6千人以上が犠牲になったあの震災、亡くなった人のことを思うと、涙が出て止まりません。瓦礫の下で動けないまま、家族を避難所に行かせて火事で亡くなった人が多かったと聞きます。そのときの思いを想像すると本当にたまりません。
私たちはあれから、災害に備えて来たでしょうか。去年私はやっと避難袋を作っただけ。懐中電灯も、いざとなったら手にとることができるでしょうか。まず、本棚が倒れてきて私は動けなくなるでしょう・・・。運・不運ではなく、備えが必要なんです。もっと、いろいろ工夫しないと・・・。
教訓は生かさないと意味がないです。首都圏であの地震があったら、どんなことになるのか、想像を越えたことが起こるはず。下町から西へ西へと移動してきたけれど、だから安全になったわけではありません。
死と向き合う、これも大変なこと。亡くなった人の思いを忘れず、つなげていくことが残された人たちの使命なんだと思います。忘れないこと。この日を永遠に忘れないこと。