たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

秋のプリンス・エドワード島への旅_5日目

2014年03月15日 15時28分01秒 | プリンスエドワード島への旅



2012年10月17日(水)キングス地区

ようやく晴れ。起きた時は体がおもかったが、青空に気分があがってくる。
9時過ぎ、日本人ガイドのHさんとドライバーはRさんに変わっている。
昨日よりも気温は低いそうだ。
着込み方がちょっと足りなかったかな。

2号線をひた走って、エルマイラ、そしてイースト・ポイントを目指す。

2号線は島を横断している高速道路、といってものどかだ。
車窓の紅葉の色あざやかさと、どんどん流れて移ろい行く雲に感激しっぱなしだ。
だって、すごくきれいだ。穏やかな景色と雲をみて喜んでいるなんて、人によっては
すごく退屈なのに笑っちゃうなあ、とガイドさんと笑いあう。
そういう人でよかったとガイドさんも楽しんでいるようだ。

セント・ピーターズ村のガソリンスタンドでトイレ休憩。色々な日用品やパン、お菓子、手作りクッキーなど売っていてゼネラルストアのようだ。(写真家の)吉村さんおすすめの場所のひとつ。写真でみたような白い教会をいくつもみかけた。実にきれいだ。

グリニッジ国立公園へ。
風が吹きすさんですごく寒い。
全てCloseで誰もいない中、トレイルを少し歩いてみる。
ラズベリーの実がなっている。お花も咲いている。
こんなに寒いのに。空が高くってきれいだ。
ベリーやお花の写真をいっぱい撮った。
10月なのに、こんなに寒いのに、不思議でたまらない。
楽しくってたまらない。

セント・ピーターズ村に戻って、再びガソリンスタンドでトイレを借りる。
リンゴ2個とパンを買う。
ここから先トイレもしばらく行けない。

16号線、北海岸沿いの一番淋しい所をひた走る。北の海の厳しさを感じさせる色合いだ。
雲は遠く遠く流れている。
くもったり陽がさしこんだり、なんとも不思議だ。

エルマイラ駅舎あと。残念ながらClose。『赤毛のアン』の映画で、アンがマシューを待つブライト・リバー駅はここをモデルにしている。こんな所で待っていたんだなあと思うと、空想の中のことではあるが感慨深い。

お花(ハマナス)が咲いている。ハロウインパーティの準備も進んでいるようで、なんとも楽しい。大人が楽しんでいるそうだ。
風は芯から冷たい。
さらに北、イースト・ポイントへ。
海の色はきびしく、北の果て、北海道の稚内に来たようだ気分だ。
こんな寒い時に物好きなお仲間のおじちゃん、おばちゃんがいた。
(お互いにハーイ、っていう感じだった。)

水平線遠く彼方、何層もの色合い、すごくきれいだ。



車の中から撮っているのでぶれぶれですが、2号線、車窓からの景色です。


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16号線の北海岸の景色です。

 ↓




上の写真とこちらは、グリニッジ国立公園のラズベリーです。



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5日目はまだ続きます。


そろそろ

2014年03月15日 14時53分25秒 | 日記
ブログや手帳の記録を読み返してみると、わたし窒息しそうになりながらも、生活があるので
一生懸命がんばってきたんだなあと思います。

詳しくは書けませんが、非正規という雇用形態の中で、ずっとここにいたいかときかれるとそうでもない、わからない、でも生活があるし、次にどこに行けばいいのかがわからないので今すぐには動けない。長くいればいるだけ、周囲もわたし自身もいつしかそこにわたしのいることが当たり前のようになってしまい、根っこが生えてしまってなかなか抜けだせなくなってしまっていた。かといって正規雇用への転換が向こうからくるわけでもなく、上司は2-3年ごとに変わっていく中で、わたしが何をやっているのか、ちゃんとわかっている人はいなかった。オーバーワークの時期も見過ごされたまま、お互いにずるずるときてしまった。わたし自身、息苦しさを感じつつも、どたばたときてしまった。震災のあとは組織替えにうんざりしてぐらぐらになっていたのに、目の前の生活があるので、自分をだましだまし、やり続けてしまった。がんばってしまった。非正規の雇用形態がそれを可能にしてしまった。色んな意味で中途半端だった状態が今回のことになったと思う。こういう時は来るべくしてきた。ただ手順は間違っている。ここを確認するためのに行政の仕組みはあまりにも弱過ぎることがわかって愕然としている。すかすか、弱い立場の者は守られていないことがいやというほどわかった。でもまだ手立てはあるのでもう少しふんばってみる。泣き寝入りしている人がたくさんいるのが現状だそうだ。少しでも声をあげていきたい。ふらふら、中途半端な自分と向き合わなければならないのできついがあとひとふんばり・・・。


根っこを生やしてしまった所からの転換は簡単ではない。
まずは精算。その後でどうすればいいのかはわからない。
考え込み始めるとぐるぐると空回りするばかりで、ぬけだせなくなってしまいそうだ。

呑気なのかもしれないが、がんばりすぎてしまったので、いろんな意味で棚卸をまずしたい。
いろんなものがグチャグチャ状態。
少し風通しをよくした先にみえてくるものがあると、今は信じることにしようと思う。