ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

やっぱり、の証人喚問

2006年01月18日 09時57分26秒 | 社会
 昨日、ヒューザーの小嶋社長の証人喚問を見ました。あれだけ前回に吠えていた人とは思えないほどの豹変振り。ほとんど何も証言しなかったといっていいでしょう。後ろに控えた補佐人の弁護士に相談してばかり。何のために着たのか、ばかばかしいったらありゃしない。ヒューザーのマンションを買った住民は、本当に気の毒です。あの人、誠実さのかけらもないですよ。
 人の顔にはその人の生き方が出ているものです。美醜だけが基準じゃなく、品性や信条、つまり、誠実に見えないとか、信用できないとかそういう人は、顔にも出ています。多分、後ろめたい人は嘘を言う瞬間、顔に出るのかもしれないし・・・。
 若い人にそういういい顔がなくなったのは、誠実に生きようという人が少なくなったのかもしれない。悲しいことです。
 ホームレスになってでも私財を投じて補償してみろってんだ!・・・と、私は思うのですが、小嶋社長、一度、どん底からやり直してください。姉歯さんと同じスタート地点でね。後ろめたいから、証言できないんでしょ。でも、スッキリさせたほうが、気持ちが楽になりますよ。すべてを闇に葬るのは、やめていただきたいです。一人、自殺者も出ているのですから(ミステリ好きとしては、自殺の線も疑ってしまいそう)。
 とかく、日本人は人に責任を押し付けたがる。日本の歴史は、実は、責任逃れの歴史と言い換えることが出来るのかもしれません。史学科出身として、そう思えるかも・・。トカゲの尻尾切り国家ってことですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする