ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

自衛隊のイラク派遣

2006年02月02日 11時34分48秒 | 芸術
 いまさらの話題ですが、昨日見た映画のプログラムにかかれてあったことが気になって・・・。 バグダッドでも戦争で破壊されて、映画館が一つもないそうです。現地で望まれているのはこういった文化施設や文化活動。そういえば、戦争前のバグダッド交響楽団が、楽器や備品がなくて困っているということで世界中から支援物資が届いて喜んでいたニュースをずっと昔にNHKで見ました。その後、彼らは音楽活動を再開できたのでしょうか。 
 「亀も空を飛ぶ」のバフマン・ゴバディ監督のインタビューの中で、クルディスタン自治区にいる韓国軍は、「兵士たちは歩きながら、ものを直していく、歩きながら学校を作っていく、一ヶ所に留まらず、文化的なことも考えて文化祭などもしてくれます。それでクルド人の中では韓国人はとても親しい人たちになりました。残念ながらそういう動きは、イラクにいる日本の自衛隊には見られません」とありました。そして、さらに、日本イラク医療支援ネットワーク代表の鎌田實さんは「戦争で傷つく子どもたち」というタイトルの文章の中で「400億の税金を使って、自衛隊がわずかな水を配っている。本物の人道支援を代に示したいと思った」と書いています。そう、かなりの危険を冒して医療品を運んでいるんです、どうしてそれを自衛隊が援護しないのでしょう。何のために私たちの税金を使っていっているんだか、もっと現地の人たちが望むことをきちんとしてほしいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする