百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

夏休みのトモ

2014年08月28日 | 千伝。
今、通信制大学への課題提出文「夏休みのトモ」を書いています。

八月末・・もうすぐ、九月です。

子どもの頃、いつも、この時期は、泣き叫びたいぐらい悲しくて辛くて嫌な日々でした。

何で、こんなに宿題が残っているんだろうか?・・という悲嘆でした。

この現実問題は・・大人になっても全く変わりません。

「明日やろう。来月やろう」・・今、大学の単位取得のための提出課題が、どんどんと溜まっているのに気がつきました。

この歳になれば、「ゆっくり学んで、楽しむ」と思えば、いいのでしょうが・・そう、いいのです。

でも、商売同様に「気力」と「体力」と「資金力」が無くなれば、まったく異なった「焦燥感」が始まります。

それに加えて、借金生活にもなれば、人生の拘束力が働きます。

生きてゆくうえで、その一つでも「人間の資本力」が揺らぐと、すべて人生色褪せてゆきます。

テレビドラマで、入院患者がベッドに寝ているシーンがあります。

普通は、ベッドの両脇に2本のベッド柵があるのですが、ドラマでは、ベッド柵のないベッドに寝ています。

あれでは、床に転落しています。

ところが、あのベッドに4本(左右2本)のベッド柵をしていると「拘束」とみなされ、寝たきりの高齢者であっても「拘束」すなわち「虐待」とみなされます。

・・ベッドに繋ぎ止めるからでしょう。

そう、生きることに拘束されるのです。

ならば、高齢者の経管栄養(胃瘻、鼻注)も「虐待」なのではないか?・・と考え始めています。

それでも、恵まれた年金給付の高齢者の多くの家族は、一日でも長生きしてほしいと思うのも理解できます。

本人の意向は、無視です。

どこの家族も、生活苦はツライものです。

しかし、逆に、この頃は、生活の資金力もない高齢者、その家族も増えています。

だから、放置状態の高齢者も増加の一方です。

・・その反面、打ち出の小づちならぬ「大事な大事な高年金の高齢者様」の家族に、モンスター・クレーマーのような存在も増えています。

実に細かいことまで要求してきます。

爪が長く掻き毟って、擦り傷でも出来たら「さぁ、大変です」。

何を言われるか・・「ご自宅へ、お持ち帰りください」と言いたくなるような戦々恐々の医療・介護現場です。

もうひとつ、人手不足が、人材不足につながります。

たしかに、スピーディに仕事ができない、読み書きも発表も苦手、注意散漫・・とりわけ介護現場には多いような気もします。

でも、実際、認知症の高齢者が弄便したあと、その糞だらけの手指を口にくわえた高齢者の清拭をしている現場を見ていると・・かれらの介護従事者の給与は低すぎます。

その糞だらけの手指を口にする高齢者の年金の方が、介護従事者の給与よりも、かなり高額なのです。

ちょっと・・変でしょう?

若者の仕事離れというのも理解できます。

若者の未来への希望は、何だろう?

もう、40年近い昔、学生の頃は、「土方仕事は一日一万円」という時代でした。

肉体労働は賃金が高い・・というのが定説、前提にありました。

介護職も、せめて地方公務員と同等の賃金保障をしないと「介護難民」という社会問題が、そこまで来ているのです。

年収数千万円の政治家の方ならば、家族の高齢者の介護は、御自分ではしないでしょう。

政治、メディアも、そして大学教授も「地方優先」と言うのならば、自ら率先して地方へ移住すればよいのにと思います。

この視点で、今、課題提出の「夏休みのトモ」を書いています。

東京おもちゃ美術館

2014年08月28日 | 百伝。
福井県内で子どもたちに「読み聞かせ?」をされている年配の方との会話中でした。

今度、東京へ行くときは「東京おもちゃ美術館」が見学第一候補の予定だとのこと!

・・いいね!!

その方のお話しによれば、東京おもちゃ美術館の知名度とノウハウは、都内だけではなく地方にもかなり浸透・広まっているようで驚きました。

あらためて、東京おもちゃ美術館の月間イベントを検索すると・・これが凄い!!

