★震災関係の記事を読んでいて、大阪の「はたひら歯科」のプログからこんな記事を見つけました。お役にたてる忠告ですご一読ください。
ネット虫
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東日本震災はM9.0と世界最大級の地震だったようです。
津波の凄まじさもあり、
その被害実態すら発生後2日以上経った現在
「ようやくわかってきた」感があります。
こちら(大阪)の方々は、先の阪神大震災の経験がありますので、
他人事ではない、自分に何かできることはないか?と
じれている方もおられるでしょう。
今こそ、その経験をもとに、一旦落ち着くべきです。
救援について 落ち着いて、ちょっと考えよう、ということをざっとリストにしてみました。
1>不要不急の電話、携帯メールをしない
ただでさえ込み合っているトラフィックを増大させます。
被災地宛はもちろん、電話、携帯メールは糸電話みたいなもので、電話回線のリソース(いわば、限られた糸電話の糸)を浪費させてしまいます。
使うならPCメールやtwitter,skypeなどインターネット経由にしましょう。(インターネットはもともと世界のどこかに情報経由して届くので、リソースの少ない被災地に負担を強いることは多分ない、でしょう。)
2>送るなら現金を
阪神大震災では「善意の救援物資」の仕分けなどで、最も重要な「人的資源」を浪費してしまいました。
さらに倉庫を埋めた「今使えない未分類の救援物資」が「今欲しい救援物資」の妨げにさえなりました。
また、それらが実際に使えなかったことも多くあったと聞きます。
「個人が送る救援物資は嫌がらせにも等しい邪魔物」であると認識し、送るなら現金を送りましょう。(表現キツくて申し訳ありません。)
また、小額を役場などに送って、その記録などここでも貴重な人的リソースを浪費しないように、「確かな」団体が義捐金の募集をするのに応じるのが良いと思います。
3>衣食住を自己完結できるか、用意できる準備がないなら、ボランティアに行かない
衣食住を自己完結で用意できる組織は、日本には自衛隊しかありません。
消防警察など自己完結できない組織は、出先の自治体などと協議をして、衣食住を準備するようにして救援に行っていると思います。
今回は被災地が遠いので、レアケースだとは思うのですが
「勝手にボランティアに行く」ことをして、被災者の食べる食事を食べてしまい、被災者の寝る場所で寝てしまうことなどは厳に控えるべきです。
しかるべき機関が「ボランティアの衣食住の準備ができました、お力をお貸しください」と言われてから行動しても遅くないでしょう。これだけの災害ですから、必ず機会は来ます。
(今はそういう方も少なくなったと信じたいのですが、先日の災害対策地域説明会で、「阪神大震災で思い立ってボランティアに行って、なかなか被災地にたどり着けなかった」という方が自慢げに?お話を披露されかかっていたので、あえて書きました。)
はたひら歯科医院長
ネット虫
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東日本震災はM9.0と世界最大級の地震だったようです。
津波の凄まじさもあり、
その被害実態すら発生後2日以上経った現在
「ようやくわかってきた」感があります。
こちら(大阪)の方々は、先の阪神大震災の経験がありますので、
他人事ではない、自分に何かできることはないか?と
じれている方もおられるでしょう。
今こそ、その経験をもとに、一旦落ち着くべきです。
救援について 落ち着いて、ちょっと考えよう、ということをざっとリストにしてみました。
1>不要不急の電話、携帯メールをしない
ただでさえ込み合っているトラフィックを増大させます。
被災地宛はもちろん、電話、携帯メールは糸電話みたいなもので、電話回線のリソース(いわば、限られた糸電話の糸)を浪費させてしまいます。
使うならPCメールやtwitter,skypeなどインターネット経由にしましょう。(インターネットはもともと世界のどこかに情報経由して届くので、リソースの少ない被災地に負担を強いることは多分ない、でしょう。)
2>送るなら現金を
阪神大震災では「善意の救援物資」の仕分けなどで、最も重要な「人的資源」を浪費してしまいました。
さらに倉庫を埋めた「今使えない未分類の救援物資」が「今欲しい救援物資」の妨げにさえなりました。
また、それらが実際に使えなかったことも多くあったと聞きます。
「個人が送る救援物資は嫌がらせにも等しい邪魔物」であると認識し、送るなら現金を送りましょう。(表現キツくて申し訳ありません。)
また、小額を役場などに送って、その記録などここでも貴重な人的リソースを浪費しないように、「確かな」団体が義捐金の募集をするのに応じるのが良いと思います。
3>衣食住を自己完結できるか、用意できる準備がないなら、ボランティアに行かない
衣食住を自己完結で用意できる組織は、日本には自衛隊しかありません。
消防警察など自己完結できない組織は、出先の自治体などと協議をして、衣食住を準備するようにして救援に行っていると思います。
今回は被災地が遠いので、レアケースだとは思うのですが
「勝手にボランティアに行く」ことをして、被災者の食べる食事を食べてしまい、被災者の寝る場所で寝てしまうことなどは厳に控えるべきです。
しかるべき機関が「ボランティアの衣食住の準備ができました、お力をお貸しください」と言われてから行動しても遅くないでしょう。これだけの災害ですから、必ず機会は来ます。
(今はそういう方も少なくなったと信じたいのですが、先日の災害対策地域説明会で、「阪神大震災で思い立ってボランティアに行って、なかなか被災地にたどり着けなかった」という方が自慢げに?お話を披露されかかっていたので、あえて書きました。)
はたひら歯科医院長