原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

それ、頭の良し悪しと言うよりも…

2022年08月22日 | 自己実現
 少し前に見たネット情報内に、以下の記述があった。

 おそらく若い世代の方が書かれた文章であると想像するが、以下に一部を引用しよう。


 頭がいい人と悪い人「見た目のどこにお金をかけるか」の考え方の差


 「今の会社で働き続けていいのかな?」「でも、転職するのは怖いな……」。働き方が大きく変わるなか、そんな悩みを抱える人は多いだろう。高卒から、30歳で年収1000万円超という驚きの経歴をもつ山下良輔さんは、そんな「転職迷子」たちから圧倒的な支持を得ている。山下さんは初の著書『転職が僕らを助けてくれる――新卒で入れなかったあの会社に入社する方法』で、自らの転職経験を全て公開している。
 その戦略は「外資系やコンサル業界は、学歴エリートでなくても入れる」「職歴に一貫性はなくてもいい」など、これまでの「転職の常識」を塗り替えるものばかりだ。どうしたら人生を変える転職ができるのか、どうしたらいい会社選びができるのか。この連載では本書より一部を特別に公開する。
 本書では転職面接で大事なのは、「清潔感」だとお伝えしています。
 なかでも髪の清潔感を保つうえで最も大切な「基本」は、こまめに切って、整えること。とにかくボサボサではないこと。これに尽きます。この基本さえできていれば、僕はどんな髪型だろうが、どんなシャンプーを使おうが、奇抜でなければどんなカラーにしようがあまり気にしなくていいと思います。
 奮発して表参道や原宿にあるおしゃれな美容院に行って「劇的な変化」をとげたとしても、定期的に通えなければ清潔感が継続しません。普段から印象をアップさせる効果はゼロに近い。それよりも大事なことは、1000円カットでもいいから月1くらいの頻度で定期的に切ってもらうことです。
 ボサボサに見せないコツは、次の3つです。とはいえ、美容院に頻繁には行けない……という忙しい人におすすめなのが、一部分だけのセルフカット。僕も、5000円くらいのバリカンを通販で購入し、ツーブロックにしているサイドの刈り上げ部分だけは、セルフカットしています。
・横幅を出さない
髪の毛は、サイドの髪が膨らんで、横に広がっていると不潔な印象になります。
・えりあしを短く保つ
えりあしが伸びていると髪の毛を切っていなくて「手入れを怠っている人」という印象になるので気をつけてください。
・前髪が目にかからない
前髪をつくる、つくらないは個人の趣味ですが、仕事では、目にかからない長さに保ちます。

 (以上、ネット情報より引用したもの。)



 原左都子の感想を述べよう。

 話題の趣旨が「30代で年収1000万」の方の成功例を語る内容であるようなので、要するにそういう記述なのであろう。

 一番気になるのは、いきなり「頭がいい人と悪い人」の区別論に入るところだ。  
 で、その差の結論とは、「見た目のどこにお金をかけるか」の考え方の差、だそうだ。


 いや、分かるよ。
 この私も30代の頃など(未だ独身だったが)、仕事も頑張ったが、外見(「長身スリム体形」、これは高齢域に入っている現在尚維持しているぞ!)にとことんこだわっていたなあ。
 
 とか思ったら、話題が急に「30歳で年収1000万円超」に移り…
 その山下さんとやらは、自身の経験を著書として出版することにより、その成功をゲットしたとの話ね?

 そして、「本書では転職面接で大事なのは、「清潔感」だとお伝え、なかでも髪の清潔感を保つうえで最も大切な「基本」は、こまめに切って、整えること。とにかくボサボサではないこと。これに尽きます。」

 なんですって!?!
 いやはや、“若さ”って実に可愛くていいねえ!!

 で、引き続き記述を読んでいくと、あくまでも「外見」を整えることに始終して話が締めくくられている。

 いや、確かに「前髪の長さ」って、大事だよね!
 この私も、高齢域に入って以降も「前髪」を垂らしたヘアスタイルなのだけど。


 それで、冒頭に掲げた「頭がいい人と悪い人」の結論はどうなった???

 でも、分かるよ。
 確かに年齢にかかわらず「外見を繕う」のって、結構手間暇かかるものなのよ。 手間暇のみならず、「いつも手を抜いてはならぬ!」なる覚悟も必要だね。
 この私も周囲からよく言われるのが、「どうやったら、そのスリム体形を維持できるの?」なのだが。
 口先では「特段の秘訣など無いよ」と言いつつ、1日5回は体組成計に乗って、少しでも体重が増えていると自分が許せない!気分になって、気合を入れ直しているしねえ。😖 

 まあただ、やっぱりそれと「頭の良し悪し」とは別物だよ。


 でも、ここまで書いてきて分かる気もしてきた。

 「努力」を重ねるという点では、外見を繕うのも「努力」が欠かせないものだものね。

 総合的に色んな方面で努力を重ねていくと、それがその人のプラス評価として周囲に認められるようになる、との結論かな? 


 (文字の大小にバラつきがある点、お詫びします。)