ほぼ毎日・・何か面白そうです。

ぼくも、行ってみたくなりました。

東京・四谷の旧小学校校舎を利用して出来上がった「東京おもちゃ美術館」です。

東京おもちゃ美術館という名称が、とても大きな国際的なアート展のようにも映ります。

今年も10月に「東京おもちゃまつり」が開催されるとのこと。






(写真提供:東京おもちゃ美術館)

ヨコハマ・トリエンナーレ2014

2014年08月28日 | 百伝。
前回か、前々回、知人がこのアート展に関わっていたので思い出しました。
~~
3年に1度、横浜市で行われる大がかりな現代アートの国際展です。
コンセプトは、「忘却の海へと向かう冒険の旅」。
ヨコハマトリエンナーレ2014が、めざすのは芸術的冒険の可能性を信じるすべての人々。そして、大胆な世界認識を持ちたいと望むすべての人々と共に「芸術」という名の舟に乗り込み「忘却」という名の大海へと冒険の旅に出ることである。
~~

今回、横浜市都心部再生の起点のプログラムのひとつとして登場し「都市に棲むこと」を理念に活動を続け、今年で10年を迎えたBankART1929・BankART LifeⅣ「東アジアの夢」と称したものがあります。

その「国境の家」に、百島アートベースの柳幸典氏もアントファームの新作を公開しているとか・・ワンダフルです!

百島のアリ(蟻・アント)も働いているようです!!

関東在住の方は、是非ご覧になって頂きたいものです。

会場・お問い合わせは、ここ↓。
BankART1929 東アジアの夢 TEL:045-663-2812)
休場日 第1・3木曜日
開催時間:10:00-19:00
関内外地区の歴史的建造物及び店舗、空き地、空きビル他
内容:
活動の蓄積である作品コレクションや資料を公開。継続的に行っている「続・朝鮮通信使」は東アジアへと展開し、滞在制作や国際会議を開催します。また歴史的建造物等を活用し、アートと地域の連携を図ります。
参加費:1,000円/パスポート制(中学生以下無料)
ヨコハマトリエンナーレ2014連携セット券: 一般 2,400円(2,000)、大学・専門 1,800円(1,500)


(写真提供:BankART1929)

永平寺 大燈籠流し

2014年08月24日 | 千伝。
今夜、雨天の中・・九頭竜川沿いで、永平寺「大施食法要」と「大灯篭流し」が行われました。


(写真提供:永平寺町観光協会)

灯篭には、二種類あって「供養燈籠・・御先祖様の供養」と「願い燈籠・・自分の願い・叶えたい想い」があります。

曹洞宗の大施食法要に関しては長々しい説明は省きますが、要は御先祖様をはじめ万物諸々の精霊に日頃の報恩、感謝の心を捧げる大切なご供養です。

福井の夏の終わりを告げる行事として、心に残る日本夜景遺産の「歴史文化遺産」に認定されています。

さて、甲子園の夏も終わりに近づきました。

今年も又、まだ一度も優勝したことのない北信越ブロックと東北地方に優勝旗を持ち帰ることのない残念な結果に終わりました。

優勝できない地域的な理由は・・何だろうなぁ?

・・人口密度の少なさかなぁ?

・・雪国というハンディかなぁ?

