九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

戦術メッシVSクロアチア 1970

2018年06月21日 19時32分37秒 | Weblog
予選リーグ屈指の好カード。開始時間だけがクソwww

初戦でドン引きアイスランド相手に予定通り苦戦したアルゼンチン。アグエロがいようがディマリアがいようがとにかく戦術メッシ。
一方のクロアチアは初戦快勝。中盤の底にモドリッチとラキティッチを並べゲームを終始コントロールした。

まあ普通に考えれば0-1か1-2でクロアチア勝利だろう。
ここまでの試合見てるとロシアのスタジアムの芝は長くて重くてドリブルやパスを多用するチームには不利なピッチになってるよな。
乾のドリブル見ててもボールが本人が思ってるように転がらない。せっかく、ドリブルデザイナーにコーチング受けたのに苦しいドリブルになっている。

アイスランド戦を見ても同じ感じがした。パススピードがイメージより遅くなり足元で受ける回数が多い。そして重度のメッシ依存w
仕方ないけどね。アルゼンチンじゃ生き神様だから。南米予選プレーオフも散々追い込まれた処からハットトリックなんだから。
そのメッシ相手にクロアチアがどうゾーンで守るか?
試合中の殆どを歩いてるメッシにマンマークは難しい。結局ゾーンになる。
逆にアルゼンチンはディマリアやアグエロがメッシの為にどれだけスペースを作れるか?
ポルトガルの真似してもう少し後ろに引いちゃえばいいとも思うけどね。ポルトガルは重心をかなり後ろにしてCR7にスペース作って成功してる。あれはメッシにも向くはず。

アルゼンチンの命運が決まる一戦なんで非常に楽しみ。

21時からやれ!www
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ニシノジャパン(22) 長谷部誠の偉業について  文科系

2018年06月21日 06時07分18秒 | スポーツ
 日本では長谷部誠が過小評価されていると思えてならない。これもサッカー後進国における「守備文化の欠如」(最初にこれを指摘したのは、日韓W杯ではじめて一次リーグ突破を果たしたトルシエ監督だと覚えている)によるものと観てきた。ドイツにおける彼の実績を中心に、そのことをいま、振り返ってみよう。それぞれの時代の世界的サッカー王国におけるこれだけの実績を持った日本人は、中田英寿以外にはいないと、声を大にして主張したい。

①ドイツ移籍2年目の08~09年にボルフスブルグのレギュラー・ボランチとしてリーグ優勝を成し遂げた。この年、ドイツキッカー誌選出の「ベスト11」に選ばれている。この優勝の前年1年間に、鬼監督フェリクス・マガトの軍隊式トレーニング・メニュを完全消化して、日本人離れした強い身体を作り上げたその成果が2年目に顕れたというのは、有名な話である。

②以来10年ほとんどレギュラーを張り続け、本年5月19日には3チーム目のフランクフルトにおいてドイツカップ優勝をも成し遂げている。この時の相手がドイツチャンピオンチーム・バイエルンミュンヘンで、ボランチ、リベロと二つの役割を演じて守備の要の大活躍。2得点したエースとともに、ゲーム最高評価点を残す二人となった。なおこのバイエルンミュンヘンには、コロンビアのロドリゲスもポーランドのレパンドフスキーも出ているのだから、彼らも長谷部には一目置いていることだろう。

③南ア、ブラジル、ロシアと三つのW杯に出場し、いずれも代表キャプテンを勤めてきた。

 どうだろう。サッカー王国のトップチームにおけるレギュラーかつ優勝経験とか、三連続のW杯主力とキャプテンとかを見ると、僕はどうしても中田英寿を思い出すのである。それも、日本人が伝統的・世界的に優秀といえる攻撃的ミッドフィルダーではなく、守備的中盤、時にセンターバックやサイドバックさえ任される長谷部は、僕には異人種にさえ見える。つまり、大変な才能と正しい努力が伺われるということだ。彼自身もまた攻撃的中盤として出発した選手のはずなのに、こういう境地を切り開いてきたのである。

