ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

あれから11年

2006年01月17日 11時54分33秒 | 日常
 阪神大震災から今日で11年が経ちました。あの地震は、多摩に住んでいた私も感じました。団地の寝室兼リビング(夜は布団敷いて寝てましたから)で揺れを感じ、慌ててテレビをつけて震災を知ったのです。
 6千人以上が犠牲になったあの震災、亡くなった人のことを思うと、涙が出て止まりません。瓦礫の下で動けないまま、家族を避難所に行かせて火事で亡くなった人が多かったと聞きます。そのときの思いを想像すると本当にたまりません。
 私たちはあれから、災害に備えて来たでしょうか。去年私はやっと避難袋を作っただけ。懐中電灯も、いざとなったら手にとることができるでしょうか。まず、本棚が倒れてきて私は動けなくなるでしょう・・・。運・不運ではなく、備えが必要なんです。もっと、いろいろ工夫しないと・・・。
 教訓は生かさないと意味がないです。首都圏であの地震があったら、どんなことになるのか、想像を越えたことが起こるはず。下町から西へ西へと移動してきたけれど、だから安全になったわけではありません。
 死と向き合う、これも大変なこと。亡くなった人の思いを忘れず、つなげていくことが残された人たちの使命なんだと思います。忘れないこと。この日を永遠に忘れないこと。
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ictのワインセミナー

2006年01月17日 00時33分23秒 | 食に関して

 以前、ict食文化セミナーリオの郷土料理の講習会を受講していました。長本和子先生のイタリア郷土料理の面白いお話と試食の会で、表参道のイタリアレストラン「ビリキーノ」に毎回15人ほどが集まっていました。1回分が5千円、3回が割引になって1万2千円というチケット制で、何度か続けて受講していましたが、チケット2枚残して、そのセミナーリオがしばらく休講になってしまったのです。どうしたのかなーと気になっていたところ、ictが白金台でレストランをオープンし、その同じ場所で文化事業を再開したのです。で、かなり授業料も高くなったのですが、残ったチケットを使えるということで、他の講座に振り替えて申し込みました。でも、人が集まらないと開講しないそうなので、もしかして同じように興味を持った人たちが集まって授業が出来たらと思い、宣伝をかねて紹介したいと思います。
 私がこの団体を知ったのは、イタリアのパンの講義があったからでした。たまたま、ネットでこのサイトを見つけてぜひ参加したいと申し込んだのです。そのときは食材コースでした。それから、食材よりもイタリアの郷土料理に興味を持ち、2年くらい隔月の研修会に通っていました。長本先生はよくイタリアにでかけられて、変った食材や料理について本当に興味深く講義します。その造詣の深さにはいつも驚かされました。この団体では「お食事会」もあり、毎月、素敵なイタリアンで料理とワインを堪能しているようです。専業主婦の私は、なかなか夜の外出は難しく、そちらには一度も参加していないのが残念。で、今回、振り替えるに当たって、食文化セミナーリオではなく、地方ワインのコースにしたのは、イタリアのワインについてちょっと勉強してみたいと思ったからです。イタリアは葡萄の種類も多く、安くて美味しいワインがたくさんあるのです。出来れば、もっと体系的にイタリアワインを学びたい。それで、ぜひこの講座を実行していただきたく、仲間を募りました。イタリアの地方ワインを勉強できる機会は、なかなかあるものではありません。ものすごく面白いと思うのです。このチャンスを、どうかお見逃しなく!一緒にイタリアワインを堪能しましょう!こちらをご覧下さい。ワインの欄の一番上のが、私が受講したいコースです。
 場所はictがプロデュースするイタリアン、リストランテ・カシーナ・カナミッラの3階だそうです。私も今回、初めて行く場所です。ちなみに、近くには松岡美術館がありました。実は、こちらに移る前の松岡美術館、確かビルの中にあったのですが、大学卒業前に就職先として面接に行ったのでした。悩んだ末、ひっそりとした展示フロアのエジプトのミイラの棺のとなりに一人でずっと座っている恐怖に耐えられそうもないと、お断りしたのでした。思えばもったいなかったですね・・・。もし、ワインセミナーに行かれるのなら、その前にぜひ、懐かしい松岡美術館にも行ってみたい、そんな気がしました。日時は、2月1日、3月1日の午後3時からです。ぜひ、ご一緒にいかが?

コメント (1)
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