いまどき、暖房がないそうです。寒い日は室温が5度程度とか。拘置所というのは、刑が確定する前の滞在場所ですから、冤罪もあるわけです。私も入る可能性があるといったらいいのでしょうか、いまのご時世、どんなことが起こるかわからないのですから。その、誰もが入る可能性がある施設が、暖房がない3畳の、平衡感覚もなくしてしまいそうな空間だそうです。
もしかりに、風邪をこじらせて肺炎を起こし、運悪く病死してしまったら、誰が補償してくれるのでしょうか。それも、冤罪とあとでわかったら・・・。
こういう状況が、あっていいのでしょうか。わたしは決してホリエモンに同情しているのではありませんが、容疑者が滞在する施設がそれでは余りに非人道的だと思うのです。暖房は必須でしょう。こういうことに税金を使ってもいいのではないでしょうか。
もし、明日、電車のなかで、痴漢をしていないのに冤罪をかぶせられ、拘置所に入れられたとしたら、男性だって、こんなところにずっといたくないでしょう。
でも、物が全くない空間って、整理が下手な散らかしやにとっては、羨望の空間ですね。ゴミ屋敷の持ち主を、こういう「拘置所」にしばらく滞在させるという方法も、立派な更正施設の活用法だと思いますが・・・・。暖房、つけてくださいな。