ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

サントリーホールで都響

2006年03月21日 22時11分32秒 | 音楽

 今日の昼に、久し振りにサントリーホールに行きました。首都大学に勤める友人が招待券をもらったので、プログラムが魅力的だし喜んでついていきました。
 サントリーホール、実は私は柿落としのときからのお付き合いです。あのときは、内田光子さんとテイトだったかな。もう20年も経ってしまったわけですね。去年はPMFオケをゲルギエフが振るので、久し振りに行きましたっけ。今年もゲルギエフが登場です。サントリーホールは一番好きなクラシック専用ホールです。
 さて、久し振りに聴く都響、今回は広上淳一指揮マーラー4番、ほかにはモーツァルトの「パリ」とK.505のレチタティーヴォとロンド、このとき広上氏はなんと、フォルテピアノを弾き指揮もしたのです。こんな光景、滅多に見られません。今日のコンサートはものすごく楽しかった!メゾソプラノの林美智子さんも素晴らしかったし・・。
 それに、すごく面白かったのは、休憩時間にバーラウンジに人が集まっていて、「(飲み物頼むのに)並んでいるんじゃないの?」と言ったのですが、どうもそうじゃなくて、気を利かせて野球の日本VSキューバの試合のテレビを放送して人だかりがしていたのでした。私たちも一段低いところから覗いていましたが、なんと9回裏で日本が勝っている!そして最後の一球で勝負がついたときは、みんなで拍手喝采!サントリーホールでこういうことにあうとは、意外でした。粋な休憩でした。
 休憩後は、マーラー4番。モーツァルトのときよりも演奏者が増え、ハープも登場(男性でした!)。4番は最初、鈴の音から始める、とても印象的な曲です。昔群響で聴いたことがあります(メゾソプラノは白井光子さん)。とてもいい演奏でした。
 演奏前にホールの前のオー・バカナルでランチを食べました。この店は、以前、私が勤めていた原宿のパレフランセの1階にあり、本場フランスのパンを買うことが出来てとても重宝していたのですが(フランスパンのシャンピニオンがあるのは素晴らしい!)いつのまにか閉店してしまい(ビル改築で?)とても寂しい思いをしました。今日、その懐かしいオー・バカナルを見つけて、ぜひここでランチをと、スペシャルコースにグラスワイン、コーヒーで友人と楽しんだのでした。パンも売っていればなー、といっていたら、なんと隣にパン売り場があったのです。コンサート終わってから買ってかえろうと約束したのでした。
 素晴らしい演奏を聴き、野球の日本優勝をちらっと見て、そして美味しいパンを買い、素晴らしい一日になりました。
 昔は四谷からバスが出ていたのですがいまはこの便がなくなり、私は銀座線の溜池山王から歩きました。ちょっと歩きますが、新宿からは便利ですね。またぜひ、聴きに行きたいです。

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