今日は、オーケストラ・リベラ・クラシカの定期演奏会でした。夫を家に残し、一人、浜離宮朝日ホールへとおとといと同じように出かけました。今日はマチネです。
なんといっても楽しみは、久し振りに聴く有田正広さんのフルートです。なんたって、かつては日本のピリオド楽器のオーケストラをはじめて主宰した人ですもの。そのまえからオトテールアンサンブルなどでも生演奏を聴いていました。日本の古楽器界の巨匠です。バブルがはじけて、彼の「東京バッハ・モーツァルト・オーケストラ」のスポンサーが手を引いたのか、活動休止になってしまい、本当に残念。企業はちょっと不景気になるとすぐそういうことをしなくなるんだもの、悔しいですよね。以来、たまに室内楽やソロ活動でお目にかかる程度で、寂しかったのですが、今回、かつての教え子たちに囲まれてのモーツァルトのフルート協奏曲、堪能させていただきました。年を取ってしまいましたが(これはしかたのないことですが)往年の音色は健在で、わくわくしました。プログラムノートに書いてありましたが、あの10数年前の栃木市の「蔵の街音楽祭」の東京バッハモーツァルトオーケストラを指揮した有田さん、わたしも聴きに行ったのでした。あのころは、市川信一郎さんが企画に加わり、それはもう大規模な音楽祭だったのです。なつかしいですね。まだ黒二毛ごまこが我が家に来る前だったので、夫と1泊して聴いていましたっけ。
会場で新しいCDを買い、早速有田さんにサインをしてもらいました。残念、握手もしてもらえばよかった・・・。
モーツァルトやハイドンのシンフォニーではティンパニが入ってなかなかよかったです。とても素敵な外国のおじさまで、遠目にはマルチェロ・マストロヤンニみたいでした。実はこのオケ、管楽器など、外国人が入っているんです。オーボエはさすが貴公子みたいに金髪のハンサム青年で、見ているだけでもうっとり?!ホルンはイタリア人でちょっと濃い目ですが、今日はそのうちの一人が風邪でもひいたのでしょうか、体調悪いらしく、予定ではハイドンのシンフォニーの後、続けてモーツァルトのフルート協奏曲のはずが、ちっともはじまらなくて、指揮の鈴木秀美さんがホルン奏者が具合悪く、ここで休憩を入れますということで、大丈夫かしらと心配でした。でも、休憩後は、演奏も再開し、何とか最後まで持ちこたえたようでした。本当に、風邪が流行っているから、大変ですね。外国人奏者でほかに、ファゴットは18世紀オーケストラにいたダニー・ボンドが演奏しているんです。錚々たるメンバーですね。おとといに続き、楽しいコンサートでした。
今日は昼間のコンサートだったので時間があるから、演奏後の宴会にちょっと出てみました。ロビーのテーブルにワインとちょっとしたつまみがのっていて、奥のテーブルに一人、ちゃっかりと白ワインと赤ワイン、両方試飲させてもらいました。白は、大好きなイタリアのグランデュカートのオリヴィエート・クラシコです。なかなかいいワインを揃えていて、感心です。次年度は土曜日昼間のコンサートが多いから、一人でも宴会に参加しようかしら。でも、日本人って、すぐに身内だけで固まるから、一人参加者はちょっと寂しいものがありますね。
なんといっても楽しみは、久し振りに聴く有田正広さんのフルートです。なんたって、かつては日本のピリオド楽器のオーケストラをはじめて主宰した人ですもの。そのまえからオトテールアンサンブルなどでも生演奏を聴いていました。日本の古楽器界の巨匠です。バブルがはじけて、彼の「東京バッハ・モーツァルト・オーケストラ」のスポンサーが手を引いたのか、活動休止になってしまい、本当に残念。企業はちょっと不景気になるとすぐそういうことをしなくなるんだもの、悔しいですよね。以来、たまに室内楽やソロ活動でお目にかかる程度で、寂しかったのですが、今回、かつての教え子たちに囲まれてのモーツァルトのフルート協奏曲、堪能させていただきました。年を取ってしまいましたが(これはしかたのないことですが)往年の音色は健在で、わくわくしました。プログラムノートに書いてありましたが、あの10数年前の栃木市の「蔵の街音楽祭」の東京バッハモーツァルトオーケストラを指揮した有田さん、わたしも聴きに行ったのでした。あのころは、市川信一郎さんが企画に加わり、それはもう大規模な音楽祭だったのです。なつかしいですね。まだ黒二毛ごまこが我が家に来る前だったので、夫と1泊して聴いていましたっけ。
会場で新しいCDを買い、早速有田さんにサインをしてもらいました。残念、握手もしてもらえばよかった・・・。
モーツァルトやハイドンのシンフォニーではティンパニが入ってなかなかよかったです。とても素敵な外国のおじさまで、遠目にはマルチェロ・マストロヤンニみたいでした。実はこのオケ、管楽器など、外国人が入っているんです。オーボエはさすが貴公子みたいに金髪のハンサム青年で、見ているだけでもうっとり?!ホルンはイタリア人でちょっと濃い目ですが、今日はそのうちの一人が風邪でもひいたのでしょうか、体調悪いらしく、予定ではハイドンのシンフォニーの後、続けてモーツァルトのフルート協奏曲のはずが、ちっともはじまらなくて、指揮の鈴木秀美さんがホルン奏者が具合悪く、ここで休憩を入れますということで、大丈夫かしらと心配でした。でも、休憩後は、演奏も再開し、何とか最後まで持ちこたえたようでした。本当に、風邪が流行っているから、大変ですね。外国人奏者でほかに、ファゴットは18世紀オーケストラにいたダニー・ボンドが演奏しているんです。錚々たるメンバーですね。おとといに続き、楽しいコンサートでした。
今日は昼間のコンサートだったので時間があるから、演奏後の宴会にちょっと出てみました。ロビーのテーブルにワインとちょっとしたつまみがのっていて、奥のテーブルに一人、ちゃっかりと白ワインと赤ワイン、両方試飲させてもらいました。白は、大好きなイタリアのグランデュカートのオリヴィエート・クラシコです。なかなかいいワインを揃えていて、感心です。次年度は土曜日昼間のコンサートが多いから、一人でも宴会に参加しようかしら。でも、日本人って、すぐに身内だけで固まるから、一人参加者はちょっと寂しいものがありますね。