昨夜は久し振りにカキフライをしました。我が家のカキフライは、父の遺産?のIH調理器具を使います。実は父もカキフライが大好きで、母が亡くなった後ひとり暮らしでそれでも自分で美味しく食べたいと、IH調理器具を買ったらしいのです。温度調整ができるのでとてもありがたいです。
去年、原爆ドームを見に広島に行ったとき、地元の名産をと、楽しみにして食べた広島のカキフライ、あれはがっかりでした。広島空港のレストランでしたが、どうもその場で揚げていないような衣で、失望しました。やっぱり、我が家のカキフライが一番だとそのとき痛感しました。
夫が京王ストア高尾店で購入した牡蠣は、トレイ3個で格安でしたが、数が多く、つぶもそろっていて、よかったです。ただ3皿分の衣つけには手間がかかり、うちは惣菜屋か?と、あきれるほどでした。揚げたてを食べたいのでカキフライの時はいつも、白ワインをさっさと栓抜いてもらって、つまみ食いしながら片っ端から揚げています。とにかく、上げる時間は長くしないで、予熱を考えて中をジューシーにしあげます。これがおいしいんですよ。夫は物を捨てるのを嫌うので、衣の溶き卵が完全になくなってはじめてフライ終了となります。いつも、メインの食材を揚げた後は、野菜をフライにし(昨日はグリーンアスパラの1本揚げと茄子)、最後は縦に6等分くらいにしたエリンギでお掃除です。このエリンギはとてもおいしいんですよ。夫がゴムベラでかき集めた溶き卵を、傘の内側につけます。きのこ類はフライも美味しい食べ方ですよね。そんなこんなで、揚げること小1時間、けっこうくたびれます。一緒に参加している夫は途中で、例の歯肉炎が痛くなってきたらしく(多分、喫煙と飲酒のせい)ほとんど食べてくれませんでした。がっかりです。既に酔っ払ってダウンとなりたくさん残ってしまったので、今夜も同じメニューになりそうです。揚げたものを翌日美味しく食べるには、どうしたらいいのでしょうか。困ったなー。