ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

世界遺産・イタリア大縦断に釘付け!

2006年02月05日 17時41分44秒 | スローライフ(手作り)
 今日、テレビ欄を見たら、BS2で、去年夏に放送していたイタリア特集を再放送するというので、午後1時からずっと見ていました。本放送も見たんですが、見逃していた部分もあるので・・・。それに、大好きなトスカーナ州は絶対にまた見たいしということで、慌ててグランデュカートの2001キャンティクラシコの栓を抜き、オリーブオイルにつけたパンを酒の肴にちょっと飲み始めました。夫は今日はありがたいことに、休日出勤・・。ご満悦です。最後は北のトリノの方で終わるのですが、なんといっても、シエナやサン・ジミニャーノは行ったことがあるので、感激でした。私が行ったのも6月、7月の気候に近いことで、同じようが気がして。ヨーロッパが好きなのは、あの空気の匂い、風の匂いなんです。シエナの街角を見て、懐かしいにおいを感じることができました。
 サン・ジミニャーノには、街のサイトがあります。もちろん、シエナもあるのですが、サン・ジミニャーノのほうが、イタリア語がわからなくても楽しめるので、お薦めです。馬に乗った素敵な騎士の間のサン・ジミニャーノの入口をクリックするとページが変り、町のいろんな紹介になります。左側のボタン、小さいのが並んでいる4つ目の「Dove mangiare」というのがレストラン紹介です。それをクリックして左側4つ目の「TRATTORIA CHIRIBIRI」というのが、旅行の世話をしてくれた大矢晶雄さんがお薦めのレストランで、ものすごくおいしかったのです。またいつか、行ってみたいですね。さて、大矢さんはいまも奥さんとシエナに住んで活動しています。彼のサイトはこちらです。なつかしいレラ先生の料理教室の様子も紹介されていますが、随分と昔になる私たちが参加した写真もまだ載っているのです・・・。本当に、イタリアは面白い!そして、おいしい!
 イタリア人は、何より、自分たちの国を誇りにしています。残念ながら、日本はなかなかそうはならないけれど、お酒や食べ物が好きなのは、おんなじなのに、なぜでしょうか。伝統に対する考えとか、街に対する愛情とか、その辺が違うのでしょうか。本当に古い家にずっと住んでいることがすごいけれど、それが彼らにとっては当たり前なんですよね。そのあたりの違いが、大きく影響しているのではと思いました。日本は、開発こそすべてみたいなところがあるのが、いろんな弊害を生んでいるのかも・・・。やっぱり、イタリアはいいなーーーー!!!
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国体って?

2006年02月05日 08時04分04秒 | 社会

 先日、ニュースで、民主党議員が皇室典範の改正案についてのコメントで「国体」云々というのがあり、驚愕しました。いまさら、「国体」なんて言葉を使うのが、ものすごく信じられなかったのです。まさに前世紀の遺物!
 学生時代は何かの講義で先生が、「国体って、国民体育大会のことじゃあないんだよ」と耳に蛸でしたから、本来の意味を忘れてそればかりが記憶に残っていました。私には、戦前の、天皇制国家の、国民が「天皇陛下万歳」と叫んで死んでいく姿にしかイメージできません。だから、戦後の民主主義で「国体」という言葉を使う無神経さに呆れてしまいました。
 天皇制を象徴として残すことを決めたのは、果たして本当によかったのか、ここでもう一度考えてみてはどうでしょうか。女帝云々よりも、もっと根本的に考えるべきでは・・。いまも昔も、天皇制は形だけかもしれない、彼らは人形のようなのかもしれない、これからも。だとしたら、本当に必要なものなのでしょうか。雅子皇太子妃は、皇室がなくなればご病気も治るような気がします。皇太子も、その立場を捨ててでも彼女を守るべきでは。個人としての責任、選挙権、戸籍、自動車免許取得、そういう権利を得て、皇室を解散すればいいのでは、と私は思います。右翼に嫌われるでしょうね、きっと。でも、このまま、「国体」なんて持ち出す国になることのほうが、私にはとっても恐ろしいのですが・・・。みなさんも、国体の意味について、考えてみてください。スポーツの意味のほうが、よっぽど健全なんだけどね。

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