ところで、子供の頃、日本の気候は温帯気候に属すると学んだけど、昨今の日本は、どう考えても亜熱帯気候に属しています。

この頃の日本に襲いかかる豪雨は、亜熱帯気候のスコールと同レベルか、それ以上のものです。

ただ天に祈るのみ・・合掌。

広島 土砂崩れに想う。

2014年08月20日 | 千伝。
はじめに、今回の土砂災害の被災者には、お見舞い申し上げます。

今日の未明の朝4時前頃かな?!・・NHKニュースで「広島市内の各地で土砂崩れ」という速報が入っていました。

まだ夜も明けぬ時間でしたが、広島市内に住む兄に電話をしてみました。

凄い雷雨があったけど「ここは大丈夫だ!」という返答に安心しました。

その後、甲子園の高校野球放映どころではありません・・NHK総合テレビは、丸一日中「広島 土砂災害関連」を報道していました。

ぼくは、そんなNHKに好感を持っています。

NHKは、地震・台風・事件等の災害報道を何よりも基本優先にするからこそ存在価値があるのです。

広島市安佐北区・安佐南区・・この界隈にある阿武山から武田山の山並みを思い出します。

昔、帰国して次の訪英まで、広島市に暮らす兄の店の店番をしながら居候したことがあります。

その間、己斐と平和公園の間を走ったり、太田川沿いにバイクに乗って、可部近くまでミニツーリングしたものでした。

・・当時の話を思い出します。

広島の成り立ちは、太田川下流のデルタ(砂州=しま)から始まりました。

その砂の源が、阿武山から武田山の山並みから土砂崩れで運ばれたのです。

街に暮らして、新築の家を建てるとなると、郊外の山の近くの住宅地に建てるしかないのです。

大きな川の近くにある山並は、流れる川と共に、滔々と古代から繋がっていると思った方がよいでしょう。

テレビに映し出された多くの被災に遭った新しい家々を観ていると、胸が押し潰されるような気持ちになりました。

どうか、強い気持ちを持って、再び、立ち上がってくださることを祈ります。

そして、亡くなられた方には、心からのご冥福を祈ります。

合掌。

百島町納涼祭

2014年08月19日 | 百伝。
中学生の時、遠足で行ったことのある広島県竹原市忠海の沖合に浮かぶ大久野島が、NHKで紹介されていました。

YouTubeの動画で、大久野島のウサギが紹介されて、現在約90万回再生・・それに伴い、海外から千人程度の観光客が訪問しているとか・・。

大久野島は、かつて地図から消された・・戦時中に毒ガス製造工場のあった島です。

40年ほど昔、ウサギを放したら大量繁殖したとのこと。

・・フランス映画で、田舎に引っ越してきてウサギを飼う心優しい家族が、地元の意地悪な住民に水源を隠されて悲劇な結末を迎えるストーリーを思い出しました。

父を亡くして、その地元民の意地悪さを知ったあの家族の娘の悲しい目が忘れられません。

そのシーンが、FINでした。

♪故郷
うさぎ 追ひし 彼の山
小鮒 釣りし 彼の川
夢は 今も 巡りて
忘れ難き ふるさと


さて、百島アートベースさんからの写真・記事をシェアさせていただきました。

・・転載:



週末に開催した「百島町納涼祭」「旧百島東映上映会」が無事に終了しました。
本当に大盛況でした。その様子はまた近日中にFBでお伝えします。

また、8月19日18:15~のTSS Super NEWSで、納涼祭の様子が放送されます。
是非皆さんご覧下さい。
http://www.tss-tv.co.jp/tssnews/

・・感謝。

北信越!

2014年08月18日 | 千伝。
今日、NHKの夜9時のニュースで大越アナも同じことを考えているんだぁ・・とテレビを観ていました。

新潟県出身の大越アナ・・朝からNHKの局内で「北信越の快挙!」を言い続けていたようです。

今年の「甲子園の夏」・・北信越ブロック代表の五校が全て初戦勝利したのです。

北信越の高校球史初の快挙なのです!

日本の中部地方以外の方は、「北信越ブロック」と言っても・・ピンと来ないと思います。

たとえば、広島県で勝ち抜くと中国ブロックへ、神奈川県で勝ち抜くと関東ブロックへと進出します。

ところが、中部地方では、北信越ブロックと東海ブロックに分かれるのです。

東海ブロックは、静岡県、愛知県、三重県、岐阜県の4県。

北信越は、北陸3県(福井・石川・富山)、信州(長野)、越後(新潟)の5県から成り立つのです。

今年の甲子園・・その代表5校が、現在まだ一校も敗れ去っていないのです。

しかも・・です。

福井県代表の敦賀気比 2勝。
石川県代表の星陵   2勝。
富山県代表の富山商業 2勝。
新潟県代表の日大文理 2勝。
長野県代表の佐久長聖 1勝。

もし、明日、長野県代表の佐久長聖高校が勝った場合、北信越代表5校全部2勝3回戦進出になります。

おそらく、もう二度と起こらない奇跡のような出来事だと・・北信越ブロックに暮らす人々は信じているのです。

明日の佐久長聖の関係者、いや長野県県民のプレシャーは、如何なものかと心を痛めています。

3回戦からは同じブロック内での潰し合いが始まりますが、今年夏の甲子園は、北信越の快挙なのです。

先日、敦賀の花火大会からの帰路、北陸高速道に入いると、「ひかり」というバス観光会社を表示していた岩手ナンバーの大型バスが何台も連なって東北地方に向かって帰っていました。

今思えば、東海大相模高校に競り勝った岩手県代表の「盛岡大付属」の応援バスだったのでしょう。

次の試合、福井県代表の敦賀気比は、その盛岡大付属との試合になりました。

近い将来、東北の快挙も見たいものですが、今回は、北信越の軌跡を優先したいです。

・・北信越の快挙は、続くのかなぁ?

命のビザ

2014年08月17日 | 千伝。
昨日の夜は、福井県敦賀の名勝「気比の松原」まで出かけて参りました。

雨天の中、「灯篭流しと大花火大会」の決行でした。



凍りつく中での、冬の花火を眺めたことはありますが・・



大雨の中の花火大会は、初めての体験でした。



それでも、びしょ濡れになりながら、満喫できました!



先日、福井県敦賀市へ「金融先物取引の父」と呼ばれている米国シカゴ在住(世界最大の金融先物取引所運営会社CMEグループ名誉会長)のレオ・メラメド氏が訪れました。

・・73年ぶりの涙の訪問。

彼は、第2次世界大戦中、元リトアニア領事代理の故杉原千畝氏が発給した「命のビザ」で敦賀港に上陸したユダヤ難民。
73年ぶりに“思い出の地”に立ったメラメドさんは「杉原氏の正義の行動は素晴らしく、日本人全員が誇りに思ってほしい。命を救われた6千人全員を代表しお礼を申し上げたい」と感謝の気持ちを表した。メラメドさんは1932年ポーランドに生まれ、41年2月に入国し、同4月に米国へ移住。学生時代から先物取引トレーダーの才覚を現し、36歳でシカゴマーカンタイル取引所の理事長に就任。米国金融先物市場の礎を築き「金融先物取引の父」と呼ばれている。
(福井新聞記事より抜粋)



・・かつて、大陸への玄関口だった日本の敦賀港。



・・戦前、大陸からはポーランド孤児、ユダヤ難民の多くが、自由へと繋ぐ「命のビザ」と共に、この地に上陸しました。



・・そして、この地から自由の国へ。



・・「人道の港町」と呼ばれる敦賀。



・・その一方で、高速増殖炉「もんじゅ」に揺れる港町でもあります。



・・意地でも実行した昨夜の花火大会。



・・先月、舞鶴若狭道も全面開通祝いと毎年八月十六日の送り火(灯篭流し)。



・・県外、海外からの姉妹友好都市の関係者も来られています。



・・中止でなくて、正解でした。



ところで、高速増殖炉って分かりますか?

ほんの少し前までは、核燃料サイクル計画としての「夢のエネルギー」とか呼ばれていました。

通常の軽水炉原発よりも「高速」の中性子をつかって核分裂反応を起こして、燃料のプルトニウムを「増殖」させて、原発から出る使用済み核燃料、つまり「核のゴミ」を新しい核燃料にリサイクルしようという夢のようなエネルギー計画なのです。



ところが、トラブル続きで、全くうまくいっていないのが、高速増殖炉「もんじゅ」なのです。

この夢のようなエネルギー計画は、米国も英国も独国も、匙を投げている状態なのです。

先進国で、敢えて「夢のようなエネルギー計画」を諦めていないのが、仏の国のフランス、そして、日本なのです。

文殊菩薩から名付けられた高速増殖炉「もんじゅ」・・そう簡単に廃炉にも出来ない事情もあります。

お金を使うのは人間だけ、お金を作るのも人間だけなのです。

核燃料サイクル計画を諦めるということは、現在の原発から出る使用済み燃料(核のゴミ)を処理する能力を未だに持ち合わせていないのが人類の現代科学だということを、お金を使う人間も、お金を作る人間も気がついたのです。

もんじゅの施設が老朽化・・これまでの莫大な出費、そして、これからの維持管理・開発等の出費も膨大な予算を要するのです。

現在の原発稼働問題のあとにくるのが、高速増殖炉「もんじゅ」の責任所在問題なのです。

金融での先物取引の問題においては、人間同士で「お金」を動かせます。

が、核レベルの問題となると「命」が取引となります。

さて、核家族化となった戦後の日本。

昨夜の敦賀の雨の中の花火鑑賞・・楽しかったなぁ!!



帰り道、深夜の北陸高速道路は舞鶴若狭道と繋がったせいか、東北方面のナンバーの車が、以前よりもずっと多く走っていました。

お正月、ゴールデンウィーク、お盆の帰省・・そういった民族大移動が、戦後日本の経済的発展、大躍進の源となったのかもしれません。

社会の仕組みとして、人が移動すれば、お金を使うように日本の経済に貢献しているのです。

世の中の景気をよくするは、人が動いて、皆で、飲んだり食べたり、お土産を頂いたり・・感謝です。



気比の松原で考えた・・見聞査証。

「命のビザ」でした。

送り火

2014年08月16日 | 百伝。
今日16日はお盆を締めくくる京都五山の送り火。

その京都からも貸切観光バスで、今夕には、敦賀・気比の松原の海岸に大勢の人がやってきます。

あっという間に終わる京都・大文字焼きよりも、気比の松原での灯篭流しと大花火大会の方がいいということです。

ぼくも、これからあとで、敦賀に向かいます。

でも、この天候・・雨天中止になるのかなぁ?

今日、百島でも「送り火」です。

泊の墓地で夕暮れ・・お墓場の端っこで松葉を焼くのです。

子供の頃、それがとても幻想的でした。

迎え火から始まり、お盆を締めくくる送り火も・・「来年、また、いらっしゃい」と。

ご先祖様に笑顔で感謝と合掌。

種蒔くこと。

2014年08月16日 | 千伝。
先日、静かな田舎道を走っていると、前を・・こんなトラックが走っていました。



福井県の観光キャンペーンとして、トラック業者に頼んだのでしょう。

もっと賑やかな国道か、高速道路を走らないとね・・観光の種を蒔かないとね?!

昨日は、終戦記念日。

戦争を考えることは、「平和の種を蒔くこと」だと誰かが言っていました。

お盆の一昨日と昨日は、人手不足。

現代版の姥捨て山で、朝早くから晩遅くまで身を粉にして働き通しでした。

昨日の万歩計は、約2万歩近くを示していました。

毎日、これぐらい働いて動けば・・、

・・何か種を蒔いて、花のある大きな山でも作れるような気がします。



それと、スリムになること間違い無しです。

正月、お盆の時期、お年寄りの中には外泊でも1時間でも「帰る場所」があるのに、置き去りにされているような感があります。

それにしても、家族の受け入れ条件が整わないために、自宅に帰れないことを嘆き悲しみ最期を迎える高齢者社会。

高齢者の生活困難者が増大している社会であります。

小地域での24時間365日「いつでも、だれでも、いつまでも」受け入れられるかどうか・・各地域、個々の住民が試されている時代です。

種を蒔く人でありたいものです。

お盆「帰る場所」

2014年08月14日 | 百伝。
今日は、お盆。

百島も大勢の帰省客で賑わっているようです。

10年前のお盆の時季、富士山登ったあと、そのまま百島へ帰省したのを思い出しています。

父もまだ元気でした。

ぼくの体重も、たぶん今より10キロぐらい軽く80キロ程度だったのでしょう。

20年前の体重は、約70キロ。

30年前の体重は、約60キロ。

・・怖ろしくなります。

10年前、富士山登山口で撮った写真です。



ところで、10年前の夏の甲子園の優勝校は、どこの高校だったのか憶えていますか?

津軽海峡を越えて、はじめて北海道に優勝旗を持ち帰った駒大苫小牧高校です。

因みに準優勝校は、現広島カープに所属する福井投手を擁した愛媛県代表の済美高校でした。

どっちを応援するのか迷ったのも憶えています。

さて、今日の甲子園の第四試合の広陵高校Vs三重高校・・とても、いい試合でした。

でも、広島県代表、残念でした!

延長11回裏、二死満塁のピンチ。

広陵の吉川投手の四球押し出しサヨナラ負け・・でも、負けて勝ったような試合でした。

ナイス・ゲームです!!

剣道の試合で、相手から一本を取って、ガッツポーズをした剣士が失格した出来事を思い出しました。

人に勝って、ガッツポーズとは、敗者への礼儀知らずとなるのでしょう。

剣道関係者は、オリンピック種目にしようと考えてもいないはずです。

広陵の吉川投手・・いいね!

堂々として、これからの人生が楽しみです。

それを引き立ててくれたのが、相手の三重高校の打者。

四球(フォアボール)押し出しになった途端、「勝利の喜び」を歓喜いっぱいのガッツポーズ。

一瞬、球場全体、テレビ画面の前で・・ゴメンね!!

・・ちょっと引いてしまいました。(笑)

打って勝てば、勝者の歓喜として拍手でしたが、敗者の美学というものを際立たせた裏方のヒーローです。

選球眼がいいという人生を歩むのかなぁ・・これからの人生。

「スポーツ精神に則り正々堂々と戦います」

どうも、相手のミスにつけこんでの勝負ではなく、真向勝負だから「感動」と「涙」が噴き上がるのでしょう。

誇れる人生って、何でしょうね?