 W杯を観るならば、こういう長谷部のプレーをもっともっと見ようではないか。それも、アジアでさえ日本選手が比較的苦手であり続けてきた潰し(の組織)のプレーを。サッカーとは、繋ぎと潰しを組織的に繰り返すゲーム。繋ぎが弱ければ得点できないし、潰しが弱ければ失点を食らう。ただし、繋ぎと潰しのこの弱さといっても、相手あってのその都度相対的なもの。潰しが苦手なチーム相手には、繋ぎが比較的苦手なチームのその繋ぎも通用するかもしれないし、同じように苦手な潰しでも通用する同格の繋ぎ相手もいるだろう。そんなこんなすべてひっくるめて、「日本には守備の文化がない」とは潰しがあまり観られていないということだ。サッカーで潰しを観ないとは、ピッチャーを観ない野球観戦に等しい。日本サッカーがなかなか強くならない一因にもなっているはずだ。
 それにしても日本では、なぜ攻撃的中盤ばかりに良い選手が出るのだろうか? この典型が宇佐見だが、ドイツではけっして高い評価を受けていない。繋ぎの選手ならなによりも柴崎のようにゴール直結性に優れているべきだが、サッカーのゴール直結性とは組織的な問題だということだろう。パスにせよドリブルにせよ、ただボールが運べるだけではだめだということだろう。 常にゴールから逆算して次のプレーを選択する習慣とでも呼ぶべきものだ。
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「炎と怒り」の今⑤  文科系

2018年06月21日 04時34分41秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など
 自分の疑惑に大統領強権発動とは、遅れた国の首長がよくやる手口。トランプはすでに、大統領就任前からその選挙そのものへの疑惑を抱えているのである。ロシア疑惑だ。これのもみ消しに使った手口がこの本にはかなり立ち入って描かれている。トランプによる検察や司法への強引過ぎる介入は、従来の政治家の節度を超えたような荒技もあった。なおこの問題における2018年の最近況は、いったん沈静という妙な決着が成立したようだ。大統領選挙結果そのものが不正となっては、アメリカ政治への信頼が根こそぎになるという危惧からだろう。が、こういう不正疑惑は、ブッシュ当選の時にもすでに上がっていたと記憶する。


【 「炎と怒り」の今⑤  文科系 2018年04月13日

 この本のその後や結末に当たる重大な新聞記事二つが昨日載っていたから、その記事と本の内容とを照合してみたい。神が「炎と怒り」を示すような所業が、今尚続いているということである。

 一つは、「米下院議長が引退表明 ライアン氏 中間選挙 出馬せず」。
 これは以前の共和党副大統領候補にもなった人物で48歳とまだ若い。この本によると、こんな立場、人物ということになる。
『2016年春の時点でも、ライアンはなお共和党の候補者指名でトランプに対抗できる位置にあり、このころにはそうできる唯一の人物になっていた』
『だが、ライアン本人はもっとしたたかな計算をしていた。指名はトランプにとらせたうえで、本選で彼に歴史的な敗北を味わわせる。そうなれば当然、ティーパーティー=バノン=ブライトバード(バノンの新聞社)一派は一掃される。その後は誰の目にも明らかなリーダーとして自分が党を主導していく、というシナリオだ』
 こういう、初めはトランプを馬鹿にしていた人物が、当選後はトランプ政権に急接近。法案作りなどにも協力して来た。それが今、引退。トランプと違って非常なやり手だそうだから、素人が共和党を引っかき回したり、大統領府内部の家族支配などの政権内情を知ったりして、もうやる気が失せてしまったのではないか。


 もう一つの記事の見出しは、こうだ。
『特別検察官の解任「米大統領に権限」報道官が見解』
 トランプのロシア疑惑に関わるニュースなのである。大統領選挙中からこれを調べていたコミーFBI長官を、トランプは首にしてしまった。この本に書いてあるその場面をご紹介すると、こうなる。
 この解任は、バノンを初めとして周囲のほとんどが反対したもの。それを押し切って一人で密かに決めて、解任通知書を自分のボディガードにFBI長官室に直接届けさせるという方法が採られた。通知書の最も肝心な部分には、こう書いてあった。
『これにて貴殿は解任、免職とする。本通知は即刻発効する』
 大統領首席補佐官らは、今後のことをすぐにこう考えたのだそうだ。
『「となると、次は特別検察官だ!」五時前にこれから何が起きるかを知らされたプリーバス(首席補佐官)は呆然とし、誰に聞かせるともなくそう言ったという』

 この歴史上なかったような暴挙以降の成り行きは、司法省が特別検察官を任命し、彼にロシア疑惑を捜査させることになる。事実として、後に司法省は、元FBI長官のロバート・モラーを任命したわけだ。

 さて、昨日の新聞記事は、こういうモラー検察官に対して「こうやれば首に出来るんだぞ!」とばかりに、トランプがわざわざ記者会見発表をさせたということなのだ。新聞記事中にはこんな一文があった。
『米CNNテレビは十日、トランプ氏がローゼンスタイン司法副長官の解任を検討していると報じた。トランプ氏はモラー氏を直接解任できないが、副長官を解任し、後任者にモラー氏解任を間接的に指示することは理論的には可能である』

 コミーと言い、モラーに対してと言い、法理念を無視して、その間を擦り抜けるような荒技ばかりが続いている。まさにトランプらしく、こんな所がネット右翼らに人気が高い理由なのだろう。】
コメント (1)
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