九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

震災救援にあたって気をつけたいこと。      

2011年03月15日 20時33分42秒 | Weblog
★震災関係の記事を読んでいて、大阪の「はたひら歯科」のプログからこんな記事を見つけました。お役にたてる忠告ですご一読ください。

                          ネット虫
=================================

東日本震災はM9.0と世界最大級の地震だったようです。

津波の凄まじさもあり、

その被害実態すら発生後2日以上経った現在

「ようやくわかってきた」感があります。

こちら(大阪)の方々は、先の阪神大震災の経験がありますので、

他人事ではない、自分に何かできることはないか?と

じれている方もおられるでしょう。

今こそ、その経験をもとに、一旦落ち着くべきです。


救援について 落ち着いて、ちょっと考えよう、ということをざっとリストにしてみました。  
                         
1>不要不急の電話、携帯メールをしない
ただでさえ込み合っているトラフィックを増大させます。

被災地宛はもちろん、電話、携帯メールは糸電話みたいなもので、電話回線のリソース(いわば、限られた糸電話の糸)を浪費させてしまいます。

使うならPCメールやtwitter,skypeなどインターネット経由にしましょう。(インターネットはもともと世界のどこかに情報経由して届くので、リソースの少ない被災地に負担を強いることは多分ない、でしょう。)

2>送るなら現金を
阪神大震災では「善意の救援物資」の仕分けなどで、最も重要な「人的資源」を浪費してしまいました。

さらに倉庫を埋めた「今使えない未分類の救援物資」が「今欲しい救援物資」の妨げにさえなりました。

また、それらが実際に使えなかったことも多くあったと聞きます。

「個人が送る救援物資は嫌がらせにも等しい邪魔物」であると認識し、送るなら現金を送りましょう。(表現キツくて申し訳ありません。)

また、小額を役場などに送って、その記録などここでも貴重な人的リソースを浪費しないように、「確かな」団体が義捐金の募集をするのに応じるのが良いと思います。

3>衣食住を自己完結できるか、用意できる準備がないなら、ボランティアに行かない
衣食住を自己完結で用意できる組織は、日本には自衛隊しかありません。

消防警察など自己完結できない組織は、出先の自治体などと協議をして、衣食住を準備するようにして救援に行っていると思います。

今回は被災地が遠いので、レアケースだとは思うのですが
「勝手にボランティアに行く」ことをして、被災者の食べる食事を食べてしまい、被災者の寝る場所で寝てしまうことなどは厳に控えるべきです。

しかるべき機関が「ボランティアの衣食住の準備ができました、お力をお貸しください」と言われてから行動しても遅くないでしょう。これだけの災害ですから、必ず機会は来ます。

(今はそういう方も少なくなったと信じたいのですが、先日の災害対策地域説明会で、「阪神大震災で思い立ってボランティアに行って、なかなか被災地にたどり着けなかった」という方が自慢げに?お話を披露されかかっていたので、あえて書きました。)



はたひら歯科医院長
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石原都知事の「津波は天罰」発言に抗議を 石原都知事の「津波は天罰」発言に抗議 を

2011年03月15日 19時58分25秒 | Weblog
平和遺族会事務局の佐々木です。

昨日の石原都知事の「津波は天罰」発言に抗議を。謝罪・発言撤回、都知事辞任、知事選不出馬を要求しよう。

ぜひ、石原都知事に抗議の声を集中してください。

<抗議先>都庁都民の声課
電話03-5320-7725(直通)、都庁代表電話03-5321-1111
FAX03-5388-1233
メールは都庁のHPの都民の声へ
=======================================

▼東日本大震災:石原知事「津波は天罰」 毎日新聞 3月15日

 東京都の石原慎太郎知事は14日、東日本大震災に関連し「我欲に縛られ政治もポピュリズムでやっている。それが一気に押し流されて、この津波をうまく利用してだね(日本人の)『我欲』を一回洗い落とす必要がある。積年たまった日本人の心のあかをね。これはやっぱり天罰だと思う。被災者の方々、かわいそうですよ」と発言した。蓮舫節電啓発担当相から節電への協力要請を東京都内で受けた後、記者団に語った。災害を「天罰」と表現したことが、被災者や国民の神経を逆なでするのは確実だ。
 石原氏は「天罰」発言の前段として「去年1番ショックだったのは、おじいさんが30年前に死んだのを隠して年金詐取する、こんな国民は世界中に日本人しかいない」と述べていた。【青木純】