今日は、お盆でした。

・・お墓掃除をしました。

帰り道・・途中「西光寺」に立ち寄って、柴田勝家公、お市の方のお墓参りも済ませました。



新田義貞も然り、帰る場所も無い歴史上の敗者だけど・・福井の誇りとなっています。

ふるさとは、誇りともなり、

ふるさとは、懐かしくもあり、

ふるさとは、面倒ともなり、

ふるさとは、会えてよかった場所。

「帰る場所」は、ありますか?

百島ハイキング

2014年08月13日 | 百伝。
ハイキングとバイキングは、似ています。

ピーチとピースも似ています。

軍殿山と殿山も似ている。

今日は、百島ネットワークからの記事と写真付き百島「軍殿山」登山道の紹介です。

通称、石山と呼ばれる登山道の紹介です。

・・下記抜粋:
百島在住・百島出身者の中にも軍殿山には登ったことが無い方が多いようです。
十文字山は登山道が整備され、百島で一番高い山なので登ったことのある方は沢山いると思います。
昔は軍殿山にも登山道らしきルートがいくつかあったようですが、現在では獣道のようなルートが1本あるだけでした。
今月初め「まるごとももしま」とういう、しまのわのイベントのため、沢山の方の協力の下、
軍殿山の登山道が整備されました。
今日は、そのイベントのために設置した立ち入り禁止場所(危険箇所)のテープの撤去のために登って来ました。

道に迷わないために付けた目印(オレンジのリボン)はそのまま残してあります。
初めての方はこのリボンを目印に!

山の中程からは松の木が多いのですが、多くが立ち枯れてしまっています。
先日の台風の風で沢山の木が倒れてしまっていました。

倒れた木のし下をくぐったり乗り越えたりしながら登るのも楽しいかもしれません。

山頂には石の頂があり、背の高い人なら360度見渡すことが出来そうです。
晴れた日には四国の山脈も観ることが出来ます。

(写真・記事:百島ネットワーク提供)

百島北端の「女男岩」の軍殿山から、十文字山経由・・南端の殿山の「だんご岩」まで巡礼すれば、子宝の恵み・・安産祈願、恋愛成就への祈りのハイキング道でした。

さらには、人間事の戦(いくさ)やら対人関係の諍いから、平和や心の安静を求める道でした。

百島の先人は賢く、そのために!!・・意図的に京ことばの「女男」やら「赤ちゃん=だんご」または、「軍殿山」やら「途の=殿山」と地名を名付けているような気がします。

ところで、十文字山から泊地区の殿山ルートは、現在、ジャングル状態です。

お盆の時季・・福田、本村、泊の各地区の墓地の位置を確認すれば分かるのですが・・この百島ハイキング(女男岩・軍殿山~殿山・だんご岩)道から見える場所にあります。

まだ未踏地の百島・本村地区の茶臼山へハイキングに行ってみたくなりました。

八月の記憶

2014年08月12日 | 千伝。
29年前の今日・・日航機JAL123便の墜落事故。

あの日の浜松町の風景、深夜にヘリコプターが飛ぶ音。

・・鮮明に記憶が残っています。

そして、ロビン・ウィリアムスが亡くなったというニュース。

映画「グッドモーニング・ベトナム」を観て以来、ファンの一人でした。

心からご冥福を祈ります。

合掌。

百島セレブ

2014年08月09日 | 百伝。
・・面白い動画を観ていました。

ランボルギーニの車に乗った男が、運転席から言葉を発せず、通行人の女性をジェスチャーでナンパしているのです。

すると、ほとんどの女性が吸い込まれるように助手席に座ってしまいます。

そのまま・・どこかへ。

もうひとつ、フェラーリーの車に乗った女が、停車していると・・男連中が寄って来て、ずっと話しかけてくるのです。

どう見ても、運転するドライバーのルックスよりも、その車のルックスやブランドに・・人間は弱いようです。

フェラーリー・クラスの車が、日々、5台ほど百島を走っていれば、百島は、セレブの島と呼ばれるかもしれません。

もう随分昔、百島にフェリーが運航し始めると、本土まで、車で行き来きができるようになりました。

そうなると、車でも、帰省することができるようになりました。

大きな外車に乗って帰省されていた方もいました。

あの当時、競うようにして「いい車」に乗って帰ってくるのがブームでした。

・・帰省客も多かったなぁ。

あの人たち、あの車・・どこへ消えたのやら?!

百島のセレブな帰省風景でした。