何故か参議院選ですっかり影の薄くなったのが安全保障・憲法問題である。
しかし、「イラク特措法」が成立したのが2003年の7月26日だからちょうど四年前、それも期限切れで今年改正イラク特措法が成立して航空自衛隊の派遣が二年延長された。
中日新聞の記事では、航空自衛隊の輸送機し米兵を中心に一万人の兵士を輸送しているという。
つまり、限りない屍を積み上げて泥沼と化したイラク戦争を続ける為の死のカンフル剤の役割をしている訳だ。
そんな時、今日風の仲間から下記のようなメールを受け取った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「今朝のテレ朝で、『イラクの自衛隊機がミサイルに狙われた。どうにか回避して命中はしなかった』というニュースが大々的にとりあげられていた。しかし、他の局ではやらないし、ネット上のニュースにもない。報道統制か?何か情報があったのかな。
C130輸送機がバグダッド空港などに離発着するときに「警報が鳴ってフレアを出したり、回避行動をするというのは『よくあること』だ」と言われています。
しかし情報を出さないことを徹底している防衛省からは何も出てきません。
「今朝のテレ朝の大々的な報道」が、その後消えてしまっていること自体が変です。
空自のC130輸送機がバクダッドを離着陸する際、イラク武装勢力による熱線追尾 型のロケット砲による攻撃を避けるため、クウェート配備当初からC130がフレア を発射できるように装備訓練されているといいます。
翼賛体制化した日本のマスコミは、こういった情報をマスメディアには流しません。しかし次のような記事もありました。
空自の隊員は、任務に就くに当たり、遺書をしたためるそうです。
『中堅の隊員は「飛ぶ日には必ず自室に遺書を置いていく隊員もいる」と明
かす。
「日の丸を背負っている以上、心の支えは国民の理解と支持しかない。だか
らこそ、ありのままを知ってほしい」 政府の説明回避が、隊員たちの「覚悟」に暗い 影を落としている。』(出典:東京新聞)
また産経新聞にも次のような記事が出ています。
産經新聞(2007/07/26 08:10)
イラク支援 空自機狙い砲撃か 昨秋、熱センサー作動
http://www.sankei.co.jp/kokusai/middleeast/070726/mda070726000.htm
イラク復興支援特別措置法に基づいてクウェートを拠点にイラクで輸送支援活動を展開している航空自衛隊輸送航空隊のC130輸送機が昨秋、バグダッド空港付近を低空飛行中に、地上からミサイル攻撃を受けていた可能性が浮上した。現地ではミサイルなどの脅威情報による運航中止や、輸送機の機体のセンサーによる警報作動が日常化しているという。
空自関係者によると、昨年秋ごろにバグダッド空港近くを低空飛行中のC130の機体4カ所に付けられた熱源感知センサーが警報を発し、パイロットは機体を急旋回させた。その際、乗組員が白煙を目撃した。
白煙はその後の分析などから、地上からC130を狙って発射されたミサイルのものだった可能性が極めて高いという。防衛省は「確認できない」と一切公表を控えている。
米軍や多国籍軍などの情報によると、イラクで活動する武装勢力が持つ「地対空ミサイル」の射程は約9000フィート(約2700メートル)~約1万3000
フィート(約3900メートル)とされる。
C130はこれを避けるため、クウェートからバグダッドや北部アルビルへの飛行の際は巡航高度1万8000フィートから2万フィートを維持して飛んでいる。最も危険にさらされるのは離着陸時。イラク仕様の同機に装着されたセンサーはミサイル発射時のロケット噴射の熱源を感知、警報で知らせる。地上からの攻撃回避のためC130は熱源をそらす欺瞞(ぎまん)熱源をまき散らして急降下、急上昇で離着陸している。
空自関係者によると、感知センサーの警報は頻繁に鳴り、誤作動も多いが、その都度回避行動を取らざるを得ず、欺瞞熱源は「警報の有無にかかわらず、離着陸の際は必ず使用、安全確保に万全を期している」という。
イラク特措法による復興支援は、政府・与党が安全性を訴え、先の国会で2年間の延長が決定した。空自関係者は「危ないけれど、安全確保に全力を尽くして、懸命に任務を果たしている」と話している。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
友人のメールにもあるように、こうした情報が選挙報道一色のニュースの片隅に書かれており、見過ごしては決してならない問題である。
