSNS投稿は、控えて欲しいとの事。

百島は、故郷という以上に、何かを教えてくれる先生のような島です。




ももあげ。

2022年09月01日 | 百伝。
今朝、目が覚めると体調は、やや快復。

一昨日のワクチン接種して帰宅、夜寝入って食欲無し、気怠さ、今朝起きるまで、ほぼ34時間程、ベッドの中で過ごしていました。

寝ている間、人手不足の職場から勤務変更依頼、いろんな夢が現れました。

前期高齢者になると、人生様々な場面、人との出会いを振り返る事が出来ます。

夢の中でも然別。

昔、昔の勤め先の風景、車を駐車場に置いて、職場までゆっくり歩いて行く姿・・たいてい、ゆっくり歩いていた人は、早死にしています。

今日からセプテンバー、9月の雨。

今日1日は防災の日、足早に逃げ足。

ハッと気がついた、この頃、車を駐車したあと、何故か、ゆっくりと歩くようになっていました。

まだ早死にしたくない、夢からの警告なのでしょう。

速足で動きましょう。

百のストレッチ。

腿(もも)上げのエクササイズ、大事です。