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参院選の最大焦点   文科系

2016年06月07日 05時19分43秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)

 参院選の最大争点は言うまでもなく「安保法制」。これでもって日本憲政史上にかってない内容と規模で、野党共闘が実現したのだから。かねてから他党に「独善」と煙たがられてきた日本共産党には、是非以下の事を切望したい。

「ここでこそ、頑張れ!」、「これこそ、『独善にあらず、ただ国民のため』という証明」

 別に書いたエントリー『イラク戦争日本参戦の検証を! 2016年5月21日』、これににつけたコメント二つを再掲したい。いつものように、若干の補足修正をして。

  『 参院選の焦点は (文科系) 2016-06-03 11:48:21

 僕の、参院選の最大焦点はこのエントリー。いやしくも選挙方針というならば、長期的・全面的に国民生活を大きく左右するという意味で戦略的な問題こそ焦点にすべきだ。目前、目先のことに流されるのがポピュリズム政治である。

 憲法改悪、安保法制問題では、何よりも、上(のエントリー)のようなイラク戦争の総括。初めて成った一人区統一候補という野党共闘も安保法制から生まれたのだから、そして、安保法制問題の中でも、イラク戦争日本参戦にこそ自民党政権の罪が全て集約されているのだから。
 さらに、イラク戦争日本参戦のような過去の重大実績行為を暴けずに、関連する未来を暴ける訳がないと愚考する。過去は事実論議であり、未来は約束論議である。そして、未来については政治家の口では何とでも言えるというのが、国民には常識になっているはずだ。実力がなくて「約束が実現できない」ことよりも、原発政策のように約束と真逆なことをする「実行力」の方が遙かに怖いのであるが。』  

『 安保法制日本の将来=アメリカの現在 (文科系) 2016-06-07 04:51:42
 
 この参院選の焦点は、標記のことをこそ野党が描き、語り切ることだと思う。安保法制で日米軍事・政治が一体になろうとしたことからこそ、かってない野党共闘が生まれたのだから。

「安保法制下の日本の将来は、今のアメリカを観れば分かる」

 今のアメリカは8000兆円の国家累積赤字を積んできた国。それでいてなお、年間軍事費を6000億ドル以上も使う国。さらには、エントリーにもあるように、こんなに莫大な軍事費を「嘘の理由イラク戦争」に費やして、国旗に真っ黒な泥を塗って来た国。こういうやりかたが財政的のも限界に達したからこそ、「片棒を担げ」と、日本に強要、約束させたのが安保法制である。

 さて、こんな新事態が日本国民によいことはなにもないというのは、既に明らか。この両国、「パナマ文書」を見れば誰でも分かるように、こういう借金を全部、莫大な内部留保のある企業、「1%」から取るのではなく、消費税という日本「99%」からの大衆課税で補っていこうとしているのである。それも、不安定雇用者ばかりが増えてきたそういう国民からの大衆課税! ここに莫大な軍事費のツケを回すというのは、2重に酷い搾取という他はないと愚考する。』

 イラク戦争日本参戦をしっかり振り返れば、安保法制とはあのような事態を繰り返すことだと肝に銘じたい。イラク戦争のように莫大な金を使ってアメリカの命じるままに世界の人々を殺すことにしかならないだろう。世界の軍事・経済超大国と大国とが二つ連むということは、そういうことである。自国を守るのではなく「守るためにも」と叫んで、地球の裏側まで攻めて行ったのである。それも、開戦理由であった「大量破壊兵器」は存在しなかった。つまり、マスコミが叫び続けた開戦理由そのものが嘘だったのである。このようなことが「ご免」で済めば、「神も仏もないものか?」ということになる。彼らがよく口にする神とは一体、どんな神なのだろう。

コメント (24)
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