 「天罰」発言について石原氏は、14日夕に都庁で行った記者会見で「『被災され方には非常に耳障りな言葉に聞こえるかも』と(前置きで)言ったじゃないですか」などと釈明したが、実際には発言していない。
 発言の真意については「日本に対する天罰ですよ、これはをどう受け止めるかという問題なんですよ。大きな反省のよすがになるんじゃないですか」と持論を展開。「それをしなかったら犠牲者たちは浮かばれないと思いますよ」と述べ、撤回しない考えを示した。【石川隆宣】


▼ 「大震災は天罰」「津波で我欲洗い落とせ」石原都知事 朝日新聞 3月15日

 石原慎太郎・東京都知事は14日、東日本大震災に関して、「日本人のアイデンティティーは我欲。この津波をうまく利用して我欲を1回洗い落とす必要がある。やっぱり天罰だと思う」と述べた。都内で報道陣に、大震災への国民の対応について感想を問われて答えた。

 発言の中で石原知事は「アメリカのアイデンティティーは自由。フランスは自由と博愛と平等。日本はそんなものはない。我欲だよ。物欲、金銭欲」と指摘した上で、「我欲に縛られて政治もポピュリズムでやっている。それを(津波で)一気に押し流す必要がある。積年たまった日本人の心のあかを」と話した。一方で「被災者の方々はかわいそうですよ」とも述べた。 石原都知事は同日夜の会見で「天罰との発言を撤回するか」と問われ、「そうじゃない」と否定。「日本人の我欲が政治を左右している。こういうものを打破しないと日本は立ち上がってこない、ということで申し上げた」などと説明した。石原知事は最近、日本人の「我欲」が横行しているとの批判を繰り返している。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝鮮日報より   らくせき

2011年03月15日 19時05分26秒 | Weblog
朝鮮日報が、地震に関連して、こんな記事を載せています。

11日の大地震で日本人が示した配慮と市民意識に、世界が感嘆している。
外信各社は日本人の忍耐と秩序を「人類精神の進化」と称賛した。
足を痛めたけが人は、救助隊が到着すると、
申し訳なさそうに「私よりもっと大変な人がいるんじゃないか」と尋ねた。
生活必需品が不足しても略奪の事態は起こらず、
スーパーの前には数百メートルもの行列ができたが、割り込みはない。
東京電力は、14日から地域ごとに輪番で電気を止める計画停電を行うと発表したが、
当日午後まではそのまま電気を供給していた。
地下鉄各社が運行を制限し、市民が家庭や職場で節電に務めたからだという。
インターネットユーザーは「パチンコや遊興業の社長さん、少しだけ我慢しよう」
というメッセージを送った。

          

外国のメデイアが指摘する、こうした国民こそが、
日本のホントウの財産なのかもしれない。

せめて募金をしよう。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

原発事故の深刻さは、「レベル6」?!     只今

2011年03月15日 17時03分36秒 | Weblog
 この国の「官財」は、この国難にどう対処しているか。  
 東電(財界)の発表は、例えば「職員を退避させた」ではなく、「職員を移動させた」という真実隠蔽言語を乱発し、水素爆発発生の政府官邸への報告は1時間後といった行為にみられるように、徹底的な責任回避主義に一貫されている。
 霞が関官僚(保安院)はどうか。テレビに登場の学者と同じく、危険度の情報開示を最小にしようとする姿勢に貫かれている。
 これは両者とも、これまで原発推進を先端で゜担ってきた当事者だからやむを得ないという声(テレビコメンター)もあるが、この事態では、それは許されない。
 求められるのは、積極的な情報開示である。しかし先程のテレビで某学者は、まだ「レベルはまだ5といっていい」と言い張っていました。
 
 しかしフランス核安全局のラコスト局長は、この事故をどうみているか。
 ラコスト局長は、日本の関係者と話したとしたうえで「スリーマイル島のレベル5を上回り恐らくレベル6にあたる感覚を持つ」(AFP通信)
 
 日本が立ち直ったのは、あの「3、11」が契機となり、転回点だった!
 と言われる日がくるかどうか。
 しかしそうなるためには、私たちのライフスタイルを根本的に変えなければなりません。これが出来るか、どうか。
 試されているのは、私たち一人一人!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

