ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

季節はずれのパネトーネ

2006年03月04日 13時58分51秒 | 食に関して
 私は島津睦子先生のパン教室に通っていた頃、師範科の授業でドイツサワー種を作ってから(といっても授業では、一度種をだめにして再度作り直して、それからずっと)大事に冷蔵庫において育てています。一種の天然酵母です。だから、我が家の冷蔵庫には、そのドイツサワー種の包みが二つ、一番上の棚の奥に鎮座しています。これがあると、冷蔵庫にはヨーグルトと納豆を入れてはいけないのです(ヨーグルトも納豆も強力な菌なので、サワー種に悪さをしてしまうのです)。そして2週間に一度、種継をするので、そのときにサワー種を使うパンを作ったりします。まず、コルプを使ったドイツパンには、ローストした胡桃と乾燥イチジクを湯で戻してラム酒につけたものを入れます。何も入れなくてもシンプルでおいしいし、どちらもチーズによく合います。見かけもいいので、よく人にプレゼントするときに作ります。そして、この種を白い粉で戻すと、スイスサワー種になるのですが、それで作るのはカンパーニュとパネトーネ。パネトーネは中だねをつかう(あらかじめ先にこねた生地を用意して、あとから追加して本こねを行うもので、よくヨーロッパに見られる方法)ので、ちょっと面倒です。でも、去年のクリスマスには例年ほどパネトーネを作らなかったので、ちょっと作ってみようと、はじめました。明日、カルテットのファーストの女性の生徒さんたちと発表会の練習があるので、持って行こうと思って。演奏に自信ないから、ついつい、そういうほうに力が入ってしまいます。
 なんでも、大人の初心者さんたちと子供たちもいて、一緒にヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲やハイドンのおもちゃのシンフォニーを合奏するのです。そう、おもちゃのシンフォニーは、ヴィオラの出番はないのですが、今回、チェロのパートを弾くようにと。昔は、ヴィオラはおもちゃを演奏したんですが・・。水笛とか、いろいろ。
 さて、思うように、パネトーネができるといいのですが、どうなるいことやら。
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