しかし、「イラク特措法」が成立したのが2003年の7月26日だからちょうど四年前、それも期限切れで今年改正イラク特措法が成立して航空自衛隊の派遣が二年延長された。
中日新聞の記事では、航空自衛隊の輸送機し米兵を中心に一万人の兵士を輸送しているという。
つまり、限りない屍を積み上げて泥沼と化したイラク戦争を続ける為の死のカンフル剤の役割をしている訳だ。
そんな時、今日風の仲間から下記のようなメールを受け取った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「今朝のテレ朝で、『イラクの自衛隊機がミサイルに狙われた。どうにか回避して命中はしなかった』というニュースが大々的にとりあげられていた。しかし、他の局ではやらないし、ネット上のニュースにもない。報道統制か?何か情報があったのかな。
C130輸送機がバグダッド空港などに離発着するときに「警報が鳴ってフレアを出したり、回避行動をするというのは『よくあること』だ」と言われています。
しかし情報を出さないことを徹底している防衛省からは何も出てきません。
「今朝のテレ朝の大々的な報道」が、その後消えてしまっていること自体が変です。
空自のC130輸送機がバクダッドを離着陸する際、イラク武装勢力による熱線追尾 型のロケット砲による攻撃を避けるため、クウェート配備当初からC130がフレア を発射できるように装備訓練されているといいます。
翼賛体制化した日本のマスコミは、こういった情報をマスメディアには流しません。しかし次のような記事もありました。
空自の隊員は、任務に就くに当たり、遺書をしたためるそうです。
『中堅の隊員は「飛ぶ日には必ず自室に遺書を置いていく隊員もいる」と明
かす。
「日の丸を背負っている以上、心の支えは国民の理解と支持しかない。だか
らこそ、ありのままを知ってほしい」 政府の説明回避が、隊員たちの「覚悟」に暗い 影を落としている。』(出典:東京新聞)
また産経新聞にも次のような記事が出ています。
産經新聞(2007/07/26 08:10)
イラク支援 空自機狙い砲撃か 昨秋、熱センサー作動
http://www.sankei.co.jp/kokusai/middleeast/070726/mda070726000.htm
イラク復興支援特別措置法に基づいてクウェートを拠点にイラクで輸送支援活動を展開している航空自衛隊輸送航空隊のC130輸送機が昨秋、バグダッド空港付近を低空飛行中に、地上からミサイル攻撃を受けていた可能性が浮上した。現地ではミサイルなどの脅威情報による運航中止や、輸送機の機体のセンサーによる警報作動が日常化しているという。
空自関係者によると、昨年秋ごろにバグダッド空港近くを低空飛行中のC130の機体4カ所に付けられた熱源感知センサーが警報を発し、パイロットは機体を急旋回させた。その際、乗組員が白煙を目撃した。
白煙はその後の分析などから、地上からC130を狙って発射されたミサイルのものだった可能性が極めて高いという。防衛省は「確認できない」と一切公表を控えている。
米軍や多国籍軍などの情報によると、イラクで活動する武装勢力が持つ「地対空ミサイル」の射程は約9000フィート(約2700メートル)~約1万3000
フィート(約3900メートル)とされる。
C130はこれを避けるため、クウェートからバグダッドや北部アルビルへの飛行の際は巡航高度1万8000フィートから2万フィートを維持して飛んでいる。最も危険にさらされるのは離着陸時。イラク仕様の同機に装着されたセンサーはミサイル発射時のロケット噴射の熱源を感知、警報で知らせる。地上からの攻撃回避のためC130は熱源をそらす欺瞞(ぎまん)熱源をまき散らして急降下、急上昇で離着陸している。
空自関係者によると、感知センサーの警報は頻繁に鳴り、誤作動も多いが、その都度回避行動を取らざるを得ず、欺瞞熱源は「警報の有無にかかわらず、離着陸の際は必ず使用、安全確保に万全を期している」という。
イラク特措法による復興支援は、政府・与党が安全性を訴え、先の国会で2年間の延長が決定した。空自関係者は「危ないけれど、安全確保に全力を尽くして、懸命に任務を果たしている」と話している。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
友人のメールにもあるように、こうした情報が選挙報道一色のニュースの片隅に書かれており、見過ごしては決してならない問題である。