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本日サウジアラビア戦、見所  文科系

2007年07月25日 11時52分10秒 | スポーツ
本日はサッカ-・アジアカップ・サウジアラビア戦。もっとも本日の僕は娘と二人でナゴヤドーム。仕事で行かれなくなった彼氏の嬉しい代役だそうですが、キックオフに間に合うかどうか。

さて、サウジアラビア戦の見所です。
①相手は引いていて、カウンター狙いで来るでしょう。日本相手に常時中盤でつぶし合いにでるチームはアジアには先ずいません。さらに加えて、日本の現在の中盤は以前よりもっと恐れられているはず。なんせジーコ時代よりもパス回しが2段階ぐらい速くなっているのです。
なお、カウンターとはボクシング用語法と同じで敵の攻撃に合わせるように攻撃し返すこと、敵ゴールに攻め入った日本からボールを奪ってすぐに数人で一気に日本ゴールに走り、前がかった日本が手薄な内に得点するという戦法です。しかもサウジアラビアはこれがとても得意ときている。これを日本がどう潰すか、それが第1の見所でしょう。カウンターへのそのまた逆カウンターにしたりしたら、面白いけど。なお、逆カウンターって「あしたのジョー」に無かったか? と、これはともかく、この敵カウンターを潰す日本を見ているのが第1の見所でしょう。

②さて、日本の課題は得点です。優勢なのは分かっているけど、それを得点に結びつけないと、カタール戦、豪戦のようになってしまう。そこで、
A まず、日本はゴール前に身方が多いときなどには中長距離シュートを打つでしょう。そのこぼれ球をみなでひろって、得点。
B また、「クサビ戦法」も有効のはずと俊輔が語っていました。前線の誰か強い人にパスを出したのを合図にその後ろのみんなが一斉にゴール前へ走る。その強い人(これをクサビと言う。敵陣に打ち込まれたクサビという形のことだろう)は、「走り込んだ一人が前を向いた形で」ボールを渡す。そしてゴール前に数的優位を作った中へボールを送るなどで得点。ちなみに高原も俊輔も「パスをまわすだけでなく、みんながもっとゴール前に詰めないと」と語っていました。クサビはその合図、時間作りになるのです。
C さらにまた、「ポスト戦法」。敵ゴール前に背の高い身方を一人置いて、そこへクロス(横からの放り込み)などを入れる。そのバールを、そのポストが主として頭で良い場所へ落とす。それを誰かが得点。日本のポスト役は巻。豪戦の唯一の得点が彼のポストから高原が得点というものでしたね。あの時の巻は凄まじかった。体を巻にくっつけたうえに腕で巻の肩を制して前を塞いでいた敵の後ろから、頭を突き出して高原にボールを落としたのでした。多い批判がありながらオシムが巻を遣い続けるのは、前衛ながら守備の先陣も果たし、かつ攻撃手としてはこのポストができるからなんですね。高原の大成と相まって、巻のこの「技術」が勝負を決する様な気もします。

決勝相手はやはり、韓国。しかし日本が優勝で、3連覇です。大会得点王が現在4点(多分、今でも最多)の高原、MVPが遠藤か俊輔でしょう。なんせ日本は現在世界36位です。アジアの2位はもう50位近い。ただサッカーは野球と違って、得点が入りにくく、30位くらいの順位差はすぐにひっくりかえりますから、その点ご考慮を。だからこそ、将来性を考えれば「良いゲーム」であったか否かを第1に見るべきなのでしょう。その上で勝てば嬉しいのですが。
コメント (3)
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