ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

猫の腎臓

2006年03月22日 09時10分55秒 | 日常
 昨日、昼のコンサートの帰り、あれだけ頼んでいた5時頃の猫の餌やりを夫がやっていなかったのに激怒し、6時前にそれをすませてごまこの様子を見ていました。なかなか夜ご飯を食べないのが気がかりでしたが、やっと食べてトイレもすませ、さあいよいよ!と、酔って寝て起きた夫がついていこうというのを制止して(酒臭い男を動物病院には同行できませんよ)ひとり、夜の町をごまこをキャリアーにいれて出かけました。7時過ぎ、診察室に入ったときは彼女はなかなか籠から出で来なくて、嫌だったのでしょうね。体重は前の時と変らず、ほっとしました。検査をしたあと、手術可能かどうか決めるそうで、何かあったら連絡があるとのこと、泣きそうになるのをこらえてとぼとぼ帰宅しました。
 夜、先生から電話があり、やはり腎臓の結果が思わしくなく、抜歯手術後、腎臓の治療が必要になるかもしれないことと、今回手術を見送るかどうか(今後の生活のことをどう考えるか)、点滴後、翌日午前中の検査結果で最終的に決めて連絡するということになりました。それで今日、午前中に連絡があるのでどきどきしながら待っているところです。
 猫は腎不全になりやすい動物だそうで、老衰と思っていたものにも腎不全が死因ということが多いそうです。そういえば、22歳まで生きた「ねね」(父の飼い猫)も、ガンの手術後、様子がおかしくて、脳に腫瘍が再発したものだと思い込んでいましたが、腎不全による痙攣だったのかもしれません。腎不全は最後は痙攣するそうです。
 ごまこも、高齢だから腎臓が悪いと思っていたら、多摩NTに住んでいた頃かかったM動物病院で若い頃にもかかわらずすでに、彼女は腎臓が悪いと指摘されていたのでした。最初は野良猫だったので、そういう体質になるらしいのです。食生活が問題だったのでしょうか・・・。
 治療となると、毎日の点滴ということになるのでしょうか。それでも、治療を10年も続けているケースもあるそうだから、歯槽膿漏はとりあえず諦めても、長生きしてもらいたいものです。いつもいる家族がいないことがどんなに寂しいことか、たった昨夜からのことでも痛感しています。あの陽だまりに彼女がいないことがどんなに悲しいか・・・。こちらにも書いてあったのですが、猫は精神生命力が強いそうです。今思うと、そうだったのか・・・ということがたくさんあります。人間も、そうありたいですね。頑固な動物、だからこそ、回りが早く気がつかなくてはいけなかったのです。
コメント (2)
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