 太平洋戦争関連の右翼言辞の数々  文科系

2011年03月15日 00時07分20秒 | 歴史・戦争責任・戦争体験など
 今日は、これだけの右翼の言い分を扱います。
1 アジアのため、または自衛戦争だった。
2 米「ハルノート」の暴虐な内容が開戦の引き金になった。あれでは、日本が怒って当たり前である。
3 天皇に戦争・政治責任は無い。
4 占領下憲法は無効であるというのが国際常識である。

1について
 征韓論が起こりそれによる「朝鮮出兵決定・取りやめ」の政変があってから韓国併合まで約40年。併合にそれだけの抵抗があったということだ。その間、独立国・朝鮮を押さえつけるためにどれだけの人を殺したろうか? その後の満州侵略、中国侵略までを含めると70年の流れの全てを「西欧から強いられたもの」とするのはあまりにも無理があり、主体性無しのご都合主義と言うべきだ。「アジアのため」は、ムシが良すぎるということを示している。
 
2について
 あれは1国務長官の覚書にしか過ぎない。それを最後通牒という口実として扱って、しゃにむに不意打ち太平洋戦争に走ったに過ぎない。ハルノートが来たのは11月26日。開戦は12月8日。ハルノートなんて、もうとっくに戦争準備を終えてしまって、最後の最後の「アメリカの準備が整わないうちにしゃにむに戦争、「不意打ち開戦の口実」にされただけだと分かる。日本はもう、9月6日(後述)か、遅く見ても11月5日の御前会議で開戦を決めていた。でもこのことは徹底的に分からないようにしていた。11月5日の御前会議自身が終戦直後もまだ、アメリカには秘密にされていたのだから。なお、一国務長官の覚書が最後通牒になるならば、大統領は要らない理屈になる。

3について
 開戦にも終戦にも、天皇が最終決断を下している。開戦については9月6日の御前会議の原案を陸軍参謀総長、海軍軍令部総長と話し合ったこういう資料が、海軍に残っていた。
『海軍の資料によれば、9月5日の両総長による内奏の際、「若し徒に時日を遷延して足腰立たざるに及びて戦を強ひらるるも最早如何ともなすこと能はざるなり」という永野軍令部総長の説明のすぐ後に、次のようなやりとりがあった(伊藤隆ほか編『高木惣吉 日記と情報(下)』)。
 御上[天皇] よし解つた(御気色和げり)。
 近衛総理 明日の議題を変更致しますか。如何取計ませうか。
 御上 変更に及ばず』
(岩波新書日本近現代史シリーズ第6巻、吉田裕一橋大学大学院教授著「アジア・太平洋戦争」より)
ここに言う「変更」とは、翌日の御前会議の原案の原案「開戦準備第1、外交交渉第2という優先順位」を入れかえるというものである。それまで対米交渉を優先していた近衛内閣が総辞職したのは翌10月のことだった。
   
4については、こんな文章を僕はコメントとしてここに書いた。
 『「占領下の日本国憲法は無効」という理屈には、学会などでもこういう反論が出ているはず。
 敗戦後の政治状況は一種の革命状態とも見ることが出来る。天皇制下の過去が全否定されて、新しい憲法が熱狂的に国民に迎えられたあの雰囲気がそれを示している。これも当然のことであって、「現人神を統治者として、憲法他、国の全てがこれに依拠した政治体制」が大破綻を来し、子どもでさえが「先生や親、大人が私たちを騙していた」と叫び始めたのだから。押し付け憲法ではなく、当時のアメリカの助けを借りざるをえなかった「革命憲法」です。革命憲法は合法です。米軍ではなく、国民が決めたんです。
 なお、日本国憲法を破棄して新憲法を作り直せというその手続は、旧憲法、つまり大日本帝国憲法でやれということになるはず。天皇の名前で? 冗談でしょう、そんなこと、当時の国民が許すわけがない。だから革命なんです。南洋の兵士を見捨て、沖縄を見捨て、ポツダム宣言を受けずに原爆まで招いた「統治」者、昭和天皇。写真で見たのだったか、当時のデモのプラッカードにもありましたね。
「朕は鱈腹食ってるぞ。汝、臣民飢えて死ね」
 そんな雰囲気であなたなら、「明治憲法体制で、新憲法を作り直せ。天皇に新憲法を与えて貰え」って、言えました? バカじゃないかと、笑われるだけ。歴史は、その時の状況、感覚でも、考えて下さい』 
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする